本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
昔、札幌に住んでた頃、スープカレー屋さんのトッピングに納豆があったんですよ。
今でも各所、あると思うのですが、「板の様に焼かれた、洋風の味付けの納豆」ってのは、あるかなあ。
当時でも出してたお店が一軒だけしか知らなくて、あれは衝撃でした。
お店自体は閉店しちゃってるんですよ、残念ながら。
作り方、確認のしようがないでもないんですが、今度聞いてみようかな。
自分でやるならここら辺が落としどころかなと思うんですが、どうかなあ。
小麦粉でつながないと板状にならないんじゃないかなどと思いながら、いざやってみましょう。
納豆(小粒):3パック
ベーコン:100g
すりおろしにんにく:小1/2
ドライタイム:小1/4
しょうゆ:小1
オリーブオイル:大1
黒こしょう:適量
1)ベーコンは5~6㎜角(納豆と同じくらいの大きさ)に切ってボウルに入れる。
ベーコンがちょっと市販品とビジュアル違って恐縮です。
うちの燻製マン(だんな)謹製です。これが上手いんですよ。
2)他のすべての材料をボウルに入れ、スプーンで大きく混ぜ合わせる。
しょうゆが全体に行き渡る程度にしてください。
かき混ぜすぎると糸ひきまくって納豆臭さが倍率ドン的な感じになります。
3)天板にクッキングシートを敷き、2)を薄く広げる。
乾燥焼きにするので、重ならない位広げます。
4)オーブンを130℃に熱し、25~30分間乾燥焼きにする。
焼くときの注意点としては、台所の換気扇を全開で回しといてください。結構な納豆臭がオーブンから漂います。
オーブンそのものににおいが残るってことはないんですが、私が多少気になる位なので、気になる方は仰天すると思います。
5)できあがり。
完成品見るとやっぱり、小麦粉でとじたほうが板状に近くなるなあ……。完全にポロッポロやないか……。
でも、ごはんのお供兼おかず一品としては、普通にかき混ぜるよりこっちのが絶対いけますよ!
おつまみにしてもいい味でしたので、ぜひお試しください。
おまけが先かい。あーコホン。前提にしといた方がいいと思いまして。
乾物の豆ってあまり買いませんよね。普通は水煮缶で十分です。
まあでも何かの都合で量が必要になったり、「家に乾物の豆しかない」ってことはあります。
わざわざ豆を水に浸してひと晩置いて…って所でくじけます。
圧力鍋を使うレシピですら「ひと晩置いとけ」では困るんですよ。
貴様ァーそこでくじけてるんだというのがわからんのかァー。
ところがね、この豆、熱湯につけてやればひと晩要らずに戻るんです。
水と熱湯だと吸水率が倍近く違うんだそうです。
ずっと熱湯にはつけられない、ならちょこちょこ加熱してたらいいです。
保温調理器とかあったら最高ですね。 うちにはないけど、IH調理器の保温コースならありますよ。
ガス火はとろ火で、火の安全と空焚きに気をつけてくださいね!
豆:乾物300gで150gくらい~余ったら冷凍保存するので多くてもOK
水ないしお湯:豆が浸るより多め
1)お湯を沸かす
2)お湯が沸騰したら火を止め、洗った豆を入れてふたを閉め、IHは保温(ガスなら極とろ火)にして1時間半~2時間待つ。
画像ではタイマー40分になってますが、40分以上かかった方がいいです(理由は後述)。
3)一粒割ってみて、中に芯が無い程度になったら終了。
見てもあんまりわからなかったら、噛んでみてください。あーこのくらい、てなると思います。
4)芯が残っていれば、再沸騰して弱火で15分かそのくらい加熱する。
5)もどし汁が余程必要でもない限り、ざるにあけてしまってOKです。
やり方によっては40分とかその位でひきあげる方法もあるんですが、40分だとまだ全然固いです。
あと私、実際40分で外出から帰って来られなくてですね。
結局1時間45分後にひきあげる事になったんですが、後の料理の出来を考えると、その位は漬けといていいと思います。
ひと晩よりは断然くじけないと思います。
拙宅で、特に何も用意のない状態で、豆、といったら作るの楽なのはこれか、豆カレーかどっちかですね。
つい豆カレー作っちゃうのは置いといてですね。
だいぶ最初の方でチリパウダーを入れるので、辛いのではないかと思われるかもですが、辛くないんです。
