名古屋市内のおすすめ喫茶店10選！老舗からSNSで話題のお店まで徹底網羅

【目次】名古屋市内のおすすめ喫茶店10選！老舗からSNSで話題のお店まで徹底網羅

【上飯田】タナカ御成店

【国際センター】コーヒーハウスかこ 花車本店

【国際センター】キティ珈琲店

【岩塚】喫茶サンモリー

【久屋大通】純喫茶ライオン

【上前津】喫茶ジェラシー

【上前津】THE SHOP 十二ヵ月

【高岳】喫茶 周（ぐるり）

【中村区役所】喫茶ツヅキ

【伝馬町】喫茶space

【上飯田】タナカ御成店

地下鉄上飯田線上飯田駅から徒歩6分、イオンスタイル上飯田店の向かいに店舗を構える「タナカ御成店」。

昭和38年に開業した北区屈指の人気喫茶で、丁寧なネルドリップで淹れた「自家焙煎珈琲」と、ホイップクリームがたっぷりとトッピングされた「ウィンナーコーヒー」が人気。

外壁の補修工事を終えて間もないというレンガ造りの外観は、看板は新しく綺麗に生まれ変わったものの、創業当初のレトロな雰囲気がそのまま保たれています。

内観は、壁や柱に窓枠や街頭のようなデザインの照明が配置された、室内なのにどこかの街角のような面白い雰囲気。

今ではあまり見かけなくなった「電話ボックス」も現役で稼働しており、ごく稀に備え付けの公衆電話を使うお客さんもいるそうです。

現在は、ボックスに入って携帯電話で通話するための便利なスペースとして活用されています。

「タナカ御成店」名物の「ウィンナーコーヒー」500円（税込）は、自分好みにアレンジすることが可能。

レモンや炭酸以外のドリンクに、＋150円（税込）で盛り盛りのポイップをトッピングすることができます。

写真は「アイスミルクティ」350円（税込）にポイップを加えた「ウィンナーアイスミルクティー」500円（税込）。

フリルのようなひだのあるホイップクリームがそびえたつ様は圧巻です。

このフォトジェニックな見た目にファンは多く、わざわざ遠方から足を運ぶ人もたくさんいるそうです。

【国際センター】コーヒーハウスかこ 花車本店

地下鉄桜通線国際センター駅から南へ2分ほど歩いたところにある「コーヒーハウスかこ 花車本店」。

2022年4月で創業50周年を迎えた、名古屋を代表する人気の喫茶店です。

同じエリアには、「かこ柳橋店」と「BUCHO Coffee KAKO」の系列2店舗もあります。

しかし、レトロな雰囲気と店員さんとの距離の近さを魅力に感じて本店へ足を運ぶ常連さんも多く、店の外まで順番待ちの行列ができることもしばしば。

入店を待つ間にオーダーを決められるよう、モーニングの提供時間帯にはお店の外にメニュー表が置かれていました。

モーニングの提供時間は、開店から11時まで。

ベースとなるドリンクを選ぶと、「トースト」もしくは「いちごジャムつきトースト」のいずれかがセットで付いてきます。

名古屋名物・小倉トーストに、自家製のコンフィチュールとホイップクリームをトッピングした「シャンティールージュスペシャル」は1番人気のトーストメニュー。

ドリンク代に350円（税込）をプラスするだけで、こんなに豪華でボリュームたっぷりのトーストをいただけるんです。

今回は「ブレンドコーヒー」500円（税込）と一緒にいただきました。

コンフィチュールの内容は日替わりで、ブルーベリー、みかん、もも、キウイの4種類。

季節によってもコンフィチュールのラインナップが変わるので、オーダー前に確認することをおすすめします。

【国際センター】キティ珈琲店

地下鉄桜通線国際センター駅から徒歩6分ほどのところにある「キティ珈琲店」。

昭和58年に創業した老舗喫茶ですが、創業者である前オーナーの引退を機に一度休業したのち、2021年12月に2代目へ経営が受け継がれ営業を再開しました。

お昼時には、近隣のオフィスで働くサラリーマンたちが休憩やランチに訪れています。

ランチタイムには、男性でも満足できるボリュームたっぷりな4種類のランチメニューを770円（税込）で提供しています。

そのうち1種類は日替わりで、中でもファンの多い「ルーロー飯」は出会えたらラッキーな注目メニュー。

ぷりっぷりの豚バラに、スパイシーで甘辛いタレが染み込んだ至高のおいしさです。

また、店内には昭和世代には懐かしい「ゲーム機テーブル」が2台設置されています。

現在はもう稼働していないものの、オブジェ兼客席としていまだ現役で活躍していますよ。

