福島県名物・喜多方ラーメンのおすすめ8選！ラーメンの特徴や坂内食堂など有名店の魅力も紹介

【目次】福島県名物・喜多方ラーメンのおすすめ8選！ラーメンの特徴や坂内食堂など有名店の魅力も紹介

喜多方ラーメンの特徴

喜多方ラーメンのおすすめ店

1. 坂内食堂

2. 源来軒

3. 食堂 はせ川

4. 喜一

5. らーめん一平

6. 香福

7. ウリナム食堂

8. きくすい

喜多方ラーメンの特徴

喜多方ラーメンは、札幌・博多と並び日本三大ラーメンの1つとして多くの人に愛される名物グルメです。

あっさりとした醤油ベースのスープが基本。

お店によって塩や味噌などさまざまなスープを使用しているため、お気に入りのお店を見つけるのもおすすめです。

喜多方ラーメンは麺にも特徴があり、平打ちの中太麺が使われることが多いです。

水を多く含んだ加水率の高い麺はコシがあり、食べ応え抜群。

あっさりの醤油スープによく絡むよう、ちぢれ方を研究するラーメン屋もあります。

喜多方市には朝ラーメンの文化があり、出勤前やお休みの日の朝ごはんにラーメンを食べる人がいるほど。

喜多方市内のラーメン屋さんには7:00〜営業しているお店もあるため、訪れた際は「朝ラー」を体験してみてはいかがでしょうか。

喜多方ラーメンは、市内にある「源来軒」が起源とされています。

こちらの創業者が中国から伝わった「支那そば」を日本で提供し、お店をオープンさせたのが喜多方ラーメンの始まりです。

今では人口に対するラーメン店の密度が日本一とも言われている喜多方市。

ぜひ喜多方で本場の絶品ラーメンを味わってみてくださいね。

喜多方ラーメンのおすすめ店

市内だけでラーメン店が120店舗以上あるという激戦区の喜多方市。

せっかく日本三大ラーメンを本場で味わうのであれば、美味しい一杯を食べてみたいものですね。

ここでは、中でもおすすめしたい喜多方ラーメンのお店を紹介していきます。

1. 坂内食堂

喜多方駅より徒歩15分の「坂内食堂」は、福島県民以外も聴き馴染みがあるラーメン店なのではないでしょうか。

関東にもお店を展開している喜多方ラーメンの本家ということで、平日でも行列必須の超人気店！

お昼時は30人以上並ぶこともしばしばなので、足を運ぶ際は時間に注意が必要です。

喜多方市民だけでなく、観光客からも愛される「坂内食堂」。

駐車場はお店付近と、少し離れた場所に臨時駐車場が完備されているため、混雑時はそちらを利用してみてくださいね。

「しなそば」750円（税込）は、他で言う「喜多方ラーメン（醤油ラーメン）」を指します。

豚骨ベースの醤油味はあっさりした味わいが特徴。

かえしをあまり使用していないため、旨みがダイレクトに伝わります。

豚骨醤油出汁だけでなく、魚介、野菜、鶏などさまざまな出汁をブレンドしたスープはここでしか味わえません。

醤油のあっさりさに魚介出汁の爽やかさがプラスされるため、朝ラーメンにもぴったりです。

よりガッツリとした喜多方ラーメンを味わいたい人は「肉そば」1,000円（税込）がおすすめですよ。

器いっぱいに広がるチャーシューに驚く人も多いこのラーメン。

実際に筆者も注文し、あまりのチャーシューの多さに驚いてしまいした。

「食べきれるかな？」と不安になりますが、ご安心を。

チャーシューのまろやかさが絶妙で、そんな不安は吹き飛ぶこと間違いなしです！

チャーシューにあっさり風味のスープが染み込んでいるため、脂分がまろやかになり食べやすいです。

長時間煮込まれたチャーシューはとろとろで、口の中で消えそうなほど。

あまりの美味しさに、20枚以上あるチャーシューもペロリと完食です。

2. 源来軒

喜多方駅より徒歩8分の「源来軒」をご紹介します。

道路に面した赤い看板が目印のこのお店は喜多方ラーメンの「元祖」として人気が高いお店です。

創業100年以上を誇る超老舗のラーメン屋さん。

店内は広々とした町中華のような雰囲気で、2階席は予約も可能となっています。

「ラーメン」700円（税込）は、中央に乗ったナルトが特徴的な一杯。

具材はネギにメンマ、ナルトと「さすが元祖喜多方ラーメン」と言えるラインナップです。

スープは、鶏ガラと煮干しのきいたあっさりスープ。

他の喜多方ラーメンよりも煮干しを強く感じるスープがこのお店流なんです。

また、麺にもこだわりがあり、中太ちぢれ麺をお湯でゆがく前に手揉みをすることで、よりちぢれを強く感じられるようにしているんだとか。

柔らかめな麺が煮干しの強いスープによく絡み、このお店でしか味わえない喜多方ラーメンを堪能できます。

