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大分
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大分県民は鶏肉が大好き。
近年行われた県庁所在地、政令指定都市を対象にした「一世帯あたりの鶏肉年間消費量」調査では、大分市が全国1位に輝いています。
ご当地グルメとして知られる「とり天」とは、文字通り鶏の天ぷらです。
別府のレストランで生まれたと言われるとり天は、大分県全土に広がり、親しまれるようになりました。
下味をつけた鶏肉に衣をつけてからっと揚げたとり天は、お店によって使う部位も、下味の付け方も衣も様々。
喫茶店、食堂、和食店、洋食店、中華料理店、うどん店など多くの飲食店で提供され、もちろん家庭でも作られます。
酢醤油とカラシ、またはポン酢でさっぱりといただくのが一般的ですが、下味によっては何もつけずにいただくことも。
大分市ではとり天をソウルフードとして全国発信したいと、応援ソングを作ったり、飲食店マップを配布したりしてPR活動をしています。
「レストラン東洋軒」は、天皇の料理番も務めたことがある宮本四朗氏により、大正15年に創業されました。
国産鶏のもも肉に、にんにく、生姜、オリジナル醤油、ゴマ油で下味をつけ、衣をつけて揚げて作ります。
衣には水を加えず、玉子だけを使うことがふんわりとした食感に仕上げるコツ。
醤油は創業100年以上の地元の醤油屋さんに作って貰うオリジナルで、九州らしく甘くて濃厚な味わいです。
にんにくの味がしっかりとついた味付けですが、決して重くはなく、いくらでもいける美味しさだと評判です。
そのまま食べてもよし、大分名産のカボスを搾ってもよし、酢醤油とカラシでさっぱりさせるのもよし。
大分県のあちこちで味わえるとり天ですが、元祖の味を試してみたい方はぜひ訪れてみてください。
住所 : 大分県別府市石垣東7-8-22
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線別府大学駅より徒歩20分
電話番号 : 0977-23-3333
定休日 : 毎月第2火曜日
営業時間 :
公式サイト : 東洋軒
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ほぼ九州全域で食べられている「だんご汁」は、地域により、だご汁、ほうちょうなどと呼ばれています。
いりこで出汁を取り、味噌または醤油仕立てに仕上げた汁に、小麦粉をこねて平たく伸ばしたものを入れ、ゴボウ、人参、季節の野菜、豚肉などの具材を入れて煮込んだ料理です。
大分県は台地が発達しているため、米作りに適さない土地が多く、古くから麦などの穀物栽培が盛んです。
そのため、大分県には粉食文化が根付いており、特に米不足の時代には、だんご汁は日常的に食されていました。
だんごといってもきしめんのような形状で、コシがあるのでモチっとした食感が楽しめます。
別府駅から徒歩5分、炭鉱主の別荘だったという古い屋敷を改装した古民家カフェ「茶房信濃屋」。
小麦粉と水と塩だけで作る素朴なだんごに、季節の野菜がたっぷりはいっただんご汁は、味噌の風味が良く優しい味わい。
単品もありますが、ご飯と小鉢がついた「だんご汁定食」がおすすめです。
添えられた大分名産のかぼすのスライスが味のアクセントになっていて、さっぱりといただけます。
他にも、次にご紹介する大分名物の「やせうま」や、ぜんざい、ところてんなどの甘味も人気。
夏ならふわふわのかき氷も人気メニューです。
住所 : 大分県別府市西野口町6-32
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線別府駅(西口)より徒歩5分
電話番号 : 0977-25-8728
定休日 : 木曜日
営業時間 : 9:00~17:30
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「やせうま」は、小麦粉を練って平たく薄く伸ばして茹で、きな粉や砂糖をまぶして食べる素朴なおやつです。
名前だけ聞くと「痩せた馬?」と思いがちですが、その由来は平安時代にまで遡ります。
都から落ち延びてきた貴族の若君の乳母の八瀬が、小麦粉を練って伸ばした麺を茹でて、きな粉をまぶして若君に食べさせていました。
大変気に入った若君は、「やせ、うま、うま」と言って食べていたことが語源になったと言われています。
きな粉と砂糖が一般的ですが、黒蜜をかけたり、ココアパウダーや抹茶パウダーをかけたアレンジ版もあります。
大分県全域で広く親しまれているので、郷土料理店、甘味処はもちろん、スーパーでも見かけるので、ぜひ一度味わってみてください。
「甘味茶屋」では、レトロな雰囲気のゆったりとした店内で、手作りの和菓子と大分郷土料理が味わえます。
ショーケースに並んだ手作り団子や餅菓子などを買い求める地元の人も多く、観光客相手だけではないことが分かり安心できますね。
