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<大阪ミナミ(心斎橋・なんば・天王寺)のおすすめたこ焼き店>
大阪ミナミと言えば、心斎橋から道頓堀、そして千日前あたりを指しますが、何故かお好み焼き店は心斎橋周辺に多く、たこ焼き店は道頓堀周辺に集中しています。
そして、同じ粉もんながらほぼ共存することはなく、お好み焼き専門店、たこ焼き専門店に分かれています。
特に道頓堀周辺は、最近できたようなたこ焼き店にまで行列が出来ていてかなり乱立気味。
どのお店も標準レベルかもしれませんが、外国人観光客しか並んでいないという微妙なお店もあったりします。
今回ご紹介するのは、こだわりを持ち、地元の人にも人気があるお店ばかりです。
地元の人の評判が高く、1番好きなたこ焼き屋さんに名前をあげる人も多いのが、千日前に本店がある「わなか」です。
なんばグランド花月のすぐ隣なので、観光の途中に立ち寄るのにも便利。
もともとは、お菓子屋さんの軒先でたこ焼きを焼き、近所の子供たちが通っていたという昔懐かしい大阪の下町の一コマ。
その後、たこ焼き屋さんのみで営業を始め、当時のなんば花月が移転してきたことから、千日前界隈が活気づき、観光客に知られるところになりました。
わなかのたこ焼きの特徴は、その生地と焼き方にあります。
昆布やカツオの出汁に塩加減、キメの細かい小麦粉の分量。
熱伝導率の良い銅板を使い、強火で一気に焼き上げると、外はカリカリ、中はトロトロのわなかのたこ焼きが出来上がり。
たこ焼きは、8個500円、12個700円、15個800円(各税込)。
何もつけなくてもそのまま食べても美味しいのですが、わなかでは4種類の味付けを楽しむことが出来ます。
1つめは王道のわなか特製ソース、2つめは沖縄産の釜炊き塩、3つめはしょうゆ、そして4つめはちょっとスパイシーなどろソース。
はじめての方は味見として、4種類の味が2個ずつ入った「おおいり」8個600円(税込)メニューをオーダーしてみましょう。
住所 :大阪府大阪市中央区難波千日前11-19 1.2F
マップ: Googleマップ
アクセス :南海「難波駅」から徒歩4分、大阪メトロ「なんば駅」「日本橋駅」から徒歩6分
電話番号 :06-6631-0127
定休日 :無休
営業時間 :10:00~23:00 土日祝8:30~23:00
公式URL : わなか
1974年(昭和49年)創業以来、心斎橋のアメリカ村のランドマーク的な存在になっているのが「甲賀流」です。
現在は関西を中心に本店の他に10店舗を展開し、ユニバーサルシティウオークのたこ焼きミュージアムTAKOPAにも出店しています。
「たこ焼きにはソースと青海苔」という時代にマヨネーズをたっぷり、それも網掛け状態で提供しはじめ、若者を中心にあっという間に人気となり今日に至っています。
これだけマヨネーズをかけると、重くてしつこい感じになりそうですが、実は普通のマヨネーズではありません。
市販のマヨネーズは酸味が強く、たこ焼きに合わなかったので、卵黄だけを使い酸味を抑えた自家製マヨネーズを使っています。
こだわりの生地は、黄金比率配合のオリジナル粉に、イリコ、昆布など7種でとった出汁に山芋や数種類の薬味を加えています。
山芋入りの特製生地を焼き上げると、独特の膨らみ方でふわっと仕上がります。
中はもちろんトロっとしていて粉の匂いがしないのも自慢の一つ。
お刺身や寿司ネタでもいける新鮮な真ダコを使っているので、タコの旨味もしっかり感じられます。
王道のソースマヨ10個450円、ねぎポン10個550円、ブラックペッパーソルト&マヨ10個500円(各税込)。
マヨネーズはちょっとという方はマヨ抜きも可能です。
人気のねぎポン酢でさっぱりといただくのも良いですね。
住所 :大阪府大阪市中央区西心斎橋2-18-4 甲賀流ビル 1F
アクセス :大阪メトロ四つ橋線「四ツ橋駅」から徒歩2分、「心斎橋駅」から徒歩5分
