山口名物の瓦そばのおすすめ店8選！瓦そばの特徴や歴史、下関市にある発祥のお店も紹介

【目次】山口名物の瓦そばのおすすめ店8選！瓦そばの特徴や歴史、下関市にある発祥のお店も紹介

 

瓦そばはどんなグルメ？

山口で瓦そばが食べられるおすすめ店

【下関市】元祖瓦そば たかせ 本館

【下関市】瓦そば本店 お多福

【下関市】平家茶屋 

【下関市】しらさぎ本陣

【下関市】和や 駅前店

【山口市】和み家

【萩市】うどん茶屋 橙々亭

【長門市】瓦そば 柳屋

 

 

瓦そばはどんなグルメ？

 

 

山口の誇る郷土料理、瓦そば。

熱々の瓦の上に風味豊かな茶そばが乗せられ、その上に錦糸卵や牛肉、レモンが乗った華やかな料理です。

 

瓦そばの温度はなんと平均300℃！

そのため瓦に触れる下の部分はパリパリに焼かれていますが、上の部分はもちもちさとしていて、異なる食感が楽しめます。

 

 

瓦そばはまずそのまま食べるのがおすすめ。

茶そばらしい風味豊かなお蕎麦を堪能したあと、甘めのつゆにつけて食べるのがツウなんだとか。

温かいつゆに、芳醇なお蕎麦の香りが交わりこれまた絶品なんですよ。

 

具材の錦糸卵や甘辛く煮た牛肉と一緒に食べると、もちもち麺とのコラボレーションが楽しめます。

 

 

半分ほど食べたあとに、レモンやもみじおろしなどの薬味を加えていただきましょう。

レモンのさっぱりとした酸味ともみじおろしのピリ辛感が加わり、今までとは異なる瓦そばを堪能できます。

 

瓦そばが生まれたのは昭和36年ごろ。

西南戦争が起きていた頃、瓦の上で肉や野菜を焼いたことがきっかけで瓦そばが生まれたんだそう。

 

現在では発祥の地、川棚温泉や下関周辺だけでなく、山口県内外で多くの人に愛される料理になりました。

 

 

山口で瓦そばが食べられるおすすめ店

 

 

瓦そばは山口県民はもちろん、他府県の人も味わいに来るほどの人気料理。

ここからは、そんな瓦そばが食べられるおすすめのお店をご紹介していきます。

 

お店によって茶そばの味、つゆの種類が異なるのでお気に入り店舗を見つけてみてくださいね。

 

【下関市】元祖瓦そば たかせ 本館

 

 

瓦そば発祥のお店として観光客から人気の「元祖瓦そば たかせ 本館」。

このお店の創立者が瓦そばを発案し、提供したところ大ヒット！

 

発祥店ということもあり、地元の人はもちろん観光客も訪れる有名店です。

 

お店は築100年という歴史のある古民家を改装しており、大きな窓からは中庭が眺められ、雰囲気抜群です。

広々としたテーブル席や足を伸ばしてくつろげる畳座敷席など、幅広いタイプの席を完備しています。

 

小さなお子さんからお年を召した方まで訪れやすいお店と言えるでしょう。

 

 

ちなみに「本館」は土日のみの営業です。

徒歩ですぐの場所にある「  元祖瓦そば たかせ 川棚南本館  」は、平日や本館営業時間外も営業しているので、都合が合う方のお店を訪れましょう。

 

 

「瓦そば 1人前」1,320円（税込）は、宇治抹茶の香りが際立つ、このお店ならではの味わいです。

宇治抹茶の香りを引き出すように「石臼挽き」という特別な技法で作っています。

蕎麦粉は北海道産のみを使用しているので、宇治抹茶と蕎麦の風味をしっかりと感じられます。

 

このお店は瓦の厚さが他より分厚く、熱伝導が高いのが特徴です。

お蕎麦が焼かれてパリパリになる場所が多いので、柔らかいそばを楽しみたい人は早めに食べるのが良いでしょう。

 

 

つけ汁は辛めな仕様です。

敢えて濃口にすることでお蕎麦の芳醇な香りとの良いバランスが取れています。

 

 

よく焼かれて、パリパリになったお蕎麦も絶品！

つけ汁はポットごと卓上に用意されているので、思う存分味わえるのが嬉しいですね。

 

 

【下関市】瓦そば本店 お多福

 

 

「瓦そば本店 お多福」は、約800年の歴史を持つ川棚温泉の中でも老舗と名高い「川棚グランドホテル」内に位置するお店。

ホテル内にあることから観光やビジネスで訪れる人も多く、平日でも混雑必至の人気店です。

 

 

お店は開放感があり、清潔感も感じられる内装です。

 

ホテル内ということもあって、立派な門構えですが中はシックで落ち着いた雰囲気。

広々としたテーブル席や、半個室風の席まであるので大人数での来店も安心です。

 