おすすめは、だんご汁と季節のご飯、小鉢、そしてデザートにやせうまがセットになった「だんご汁定食」。
つきたてのお餅も評判で、田舎ぜんざい、あべ川、揚げ餅など美味しそうなメニューがいっぱいです。
住所 : 大分県別府市実相寺1-4
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線別府大学駅より徒歩22分
電話番号 : 0977-67-6024
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00〜21:00 (L.O.20:30)
公式サイト : 甘味茶屋
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
大分の恵まれた自然の中で育まれた黒毛和種の和牛「豊後牛」は、県を代表する和牛銘柄です。
大分県内で最も長く肥育された生後36ヶ月未満の黒毛和種で、肉質等級2等級以上を「おおいた豊後牛」、4等級以上を「おおいた豊後牛頂(いただき)」としてブランド化しています。
豊後牛は、美しい霜降りを持った肉質で、風味良くとろけるような柔らかさと美味しさが特徴。
肉の旨味がダイレクトに伝わるステーキはもちろん、焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど、どの料理でも美味しく味わえるのは、高品質な豊後牛ならではです。
平成元年創業の「豊後牛ステーキの店そむり」は、別府本店、大分店、そして福岡に中州店の3店舗を構える人気店です。
豊後牛の中でも、特上ランクと言われるおおいた豊後牛の「頂」を使ったステーキが味わえます。
豊後牛の持ち味は、きめ細やかな霜降りとまろやかな風味。
サーロイン、ヒレともにA5ランクの極上豊後牛を大きな鉄板で焼き上げます。
おすすめは豊後牛のステーキコースで、サーロイン、ヒレともに、Sサイズ120g~LLサイズ300gまでの4サイズ。
オニオングラタンスープまたはコーンポタージュ、自家製ハムサラダ、ライス、エスプレッソコーヒー付きです。
オーナー一押しのサーロインは特に旨味が強く、ジューシー。
一方、ヒレは一頭から10キロしかとれない希少な赤身で、ふわっとした口当たりながら、後から脂の甘みが追いかけてくるという特徴があります。
地元の人にも人気のお店なので、予約を入れて出かけましょう。
住所 : 大分県別府市北浜1-4-28
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線別府駅より徒歩7分
電話番号 : 0977-24-6830
定休日 : 月曜日
営業時間 : 11:30~14:00(L.O.13:30)、17:30~21:30(L.O.20:30)
公式サイト : 豊後ステーキの店そむり
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「りゅうきゅう」は、元々は余ってしまった刺身を醤油やみりん、胡麻、生姜などに漬け込んだ漁師飯。
千利休が胡麻を使った料理を好んだことから、胡麻和えを利休和えと呼びますが、それが転じて「りゅうきゅう」になったという説や、大分の漁師が沖縄の漁師から作り方を教えて貰ったので琉球の名が付いたという説があります。
「りゅうきゅう」に使う魚は、アジ、サバ、ブリ、タイ、かんぱち、太刀魚、イワシなど季節によって様々。
熱々ご飯に、トロッとした食感のりゅうきゅうをのせた「りゅうきゅう丼」は観光客にも人気があります。
お好みでネギ、刻み海苔、ワサビ、みょうが、しそなどを添えていただきます。
大分の郷土料理を提供する居酒屋「こつこつ庵」は、地元の人にも人気の有名店。
昭和46年にだんご汁屋として創業し、徐々に大分郷土料理のメニューを増やしていきました。
店内には昭和時代の小物がディスプレイされていて、レトロな雰囲気です。
だんご汁、とり天、りゅうきゅう、鶏めし、にら豚、粉ねり、やせうま。
ここに来たら大分を代表する郷土料理がすべて味わえます。
また、関サバや関アジ、城下かれい、ふぐなどの高級魚も驚くほどる良心的なお値段で楽しめるのが嬉しいですね。
こつこつ庵の「りゅうきゅう」は、かんぱち、鯛、関サバ、関アジからのチョイス。
プラス200円で「りゅうきゅう丼」にすることができます。
居酒屋ですが、ランチタイム営業もしており、お得なランチメニューが味わえます。
何を頼んでも外れがないと評判なので、ぜひ訪れてみてください。
住所 : 大分県大分市府内町3-8-19
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線大分駅(府内中央口)より徒歩9分
電話番号 : 097-537-8888
定休日 : 日曜日
営業時間 : 11:30〜14:30 (LO14:00) 17:00〜22:30 (LO21:30)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
大分県は温泉の源泉数、湧出量ともに日本一!