元祖喜多方ラーメンのお店ということもあり、混雑必須の人気店。

土日などの混雑時は10:00オープンでお昼すぎには品切れになることもあるほどなので、訪れる際は時間に注意してくださいね。

3. 食堂 はせ川

「食堂 はせ川」は、オーソドックスな醤油ラーメンだけでなく、さまざまな種類のラーメンが味わえると人気が高いラーメン屋さんです。

喜多方駅より徒歩30分以上かかるため、バスやタクシー、車で向かうのが良いでしょう。

駐車場はお店前と店舗裏側に広々と完備されているため、混雑時も安心です。

つけ麺や辛味噌ラーメンなど、幅広いメニューの中でも人気が高いのは「醤油ラーメン」950円（税込）です。

着丼した瞬間に香る醤油のあっさりとした香り。

煮干しの程よいコクと鶏出汁のさっぱり加減が癖になる一品です。

ここのチャーシューは完全国産豚を使用。

長時間煮込まれたチャーシューは箸で切れるほどの柔らかさとなっています。

小麦粉本来の甘味が際立つ麺と、とろとろなチャーシューがよく絡みます。

メニューが充実しているこちらのお店では、醤油ラーメンだけでも4種類取り揃えているんです。

「大判チャーシュー醤油ラーメン」1,130円（税込）は、その名の通り大判のチャーシューが特徴です。

器からはみ出るほどのチャーシューは食べ応え抜群で満足すること間違いなし！

豚肉の旨みがラーメンスープに染み渡り、より動物性の旨みを堪能できますよ。

4. 喜一

喜多方駅から徒歩13分の「喜一」をご紹介します。

9:00開店のこのお店、開店と同時に待ち時間が発生するほどの人気店です。

営業日は平日のみのため、来店される方は注意してください。

店内はカウンター席とテーブル席のみのこじんまりとした空間。

カウンター席の目の前からは、庭園のような綺麗な景色を眺めることができます。

おしゃれな雰囲気の中で喜多方ラーメンが食べられると男性だけでなく、女性人気も高いんです。

「熟成醤油ラーメン」600円（税込）は、あっさりさの中にコクと旨みがつまった絶品ラーメン。

ほんのり感じられる背脂のコクが絶妙で、ここでしか味わえない一杯を堪能できます。

このお店は「麺」にもこだわりが詰まっています。

多加水で喉越しのいい麺はもちもちの食感が特徴です。

実際に注文した筆者もあまりのもちもちさに驚いたほど！

小麦の香りを感じつつも、あっさりとした醤油が染み込んでいて、麺を楽しみに足を運ぶ人もいるんほどなんです。

チャーシューは肉厚でほろほろ。

一口噛むごとに旨みと脂身が口いっぱいに広がり、スープのあっさりさによく合います。

このお店ではオーソドックスな醤油ラーメンだけでなく、塩ラーメンも美味しいと話題なんです。

「日本海 藻塩ラーメン」700円（税込）は、新潟県の藻塩と日本海のホンダワラなどの海藻と海水で作られたこだわりが詰まった塩ラーメン。

透き通ったスープにアサリの旨み、濃厚な出汁の風味が鼻を抜け、ファンになる人続出なんです。

一口飲むごとに美味しさをダイレクトに感じられるこのスープは、完飲してしまう人がほとんどなんだそう。

実際に筆者も注文しましたが、気付いた時にはスープまで全て飲み干しているほどの美味しさでした。

スープが無くなり次第営業終了のこのお店。

連日11:00過ぎには完売になるほどの人気店なので、朝早くに来店するのがおすすめです。

5. らーめん一平

創業25年以上の老舗ラーメン店「らーめん一平」は、喜多方ラーメンでありつつも背脂たっぷりのコッテリ系ラーメンが味わえるお店です。

営業開始は7:00〜と朝早くから開店しているため、平日でも仕事前の人々が集うこちら。

さらに平日のランチタイム11:30〜14:00までの間に来店すると、ライスが一杯無料で付いてくるため、朝から昼まで多くのお客さんで賑わいます。

背脂がたっぷりの「じとじとラーメン」850円（税込）はインパクトの強い一杯です。

スープの上に白く浮かぶ背脂の量に「くどそう」と思えますが、意外にもあっさりとしており、食べやすいのが特徴です。

豚骨と煮干しスープの風味が、良質な背脂とマッチします。

オーソドックスな「ラーメン」750円（税込）は、醤油のあっさりさが特徴です。

透き通ったスープは塩味と醤油のバランスが絶妙。

醤油のあっさりさとほのかに香る魚介出汁の旨みがたまりません。

麺は喜多方らしい中太ちぢれ麺。

スープがよく絡むよう、細かめに縮んでいる麺は喉越しと歯応えが絶妙なんです。

土日などの混雑時はオープンと同時に満席になることもあるほどなので、時間に余裕を持っての来店がおすすめです。

6. 香福

喜多方駅より徒歩10分の「香福」をご紹介します。