電話番号 : 06-6211-0519
定休日 :無休
営業時間 :10:20~20:30
公式URL : 甲賀流本店
こちらも、甲賀流本店と同じアメリカ村にある「元祖味穂」。
たこ焼き店というよりも、たこ焼きが名物の居酒屋さんといった感じです。
場所がら観光客も訪れやすく、また大阪下町グルメ的なメニューがたくさんあるため、一度にあれこれ味わいたい方にぴったり。
店内には芸能人のサインがずらりと並び、人気のほどが伺えます。
1階はカウンター席、テーブル席、2階にもテーブル席があるオオバコ。
夕方からオープンして、何と朝の5時まで開いているので、深い時間にお腹がすいた時や飲みの仕上げに、また夜遅くにミナミに到着して食べるところ開いていないという時にも便利です。
味穂のたこ焼きは、ちょっと変則でだし汁につける明石焼きタイプ5個400円(税込)。
外がカリッと中はとろっとしたアツアツのたこ焼きを出汁につけると、胃に優しくてほっとする味が口の中に広がります。
マヨタコは500円、ゆずポン酢は5個400円(各税込)。
生地にしっかり出汁の味がついているため、ソースなしでも大丈夫です。
まずは定番のたこ焼きを頼んだら、人気のどて焼き2本400円や、明太子入りの出汁巻玉子500円、2個で400円(各税込)のおでん各種もどうぞ。
どのメニューも格安ながら、味には定評があるので色々試してみてください。
住所 :大阪府大阪市中央区西心斎橋2-8-33 センタービル 1.2F
アクセス :大阪メトロ「なんば駅」25番出入口から徒歩5分
電話番号 :06-6213-8806
定休日 :月曜日(祝日の場合翌火曜日)
営業時間 :
火~金 16:00~翌5:00
土日祝 14:00~翌07:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
女性が気軽に立ち寄れるたこ焼き店を作りたいという女性オーナーの思いがこもった1号店が、大阪の西中島に誕生したのは1990年のこと。
現在は道頓堀に2店、ユニバーサルシティウォークのたこ焼きミュージアムTAKOPA内、そしてお台場のたこ焼きミュージアムにも出店しています。
たこ焼き十八番のたこ焼きの1番の特徴はその食感で、おそらく他のお店にはない「サクサク」タイプです。
たこ焼きを焼く時に先に天かすを並べ、生地を流し込んだあとは、素早く天かすを生地に巻き込みながら仕上げていきます。
表面は天かす効果でアラレがついたようになっていてカリカリ、そしてかじると中の天かすがサクサク。
生地にミルクを入れることで、旨みとコクとクリーミーさが加わるので、最終的な食感はサクサクトロトロといった感じでしょうか。
味付けは単品でソース、ソースマヨ、塩の3種類。
道頓堀店では、ささっと食べ歩きが出来るサイズの6個500円があり人気です。
8個は650円、10個が800円、1番人気はソースとソースマヨ、塩の3種類が4個ずつ入った「おはこ」12個1,000円(各税込)です。
住所 :大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル 1F
アクセス :大阪メトロ「なんば駅」から徒歩5分
電話番号 :06-6211-3118
定休日 :無休
営業時間 :11:00~21:00
道頓堀川沿いに、派手なタコのマークと行列が見えたら、それが「あっちち本舗」です。
大阪粉もん発祥の地と言われる西成生まれの本格派。
簡単に焼ける銅製ではなく、技術が必要な昔ながらの鉄製のタコ焼き器を焼く事で、薄くてカリッとした皮と柔らかくてトロリとした中身が完成します。
タコは冷凍ものは一切使用せず、刺身や酢だこでも食べられる生の真ダコを中央市場から仕入れています。
噛んだらぐにゅっとする冷凍ものとは違い、上質のタコは歯ごたえも違います。
このタコの良し悪しは、たこ焼きの味を大きく左右するポイントです。
