長野・伊那名物ローメンのおすすめ店6選！ローメンの特徴やおすすめの食べ方を紹介

【目次】長野・伊那名物ローメンのおすすめ店6選！ローメンの特徴やおすすめの食べ方を紹介

ローメンってなに？

ローメンの種類・食べ方は？

焼きそばタイプ

スープタイプ

ローメンの食べ方

長野・伊那でおすすめの絶品ローメンが食べられるお店

萬里 本店

お食事処 四方路

あすなろ

シャトレ

ともゑ食堂

うしお

ローメンってなに？

長野県伊那地方の郷土料理「ローメン」は、太めの中華麺にマトンやジンギスカンなどが乗ったB級グルメです。

伊那地方では昔から羊毛産業が盛んだったこともあり、羊肉を使用する「ローメン」が誕生したんだとか。

中国の料理「炒肉麺（チャーローメン）」が名前の由来。

チャーローメンをより呼びやすくするため「チャー」をなくし、ローメンと呼ばれるようにもなったと言われています。

また、冷蔵庫のない時代により長期間保存できるようにするため、蒸し麺を使用するようになったそうです。

ローメンの種類・食べ方は？

ローメンには焼きそばタイプとスープタイプの2種類があります。

それぞれの特徴や味付けをチェックしていきましょう。

焼きそばタイプ

焼きそばタイプは、麺を一度蒸して、乾かした後に焼いていきます。

焼いたことにより焼きそば風の香ばしさは残しつつも、蒸した時の麺の柔らかさは残しているのが特徴です。

味付けはソースベースのお店が多くなっています。

スープタイプ

スープタイプは麺を蒸した後、またその麺をお湯で戻し、野菜やお肉と一緒に煮込んでいきます。

再び茹でたことでより麺がもちもちになり、焼きそばタイプとは違った食感を楽しめますよ。

味付けは主に醤油ベースのお店が多いです。

ローメンの食べ方

ローメンは「自分で完成させる料理」としても有名です。

到着後は薄味のため、卓上にある調味料で調整して自分好みの味付けに変えていきます。

調味料はソース・酢・一味・醤油がオーソドックスで、お店によってはニンニク・カレー粉・紅生姜など様々な調味料が用意してある場合もあります。

自分好みの味付けを探すのもローメンの醍醐味です。

長野・伊那でおすすめの絶品ローメンが食べられるお店

長野伊那市周辺ではローメンを提供しているお店が90件以上！

その中から特に人気が高く、味も絶品なお店をご紹介します。

萬里 本店

伊那市駅から徒歩10分の「萬里 本店（ばんり）」をご紹介します。

このお店は言わずと知れたローメン発祥の地としても有名です。

初代店主がローメンの原型となる「炒肉麺」を提供し始め、今のローメンが完成しました。

元祖ローメンのお店なので、お店前には「ローメン石碑」が置かれているんです。

萬里のローメンはスープタイプとなっています。

スープタイプは醤油ベースのものが多いですが、ここは砂糖を使用し甘さが際立つのが特徴です。

三温糖がかかったローメンは甘味と醤油のコクが絡み、奥深い味付けに。

甘さが特徴のローメンに卓上調味料の酢とソースを一回しすると、一気に違う味に変わっていきます。

甘めの味つけとは打って変わって、パンチの効いた濃さが口いっぱいに広がります。

さらに、甘味を消したい人は酢を多めに入れてみると良いですよ。

ローメン発祥のお店「萬里」。

お店専用の駐車場はないため、自家用車の場合は付近のパーキングに駐車するのがおすすめです。

お食事処 四方路

伊那北駅から徒歩20分、瓦屋根の古民家風のお店「お食事処 四方路（すまろ）」をご紹介します。

店内は畳の昭和レトロな空間。

温かい雰囲気のお店で地元の人や常連客が多く、長年愛されていることがわかります。

四方路のローメンはスープタイプです。

こちらのおすすめは「すまろセット」1,200円（税込）。

ローメンにソースカツ丼、漬物と小鉢がつく大満足メニューとなっています。

ローメンは醤油ベースのタレの中に鶏出汁の風味が効いていて、濃厚な味わい。

とろみのあるスープに中太の中華麺がよく絡むんです。

ほのかに香るニンニクが鶏出汁とよくマッチし、食欲が増す香りになっています。

さらに、ここのマトン肉は臭みが少ないことでも有名なんです。

その理由は「ニンニク」。

ニンニクがマトン特有の匂いを消してくれるため食べやすいですよ。

あすなろ

