東京でしか買えないお土産15選！庶民的な江戸の味覚から、ちょっぴりセレブな高級品まで

【目次】東京でしか買えないお土産15選！庶民的な江戸の味覚から、ちょっぴりセレブな高級品まで

東京でしか買えない洋菓子

【キャラメル】NUMBER SUGAR

【スペイン菓子】マヨルカ

【焼菓子】PARIS BUTTER CHOCOLAT

【バターケーキ／焼菓子】エシレ・メゾン デュ ブール

【シフォンケーキ】MERCER bis

【チョコレート】Chocolatier Erica

【チョコレートケーキ】ケンズカフェ東京

東京でしか買えない和菓子

【最中】空也もなか

【最中】錦糸町 白樺

【どら焼き】浅草 亀十

【おはぎ】タケノとおはぎ

【たい焼き】浪花家総本店

【大福】松島屋

東京でしか買えない惣菜・加工食品など

【菓子パン】岡田謹製 あんバタ屋

【佃煮】天安本店

【玉子焼き】丸武

東京でしか買えない洋菓子

代官山や表参道、銀座や白金など、おしゃれで高級感溢れる街が多い東京。

そんな街並みに相応しい素敵な洋菓子店が、東京都内各所に点在しています。

日本国内では都内に1店舗のみしかないというレアなお店もあって、まさに「東京でしか買えないお土産」にも最適です。

数ある都内の洋菓子の中から、お土産としておすすめの絶品スイーツを集めてみました。

【キャラメル】NUMBER SUGAR

実店舗は、表参道・ 丸の内 ・ 代官山  の都内3か所のみという、まさに東京限定の高級キャラメル専門店です。

キャラメル1個あたりの値段が124円～と高額ですが、柔らかな口どけと深みのある濃厚な味わいはやみつきになること間違いなし！

素材を厳選したキャラメルは、定番のバニラやソルト、シナモンティーなど全部で12種類で、一粒からの購入も可能です。

フレーバーごとにナンバリングして販売していることが店名の由来なんだとか。

砂糖を焦がしてから生クリームを加える昔ながらの製法で、すべての商品が無添加・無着色・無香料で作られています。

例えば、バニラは最高級のマダガスカル産、ソルトはフランス・ブルターニュ産を使ったイギリス・マルドン社製を使用するなど素材にも徹底したこだわりです。

すべての商品に最高品質の素材を使っており、その上品で高級な味わいは、これまでのキャラメルのイメージが一変することでしょう。

定番の12種類のほかにも、八丁味噌や宇治抹茶、沖縄黒糖を使った各店舗限定のフレーバーも販売されています。

お土産用には、定番12種類からセレクトした「8PCS・BOX」993円から「36PCS・BOX」4,471円までの詰め合わせがおすすめ。

薔薇の一輪挿しをイメージした8CSのボックスや、レター封筒をイメージした12PCS～のボックスまで、おしゃれなデザインとなっています。

薔薇はつぼみから満開まで3種類、レター封筒は5種類のリボンから選べるなど、細部にまで嬉しいこだわり。

大切な人へのプレゼントとしても、喜ばれること間違いありませんよ。

【スペイン菓子】マヨルカ

1931年にマドリードで創業した老舗洋菓子店で、スペイン王室御用達の栄誉を誇る名門「マヨルカ」。

日本国内では東京・二子玉川にしか出店していない、まさに東京でしか買うことができないスイーツです。

マヨルカ島の伝統菓子「エンサイマーダ」をはじめ、バスクチーズケーキやポルボロンなど本場・スペインの味覚を満喫することができます。

日本でも人気のあるバスクチーズケーキは、なめらかでコクが深く濃厚な味わい。

お土産用には3個入りボックスで2,540円（税込）で販売されています。

テレビ番組などメディアでも取り上げられたことのある逸品です。

幸せが叶うといわれるアンダルシア地方の伝統的な焼き菓子「ポルボロン」もおすすめ。

素朴な味わいと口のなかで優しい口当たりが特徴です。

バターサンドやラムレーズン、宇治抹茶などフレーバーも豊富で、ギフト用に10個入り2,980円（税込）から販売されています。

【焼菓子】PARIS BUTTER CHOCOLAT

フランスを代表する国家優秀職人（MOF）が監修する高級焼き菓子店「PARIS BUTTER CHOCOLAT（パリバターショコラ）」。

日本国内では東京駅構内の商業施設「グランスタ」にしかない、こちらも東京でしか買えないお土産品のひとつです。

常に行列が絶えない人気店で、開店から1～2時間で売れ切れてしまうことがあるほど。

自分へのお土産としてはもちろん、贈答品としても喜ばれることでしょう。

取り扱っている商品は、店名と同じ「パリバターショコラ」と「ショコラパイ」のみ。

人気のパリバターショコラは、バター薫るラングドシャ生地に、生食感のチョコと香ばしいマカダミアンナッツを包み込んだ逸品。

生地のサクサク感とふんわりとしたチョコの食感が絶妙で、一度食べたらやみつきになること必至の味わいです。

お土産用として5個入783円、8個入1,166円、12個入1,749円（各税込）が用意されています。

もうひとつの「ショコラパイ」もまた、バター風味のタルトパイ生地とチョコレートの風味が絶妙な逸品です。

こちらもお土産として5個入1,080円、8個入1,663円（各税込）が用意されています。

どちらの商品も賞味期限が30日以上と長いので、遠方の方へのお土産としても重宝することでしょう。

【バターケーキ／焼菓子】エシレ・メゾン デュ ブール

「エシレ バター」とは、乳製品の名産地として有名なフランス・エシレ村で生産される発酵バターのことです。

クリームを乳酸発酵することで作られ、クリーミーな口あたりとヨーグルトのような軽い酸味、芳醇な香りに特長があります。

フランス国内でも高い人気を誇り、美食のAOP認証 (※) を取得している逸品です。

(※)  AOP認証とは、気候条件・日照・土壌・植生・飼料・先祖伝来の伝統的栽培方法および生産法などの要素をクリアした農産物のみに与えられるEUが規定する品質認証のこと。

