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鳥貴族が誕生したのは1985年のこと。
創業者の大倉忠司さんがよく行っていた「全品230円均一の炉端焼き屋」からヒントを得て、焼き鳥をベースに居酒屋を展開していったそうです。
鳥貴族では通常の居酒屋でありがちなお通し代がなく、ドリンクやおつまみ、ご飯ものに至るまで全てが327円（税込）均一。
また、どの店舗を訪れても半個室のような程良いプライベート感があり、1人でも大勢でも訪れやすいアットホームな雰囲気があります。
そのため、飲み会の“0次会”として利用したり、締めの一杯を飲むために来店したりと、鳥貴族をこよなく愛するファンが足しげく通う居酒屋としても有名です。
鳥貴族では季節や月ごとにメニューを定期的に見直しており、期間限定メニューや今月のオススメが豊富にあることも魅力の1つ。
今までには本場韓国の味を再現した「鉄板甘辛チーズチキン」や、暑い日にぴったりな「ピーマンの揚げ浸し」など、誰もが心惹かれてしまうメニューを展開していました。
今回訪れたのは、新宿駅各線から徒歩5分以内の場所にある新宿東口店。
新宿駅東口からは、歩いて2分ほどで到着します。
新宿駅東口から向かう場合は、東口から出た後、南口方面へ歩いて行きます。
すると「LUMINE EST」の入り口が見えてくるので、その目の前にある横断歩道を渡ります。
横断歩道の先には「新宿中央通り」の入り口があるため、そのまま直進。
「椿屋珈琲店」や「ロッテリア」を右手に見ながら1分ほど歩くと、「大戸屋」や「一蘭」が入っているビルの8階に鳥貴族が見えてきますよ。
ビルの中に入っていくと奥にエレベーターがあるので、8階まで移動しましょう。
営業時間内であれば、「うぬぼれ中」の札が出ているため入店できますよ。
鳥貴族は、現在全国に616店舗展開しており、東京都内にはそのうち1/3にあたる187店舗があります。
どの店舗も繁華街の近くや駅チカに店を構えているため、仕事帰りや学校帰りに立ち寄りやすいと言えるでしょう。
【東京都の主な店舗】
【関東近郊の主な店舗】
【関西近郊の主な店舗】
この他にも、鳥貴族は東海地方に60店舗ほど店舗を構えています。
公式サイト から店舗ごとの営業時間や電話番号、住所などが確認できますよ。
住所 : 東京都新宿区新宿3丁目34−11ピーズビル8階
マップ : Googleマップ
アクセス : JR各線新宿駅中央東口から徒歩2分
電話番号 : 03-6273-0144
定休日 : 12月31日、1月1日
営業時間 :
予算 : 2,000～3,000円
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
キャッシュレス決済 :
公式サイト : 鳥貴族
予約サイト・口コミ・クーポン : ホットペッパーグルメ
今回訪れた鳥貴族「新宿東口」店は、ピーズビルの8階に店を構えています。
レンガ調のピーズビルには「相席屋」や「大戸屋」が入っているので、目印にしてください。
エレベーターで8階まで登ると、右手には鳥貴族の入り口が。
店内には大きな窓があり、昼間であれば日差しが差し込むほどの明るさです。
カウンター席が4席、テーブル席が58席用意されており、それぞれが間切りされています。
コロナ禍の現在では、ビニールカーテンでテーブルが仕切られているため、感染症対策もバッチリです。
店内は木目調のテーブル、椅子で統一されており、アットホームな雰囲気が感じられます。
カウンター席があるため一人飲みの際にも利用しやすいですが、予約すれば大人数での宴会にも対応していますよ。
鳥貴族のメニューは、いくつかの種類に分けられています。
基本的にどの時間帯でも注文できるので、気分やお腹の空き具合によって注文してみてくださいね。
