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長野
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長野県を代表する郷土食と言えば、やはり信州そばが挙げられるでしょう。
山が多く農地が狭い長野県は、冷涼な気候もあり米や小麦が栽培しづらい土地。
逆にそばは、昼夜の寒暖差が大きい高冷地の方が栽培に適しており、澱粉がしっかりと熟成した美味しいそばが育ちます。
茹で上がったそばをしめるための水質が良いのも、長野のそばが美味しい理由の一つだと言われています。
一般的に長野のそばを総称して信州そばと呼んでいますが、そば粉の種類、産地、そばの実の磨き方やつなぎに使うもの、挽き方、打ち方、作り方、そして食べ方によって千差万別。
日本三大そばの一つである「戸隠そば」、そばの実の中心だけを使った「更科そば」、霧の多い高原で作られた「霧下そば」、ほろ苦さがある「ダッタンそば」など、長野県内では30種類以上ものそばが味わえます。
長野旅行の際には、ぜひ各地で様々なそばを楽しんでみてください。
岩手のわんこそば、島根の出雲そば、そして長野の戸隠そばは、日本三大そばとして知られています。
戸隠そばの歴史は平安時代にまで遡ると言われ、現在戸隠には、伝統を受け継いだそばを提供するお店が20軒以上もあります。
「そばの実」は、行列ができる戸隠そばの有名店。
地元の契約農家から仕入れた玄蕎麦を石臼でゆっくり時間をかけて自家製粉します。
ざるそばは戸隠の伝統工芸品、根曲がり竹細工のざるに、「ぼっち盛り」という伝統的な盛り付けで提供されます。
ぼっち盛りは、不揃いなそばを取り除き、きれいに揃えて出されるのですが、これは戸隠そばが神様へのお供えやおもてなし料理だったことに由来しています。
普通盛りは5ぼっち、半ざるは3ぼっち、そして大盛りは7ぼっちで、ほとんど水切りをせずにざるに盛られます。
おすすめメニューは「そば三昧」で、そばつゆ、信州産鬼くるみ汁、信州産長芋のとろろ汁の3種類のつけ汁で味わえます。
住所 : 長野県長野市戸隠3510-25
マップ : Googleマップ
アクセス : 長野駅前よりアルピコバス(戸隠キャンプ場行き)鏡池入口下車すぐ(冬季は運休)
電話番号 : 026-254-2102
定休日 : 木曜日、第二金曜日
営業時間 : 11:00~16:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード可、電子マネー可
公式サイト : そばの実
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
味付けした野菜や山菜を、小麦粉やそば粉の皮でくるんで焼いた「おやき」は、長野県を代表する郷土料理です。
昔は家庭の囲炉裏端で焼かれ、主食やおやつとして親しまれてきました。
おやきの歴史は古く、縄文時代の遺跡から、粉を練って焼いた跡がある土器が出土されています。
生地に包まれる具材の定番は、野沢菜や切り干し大根などの野菜系ですが、餡やチーズが入った変わり種もあり人気です。
また、焼くだけでなく、蒸すタイプ、揚げ焼きタイプなど、お店によって工夫を凝らしたおやきも誕生しています。
美味しいおやきのお店と言えば、必ず名前があがるのが「いろは堂」です。
いろは堂のおやきは、旬の野菜や山菜、きのこ、四季折々の山里の幸を丁寧に一つずつ手作業でくるんで作られます。
油でさっと揚げてから高温の釜で焼き上げるので、こんがりとしていて中はふっくら。
焼き立ての味を求めて、県内外から多くの人が訪れる人気店です。
定番メニューの中でも人気があるのは、野沢菜。
浅漬けの野沢菜を塩出しし、信州味噌で味付けしています。
また、こごみ、うど、ふきみそ、菜の花、舞茸、栗餡、なす、夏野菜トマトなど、季節限定おやきも人気です。
住所 : 長野県長野市鬼無里1687-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 026-256-2033
定休日 : 火曜日(5.8.10月は無休)
営業時間 : 8:30~17:30
公式サイト : いろは堂
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
馬肉というと熊本県が有名ですが、長野県にも馬肉文化が根付いるのをご存知でしょうか。
長野県では、古くから物資の輸送や農耕馬として多くの馬が飼育されてきました。
明治15、16年頃から、それまで廃馬処分されていた馬肉を食べ始めたのが始まりで、伊那、飯田地域では肉と言えば馬肉を指すほど浸透しています。