別府八湯の中でも温泉の源泉温度の高い別府鉄輪(かんなわ)温泉では、江戸時代から温泉から噴出する高温の蒸気を利用して食材を蒸し上げる「地獄蒸し料理」が行われてきました。
地獄蒸し釜と呼ばれる釜に、季節の野菜や魚介類などの食材を入れたザルを乗せて約100度の蒸気で蒸し上げます。
蒸気で蒸すことで素材の旨味を閉じ込める上に、余分な脂も落ちるのでヘルシー。
温泉の滋味も加わることで、一味違った味わいを楽しめます。
「地獄蒸し工房鉄輪」は、摂氏98度、100%地熱エネルギーの温泉噴気を利用した伝統調理法「地獄蒸し料理」が体験できる施設です。
地獄蒸し釜の使用料金を払えば、持参した食材で料理することも可能(別途持ち込み料金が必要)。
エビ、ホタテ、サーモンなどの海鮮セット、カルビ、塩麹鶏、豚バラ肉などの肉セットの他、タラバ蟹や蒸し海老、豊後牛しゃぶしゃぶ、ソーセージミックス、デザート類などたくさんの食材が用意されているので、 公式サイト からチェックしてみてください。
住所 : 別府市風呂本5組(いでゆ坂沿い)
マップ : Googleマップ
アクセス : JR別府駅から車で15分
電話番号 : 0977-66-3775
定休日 : 第三水曜日
営業時間 : 10:30~17:30※最終受付は16:30
公式サイト : 地獄蒸し工房鉄輪
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
別府のお土産と言えばプリン!
その先駆けとなったのは、明礬(みょうばん)温泉の老舗旅館岡本屋が考案した「地獄蒸しプリン」でした。
地獄釜の蒸気で蒸して仕上げるプリンは、絶妙な舌触りと風味があります。
現在は鉄輪温泉の海地獄の「地獄蒸し焼きプリン」や、明礬温泉の「湯けむりプリン」といった地獄釜を使ったプリンの他にも、ホテルやパティスリーなど別府市内では30以上のお店で工夫を凝らした美味しいプリンを販売しています。
温泉あがりにプリン。
温泉土産にプリン。
プリンの食べ歩きも良いですね。
別府プリンの中で一番有名なのが、老舗旅館岡本屋の「地獄蒸しプリン」です。
地獄釜を使って蒸すプリンが誕生したのは昭和63年のことでした。
地獄蒸しプリンの原材料は新鮮な卵、牛乳、生クリーム、砂糖のみ。
職人さんが一つ一つ手作りしています。
明礬温泉の蒸気で作るプリンは、硫黄成分の効果で防腐剤不要。
濃厚でとろっとした舌触りが特徴で、甘さ控えめなプリンにほろ苦いカラメルが良く合う大人の味わいです。
店頭で食べるなら、地獄パフェがおすすめ。
パフェは、カスタード、バナナ、いちご(季節限定)、コーヒー、 抹茶キャラメルからチョイス可能で、トップにはもちろん地獄蒸しプリンが乗っていてボリューム満点です。
住所 : 大分県別府市明礬3
マップ : Googleマップ
アクセス : 亀の井バス別府駅西口から湯山方面行き「地蔵湯前」下車
電話番号 : 0977-66-3228
定休日 : 無休
営業時間 : 8:30〜18:30
公式サイト : 岡本屋売店
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
別府の人は冬でも冷麺を食べるほど好きで、別府市内には冷麺を提供する店が60店舗以上あるとも言われています。
戦後に満州から引き揚げてきた料理人が、朝鮮冷麺を日本人にも食べやすいようにアレンジして作ったのが始まり。
お店によって麺の種類、スープの種類、具材、味付けなどが違うので、別府冷麺のしっかりした定義はありません。
一般的に和風だしスープに太めのモチモチ麺、キャベツのキムチ添えの冷麺専門店系と、つるっとした細めの麺に白菜キムチ添えの焼肉店系の2系列に分かれています。
昭和45年創業の老舗、冷麺温麺専門店「胡月」は、後継者不足により2017年に一度閉店したもの、老舗の味を残したいという後継者が現れ、2018年に再オープンしました。
昭和20年頃に満州から引き揚げた先代が、現地で食べた冷麺を和風にアレンジした物で、別府冷麺発祥の店と言われています。
天然水(地下水)を使い、昆布を中心の出汁をとったスープは、優しい味わい。
ソバ粉を配合した中太麺はコシが強く、もちもちとした食感が特徴です。
トッピングは、牛肉チャーシュー、キャベツの自家製キムチ、ゆで卵、ネギ、ゴマとシンプルで、国産材料にこだわっています。
別府冷麺を代表する老舗の味をぜひ味わってみてください。
住所 : 大分県別府市石垣東8-1-26