鳥貴族で提供している焼き鳥は、1本1本お店で串打ちしています。
鶏肉は他の肉と比べても鮮度が落ちやすく、串打ちしてから納品すると、実際に食べる頃には美味しさが激減してしまうそう。
そのため、非効率であってもお店での串打ちを大切にしていると言います。
焼き鳥は全て国産の鶏肉が使用されており、常に25種類以上のメニューを用意。
定番の「もも貴族焼」や「三角（ぼんじり）」、子供に人気の「つくねチーズ焼」など、バリエーション豊富な焼き鳥が揃っています。
1皿注文すると基本的に2本の焼き鳥がセットになって提供されるので、友人同士でシェアして食べても良さそうですね。
詳しいメニューは 公式サイト で確認することができます。
逸品料理のカテゴリーでは、焼き鳥と同様国産鶏肉を使用している「トリキの唐揚」や「鶏皮チップ」などが注文できます。
後述する「スピードメニュー」よりは提供に時間がかかりますが、おかずとして自宅でも食べたくなるような創作メニューが揃っていますよ。
詳しいメニューは 公式サイト で確認することができます。
スピードメニューは、名前の通り注文後すぐに提供されるメニューです。
焼き鳥を食べるまでの腹ごしらえとして、お酒のおつまみとして大活躍してくれますよ。
詳しいメニューは 公式サイト で確認することができます。
食事の締めにいただきたいご飯類やデザートは、常時5種類ずつほど取り扱われています。
居酒屋としてだけでなく、夕飯としてがっつり食べたい時や、出来立てスイーツを楽しみたいときに注文してみてくださいね。
詳しいメニューは 公式サイト で確認することができます。
ドリンクメニューには、アルコール類が30種類ほど、ソフトドリンクが8種類ほど用意されています。
また、小学生以下の子供であれば注文できるキッズドリンクは、327円（税込）で9種類のドリンクが飲み放題となりますよ。
詳しいメニューは 公式サイト で確認することができます。
単品でも十分リーズナブルですが、4人以上で予約できる「トリキ晩餐会」もかなりお得なコース。
1人あたり3,278円（税込）で2時間食べ飲み放題のプランも用意されているため、お値段を気にせず満腹になるまでトリキグルメを堪能できますよ。
ただし「トリキ晩餐会」は、前日までの予約が必要となるので注意してください。
「トリキ晩餐会」の詳しいルールは 公式サイト にて確認できます。
ここからは、トリキ好きの筆者が特におすすめするメニューご紹介します。
おすすめの食べ方や、味のレビューを詳しく解説していきます！
「鳥貴族」の代名詞とも言える「もも貴族焼（たれ）」は、大人から子供まで食べやすい甘じょっぱいたれが特徴の焼き鳥。
ふっくらとしたもも肉の間に長ネギが入っており、ネギはとろっとろの半ナマ状態です。
「鳥貴族」では、“炭火で焼くこと”にこだわらず、独自で開発した「電気グリラー」を使用しています。
電気グリラーは炭火より管理がしやすく、表面はカリッと、中はジューシーに焼きやすいそう。
こだわって焼かれたもも貴族焼は、 口に入れた瞬間に炭火のような食欲をそそる香りが堪能できます。
もも肉にたれが染み込んでいるため、味はちょっぴり濃いめ。
また、もも肉が3〜4センチほどと大きめなので、1本で得られる満足感が桁違いです。
この後に紹介する「とり釜飯」や「とり雑炊」にプラスして食べると、もも肉の旨味がより引き出されますよ。
「豚バラ串焼」は、豚バラを塩でシンプルに味付けした焼き鳥。
使用されている肉は“脂のうま味”にこだわって選ばれており、口に入れると舌の温度でじんわり溶けていくほどの上質な脂が感じられます。
「豚バラ串焼」の表面にはオリジナルの香辛料が振りかけられており、肉の旨味を引き出してくれています。