馬肉は牛や豚の約2倍のたんぱく質が含まれ、カルシウムは3倍というほど栄養価が高い一方、カロリーは牛肉の1/3、豚肉の1/2とヘルシーです。
馬肉料理の代表となるのは、やはり馬刺し。
おろし生姜やおろしニンニクとお醤油でいただくのが一般的です。
長野駅前に位置する「長野といえばバニクマン」は、馬肉をはじめとした長野の食文化を全国に広めたいという思いから作られたお店です。
半頭買いをすることで、一般的な部位から、普通は手に入らないような希少部位までを提供することができるのが大きな特徴。
焼肉、しゃぶしゃぶをはじめ、寿司や郷土料理、創作料理まで様々なメニューが味わえます。
一番人気メニューは「馬刺し三点盛り」で、バラ肉「カイノミ」や独特の食感があるたてがみ「コウネ」や「あぶりタン」など珍しい部位が楽しめます。
伊那谷名物、味噌仕立ての馬肉モツ「おたぐり」も合わせて味わってみてください。
住所 : 長野県長野市南長野北石堂町1380 バニクマン
マップ : Googleマップ
アクセス : 長野駅善光寺口より徒歩2分
電話番号 : 026-228-0129
定休日 : なし
営業時間 : 17:00~翌0:00(L.O.23:00)
予算 : 5,000~7,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 分煙(仕切りなし)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ ホットペッパーグルメ
「信州サーモン」は、長野県水産試験場が10年の歳月をかけて開発した養殖専用の品種です。
ニジマスのメスとブラウントラウトのオスを交配させた、卵を産まない一代限りの魚で、産卵に要するエネルギーが不要なので、旨味が強いと言います。
実際にはマスになりますが、銀色の見た目がサーモンに似ていることと、紅色の肉質から、信州サーモンと名付けられました。
適度な脂があり、トロッとした食感ながらしつこくなく、様々な料理法に合うのが特徴です。
長野県のブランド魚として県をあげてPRに力を入れており、県内では飲食店、ホテルなどで信州サーモンを使った料理が提供されています。
中軽井沢の星野リゾート内にある「村民食堂」。
日帰り温泉トンボの湯のすぐ隣にあるので、温泉帰りのご飯におすすめなカジュアルダイニングです。
お昼は定食メニュー、夜はアラカルト料理が楽しめます。
看板メニューの「信州彩り御膳」では、牛肉と野菜のせいろ蒸しや信州サーモン刺身、季節野菜の天ぷら、信州そばなど、信州ならではの味覚を一度に味わうことができます。
信州サーモンを使ったお料理は、豚肉と信州サーモンの粕味噌焼き定食、信州サーモンの二色丼、クレソンと信州サーモンのサラダなど季節ごとに工夫を凝らしたものが登場。
高い天井にガラス張りという開放感があるレストランで、ちょっとおしゃれなランチやディナーを楽しみたい方におすすめのレストランです。
住所 : 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
マップ : Googleマップ
アクセス : しなの鉄道 中軽井沢駅より徒歩21分
電話番号 : 0267-44-3571(予約付加)
定休日 : 無休
営業時間 : 11:30〜21:30
公式サイト : 村民食堂
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
長野県民のソウルフードと言われている牛乳パンは、そのレトロなパッケージが可愛いと評判です。
メディアに取り上げられることが増え、長野旅行のお土産に買い求める人も増え、知名度を上げています。
牛乳パンの名前通り、生地に牛乳が練りこまれ、ふわふわの分厚いパンの中に甘い生クリームが挟まれているのが特徴です。
個人のパン屋さんでも、スーパーでも見かける牛乳パン。
お店によってパン生地や生クリーム、そしてパッケージに特徴があるので、食べ比べてみるのも楽しいでしょう。
JR木曽福島駅からすぐ、創業昭和27年という「かねまるパン店」は、牛乳パン発祥の店と言われています。
牛乳パンといえば、レトロなパッケージが定番になっていますが、かねまるパン店のパッケージはレトロ感たっぷり。
ふわふわのパンに、バターも練りこまれた甘くて濃厚な生クリームがたっぷり挟まれています。
アレンジされた牛乳パンが増えている中で、地元の人が「これぞ牛乳パン、懐かしい味」と口を揃える評判の味。
ちょっとほろ苦いコーヒー味のクリームが入った、コーヒー牛乳パンも人気です。
住所 : 長野県木曽郡木曽町福島八沢5354-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 木曽福島駅出口から徒歩約5分
電話番号 : 0264-22-2437
定休日 : 不定休