たこ焼きは8個500円(税込)で、味付けはそのままの素焼き、ソース、ソースマヨ、しょうゆ、しょうゆマヨ、塩、塩マヨ、ポン酢、ポン酢マヨの9パターンで、葱のトッピングは無料です。
店の奥にはイートインスペースがありますが、テイクアウトにしてお店のすぐ前にある、道頓堀川にかかる太左衛門橋の欄干にたこ焼きを置いて写真を撮る人が後を絶たず、ちょっとした撮影スポットになっています。
住所 :大阪市中央区宗右衛門町7-19
マップ: Googleマップ
アクセス :大阪メトロ「日本橋駅」から徒歩10分
電話番号 :050-5868-5078
定休日 :無休
営業時間 :9:00~2:00 土・祝前日~3:00
公式URL : あっちち本舗
地元の人を中心に根強い人気を誇るのが「あべのたこやき やまちゃん」です。
鶏ガラベースに野菜、果物で4時間も煮込んでとったスープに、昆布とかつおでとった和風ダシをブレンド。
手間暇かけてとったしっかりスープで溶いた生地なので、ソースをつけなくてもそのままで美味しいと評判です。
粉の分量を少な目にしているため、皮が薄くてカリっとしていて中はトロトロです。
食べ歩き用6個入り520円、8個700円、10個860円(税込)。
やまちゃんのたこ焼きはちょっと小ぶりなので、最初は高いと感じるかもしれませんが、食べるとそのサイズ感のバランスの良さに納得するはずです。
食べ方には面白い名前が付けられています。
何もつけない「ベスト」、ソースとマヨネーズという王道の「ヤング」、自家製醤油とマヨネーズの「ヤングB」。
昔ながらのソースと青海苔だけの「レギュラー」、自家製醤油と青海苔の「辛口」、「ごま油塩ねぎ付き」はごま油と塩という黄金コンビネーション。
これらをハーフ&ハーフでオーダーすることもできます。
やまちゃんは本店の他、徒歩50歩のところに2号店があり、こちらにはイートインスペースがあるので、すぐに食べたいという方におすすめです。
本店にはない、焼きそばやビールやジュースなども置いているため、色々食べたい、飲みながら食べたいという方は2号店へ。
テイクアウト専門の本店でも、沢山の方が、お店の周りで立ったままアツアツを頬張っているのが大阪っぽいですね。
他に天王寺の北口、難波店、USJ店(たこ焼きミュージアムTAKOPA)、お台場のたこ焼きミュージアムにも出店しています。
住所 :大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-34
アクセス :JR環状線、大阪メトロ御堂筋線、谷町線「天王寺駅」からすぐ
電話番号 :06-6622-5307
定休日 :第三木曜日
営業時間 :11:00~23:00 日祝~22:30
公式URL : あべのたこ焼きやまちゃん
大阪のたこ焼きなので、どこも標準レベルは満たしているとしても、やっぱり大阪人に人気がある本場のたこ焼きを食べてみたいですよね。
これからご紹介するお店は、王道になりますが、大阪人に人気が高くて間違いなしというお店ばかりです。
たこ焼きも、ふわとろ、ふわふわ、かりとろというように食感も違えば、大きさやソース類もそれぞれ特徴があるので、合わせて解説していきます。
まずは、大阪キタエリアから。
たこ焼きの有名店は大阪ミナミエリアに集中していますが、大阪キタにも人気のお店はちゃんとありますよ。
JR大阪駅から徒歩1分、グランフロントをはじめとする周辺が開発されてすっかり様変わりしても、ここだけは昔のままという「新梅田食道街」の中にある「はなだこ」。
買い物帰りに、仕事帰りに、飲んだあとの〆にという地元の人と、ガイドブックやメディアで知ったという観光客の人が行列を作るカウンターのみの小さなお店です。
「はなだこ」のたこ焼きは、高温で焼いたふわとろ系。
店主こだわりの生ダコ使用、ちょっと大きめのたこ焼きは生地にもしっかり出汁が効いています。
スタンダードな「たこ焼き」は6個480円で、ソースとマヨネーズに花かつおをかけていただきます。