長年親しまれてきた雰囲気をそのまま残した居心地の良い店内の空間は、思わず長居してしまいそうな居心地の良さがあります。

【岩塚】喫茶サンモリー

レンガの壁に青い瓦のひさしという、「昔ながらの喫茶店」のイメージをそのまま形にしたような喫茶店「喫茶サンモリー」。

地下鉄東山線岩塚駅から徒歩5分の住宅街にあります。

この場所でおよそ50年営業を続けているのだそう。

一部の商品はテイクアウトにも対応しており、夏季はつめたいかき氷が人気。

朝6時から営業しているので、通勤や通学の前にモーニングコーヒーを飲みに来店する人もいます。

萌黄色のソファーとテーブル、木のパーティションが設置された店内。

レジ横の壁にはびっしりと常連さんの名前が書かれたコーヒーチケットがストックされていて、長く通い続けているお客さんの多さがうかがえます。

最近では、レトロでかわいらしい「喫茶サンモリー」のスイーツを写真に収めようと訪れる若い世代のお客さんが増えている様子。

グラスにたっぷりと入った「コーヒーゼリー」は380円（税込）で提供しています。

また、シロップ漬けのフルーツが入ったメロンソーダ「フルーツソーダ」400円（税込）は、インスタ映えすると話題になったフォトジェニックなスイーツドリンクです。

他にもサンドイッチやトーストなど、軽食メニューも豊富にラインナップ。

老若男女に愛される注目の喫茶店です。

【久屋大通】純喫茶ライオン

昭和33年に名古屋市・栄に創業した「純喫茶ライオン」が、令和元年に地下鉄桜通線久屋大通駅から徒歩4分の場所へ移転しました。

オフィスビルが立ち並ぶ人通りの多いエリアにありながらも、喧騒を忘れてゆったりとくつろげるビル内の店舗では、近隣で働く人たちが打ち合わせに訪れることも。

栄で創業した当時と変わらない穏やかな空気が流れています。

シロップ漬けのフルーツが乗ったベーシックな「自家製プリン」は500円（税込）で提供しています。

おまけでチョコレートが付いてくるところも、昔ながらの純喫茶の特徴ですね。

やや固めでなめらかな食感のプリンは、見た目以上に満足感のある軽食にもぴったりのスイーツです。

また、店内ではお店のロゴがプリントされたTシャツや布バッグなどのオリジナルグッズを販売しています。

アイコンのライオンがレトロでかわいらしいので、ファッションのワンポイントに取り入れてみてください。

【上前津】喫茶ジェラシー

大須の商店街の中にある「喫茶ジェラシー」は、地下鉄名城線上前津駅から徒歩5分ほどの場所に位置しています。

店舗のある2階へ向かう階段でふと後ろを振り返ると、レトロな雰囲気を放つグリーンのネオンサインが光っていました。

店内はブラウンとベージュを基調とした古風なインテリアがたくさん。

壁には様々な形の鏡が飾られていて、SNS世代を中心に人気のフォトスポットとなっています。

テーブルに置かれたカトラリースタンドやコースター、星占いができる卓上小型自動販売機がレトロな雰囲気をさらに高めていますね。

「喫茶ジェラシー」のロゴが入ったシンプルなグラスで提供される「クリームソーダ」は700円（税込）。

クリームソーダは15種類という驚きのバリエーションです。

写真は「ピンクグレープフルーツ」のフレーバーシロップを使った「ピンク」のクリームソーダ。

自分の推しカラーのクリームソーダが飲める、「推し活」にも利用できる喫茶店として話題のお店。

趣味を思い切り楽しめる場所として、若い世代からも注目されています。

【上前津】THE SHOP 十二ヵ月

地下鉄鶴舞線上前津駅から徒歩3分ほど、大須通りに面した日本家屋風の風情ある佇まいが印象的な「THE SHOP 十二ヵ月」。

自家焙煎珈琲やコーヒーを使ったスイーツの提供をしているほか、併設するギャラリーで陶器や真鍮の食器やカトラリーを展示・販売しています。

お冷のグラスひとつにもこだわり、人気の作家さんが作ったものをセレクトしてお店で使用しています。

一部の食器はギャラリーで販売していることがあるので、気になる食器があればお店の人に聞いてみましょう。

「THE SHOP 十二ヵ月」の自家焙煎珈琲を使った「コーヒーゼリー」は、700円（税込）で提供しています。

コーヒーの風味をしっかりと感じるほろ苦いゼリーの上には、モカアイスとホイップクリーム、シナモンパウダーをトッピング。

ビターでスパイシーな大人の味わいを楽しめますよ。

スイーツの種類やメニューの内容は定期的にリニューアルするため、目当てのものがある場合は事前に店舗へ確認するようにしてください。