 

こちらは瓦そば以外にも「ひつまぶし」1,870円や、「高森和牛の瓦そば」2,090円（各税込）など様々あるので、気になるメニューをチョイスしてみてくださいね。

 

オーソドックスなのは「瓦そば 1人前」1,210円（税込）です。

お店特製のつけ汁は鰹出汁ベースで、砂糖不使用なのがこだわり。

 

あっさりさを追求しているので、たっぷりつけても食べやすいのが嬉しいですね。

 

 

また、使用する瓦は昔古民家で使われていた本物の瓦のみ。

十数年以上天日で鍛えられた瓦は高い保温性を誇り、じっくり焼き上げる瓦そばにぴったりなんですよ。

 

 

【下関市】平家茶屋 

 

 

本州と九州を結ぶ橋、関門橋の隣に位置する「平家茶屋」。

大きな窓一面から眺められる関門海峡が絶景！と、デートや女子会、接待に利用する人が多いお店です。

 

 

店内はまるで高級レストランのような佇まい。

木を基調としたシックな内装で、BGMにジャズが流れる大人な空間です。

 

ピアノ演奏が聞ける雰囲気抜群なカウンター席にテーブル席、お店奥には完全個室席の用意も。

個室からは関門海峡が眺められるようになっているので、気になる人は事前予約をするのが良いでしょう。

 

 

立派な店構えのため高級そうなイメージを持ってしまいますが、瓦そばはお安めの価格でいただけます。

 

1人前なら「瓦そば」1,200円（税込）！

「瓦そば」2人前 2,400円（税込）もあるので、大人数で来た場合やたくさん食べたい人はこちらも良いでしょう。

 

このお店はトッピングの具材に特徴があります。

瓦で焼かれた茶蕎麦の上にはオーソドックスな牛肉や錦糸卵の上に、なんと穴子のトッピングが。

 

 

穴子と甘い味付けの牛肉に、あっさりさが特徴のつけダレのバランスが最高です。

つけダレにレモンと紅葉おろしを加えることでより穴子の濃厚さを感じられるので、このお店では早めに薬味を入れるのがおすすめ。

 

高級和食店らしく、「瓦そば御膳」3,000円（税込）など御膳も用意されています。

落ち着いた大人な雰囲気で瓦そばを味わいたい人に向いています。

 

 

【下関市】しらさぎ本陣

 

 

川棚温泉より車で5分の「しらさぎ本陣」は、知る人ぞ知る隠れ家割烹料理店。

歴史を感じる建物は丁寧に手入れされており、中も落ち着いた内装です。

 

店内入ってすぐの所には中庭もあるので、ゆったりとしたひと時が過ごせそう。

 

昭和レトロで立派な門構えのお店ではありますが、内装はとても煌びやか！

玄関口もとても華やかに装飾されています。

 

 

 

 

 

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「瓦そば御膳」2,200円（税込）は、名物の瓦そばに一品料理が3品とご飯、お味噌汁がつく御膳です。

炊き込みご飯と一品料理で使用する食材は、なるべく山口産のものを使用しているのがこだわりです。

 

提供される料理は全て旬のものなので、料理からも季節感を感じられることでしょう。

 

 

 

 

 

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このお店の瓦そばの特徴は、トッピングされている海老天。

海老天に合うよう、出汁はあっさりとした優しい味わいになっています。

 

海老天はサクサクで、辛めのつゆにぴったり！

牛肉や錦糸卵とのコラボレーションも楽しめるので、変わり種の瓦そばが味わいたい人は「しらさぎ本陣」が良いでしょう。

 

 

【下関市】和や 駅前店

 

 

下関駅から徒歩5分の「和や 駅前店」。

下関名物のふぐやイカ刺しなどを提供する、創業45年の老舗居酒屋です。

 

居酒屋なので営業時間は17:00〜になります。

ランチ営業はしていないので、飲み会のはじめや〆に利用するのが良いでしょう。

 

 

情緒溢れる雰囲気の店内には、雰囲気抜群のカウンター席や座敷席など様々な席が。

地下の宴会場は最大80名まで収容可能なので、宴会や大人数での会食にも良いでしょう。

 

 

 

 

 

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「瓦そば1人前」1,320円（税込）は、居酒屋で食べるクオリティじゃないと人気の一品です。

 

お酒に合う理由は、大きめにカットされているお肉の存在にあります。

牛肉らしい歯応えと旨みが茶蕎麦に染み込んでいるので、食べ応え抜群なんですよ。

 

また、一緒に提供される蕎麦つゆも、お酒の〆にぴったりな理由の一つです。

カツオ出汁のあっさりさと、めんつゆの甘みのバランスが絶妙。

これだけでも飲み干せるほどの美味しさで、お酒の〆でもペロリと食べられると好評なんですよ。

 

「瓦そば2人前」2,640円（税込）もあるので、大人数での飲み会の〆の場合は2人前をシェアするのも良いですね。

 