「エシレ・メゾン デュ ブール」は、丸の内・ブリックスクエア内にある世界初のエシレバター専門店。

エシレバター製品のフルラインアップはもちろん、世界でもここでしか販売されていないエシレバター100%のお菓子などを取り揃えています。

通信販売は行っておらず、購入するには行列覚悟で来店するしかないとのこと。

全体的に高めの価格設定ですが、レアで高級感溢れるお土産として重宝します。

こちらの一番人気は、ここでしか販売されていない高級バターケーキ「ガトー・エシレ ナチュール」。

クリームの半分以上がエシレバターという豪華版で、バターブロックのようなルックスもキュートです。

価格も6,480円（税込）と高額ですが、この商品を目当てに連日大行列ができるほどの人気商品となっています。

1日15個の限定販売となり、購入するには開店前から整理券を入手しなければなりません。

他にもエシレバター100%使用のサブレ「サブレ・エシレ」や、マドレーヌ、ミルフィーユなどバラエティ豊富に取り扱っています。

未知なる絶品・エシレバターを、東京土産としてぜひ体験してみましょう。

【シフォンケーキ】MERCER bis

ちょっと贅沢に、ホールケーキを独り占めで食べきってみたい！

そんな夢を叶えてくれるお店が、シフォンケーキ専門店「MERCER bis（マーサービス）」です。

恵比寿のカフェレストラン「MERCER CAFE」の系列店で、 恵比寿  のほか渋谷、 銀座 、 池袋 、 二子玉川  に店舗を構えています。

東京都心でしか購入することができない、話題性も抜群のホールケーキなんです。

ラインナップは、生キャラメル、オレオチーズケーキ、チョコレートティラミス、リッチストロベリー、宇治抹茶の5種類。

なかでも一番人気は「生キャラメル」1,000円（税込）で、この商品を目当てに連日行列ができるほど。

甘さを抑えたミルキーな生クリームと、ほろ苦いキャラメールソースのバランスが絶妙な逸品に仕上がっています。

ひとりで食べきれるサイズなので、自分への御褒美としても大切な人へのプレゼントとしても重宝しますね。

一人用サイズが人気のMERCER bisですが、家族や友人とシェアしたい人用に「Lサイズ」も用意されています。

「生キャラメル」3,900円と「リッチストロベリー」4,500円（各税込）のみとなりますが、3～4名分のボリュームがありますよ。

【チョコレート】Chocolatier Erica

白金台に店舗を構えるチョコレート専門店「Chocolatier Erica（ショコラティエ・エリカ）」。

地元の常連客はもちろん、その味を求めて遠方からの来客が後を絶たない超人気店です。

厳選されたカカオ豆を使用して、ひとつひとつ職人が手作りするチョコレートのラインナップは常時数十種類にも及びます。

徹底した商品管理のもとで作られるチョコレートは口どけがよく、風味豊かな逸品に仕上がっています。

白金台という土地柄、価格もセレブ級と思われがちですが、比較的リーズナブルな価格で購入できる点も嬉しいところです。

このお店の一番人気は、創業以来のロングセラー「Ma Bonne（マ・ボンヌ）」。

ミルクチョコレートのなかにマシュマロとクルミが入った絶妙のコンビネーションで、一度食べたらやみつきになること必至の絶品スイーツです。

サイズは手頃な「ミニ」1,459円、ロングサイズの「バー」2,065円、大容量の「ブロック」3,074円（各税込）の3種類！

ブロックサイズでも一度で食べきってしまう人が続出中ということです。

ガナッシュやブランデー、ラムなど8種類のラインナップもからなる「トリュフ」もおすすめです。

アルコールが含まれているため、大人向けの商品となりますが、上品な甘さとリキュールの香りがたまらない絶品に仕上がっています。

お土産用は4個入（744円～）からの提供となります。

ミントチョコやラムレーズンなどのスモールチョコも人気があります。

小粒ながら凝縮した味わいがやみつきになり、こちらもお土産用におすすめです。

複数のフレーバーが楽しめる「詰め合わせボックス」1,879円～も販売されていますよ。

【チョコレートケーキ】ケンズカフェ東京

日本一美味しいと絶賛され、スイーツ好きの芸能人がこぞって訪れるといわれるガトーショコラの専門店「ケンズカフェ東京」。

その看板商品である「特選ガトーショコラ」3,500円（税込）は、予約しても3か月待ちになるほどの超人気商品となっています。

素材に徹底的にこだわった最高峰のガトーショコラは、食べログの「全国チョコレートランキング 第1位」など数々の賞を受賞しているほどの逸品です。

当店は新宿御苑に総本店を構えるほか、 御徒町  や 浅草 、 青山  や 羽田空港など都心各地で営業展開しています。

特選ガトーショコラの美味しさの秘訣は、素材や製法に対する徹底したこだわりにあります。

メインのチョコレートは、イタリアの名門・ドモーリ社が当商品のため独自に開発した「KEN’S BLEND CRIOLLO」を使用、バターや卵、グラニュー糖などの素材もまたチョコレートに一番合う最高品質のものを使っています。