営業時間 :
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
野沢温泉発祥の「野沢菜漬け」は、長野県を代表するお漬物の1つです。
寒さが厳しい長野県では、冬になると青物がとれなくなるので、保存用に仕込んだ漬物が役立ちます。
野沢菜の歴史は古く、江戸時代にまで遡ります。
野沢温泉のある住職が、京都から持ち帰った天王寺蕪を植えたところ、高冷地の気候に合わなかったのか、根が育たず葉と茎だけが大きくなってしまったと言います。
味は良かったので、地名をとって野沢菜と名付けられ、地域に根付いていったんだとか。
野沢菜は9月に種が蒔かれ、11月に収穫されます。
霜があたることでより甘みが増し柔らかくなるため、霜がおりるのを待ってから収穫されます。
あっさりとした浅漬けと、乳酸発酵が進んで黄色になった古漬けがあり、それぞれの美味しさがあります。
そのまま食べてもよし、細かく刻んでおにぎりに混ぜたり、パスタにあえるのもよし、お茶漬けとの相性も抜群。
お土産におすすめの一品です。
4つのタイプの野沢菜漬けが楽しめるお得なセット。
有機たい肥を作り、土づくりからこだわった野沢菜を使っているので安心・安全です。
みずみずしい浅漬けタイプと、コクのある本漬けタイプを食べ比べてみましょう。
セット内容は以下の通りです。
長野県埴科郡坂城町周辺で昔から食されてきた「おしぼりうどん」。
坂城町の特産品である、ねずみ大根という辛味大根をすりおろして、絞ったしぼり汁に茹でたてのうどんを浸して食べる郷土料理です。
しぼり汁に浸すので、おしぼりうどん。
しぼり汁には、辛味を中和し、まろやかにしてくれる信州味噌、葱、かつおぶしなどを入れます。
辛味に慣れている方は、味噌を入れずに薬味のみで食べたり、醤油を入れる場合も。
想像を超える辛さなので初めての方は、味噌入りがおすすめです。
おしぼりうどんの手打ちうどんは、普通のうどんと違い塩を入れず、茹で上がっても水にさらしません。
その方が表面がざらっとしていてつけ汁によく絡むのだそう。
おしぼりうどんの味を表現するのに良く使われるのが、「あまもっくら」という方言で、ほんのりとした甘みという意味。
辛さの後からやってくる甘い余韻は、まさにあまもっくらな味わいです。
また、戸隠や千曲市には、うどんではなく、冷たいそばを浸して食べるおしぼりそばがあります。
おしぼりうどんの美味しいお店として名前が上がるのが「かいぜ」です。
車がないと不便な場所にありながら、地元の人はもちろん、観光客も多く訪れるという人気店。
お店の人気メニュー「わがままセット」は、おしぼりうどんとおしぼりうどんが半人前ずつになったもの。
お客さんの半数がこのセットを注文するというほどの人気です。
お店で使用するねずみ大根は、近くの畑で自家栽培している、なかんじょ大根という種類。
辛さだけが強くならないように、独特の甘み「あまもっくら」が味わえるようにと気を遣って収穫しています。
ねずみ大根のしぼり汁には、味噌、葱、鰹節を入れるのですが、初心者は味噌を全部入れて辛味を緩和させていただきましょう。
住所 : 長野県埴科郡坂城町中之条2366-3
マップ : Googleマップ
アクセス : しなの鉄道 テクノさかき駅 徒歩23分
電話番号 : 0268-81-3595
定休日 : 月曜日・火曜日
営業時間 : 11:30~14:00(麺がなくなり次第終了)
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長野県の北信エリアでは、一般的に焼きそばといえば「あんかけ焼きそば」を指します。
その元祖となるのは、大正13年創業の「福昇亭」でした。
当時は海産物を仕入れるのが難しかったため、山菜やきのこといった野菜をたっぷり使ったあんかけの焼きそばが誕生しました。
その後、あんかけ焼きそばは代々受け継がれ、今では長野市や上田市を中心に、たくさんのお店で個性的なあんかけ焼きそばが提供されています。
具材、麺の太さや揚げ方、味付けなどは様々ですが、共通しているのは「からし酢」をかけて食べるスタイル。
ちょっと甘めのあんに、ぴりっと酸っぱいからし酢が良く合うので、初めての方もぜひ地元スタイルで食べてみてください。
上田市の人気店「日昌亭」は、あんかけ焼きそば発祥の「福昇亭」の味を受けついだ店の1つ。
ランチタイムには行列ができる人気店で、地元の人も多く訪れます。
メニューには焼きそばと書かれていますが、当然運ばれてくるのは、あんかけ焼きそば。
麺に特徴があり、蒸してから揚げ焼きされているので、適度な硬さと香ばしさがあります。
酢でからしを溶かしてかけていただきましょう。
ワンタンとのセットメニューも人気です。
住所 : 長野県上田市中央3-8-26 やきそば日昌亭