串焼きですが、思わず白米が欲しくなってしまうほど“おかず”としてのクオリティが高いため、「白ごはん」とみそ汁のセットや、焼とり丼と一緒に注文しても良さそうです。
脂がしつこすぎないため、腹ごしらえの1品にチョイスしてみてはいかがでしょうか。
「つくねチーズ焼」は、大人から子供まで幅広い世代から愛される串焼き。
1本の串に3つのつくねが刺さっており、最後にチーズをトッピングしています。
「つくねチーズ焼」には、もも肉とむね肉のミンチと豚の背脂がミックスされており、アクセントに大葉が入っています。
つくね自体はふんわりとした口当たりとなっており、チーズのまろやかさがふんわり感を引き立てています。
咀嚼するごとに大葉のさっぱりとしたテイストが感じられ、たれでこってりと仕上げているはずなのにどこか清涼感も感じられます。
つくねから溢れる肉汁が熱々のうちに召し上がってみてください。
鶏ハラミと大葉が交互に串刺しされている「鶏ハラミ味噌焼」は、清涼感がたまらない一品です。
“ネギマ”のようにハラミの間に大葉が入っており、味付けは香り高い味噌だれ。
口に入れた瞬間、味噌の濃厚さが広がってハラミの旨味を格上げしてくれます。
箸休めのように大葉だけ食べても良いですが、ハラミと一緒に食べることでさっぱりとした食べ口になりますよ。
ハラミの上質な甘みと、味噌のねっとりとした甘みのコラボレーションを楽しんでみてくださいね。
「もちもちチーズ焼」は名前の通り、お餅が串に刺さっている一品。
1本に3個のお餅が刺さっており、チーズとは別に「鳥貴族」特製のたれがかかっています。
特製たれはお餅＆チーズと相性が抜群！
ある程度たれで下味がつけられているため、しっかりとした味わいが感じられます。
1つ1つのお餅が小ぶりなので、1品でも満足感が得られることがポイントです。
ただ、早めに食べないとお餅が固まってしまうため、とろーりとした食感を味わいたい方は提供後すぐ召し上がってくださいね。
「鶏皮チップ」はポテトチップスのように、気がついたら食べるのが止まらなくなっている病みつきおつまみ。
1つ1つのチップスが大きめで分厚くカットされているため、ゴリゴリとした食べ応えもバッチリ感じられます。
また、チップスには初めから旨みが感じられるパウダーが降りかかっています。
そのため、ビールやレモン酎ハイとの相性が良く、おやつ感覚で食べ進められますよ。
時折ジュワッと溢れる鶏の旨みを楽しみたい方は、ぜひ注文してみてくださいね。
「ふんわり山芋の鉄板焼」は、密かなファンが多い「鳥貴族」の名物おつまみ。
鉄板いっぱいに敷き詰められた山芋と、卵黄、味付けのりのシンプルな一品です。
食べる時には山芋をほぐしながら、卵黄を徐々に絡めていきましょう。
口に運ぶとふんわりとした食感が感じられ、「山芋ってこんなに美味しかったんだ！」と気付かされます。
お好みで醤油や焼き鳥のたれと合わせても、オリジナルの鉄板焼きが堪能できますよ。
粘り気のあるイメージが強い山芋ですが、熱を通すことによってふわっとした食感になり、味わい豊かなテイストになります。
是非ふわふわ熱々の「ふんわり山芋の鉄板焼」を食べてみてくださいね。
「北海道産和風ポテトさらだ」は、北海道産のじゃがいも・さやかを使用している一品です。
ゴロゴロしたじゃがいもサラダの中には玉ねぎとにんじん、鰹節が入っています。
玉ねぎ単体では少し苦みがありますが、風味豊かな鰹節が苦みを緩和してくれていました。
何よりじゃがいもがふんだんに使用されているため、満腹感を感じやすくコスパも抜群です。
お好みで醤油や塩で味付けしてみても良さそうですね。
まるまる2個の玉子が出てくるのは「味付煮玉子」。
玉子の白身部分はほんのり茶色に色づいており、黄身は固め〜半熟になっています。
使用していているのは、料亭風の上品なお出汁。