【高岳】喫茶 周（ぐるり）

地下鉄桜通線高岳駅から徒歩5分のところにある「IZUMI-SO」1階に、2022年2月にオープンした「喫茶 周」。

モノトーンを基調としたおしゃれな外観で、インダストリアルとモダンが交差するインテリアと天井の高い広々とした空間が魅力のお店です。

同店は新しいお店ながら、鉄板ナポリタンやプリン、クリームソーダなど、昔ながらの名古屋スタイルの食事やレトロで写真映えするスイーツやドリンクを提供。

また、終日アルコール類も提供しており、15時から18時はハイボール各種を300円（税込）で飲むことができるハッピーアワーが開催されていますよ。

お店の入口に設置された「喫茶 周」の看板。

「周」と書いて「ぐるり」と読む、そのネーミングセンスにも興味がそそられます。

喫茶店の定番ドリンク「クリームソーダ」も、「喫茶 周」では4種類のフレーバーをラインナップ。

クリームソーダは、各種600円（税込）で提供されています。

赤は「イチゴ」、青は「ブルーハワイ」、緑は「メロン」、そしてちょっぴり珍しいのが、レモンスカッシュにバニラアイスを乗せた「白」。

無色透明の「白」以外は、ドリンクの見た目を単色orグラデーションのいずれかのデザインから選ぶことができます。

お店のロゴが入ったグラスやコースターがおしゃれで、SNSには色違いのクリームソーダを並べて撮影した写真がたくさん投稿されていますよ。

【中村区役所】喫茶ツヅキ

地下鉄桜通線中村区役所駅から8分ほどのところにある「喫茶ツヅキ」は、創業昭和21年。

70年以上営業を続けている老舗喫茶で、現在お店を切り盛りするのは創業者の孫にあたる3代目店主です。

「日夜ユニークな珈琲を研究」というコンセプトを掲げ、今もしっかりと継承されています。

お店がある「ツヅキビル」1階の通路に飾られているのは、創業当時のお店や太閤通りの様子を撮影した白黒の写真。

今とは全く違う昭和中期の名古屋市の様子を垣間見ることができ、このお店の歴史の長さを実感できることでしょう。

「喫茶ツヅキ」のユニークな名物といえば、縦長のグラスにそびえ立つホイップクリームのタワーが個性的な「ウィンナーコーヒー」600円（税込）。

単品オーダーもOKですが、モーニングメニューにも組み合わせることが可能な人気商品です。

このたっぷりと積み重なったホイップクリームを倒さないように飲み切るのはなかなか至難の業なんですよね。

しかし、写真に納まりきらないほどインパクトのあるウィンナーコーヒーをひと目見ようと、遠方からもお客さんが訪れています。

そして、「喫茶ツヅキ」独自のユーモアのあるパフォーマンスとして人気なのが、この脚立の上から注ぐ「カフェ・オーレ」のパフォーマンス。

脚立の上からテーブルに置かれたカップへ勢いよくコーヒーとホットミルクを注いで、もこもこのミルクフォームを作ります。

この「カフェ・オーレ」は570円（税込）。

これほど面白いパフォーマンスを間近で見られると考えると、かなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

【伝馬町】喫茶space

地下鉄名城線伝馬町駅から徒歩6分のところにある「喫茶space」。

名古屋市内の人気喫茶で修業を積んだ店主が営む、シンプル中にセンスが光る居心地の良いお店です。

おいしくフォトジェニックなフードやドリンクはSNS世代の心に刺さり、毎日たくさんのお客さんが訪れています。

店内は、木目と白のファブリックを基調としたナチュラルな雰囲気。

窓際のカウンター席の上部に配置されたペンダントライトの優しい光が心地よいです。

喫茶店の定番・クリームソーダにも「喫茶space」ならではのこだわりが。

「自家製シロップのクリームソーダ」700円（税込）は、時期によってフレーバーが変わる自家製のフルーツシロップを使用。

フルーツシロップとソーダのグラデーションが、フォトジェニックでインスタ映えします。

取材時（2022年7月）は、レモンとオレンジを使用したシトラスの甘酸っぱさが爽やかなクリームソーダが提供されていました。

今回は名古屋のおすすめ喫茶店をご紹介しました。

お気に入りのお店を見つけて、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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