 

【山口市】和み家

 

 

上郷駅より徒歩で約3分と好アクセスな「和み家」をご紹介します。

 

和食のファミリーレストランということで、地元の人がこぞって訪れる地元密着型のこのお店。

駅からのアクセスが良い他、目の前には広々とした駐車場を完備しているので、自家用車での来店も安心です。

 

 

店内は観葉植物が配された、落ち着いた雰囲気。

席は半個室と個室が中心なので、ファミレスとは思えない高級感を感じます。

 

最大12名まで着席可能な個室席から、お子さんも安心な座敷席など幅広い席を用意。

地元の人の笑い声が響く、アットホームな空間が広がっています。

 

 

「瓦そば御膳」1,958円（税込）は、瓦そばに数種類の料理がついてこのお値段と圧倒的コスパの良さ！

刺身や天ぷらなど、山口の美食を存分に味わいましょう。

 

季節の食材がふんだんに使用されているので、瓦そばの箸休めにもぴったりなんですよ。

 

 

瓦そばは固形燃料で焼かれているので、最後まで熱々のままいただけます。

甘辛いタレと薬味の相性が良く、このボリュームもすぐになくなってしまうほど。

 

最初は柔らかめな麺なので、パリパリな瓦そばが好きな人はよく焼いてからいただくようにしましょう。

 

 

【萩市】うどん茶屋 橙々亭

 

 

萩市の入り口「  道の駅萩住環  」内に位置する「うどん茶屋 橙々亭」は地元の人が多く訪れる有名店。

道の駅の中の店ではありますが、本格的な瓦そばが食べられると人気なんですよ。

 

 

入店前に券売機でチケットを購入し、席に着くスタイルです。

店内はテーブル席とカウンター席のみのこじんまりとした空間。

 

道の駅内ではありますが、清潔感溢れる内装になっているので、落ち着いて食事を楽しめるのが嬉しいですね。

外には雰囲気抜群のテラス席もあるので、天気がいい日はピクニック気分を楽しんでみるのもおすすめです。

 

 

「瓦そば」は1人前 1,300円（税込）。

このお店は、2人前 2,300円、3人前 3,400円（各税込）と量が増えれば増えるほどお得になるので、たくさん食べたい人や大人数で訪れた時はこちらが良いでしょう。

 

このお店の特徴はそのボリューム感！

一般的な瓦より1.5倍ほどの大きさで提供されるので満腹になること間違いなしです。

 

 

つけダレは少し甘めな味。

甘さが苦手な人は薬味のレモンともみじおろしで自由に調整して自分好みのタレを作ってみましょう。

 

また、こちらのメニューには萩市のブランド牛である長萩和牛が使用されているんです。

おこげのついた茶そばの香ばしさやぱりぱり食感に、柔らかい牛肉がよく合います。

 

 

【長門市】瓦そば 柳屋

 

 

「瓦そば 柳屋」は、長門湯本駅より徒歩で15分、温泉街の一角に位置する瓦そばの専門店です。

 

築70年を越える古民家をフルリノベーションした、ノスタルジックで趣のある建物は雰囲気抜群。

 

 

店の前には川、後ろには山々を望む、抜群のロケーション。

自然豊かな場所にあるので、景色を眺めながら瓦そばを食べるという贅沢なひと時が過ごせます。

 

外にはテラス席の用意も。

天気がいい日はお外で森林を眺めながらのお食事も良いでしょう。

 

 

瓦そば専門店ということでメニューは「瓦そば 1人前」1,342円（税込）一択。

セットメニューには「わかめむすびセット」1,628円や「牛めしセット」1,848円（各税込）があるので、お腹の空き具合と相談してみてくださいね。

 

 

「瓦そば」は茶蕎麦の上に錦糸卵、牛肉が順に乗っているスタイルです。

茶そばはお茶の風味が強く、到着した瞬間芳醇な香りに包まれます。

 

つけタレは甘辛く、出汁が効いた印象です。

茶そば、牛肉、錦糸卵と味のバランスがよく、王道な瓦そばを堪能できることでしょう。

 

 

このお店のおすすめポイントは甘辛く煮込まれた牛肉。

お肉本来の旨みを消さない程度の甘辛い味付けが程よく、これだけでも満足できそうなほどなんですよ。

 

長門湯本の温泉街の中にあるため、観光のついでに立ち寄るにも便利なこのお店。

土日などの混雑時は行列ができるほどの人気店です。

 

受付後に温泉街を散策するなど、待つ時間も楽しんでみてくださいね。

 

 

瓦そばは、今や山口以外の場所や、家庭のホットプレートでも味わえる定番料理になりました。

本場山口ではお店によってつけダレの味、具材が異なります。

 

山口で瓦そばを食べる人は、ぜひ本記事を参考に気になるお店を見つけてみてくださいね。

 

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