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線別府大学駅より徒歩16分
電話番号 : 0977-25-2735
定休日 : 火曜日
営業時間 :
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
1度食べたら忘れられない美味しさ、お刺身の最高峰。
関アジ、関サバは、食べた人からそんな賞賛の声が聞かれる大分の誇る高級ブランド魚です。
大分県佐賀関は、瀬戸内海と太平洋がぶつかり合う潮流が速い海域です。
中でも「速吸の瀬戸(はやすいのせと)」と呼ばれるエリアはプランクトンが豊富で、瀬が多く、海水温度も一年中一定という、魚にとっては非常に住み心地が良い場所。
この速吸瀬戸で獲れ、下記の5つの条件を満たした場合のみ、関アジ、関サバのブランド名を付けて出荷することができます。
高級魚なのでそれなりのお値段はしますが、地元ならではの鮮度抜群な関アジ、関サバをぜひ味わってみてください。
関あじ、関さばが水揚げされる佐賀関漁港から車で1分、「あまべの郷 関あじ関さば館」内にある「白木海岸のレストラン」は、豊後水道を一望できるレストランです。
毎朝、活魚のまま仕入れた魚は店内のいけすで泳ぎ、注文を受けてから神経締め、活絞めをして調理されます。
まさに産地直送、新鮮そのものの海の幸が味わえます。
関あじ御膳、関さば御膳ともに、小鉢、茶わん蒸し、ご飯、みそ汁付き。
たっぷりと味わいたい方は、姿造りがおすすめです。
関あじ、関さばに関しては、天候などによって水揚げがない場合もあるので、気になる方は事前にご確認を。
住所 : 大分県大分市白木949 関あじ関さば館2F
マップ : Googleマップ
アクセス : JR大分駅より車で20分
電話番号 : 097-575-2338
定休日 : 無休
営業時間 : 11:00〜16:30
公式サイト : 関あじ関さば館
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
大分市のご当地グルメ「にら豚」とは、ニラ、キャベツ、豚肉を醤油ベースの甘辛いタレで炒めた料理です。
さっと作れる手軽さと、栄養価の高さ、コスパの良さなどで家庭でも良く作られる庶民派グルメ。
新鮮なニラは柔らかく甘みがあり、豚肉との相性も抜群です。
そこにキャベツのシャキっとした食感と、ピリッとした一味唐辛子などの辛味がアクセントとなり、ビールもご飯も進むという危険な一品です。
大分市は全国でも有数のニラの産地で、市内消費の他、福岡や関西へも出荷しています。
大分市では「 にら豚PR大作戦 」と銘打って、にら豚を提供しているお店のMAPやキャラクターを作ってPR活動をしています。
昭和46年創業の中華料理店「王府」は、にら豚発祥のお店と言われています。
元々は従業員用のまかない料理でしたが、評判が良くメニューへ昇格したのだそう。
大箱の大衆的な中華料理店ですが、お昼時には満席になるほどの人気ぶりです。
ほとんどの方のお目当てであるにら豚は、単品とライス、副菜がついた定食があります。
強火でさっと炒めたニラとキャベツはシャキシャキ感があり、甘辛いソースが絶妙で、にら豚なら王府でという地元ファンが多いのも頷けるお味。
大分名物のとり天も、カリッとしたちょっとから揚げ寄りのタイプで人気があります。
住所 : 大分県大分市高松東1丁目3-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線高城駅より徒歩6分
電話番号 : 097-558-3044
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:00~15:00 /17:00~22:00(L.O.21:30)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
大分のB級グルメとして知名度を上げている「日田やきそば」。
昭和30年代に「想夫恋」というお店の初代オーナーが、焼いた麺料理を作りたいと試行錯誤の末に完成させたと言われています。
普通の焼きそばとは違い、麺を鉄板の上でパリッとするまで硬めに焼くのが特徴。
具は主にもやし、ネギ、豚肉などで、パリッと香ばしい麺とシャキシャキ感が残ったもやしとの相性は抜群です。
現在、日田市内のラーメン店を中心に約20店舗で提供されています。
昭和45年創業の「三隈飯店」は、本来ラーメン屋ですが、8割近いお客さんが日田やきそばをオーダーするという有名店。
