浅草の老舗"神谷バー"を徹底取材！文豪が愛した「電気ブラン」おすすめの飲み方を紹介

【目次】浅草の老舗"神谷バー"を徹底取材！文豪が愛した「電気ブラン」おすすめの飲み方を紹介

神谷バーとは

神谷バーへのアクセス

神谷バーの雰囲気や混雑具合、使用可能な決済方法について

神谷バーの「電気ブラン」定番の飲み方

電気ブラン＋アサヒ生ビール

電気ブランサワー

電気ブランの通販について

神谷バーとは

「神谷バー」は、浅草の一丁目一番一号に所在する日本初のバーです。

明治13年に創業し、明治45年に「神谷バー」と屋号を改めて以来、多くの人々に愛され続けています。

また、明治15年からはバーの営業だけではなく、酒類の製造販売も行っており、特に「電気ブラン」は浅草名物として有名です。

「電気ブラン」は、ブランデー、ジン、ワインキュラソー、薬草等をブレンドしたオリジナルのアルコール飲料。

アルコール度数が高く、ほんのり甘い香りが特徴です。

名称の由来は、ブランデーのビリッとした飲み口と、目新しいものには「電気」をつけて呼ぶ当時の風潮からきているそう。

味も名前もハイカラな電気ブランは、流行り物が大好きな浅草の人々の心を掴みました。

多くの著名人に愛された「神谷バー」ですが、明治から昭和にかけて活躍した文豪も足繁く通ったことで知られています。

太宰治作「人間失格」では、「酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはいない」という一説が登場するほど。

また、井伏鱒二の「掛け持ち」という短編小説にも、電気ブランを愛する登場人物の様子が書かれています。

銀座線 浅草駅の構内には、神谷バーの広告も。

今も昔も浅草の顔として庶民に愛される社交場になっています。

現在、神谷バーは三階建てになっておりそれぞれ違うコンセプトを楽しめます。

一階は、一人でも食事やお酒を楽しめるビアホールスタイルの「神谷バー」。

二階は、家族や友達と食事するのに最適な「レストラン カミヤ」。

三階は、鍋料理やお刺身、天ぷら等の和風料理を静かな雰囲気で楽しめる「割烹 神谷」になっています。

また、一階の売店では「電気ブラン」をはじめとした酒類やお土産品を販売しています。

ご自宅用にも、浅草土産としてプレゼントするにもおすすめです。

神谷バーへのアクセス

神谷バーの最寄り駅は、銀座線「浅草駅」です。

銀座線「浅草駅」に着いたら3番出口に向かいます。

3番出口を出たら、右手側に直進します。

ドラッグストアを右手に進むと、神谷バーが見えてきます。

神谷バーの雰囲気や混雑具合、使用可能な決済方法について

今回筆者は日曜日の13:00過ぎに伺ったところ、多くのお客さんで賑わっていました。

コロナ以前、混雑時には相席になることもあったようです。

神谷バーでの注文はキャッシュオン制なので、食事やドリンクを購入する際は入口近くのレジで食券を購入します。

使用可能な決済方法は現金のみです。

食券を購入して席に着いたら、店員さんに食券を渡します。

一度目の注文は食券を購入しますが、二度目以降は席での注文もできるようです。

神谷バーの料理メニューがこちら。

下町らしい和風の居酒屋メニューから、洋風のおつまみまで豊富なメニューに心躍ります。

定番の「煮込み」600円（税込）は、味噌で煮込まれたモツの旨味が絶品です。

ランチタイムで洋食を楽しみたい方には「エビフライ」1,100円や「ビーフシチュー」1,350円（各税込）もおすすめです。

ドリンクメニューがこちら。

電気ブランをはじめとして、ワインやカクテル、ビールなど様々なドリンクを楽しめます。

ぜひ、浅草の歴史を感じながら飲み比べてみてください！

神谷バーの「電気ブラン」定番の飲み方

早速、電気ブランのおすすめの飲み方をご紹介します。

電気ブラン＋アサヒ生ビール

神谷バー発祥の「電気ブラン」定番の飲み方をご紹介します。

電気ブランは、高いアルコール度数と甘い飲み口が魅力です。

発売当初はアルコール度数45度で販売されていましたが、現在は30度の「電気ブラン」と40度の「電気ブラン〈オールド〉」の2種類があります。

特に「電気ブラン〈オールド〉」はアルコール度数が高いので、お酒の弱い方は注意してください。

電気ブランの定番の飲み方は、生ビールをチェイサーにストレートで飲むこと。

「この二つは相思相愛。交互に飲めば非常に美味しい。どちらかだけでは、もの足りない。」というキャッチコピーにもある通り、生ビールとの相性は抜群です。

「電気ブラン」は260円、「電気ブラン〈オールド〉」360円（各税込）で提供しています。

「アサヒ生ビール」は、小ジョッキ520円、中ジョッキ830円、大ジョッキ1,120円（各税込）のサイズから選ぶことができます。

今回は「電気ブラン」と「アサヒ生ビール （小ジョッキ）」をいただきました。

琥珀色の電気ブランは、艶やかに輝き見た目にも美しいのが魅力。

一口いただくと、ほんのりと甘い香りの中にビリッとした痺れを感じます。

また、アサヒビールから直送された「アサヒ生ビール」は、徹底的に品質管理をしているそう。

キリッと冷えた生ビールは、すっきりとした味わいです。

飴のように艶のある甘さの電気ブランと、すっきりとした生ビールは相性抜群。

そのまま飲んでも美味しい電気ブランですが、生ビールと交互に飲むとやめられない美味しさになります。

歴史ある神谷バーの雰囲気を思う存分楽しみたい方は、ぜひお試しください！

電気ブランサワー

ストーレートよりも飲みやすいのが、「電気ブランサワー」550円（税込）。

電気ブランにソーダとレモンの風味を追加しているので、さっぱりした飲み口です。

酸味よりも甘味が引き立っており、飲みやすくなっています。

レモンとチェリーのシロップ漬けがトッピングされていて、レトロな雰囲気も魅力。

食後に飲みやすいカクテルを飲みたい方にはおすすめです。

電気ブランの通販について

電気ブランは、楽天市場などの通販でも購入できます。

ご自宅でゆっくりと電気ブランの美味しさを楽しみたい方は、ぜひご利用ください。

神谷バーを実際に取材し、電気ブランのおすすめの飲み方等をご紹介しました。

多くの著名人も通った神谷バーは、浅草の歴史と活気を感じる場所でした。

浅草にお越しの際は、ぜひ一度訪れてみてください。

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