チリパウダーってのはチリペッパーと違って、ブレンドスパイスです。
赤い缶のカレー粉売ってますよね。あれとかなり中身一緒でして、極端な事いうとパプリカ色してないだけです。
間違ってチリペッパー買ってきて入れると、辛いだけの豆の野菜煮込みになっちゃって、
どうにも締まらないから気をつけてね。(知らないもんだから何度もなった)
ひき肉:小パック1個
玉ねぎ:1個
チューブにんにく:3cm位(1かけ分)
オリーブオイル(炒め油):少々
赤ワインと水あわせて:200cc
ピーマン:4個
チリパウダー:大3 (無い時はカレー粉+一味(+オレガノ+パプリカ)を適宜混ぜる。
カレー粉を入れすぎるとカレーになるので、小2位に抑えて、他の分でまかなった方がいいかも)
クミンパウダー:大1
●赤パプリカ:1/2個 (赤ピーマンなら1個)
●トマト水煮缶:1缶
●キドニービーンズ(いんげん豆):戻し後重量300g位、水煮缶なら1缶(無ければ金時豆でも大豆でも。量種類ともにお好みで)
●セージかローレル:パウダーで1~2振り
●コンソメ 1個
●塩 小1/4
1)玉ねぎをみじん切り、ピーマンと赤パプリカを粗みじん(1cm位)に切る。
豆は戻し後ざるにあげておく。水煮缶なら軽く洗ってざるにあげる。
2)オリーブオイルでにんにくと玉ねぎを炒め、ひき肉を加える。
色が変わったらチリパウダー(今回はカレー粉・オレガノ・パプリカ合計大3)とクミンパウダーを加える。
3)赤ワイン+水を加えてひと煮立ちさせる。
4)豆と●を全部加えて蓋をしないで、たまに混ぜながら15分位煮る。
長く煮てもよいので、豆が柔らかめが好みであれば、この時点で柔らかくなるまで煮る。
5)ピーマン、パプリカを入れてたまに混ぜながら、焦がさないよう10分位煮る。
6)味見てよければできあがり。
味がどうにも締まらないときは、塩よりコショウ(分量外)をちょっと入れてみてください。
それでも足りないなと思ったら塩を足してくださいね。塩気って薄まらないんで、しょっぱすぎると辛いです。
小豆がね、余るんですよ。
だけどね、毎度毎度ぜんざいにしてらんないじゃないですか!
小豆汁を健康のために飲むというのもお年寄りから勧められたりした事もあります。
ただ余程切羽詰まってて運動も軽くしかできないからおばあちゃんの知恵袋をあてにしかできない事ってそう滅多になくて。
そんなんじゃなきゃめんどくさくて絶対やりませんよ。汁だけ飲むとかミが勿体ない。(実際多少血圧は下がるけども)
というわけで小豆を使う料理、というのを探していたんですが、なかなか無くてですね。
年始にボケエーと孤独のグルメ見てた時に思い出したんですよ。
「一度だけ食べたことのある赤黒い豆の煮込みがある、ゴローちゃんも昔食ってた」
このフェジョアーダ、ブラジルの豆煮込みです。
豆と塩漬け肉やソーセージの煮込み。
ほうぼうでレシピを見ると「黒豆」「黒インゲン豆」と書いてあるんですが、黒豆なんか乾物でも素でちょっと高い(笑)し、近所に黒インゲンとか缶でも売ってないです。
しかし、「黒インゲン豆に食感が近いのは小豆」というのを見かけてね。
「一度だけ食べたあれも、そんな感じだったな。よし分かった、作ろう」と相成りました。
小豆:戻し後重量250~300g
水:200cc
オリーブオイル:大2
ベーコン:100g
ウィンナー:6本
サラミの子分みたいなあの1本100円位で売ってるおつまみソーセージ:1本分
肉:200g(割となんでもいい)
●玉ねぎ:1個
●ローリエかセージ:パウダー1~2振り
●チューブにんにく:9cm(3かけ分)
塩:適宜
あらびき黒胡椒:少々
砂糖:2つまみ程度
パセリ:あれば適量
1)肉に塩して下味をつける。30分ほど冷蔵庫に置く。
2)ベーコンをたんざく切り、ウィンナーを輪切り、おつまみソーセージ輪切り、玉ねぎをみじん切りにしておく。
3)1)の肉を一口サイズに切り、湯通しする。
ザルをセットしたボウルに入れ、湯沸かしポットか行平鍋からどばっとやってざっとザルに上げる。
4)鍋にオリーブオイルを入れ、●を全部弱火で炒める。
5)玉ねぎに火が通ってきたら、2)3)の肉・ベーコン・ソーセージ類を入れて炒める。
6)5)に水と豆を入れてよく混ぜ、沸騰してきたら弱火にし、鍋蓋を少しずらして30~40分程煮込む。