伊那北駅から徒歩10分のところにある「あすなろ」は、スープ系のローメンを提供しているお店です。

昭和レトロな雰囲気が漂うお店は、小上がりのテーブル席の他にカウンター席の用意も。

広々とした店内で、美味しいスープ系ローメンを味わえますよ。

このお店の「ローメン」650円（税込）はニンニクの風味が強いのが特徴です。

ローメンと同時に持ってきてくれるニンニクのすりおろしは生ニンニクを使用しているため、匂いは少ないですが味が濃いのがポイント。

醤油ベースのスープにニンニクを入れることでより濃厚な味わいになりますよ。

ローメン以外にも、山賊焼やソースカツ丼など長野名物のメニューも充実。

定食もお得なため、ローメンとセットにしてもリーズナブルな価格で食べられると人気です。

シャトレ

伊那市駅から徒歩10分の「シャトレ」をご紹介します。

可愛らしい洋風な外観のこちらは、スープ系も焼きそば系も両方味わえるお店。

喫茶店のような雰囲気で、気軽に足を運べますよ。

このお店は焼きそば系だけでも4種類、スープ系も3種類と豊富な種類があるのが特徴なんです。

それぞれお肉が異なり「牛・羊・猪・牛すじ」から選択可能です。

王道は「スープジンギスローメン」880円（税込）だそう。

スープが隠れるほどの麺のボリュームに驚く人も多いこの料理。

中太麺は柔らかく、もちもちなのが特徴です。

このお店のローメンは、ブロッコリーやコーン、紅生姜など、他ではなかなか見ない食材がトッピングされています。

ソースのコクに紅生姜の程よい辛味、レモンの酸味が混ざりあった他では味わえないローメンを食べられますよ。

卓上調味料もガーリックパウダーや粉末タイプの紅生姜などが用意されており、オリジナリティが溢れています。

メディアでも取り上げられるほどの人気店の「シャトレ」。

喫茶店のような可愛らしい空間で絶品ローメンを味わってみてくださいね。

ともゑ食堂

伊那市駅から徒歩5分、電車でもアクセスのいい「ともゑ食堂」をご紹介します。

昔ながらの食堂を彷彿とさせるこちらのお店は夜のみ営業となっています。

17:00〜26:30まで営業しているため、飲み会の〆にローメンを食べる人も多くいらっしゃるそうです。

ここでは焼きそばタイプのローメンを味わえますよ。

水分量の少ない中太の麺を使用しているため、ソースの旨みと麺がよく絡みます。

味が染み込むまでじっくり焼かれた焼き加減は絶妙で、ここでしか味わえないと人気を集めています。

味変は一味がおすすめ。

ソースのコクに一味のピリ辛さがよく合うため、大量にかける人も多いのだそう。

うしお

伊那市駅から徒歩3分の「うしお」をご紹介します。

このお店は平日でも満席になるほどの人気店。

店内は有名人のサインがずらりと並んでおり、有名なことが伺えます。

おすすめは「よくばりセット」1,280円（税込）です。

ローメンはもちろん、うしお煮、トーフ汁、半ライス、小鉢、漬物が乗った大満足メニュー。

うしお煮はうしお特製の豚のモツ煮で、小鉢はおでん4種盛り合わせになっています。

ボリューム満点で1,280円とお得なため、多くの人が注文するメニューです。

ローメンは焼きそばタイプとなっています。

他のお店よりも比較的細めな麺は、焼きそばタイプながらもちもちな食感が特徴。

しんなりしたキャベツともちもちとした麺が、新しい食感を生み出しています。

卓上には酢や醤油といった王道ものからカレー粉や胡椒など複数用意。

ニンニクやマヨネーズなども店員さんに伝えれば持ってきてくれるため、自分好みの味わいを楽しめますよ。

もちろんセットのうしお煮も絶品。

プリプリなモツは塩のさっぱりさ加減が特徴です。

ソース味のローメンを食べた後に塩っけ抜群のうしお煮を食べるのは至福ですよ。

平日でもお昼時は多くの人で賑わう人気店。

ランチ営業は11:00〜13:00までと短時間の営業のため、時間に気をつけて足を運んでくださいね。

長野の郷土料理「ローメン」を味わえるお店をご紹介しました。

スープタイプから焼きそばタイプまでさまざまな種類のあるローメン。

ぜひ本記事から気になるお店を見つけて、長野の郷土料理「ローメン」を味わってみてください。

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