たこ焼きが見えないほど山盛りのネギがかかった「ねぎマヨ」は6個580円、シャキッとしたねぎの食感とふわとろのコラボは絶品です。
たこ焼きを薄いせんべいに挟んである「たこせん」1枚200円は袋に入れてくれるので、そのまま食べ歩きも可能。
いつも行列ができていますが、意外と回転が早いので諦めないで並んでくださいね。
住所 :大阪府大阪市北区角田町9-16 新梅田食道街
マップ: Googleマップ
アクセス :JR大阪駅南口から徒歩1分
電話番号 :06-6361-7518
定休日 :年中無休
営業時間 :10:00~23:00
公式URL : はなだこ(新梅田食道街)
大阪を代表する繁華街北新地は、老舗の高級クラブが並ぶ、ちょっと大人な場所。
そんな北新地にたこ焼き?と思われるかもしれません。
飲みに行ったお客さんが小腹の空いた時に出前したり、お客さんがお店のお姉さんへの手土産にしたり、家族への手土産にしたりと、実は飲み屋街にはたこ焼き屋さんは必要不可欠なんです。(※大阪の場合)
北新地に数軒あるたこ焼き屋さんの中でも、一番と言われているたこ長の営業時間は夜のみで、なんと明け方3時まで開いています。
たこ長のたこ焼きはテイクアウトのみ(8個600円)で、ちょっと北新地価格なのは否めません。
毎日市場から仕入れる新鮮なタコと、ふわっとした生地、ちょっと甘目のソースが絶妙なバランス。
今どきの外はカリッとというタイプではなく、柔らかな食感は、ちょっと昔ながらのたこ焼きの味に近い物があります。
ベーシックはソース、醤油、塩、素焼きからのチョイスで、マヨネーズのトッピングは後付けなのも懐かしのスタイル。
ネギのトッピングは+50円で、ネギポン酢は+80円です。
5種類の味付けのたこ焼きが、30個入って2,500円というパーティパックがあるのも北新地らしいですね。
住所 :大阪府大阪市北区曽根崎新地1-7-15
マップ: Googleマップ
アクセス :JR東西線「北新地駅」から徒歩3分
電話番号 :06-6348-0130
定休日 :土日祝
営業時間 :18:00~3:00
大阪駅からは環状線で一駅、天満駅から徒歩10分。
電車に一駅乗ってでもぜひ食べていただきたいたこ焼きが、元フレンチのシェフが2005年に開業した「玉屋」です。
メディアに取り上げられることも多く、店内には芸能人のサインがずらり。
どんどん人気が出て、十三に支店ができ、2018年からはユニバーサルシティウォークにあるたこ焼きミュージアムTAKOPA内に出店しています。
海老の王様オマール海老、生だこ、昆布、イリコなどの海の幸、鶏ガラ、豚骨という動物系、10種類以上の野菜と果物といった山の幸、これらの材料から3日かけて抽出した究極の出汁。
ここまで手間がかかった出汁で生地作りをしているお店は、他にないかもしれません。
出汁たっぷりの生地は柔らかく、焼くのに技術が必要ですが、焼き上がりはフワトロで口の中に天然の旨味が広がります。
たこ焼きのお値段は6個350円、9個500円、12個600円(税込)と庶民的。
素焼きにソース、カレー、にんにく醤油、ねぎポン酢、岩塩マヨ、マヨ七味の7種類の味付けがついた、食べ比べメニューの玉屋ざんまい8個630円(税込)が人気です。
住所 :大阪府大阪市北区国分寺1-3-4
マップ: Googleマップ
アクセス :
大阪メトロ谷町線・堺筋線「天神橋6丁目駅」から徒歩3分
JR環状線「天満駅」から徒歩10分
電話番号 :06-6358-0866
定休日 :不定休
営業時間 :11:30~24:00
公式URL : 玉屋
お気に入りのお店は見つかりましたでしょうか。
今の主流は外がカリっと中がトロトロなので、ソースをかけるとペタッとしてしまう、全体的にふにゃっとした昔ながらの安いたこ焼きは姿を消しつつあるようです。
大阪を観光や旅行で訪れた際には、全国展開しているようなお店ではなく、大阪でしか味わえないたこ焼きをお試しください。
最終更新日 : 2024/03/13
公開日 : 2019/07/12