朝7:30〜営業しているお店のため、朝ラーメンも楽しめますよ。

お店は昔ながらの一軒家のような古民風の空間で、カウンター席の他にテーブル席、小上がり席の用意があるため、グループの来店も安心です。

店内では野菜が販売されていたり、お子様用のおもちゃの用意も。

アットホームな空間で美味しいラーメンが味わえると、地元の人が愛するラーメン屋さんです。

このお店はメニュー名が変わっているのが面白いポイント。

通常の「ラーメン」700円の他、白髪ネギが乗った「告白ラーメン」800円や万能ネギが乗った「青春ラーメン」650円（各税込）などがあります。

変わったメニュー名ですが味は絶品ですよ。

オーソドックスな「ラーメン」700円（税込）は、食品添加物を一切使用しないというこだわりが詰まった一品です。

醤油ベースのスープですが、ほんのり香る豚骨出汁のバランスがよく、あっさりとした味わい。

豚骨醤油の旨みを感じつつも塩味のあっさりさと協調するため、朝ラーメンにぴったりなんです。

麺は喜多方ラーメンらしい多加水のもちもちなちぢれ麺です。

柔らかな舌触りの中太麺が、優しい味わいのスープに絡み絶品！

コシを感じる歯応えもあるため、食べ応え抜群なんです。

より肉肉しいチャーシューを味わいたい人は「お肉ラーメン」800円（税込）はいかがでしょうか。

お昼時など、ガツンとお腹いっぱいラーメンを味わいたい人は「お肉ラーメン」に「ライス」100円（税込）を購入し、セルフお肉丼を作る人もいるんだそう。

チューシューはホロホロで柔かい食感が特徴です。

お肉の旨みを最大限引き出したチャーシューは、ラーメンにもライスにもよく合います。

駐車場はお店の裏手側にあるため、注意が必要です。

国道側からは一方通行になるため、場所に注意しながら向かうようにしてください。

7. ウリナム食堂

喜多方駅から徒歩8分の「ウリナム食堂」は7:00〜15:00までと朝と昼のみ営業しているラーメン屋さんです。

可愛らしい字体の看板が目印のこのお店では、喜多方ラーメンでも珍しい「こってりタイプ」のラーメンが味わえます。

お店の駐車場は店舗から20mほど離れた場所にあるため、車で向かわれる場合は注意してくださいね。

「ノムノムこってり塩ラーメン」800円（税込）はスープが見えないほどの背脂に驚く一杯。

濃厚そうな見た目ですが、一口食べれば印象がガラッと変わります。

あっさりの塩スープはまろやかで優しい味わいです。

淡い味わいに、背脂の濃さがちょうどよくマッチします。

濃厚な背脂はよりまろやかさをプラスしてくれますよ。

ラーメンのお供に「ウリ飯」370円（税込）を注文する人も多いんです。

ミニビビンバ丼のような見た目のこちら。

チャーシューにメンマ、ナムルが乗ったウリ飯は、ピリ辛は豆板醤が効いていて、あっさりラーメンによく合います。

8. きくすい

喜多方駅から徒歩11分の「きくすい」をご紹介します。

平日は11:00〜とお昼からの営業ですが、土日は7:00〜営業しています。

週末に朝ラーメンがしたい時は、ぜひ「きくすい」でいただきましょう。

看板には大きく「手打ちそば」の文字が。

そう、このお店は蕎麦屋さんでありながら絶品喜多方ラーメンが味わえるお店なんです。

店内は蕎麦屋さんのように広々としたおしゃれな空間が広がっています。

「ラーメン」600円（税込）はアゴ出汁が香る一杯。

スープは蕎麦屋さんらしい優しい味わいが特徴です。

あっさりとした醤油ベースの中に、豚骨出汁とそば出汁の風味が混ざり、蕎麦屋さんらしい喜多方ラーメンが味わえますよ。

チャーシューは分厚く、ほろほろになるまで煮込まれています。

敢えて味を薄くし、スープの優しい味わいにマッチするよう工夫されているんです。

「とりらー」780円（税込）はここでしか味わえない創作喜多方ラーメンです。

喜多方市の名物グルメとして「鳥モツ」があるのをご存知でしょうか。

喜多方では、鳥の皮を「鳥モツ」と呼びます。

このラーメンは、鶏皮のエキスをラーメンに加えた珍しい一杯です。

鳥そばのような奥深い味わいの中に感じる鳥の甘味。

鶏皮は程よい脂で旨みが抜群なんです。

しっかり下処理してあるため、プルプルの食感もたまりません。

日本三大ラーメンとして人気が高い喜多方ラーメン。

ベースは醤油味のあっさりスープに中太ちぢれ麺ですが、店舗によって大きく異なるのが面白いポイントです。

ぜひ本記事を参照に気になる喜多方ラーメン店を見つけてみてくださいね。

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