店主は、地元の有志で立ち上げたという「 日田やきそば研究会 」の代表を務めています。
さっと茹でた太めの生麺を鉄板の上でじっくりと焼き付けることで、パリパリの食感が生まれます。
具材は豚肉とネギともやしで、もやしと麺の比率は1対1というヘルシーさ。
ちょっと甘めの特製ソースで仕上げた日田やきそばは、癖になる味だと評判です。
住所 : 大分県日田市隈1-5-21
マップ : Googleマップ
アクセス : JR久大本線日田駅(南口)より徒歩11分
電話番号 : 0973-22-7261
定休日 : 月曜14時以降、水曜
営業時間 : 【月】11:00〜14:00【火木金土日】11:00~19:00
公式サイト : みくま飯店
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
中津の人はからあげが大好きで、お祭り、運動会、卒業式、お盆にお正月、決まって大皿盛りのから揚げが振舞われます。
家庭で揚げるより店で買うのが一般的で、街中には30軒を超えるからあげ専門店があり、味を競い合っています。
戦後の食糧難の時代に、国の政策で多くの養鶏場が作られたため、昔から鶏肉を食べる文化が発展していきました。
戦後に満州から引き揚げてきた人が中国にあったから揚げを伝えたことで、中津にからあげが広まりました。
中津から揚げは、国産の生鶏を使用しているのでジューシーで旨味たっぷり。
揚げたてはもちろんですが、冷えても美味しく食べれるようにとスパイスを使っているお店が多いのも特徴です。
からあげ専門店の店主たちによる「 聖地中津からあげの会 」では、中津から揚げの素晴らしさを全国に発信し、からあげの味への追及、PR活動を通じて地域の活性化と食の観光促進に力を入れています。
お肉屋さんが作るから揚げとして人気が高い「ぶんごや」のから揚げ。
精肉店として50年、唐揚げ屋として40年という老舗店で、 日本唐揚げ協会 が開催する「からあげグランプリ」では、9年連続の金賞獲得という実力派です。
原材料にとことんまでこだわり、新鮮な朝びき鶏を、数か月もの間熟成させた秘伝のタレに漬け込んで味付けをしています。
一番人気は「骨なし中津からあげ」で、ジューシーなもも肉とあっさりしたムネ肉のミックス。
二番人気は通好みの「骨付き中津からあげ」で、揚げている最中に骨から染み出るエキスが鶏肉を一層美味しくしています。
どちらも100gから販売しているので、お店で熱々を食べ比べてみてください。
住所 : 大分県中津市豊後町853
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線中津駅より徒歩9分
電話番号 : 0979-22-8104
定休日 : 日曜日
営業時間 : 08:00〜19:00
公式サイト : 中津からあげ専門店ぶんごや本店
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
※合わせて読みたい: 中津からあげの名店10選!からあげの聖地大分・中津で味わうご当地グルメ
大分県日出町(ひじまち)に広がる海には、海底から真水が湧き出す海域があり、そこで獲れるマコガレイは臭みがなく非常に美味しいことから、「城下かれい」と呼ばれるようになりました。
江戸時代には将軍への献上品として珍重されており、一般庶民には手が出ない高級品だったので、別名殿様魚と言われていたのだそう。
透き通った身は肉厚で弾力があり、上品な甘みが特徴。
薄造りにしたお刺身を梅酢のタレで食べるのが一般的ですが、から揚げ、天ぷら、煮つけなど様々な料理で味わえます。
城下かれいの旬は4月~7月で、5月には日出町で「城下かれい祭り」が開催されます。
この時期に大分を訪れることがあれば、忘れずに食べておきたい逸品です。
城下かれいの美味しい店と言えば必ず名前が挙がるのが「能良玄家」。
城下かれいをはじめ、日出町で水揚げされた新鮮な海産物を手ごろなお値段で味わうことができる店として知られています。
各種会席料理の他、刺身はもちろん、握り寿司、棒寿司、湯引き、煮つけ、から揚げ、焼き物など一品もので注文する事も可能。
ランチ限定の、城下かれいミニセットは、刺身、煮つけ、から揚げ、吸い物、香の物、ご飯がついていてリーズナブル。
お刺身につけるタレは、豊後梅よりとった梅酢を5年以上寝かせて作った伝統の味です。
能良玄家では、1年を通じて城下かれいを取り扱っています。
住所 : 大分県速見郡日出町2573