7)豆が溶けだし全体がとろとろしてきたら味見する。
そこまで溶けてなくても、水が少なめなので、とろみがついてきています。
柔らかい方が好きなら、水を少し足してさらに煮ます。
味見して、小豆味が食べにくいなと違和感を感じたら、砂糖を2つまみ程足すと食べやすくなると思います。
この上黒胡椒を入れて余程味が締まらなければ、塩を足してください。
このレシピで塩が足りないって事は無いと思います。実際少々塩気強かったので。
以上、適宜調味したら完成。
8)よそって、パセリをふっていただきます。
コストコで羊肉買うと、結構なでかい塊を持ち帰ることになります。
大体200~300gの小分けにしても、結構冷凍庫で長持ちするんですよ。そんな毎日食べないですからね。
で、必ず一回はカレーとこの煮込みをします。
羊肉って独特のにおいがするから、人好き分かれるってよく言われます。
このにおいに対して、実はカレーのスタータースパイスがすごくお役立ちなんですね。
どこかに売ってませんかね、デパ地下とか輸入食料品店とかアマゾンに。
チャック付き小袋でちょーっとお高いんですが、そんなドカスカ使わないので3か月は保つと思います。
無ければ、クミンシード+ほんのちょっぴりカレー粉でいいと思います。入れすぎるとカレーに(略)。
これを、肉を炒めるとき使うと、すごいいいですよ。
子供も羊肉カレーを違和感なく食べてくれます。
羊肉と豆の煮込みのレシピ
羊肉:200~300g
チューブにんにく:3cm
カレーのスタータースパイス:小1/2程度(無ければクミンシード+カレー粉)
玉ねぎ:1個
セロリ、にんじん等の香味野菜 :お好みで
豆:戻し後重量100~200g位 (割となんでもいい。ひよこ豆がお勧め。水煮缶やパックなら汁気を切って軽く洗う)
トマト缶:1個
コンソメ キューブ:1個
日本酒:50cc位
水 酒、トマト缶汁を全部まとめて:全体がかぶるくらい
セージ:1~2振り
ドライパセリ:適宜(4つまみ位)
塩こしょう:適宜
1)羊肉を食べやすい大きさに切る。玉ねぎ等の香味野菜は粗みじん切りにする。
この、豆の脇っちょにあるのがうちで常用してるスタータースパイスです。
今回、豆は、戸棚の中から発見された、さっさと食べちゃわないとならない黒豆と、40パーオフの金時豆を戻しました。
追加でフェジョアーダで残った小豆を少々。
2)トマト缶は中身と汁を分けておく。汁は使うので捨てないで。
3)鍋にスタータースパイスとにんにくを熱して、香りが出たら、玉ねぎ・香味野菜を炒める。
4)火が通ってきたら肉を入れ、肉の色が変わるまで炒める。
5)2)の缶汁、日本酒、水、コンソメを入れて、沸騰させてあくを取る。
あく取り派なので……ってより結構な量のあくが出るので、放っておくと横着者もドン引きな位見た目が汚くなります。
ぜひ取ってください。
6)まあ大体いいかなと思ったら、豆とトマト缶の残り、セージ、ドライパセリを入れる。
水が足りなさそうなら足して、再び沸騰したら弱火にして、蓋をして1時間半煮る。肉が柔らかくなるので。
7)味見をして、パセリ、塩コショウで調味します。
青い矢印見えますか? これ、パセリをそれぞれ2つまみずつ入れてます。
8)できあがり。お皿によそっていただきます。
残りは翌日にカレーにしてもいいですね。
で、この後の片付けなんですが、うちのルクルーゼさんも羊肉のにおいぷんぷんさせておりまして、
うっかり他の料理に使うと羊っぽいなんかができあがるんですよ。
一見ちゃんと洗ったような顔して洗われてなくて、お米炊いたらすごいワイルドなご飯が炊けました。
米でよかったですよ、羊っぽい魚の煮物とか目も当てられん……。
お鍋を蓋も洗う→水と酒50cc程度と塩とセージ一振りを8分目近くまで入れて蓋をしてしばらく沸騰させる→お湯をなげる
→もう1回繰り返し→お湯だけでしばらく沸かす→お湯をなげる、でワイルド加減はほとんど取れると思います。
米炊いたとき1回だけしかしなかったんですよ。そりゃワイルドな米も炊けるってもんです。
フライパンでもこの手間一緒ですからね、ワイルドだろぉ。(周回遅れ)
それでは皆さん、今回はこの辺で。
もう少し寒い季節が続きます。風邪に気を付けてお過ごしください。
公開日 : 2017/02/05