そのままでも鼻から抜け風出汁の風味が楽しめますが、アレンジを加えたい方はからしをちょっぴりつけてみると◎
煮玉子の甘みが感じられた後に、からしの刺激が感じられて一口で二度楽しめます。
からしをつけなければお子さんでも食べられる一品なので、家族や友人同士でシェアしながら味わってみてくださいね。
「とり雑炊」は、飲みの“締め”にぴったりなあっさり雑炊。
鶏ガラスープをベースにしており、雑炊の中にはお米の他に鶏皮ともも肉が入っています。
ご飯の量は器の大きさに比べて少量なので、「締めが多すぎて食べられない！」ということはなさそう。
女性1人でもぺろっと食べ切れるほどのボリューム感です。
雑炊の中にはふんわり卵が入っており、鶏ガラスープにしっかり馴染んでいます。
お米も柔らかくなった状態で提供されるため、スイーツではなく熱々の雑炊で食事を締めたい人におすすめです。
また、お食事の間で注文して、もも肉や鶏皮を雑炊に入れて食べても◎
鶏の旨みがスープに染み出して、さらに味わい深い雑炊が堪能できすよ。
「とり釜飯」は同店の人気ご飯メニュー。
「鳥貴族」自慢の鶏ガラスープで1杯1杯丁寧に炊き上げた「とり釜飯」は、老若男女問わずおすすめできる逸品です。
「とり釜飯」は1杯ずつ炊き込んでいるため、注文から提供までに30分ほどかかります。
そのため、店舗によっては席に着くと同時に案内されたり、「とり釜飯」だけラストオーダーが早かったりと対応が異なります。
炊き上がり30分の時間を考慮して、食べ逃しのないように注文してくださいね。
釜に入ったまま提供される「とり釜飯」は、席に到着してから5分ほど追加で熱します。
その後5分間蒸らして蓋開けると、あたり一面にこうばしい香りが立ち込めます。
湯気の中から姿を表す「とり釜飯」には、かまぼこ、ごぼう、鶏肉、にんじん、油揚げが入っています。
しっかりお焦げもできる「とり釜飯」は、ほっこりとした優しいテイスト。
味付けが濃すぎないので、締めとしても食べやすいでしょう。
「とり釜飯」1つでご飯大盛りほどのボリューム感があるので、締めで食べる場合は2〜3人で食べるとちょうどいいかもしれません。
同店自慢の鶏ガラスープが効いたほっこり釜飯、ぜひ味わってみてくださいね。
「チョコパフェ -チュロ添え-」は、デザート類の中でも1,2位を争う人気商品。
以前はチュロス単体のデザートもありましたが、現在はチョコパフェとしてアイスクリームとチョコソース、生クリーム、チュロスが乗っているスイーツになっています。
チュロスは3〜4cmほどのサイズ感で、4本トッピングされています。
チュロスの温かいテイストとアイスクリームのひんやり食感を楽しんでみてくださいね。
鳥貴族では、公式サイトや予約サイトからほとんどクーポンは発行していません。
しかし、「ホットペッパー グルメ」から予約すれば「Pontaポイント」が貯まったり、「LINE Pay」のアプリで不定期にクーポンを発行していたりと、時期によってはお得に食べられます。
また、鳥貴族では新店がオープンする際に「ドリンク99円セール」などを開催していることがあります。
鳥貴族のオープン情報は見逃さないようにすると良いでしょう。
今回ご紹介した料理以外にも、一度頼めば何度でもおかわりできる「キャベツ盛」や、カマンベール・チェダー・クリームチーズがミックスされている「カマンベールコロッケ」など、食べ始めたら止まらないグルメが揃っています。
季節限定のメニューや今月のおすすめメニューなど、その時期にしか販売していないメニューも盛り沢山です。
スタンダードなメニューも良いですが、たまには挑戦的なグルメも試してみてはいかがでしょうか。
文： 彅野アン
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