小麦粉や添加物を一切使用しないグルテンフリーにもこだわり、常温はもちろん冷蔵でもレンジで温めても美味しい商品に仕上がっているんです。

人気がありすぎてなかなか入手することだできない高級商品だからこそ、お土産品としてはとっても重宝しますね。

※チョコレートの関連記事：  チョコレートマニアがおすすめする、一度は食べておきたい絶品チョコレート10選＆人気専門店10店

東京でしか買えない和菓子

洋菓子もいいけど、和菓子も気になるという人も多いかもしれませんね。

東京には江戸の昔から受け継がれている和菓子文化が今も息づいています。

見かけもキュートで味覚も絶品、そんな「東京でしか買えない和菓子」を集めました。

実店舗でもなかなか買えない超人気商品や、食べてしまうのが惜しいような「芸術品」もありますよ。

【最中】空也

販売しているのは銀座にある本店のみで、オンライン販売もしていないにも関わらず、一日8,000個もの売り上げを誇る大人気和菓子「空也もなか」。

予約なしでは購入することが難しいといわれる幻のもなかです。

創業は明治17年（1884年）、あの夏目漱石も大好物だったそうで、代表作『吾輩は猫である』にも登場しているほど。

明治の昔から変わらぬ味わいが魅力で、「東京でしか買えないお土産」としてぜひおすすめの逸品です。

念仏踊りで有名な平安時代の高僧・空也上人から命名された「空也もなか」は、手のひらサイズのシンプルな和菓子です。

香ばしい「焦がし皮」と上品な食感の「つぶし餡」が特徴で、上品な甘みがやみつきになります。

賞味期限は1週間となっていますが、焼きたての味と時間が食べごろの味わいと、それぞれの味の変化が楽しめる点も魅力的です。

なお「焦がし皮」のアイディアは、初代店主が贔屓にしていた歌舞伎の市川団十郎の発案なんだとか。

そんな空也もなかですが、10個入りから販売されています。

自家用（1,100円）と御土産に最適な化粧箱（1,200円）、贈答用の木箱（30個・4,000円～）から選ぶことができます。

高級和菓子ではありますが、1個あたり100円弱と庶民的な価格設定が嬉しいところですね。

自分への御褒美としてはもちろんですが、贈答品としても喜ばれることでしょう。

【最中】錦糸町 白樺

人気ドラマやグルメ番組にもしばしば登場し、ネコ好き女子のハートを鷲掴みにしている和菓子「たらふくもなか」。

のんびり寝転んでいる招き猫の姿をしたキュートなもなかです。

餡は「白いダイヤ」とも称される希少な北海道産白小豆を贅沢に使用しており、甘さ控えめで上品味わいがやみつきになります。

2023年度の「JRおみやげグランプリ」において、菓子部門第1位に輝いて実績を持つ逸品です。

販売しているお店は、昭和25年（1950年）創業の老舗和菓子店「御菓子司 白樺」。

都心からは少し離れた墨田区の錦糸町に本店を構えています。

本店のほかには、錦糸町の商業ビル「テルミナ」や日暮里駅構内でしか販売されていないという、「東京でしか買えないお土産」のひとつです。

人気の「たらふくもなか」はバラ売りで1個200円から販売されています。

御土産用には6個入りの箱詰め（1,550円）と12個入り（3,000円）など多数あり、招き猫のイラストが描かれた化粧箱も可愛らしいです。

4月のお祝いシーズンなど、おめでたい時期だけに販売される「紅白たらふくもなか」など限定品もありますよ。

「錦どら」など当店自慢の和菓子との詰め合わせセットもおすすめです。

【どら焼き】浅草 亀十

浅草を代表する有名和菓子店で、行列が絶えない人気店として君臨する「亀十」。