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線暘谷駅より徒歩2分
電話番号 : 0977-72-2037
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:00〜21:00(LO20:30)
公式サイト : 能良玄家
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
豊後水道でとれる白身魚のエソ(またはアジ)を焼き、身をほぐして、煎った胡麻とすり鉢で合わせ、醤油、みりん、砂糖などを加えてさらに混ざ合わせてつくるのが「ごまだし」です。
漁師の町、佐伯の家庭で保存食として作られたのが始まりだと言われています。
このごまだしを茹でたうどんに乗せて、お湯を注いで溶きながら食べるのが「ごまだしうどん」。
魚の旨味と胡麻の香ばしさと風味が癖になる味わいです。
ごまだしは、魚の臭みなどはなく、旨味たっぷり、カルシウムたっぷりの万能調味料です。
冷や奴にのせたり、温野菜につけたり、そうめんにのせたり、お茶漬けのトッピング、料理の隠し味にと使い方はアイディア次第。
お土産屋さんで瓶詰の物が売られているので、グルメな方へのお土産にもおすすめです。
「味愉嬉」のごまだしうどんは、別の器にごまだしを入れ、うどんの湯で割って濃さを調節し、釜揚げうどんのようにつけて食べるというつけ麺風なスタイルです。
ほとんどのごまだしうどんはうどんに直接ごまだしをのせるので、ちょっと珍しいのですが、味の調節が自分で出来るのが嬉しいポイント。
ごまだしの新たな可能性を追求する研究熱心な店主が用意しているのは、ごまだしの他に、かぼす胡椒、かぼす果汁、そして豆乳。
最初はごまだしのみ、次にかぼす果汁を入れてさっぱりと、かぼす胡椒でピリッと変化を。
豆乳を加えると、ごまだしのコクと相まってまろやかでクリーミーに味変されます。
最後に店主おすすめのカレーパウダーをかけると、ごまだしカレーうどんの完成です。
おすすめは、ごまだしうどん定食。
名物とり天、小鉢、おにぎり2個が付いてボリューム満点です。
住所 : 大分県佐伯市中村南町7-25
マップ : Googleマップ
アクセス : JR日豊本線佐伯駅より徒歩25分
電話番号 : 097-223-7240
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:00〜22:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「ひゅうが丼」とは、マグロの赤身を醤油、砂糖、胡麻、酒、卵黄などで作る特製のタレにつけてご飯に乗せて丼にしたものです。
津久見港から約14kmに位置する豊後水道に浮かぶ保戸島に伝わる郷土料理で、マグロ遠洋漁業の基地として栄えた保戸島の漁師が、漁の合間に火を使わずに手早く栄養がとれるものをと作り出しました。
先にご紹介した「りゅうきゅう丼」と似ていますが、ひゅうが丼は、いりごまをすって砂糖を加えた醤油ダレに卵黄を入れるのが特徴。
マグロにまったりとした卵黄入りのタレが絡まってコクのある味わいが楽しめます。
津久見で新鮮な海産物を食べたい方におすすめなのが「浜茶屋」です。
「ひゅうが丼」は、一切れが大きめなマグロのぶつ切りがたっぷり。
醤油、胡麻、生姜、卵で作った特製のタレは生姜がアクセントとなってさっぱりといただけます。
一緒にだし汁がくるので、後半はお茶漬け風にだし汁をかけて食べるのがお店のおすすめです。
浜茶屋のもう一つの名物は「マグロステーキ」です。
熱した溶岩の上にジュージューと音を立てながら登場するマグロは、まるでステーキ肉。
最初はレア状態なので、好みの焼き加減に調節しながらいただきます。
定番のニンニク醤油味の他、かぼす、トマト、チーズのソースがあり、好みの組み合わせが選べます。
住所 : 大分県津久見市大字千怒6029-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR津久見駅からタクシーで6分
電話番号 : 0972-82-8302
定休日 : 月曜(祝日の場合は営業)
営業時間 : 11:00~15:00(L.O14:30)/17:00~21:30(L.O21:00)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
大分県の美味しいものを一挙にご紹介しました 。
温泉を楽しんでご当地グルメを味わう…そんな贅沢な時間を過ごしてみませんか?