創業は大正時代末期といわれ、100年以上も浅草の地で愛されている老舗店でもあります。

きんつばや黒糖菓子、もなかも絶品として知られていますが、とりわけ一番人気を誇るのが「どら焼き」です。

上野の「うさぎ屋」、東十条の「草月」とともに「東京三大どら焼き」に数えられる逸品で、大行列を並ぶか予約しないと入手できないほど。

オンライン販売も行われておらず、こちらも「東京でしか買えないお土産」のひとつです。

亀十のどら焼き（390円）は、一般的などら焼きよりも一回り大きく、見た目はどら焼きというよりもホットケーキに近い印象があります。

餡の種類は「白あん」と「小豆あん」の2種類で、白あんは滑らかな手亡豆、小豆あんは北海道十勝産小豆を使用し、すべて手作業で作られています。

どちらも上品な甘さが魅力で、ふわっとした生地との相性も抜群です。

鮮度を保った状態で食べてもらいたいとの思いから、賞味期限は3日と短めに設定されています。

これならオンライン販売に対応していない理由も頷けますね。

亀十のどら焼きは、5個以上からであれば箱詰め対応しています。

この味を求めて遠方からの来客が絶えない絶品のうえ、購入するには行列を覚悟しなければならない絶品のどら焼き。

自分用としてはもちろん、贈答品としても喜ばれることでしょう。

※東京のどら焼き関連記事：  東京の美味しいどら焼き10選！三大どら焼きから老舗まで紹介

【おはぎ】タケノとおはぎ

お彼岸の食べ物としての印象が強く、日常的に食べる機会が少ないと思われる「おはぎ」。

そんなおはぎのイメージを一変する、オリジナリティー溢れる芸術作品のようなおはぎを提供しているお店が「タケノとおはぎ」です。

店主の小川さんが、子供の頃に大好物だった祖母が作るおはぎの味を再現しようとオープンしたもので、店名は祖母の名前から命名されています。

世田谷の「桜新町」にある本店のほか、学芸大学駅近くにも店舗を構えています。

商品の性質上オンライン販売等はしておらず、お店を訪れないと購入することができない「東京オンリー」のお菓子なんです。

販売しているおはぎの種類は常時7種類、定番の「つぶあん」「こしあん」のほか、残りの5種類は日替わりで変更となります。

抹茶やチョコレート、フルーツなどフレーバーは多種多彩に及び、和菓子というより洋菓子に近いイメージです。

ビジュアルも圧巻で、花弁を一枚ずつ繊細に再現したフラワー型や欧風スイーツ型など、食べるにはもったいないほどの作品に仕上がっています。

気になる価格は、つぶあん・こしあんは180円、創作おはぎは種類によって異なりますが300円前後です。

御土産用としては可愛らしいわっぱに入れてもらえ、3個入・5個入・7個入のサイズが用意されています。

当日に販売されている7種類をすべて楽しめる「日替わりセット」は2,000円前後の予算となります。

わっぱは無料サービスで、蓋を閉めるマスキングテープも好きな柄を選べますよ。

さらに自分だけのデザインイメージで作ってもらえる「オーダーメイド」にも対応しており、予算は6,500円～11,000円前後です。

桐箱に収められた高級仕様となるので、大切な記念日のプレゼントとしても最適ですよ。

ただし、賞味期限が当日中と短いので、残念ながら身近な人への手土産のみが対象となりそうです。

【たい焼き】浪花家総本店

「たい焼き」と聞いて、昭和のヒットソング「およげたいやきくん」のことを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。

明治42年（1909年）創業の老舗和菓子店で、麻布十番に店舗を構える「浪花家総本店」は、この歌のモデルとなったお店として知られています。

そればかりでなく、たい焼き発祥のお店ともいわれ、芸能人や著名人も足繁く通う人気店でもあります。

提供するお店は麻布十番の総本店しかなく、オンライン販売もしていない、まさに「東京でしか買えない」絶品のたい焼きなんです。

浪花家のたい焼きは1尾200円、餡は厳選された十勝産小豆を原料に、8時間かけてじっくり炊き上げた逸品です。

パリッとした食感の香ばしい皮と、たっぷり詰まった粒あんの上品な甘さが絶妙で、この味を求めて連日行列が絶えない人気商品となっています。

焼きたて熱々の状態が美味しいことは言うまでもありませんが、冷めて皮と餡が馴染んだ頃も美味しく味わうことができます。

賞味期限は当日中と短いのですが、ネームバリューも抜群で、気軽な東京のお土産・手土産品としては最適の商品ですよ。

【大福】松島屋

創業は大正7年（1918年）、忠臣蔵で有名な泉岳寺近くに店舗を構える老舗和菓子店「松島屋」。

こちらの看板商品である豆大福は、1日1,000個以上も売れる大人気商品で、その味を求めて開店前から行列ができるほど。

平日であっても午前中で完売してしまうことも多く、根気がないとなかなか口にすることができない幻の商品となっています。

泉岳寺の本店のほかは、都内にある複数の百貨店でしか販売していない、「東京でしか買えない」豆大福なんです。

昭和天皇も贔屓にされたといわれ、今もなお多くの著名人に愛されている豆大福は1個210円（税込）。

生地は弾力性が強い宮城県米「みやこがね」を使用し、風味豊かな富良野産の赤エンドウ豆をたっぷり投入して作ります。

餡はちょっぴり塩気を含んだ上品な甘みがあり、柔らかな生地との絶妙なバランスがやみつきとなる逸品に仕上がっています。

すべての工程が昔ながらの手作業で行われており、その熟練した職人技には感激してしまいます。

午前中で完売してしまうほどの人気商品のため、予め電話予約しておくのがおすすめです。

こちらの商品もオンライン販売はしておらず、直接販売店に足を運ぶ必要があります。

どちらかといえば地味な和菓子ですが、手土産としても喜ばれること間違いない絶品豆大福です。

東京でしか買えない惣菜・加工食品など

「東京でしか買えないお土産」はお菓子のほかにもたくさんあります。

惣菜・加工品も、自分への御褒美としてはもちろん、贈答品として喜ばれるお土産品です。

東京の特産品や長い伝統を誇る加工品など、東京限定のおすすめ「ご当地グルメ」を集めてみました。

【菓子パン】岡田謹製 あんバタ屋

「あんバタ屋」は、東京駅八重洲口・東京ギフトパレット内にあるスイーツ専門店です。

明治以降に国内生産が始まったバターと、昔ながらの餡子を組み合わせた「あんバター」商品を販売しています。

洋菓子や和菓子といったカテゴリーにとらわれない独自の味わいが魅力で、レトロな「文明開化の味」を楽しめる人気店となっています。

東京駅のほか新宿駅のイイトルミネ内に常設店舗、羽田空港などに期間限定出店があるだけの「東京でしか買えない」スイーツです。

商品ランナップとして、ロールケーキやフィナンシェなどが複数販売されていますが、中でも人気が高いのが「あんバタパン」324円（税込）です。

極めて希少な北海道産「えりも小豆」を贅沢に使用した餡子と、塩気があるバタークリームの相性が抜群で、風味豊かなパンに仕上がっています。

生地もまたスポンジケーキとカステラの中間点を意識して作られたものであり、独自の口どけと柔らかさが絶品です。

1日400個の限定販売となっており、お土産用には6個入ボックス（1,944円・税込）が用意されていますよ。

期間限定のフレーバーもありますので、気になったらぜひ試してみてください。

【佃煮】天安本店

日本が誇る伝統的な加工食品・佃煮。

江戸時代初期に大阪から江戸・佃島に移住した漁師によって考案された保存食が起源とされ、やがて全国に広まったといわれています。

今ではスーパーマーケットなどでも気軽に購入できる佃煮ですが、発祥の地とされる佃島（中央区佃）には伝統的な製法で本格的な江戸前佃煮を作り続けている老舗店が数軒残っています。

普段は味わうことの少ない高級佃煮ということもあって、自分向けとしてはもちろん、もらって嬉しいお土産のひとつです。

天安本店は江戸時代末期の天保8年（1837年）創業の老舗佃煮店で、現存する佃地区の同業店では最も古いお店です。

取り扱っている江戸前佃煮のレパートリーは常時20種類以上！

昆布や海苔、しらすといった定番のほか、ウナギやハゼ、ホタテ貝ひもなどレアな佃煮も販売されています。

創業から180年以上も受け継がれてきた秘伝のたれが美味しさの秘訣です。

100gからのバラ売りから購入できますが、どれにしようか迷ったら詰め合わせセットを購入してみるのもおすすめです。

気になる価格は「あみ（100g）」400円（税込）から「うなぎ（100g）」2,700円（税込）までと、一般的な佃煮より割高な設定ですが、全体的に旨味がたっぷりの絶品に仕上がっており、一度食べたらやみつきになることでしょう。

【玉子焼き】丸武

テリー伊藤さんの実家と知られる築地の高級玉子焼き専門店です。

創業80年以上にも及ぶ老舗で、現在は築地場外市場内のほか豊洲市場内にて営業展開しています。

契約農場から毎日直送される新鮮な鶏卵を使用、秘伝のダシのみで焼き上げる玉子焼きは、ふんわりと口のなかで溶ける絶妙な食感。

一度食べたらやみつきなること必至の高級玉子焼きに仕上がっています。

連日大行列となるテイクアウト用の厚焼き玉子（150円）が有名ですが、お土産用のラインアナップも充実しています。

定番の「厚焼き玉子（大）」720円（税込）は、内容量570gと食べ応えも充分！

ほかにも桜エビをトッピングした「海老玉」800円や「三つ葉巻き」800円、「ねぎ玉」700円（各税込）も気になるところです。

どの商品も消費期限は冷蔵で5日間と長いので、お土産としても最適ですね。

憧れの高級スイーツから根強い人気を誇る伝統和菓子まで、「東京でしか買えないお土産」を紹介しました。

インターネットの普及や物流の向上などで、今まで現地に足を運ばないと買うことができなかった商品が容易に入手できるようになりました。

しかしながら、まだまだ東京でしか買うことができない商品がたくさん残っています。

観光やビジネスなどで東京を訪れた際には、ぜひ東京にしか売っていないお土産をゲットしてみましょう。

自分自身はもちろん、貰った人も幸せな気分になれますよ。

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