マップ : Googleマップ
アクセス : 上田駅より徒歩11分
電話番号 : 0268-22-0288
定休日 : 水曜日
営業時間 : 12:00~14:30/17:30~19:00
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長野県で一番面積が小さい市町村である小布施町は、栗の町として知られています。
室町時代から始まったと言われる小布施町の栗栽培。
気候と土壌が良く合っていたこともあり、濃厚で甘みが強い美味しい栗が作られるようになりました。
その美味しさは評判となり、江戸時代には将軍への献上品に使われていたほどです。
今では小布施の栗菓子が有名になり、栗ようかん、栗鹿の子、どら焼きといった和菓子からモンブラン、ソフトクリーム、ジェラートなど、様々な栗菓子が味わえる町としてグルメの間で話題になっています。
小布施を代表する有名栗菓子店の1つ「小布施堂」。
和洋多彩な栗スイーツの購入だけでなく、奥にある飲食スペースで食事やお茶を楽しむことができます。
小布施堂の名物となっているのは、毎年9月中旬から10月中旬の新栗の季節にだけお目見えする「栗の点心 朱雀(すざく)」。
採れたての新栗を蒸して裏ごししただけで、砂糖は一切入っていないので栗そのものの味を楽しめます。
1つのすざくに使われる栗の量は16~17個。
中心に特製の栗餡が入っていてアクセントになっています。
すざくはあまりの人気ぶりに現在は完全予約制。
詳細については、お店の公式サイトで確認してください。
住所 : 長野県上高井郡小布施町808
マップ : Googleマップ
アクセス : 長野電鉄長野線 小布施駅より徒歩7分
電話番号 : 026-247-1110
定休日 : 無休
営業時間 :
公式サイト : 小布施堂本店
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松本市や塩尻市周辺のご当地グルメとして人気が高い「山賊焼き」とは、鶏のもも肉や胸の一枚肉をニンニクたっぷりの醤油ダレに漬け込んで片栗粉をまぶして揚げた豪快な料理です。
外はカリッとサクサクで、中はジューシー。
濃い味付けなので、酒の肴にも、ごはんのお供にもぴったりです。
塩尻市の居酒屋「山賊」で生まれたメニューなので、山賊焼きと呼ばれるようになったと言われています。
松本市の山賊焼きは、醤油ダレに生姜を入れるのが定番です。
塩尻駅から徒歩10分、山賊焼き発祥の店と言われている「山賊」は、地元でも人気の居酒屋です。
現在の店主の祖父の代に考案されたという山賊焼きは、美味しさが評判になり、看板料理に。
他の店が同名で作るのを許可したことから、塩尻、松本周辺で広まっていきました。
「山賊」の山賊焼きは肉厚でジューシーなのが特徴で、骨付きで提供される、特大サイズが人気です。
鶏のもつ煮や、馬刺しなども人気なので、ぜひオーダーしてみてください。
住所 : 長野県塩尻市大門七番町10-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 塩尻駅から徒歩10分
電話番号 : 0263-52-0743
定休日 : 水曜日
営業時間 : 17:00〜23:00
公式サイト : 山賊
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信州ご当地グルメのニューフェイスと言えるのが「白馬ガレット」です。
フランスのブルターニュ地方の料理であるガレットとは、そば粉で作ったクレープのこと。
最近は、全国的にカフェなどで提供するお店も増えているので食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
そんなガレットに注目したのが、白馬村です。
名産である「はくば蕎麦」で作る生地に、地元産の野菜や信州サーモンなどをのせること。
そして、学科と実技試験がある認定試験に合格した「白馬クレーピエ(クレープ職人)」がいるお店のみ提供できるのが「白馬ガレット」です。
この条件を満たせば、がっつり系、スイーツ系、サラダ系などアレンジはお店次第です。
現在白馬ガレットは、白馬村内の飲食店と宿泊施設36軒で提供されています。
トレイルランナーから熱い支持を集めているファッションブランドのデザイナーでもあるオーナーが、2019年にオープンさせたのが「三八商店」です。
店名は白馬三山の「三」、八方の「八」をとって三八商店と名付けられました。
木の温もりを感じる店内は、清潔感があり居心地が良いと評判です。
メニューは白馬ガレットが中心で、日替わりメニューの他は、そばクレープやブラウニーなどのデザートも。
コーヒーも美味しいと評判のお店です。
白馬ガレットは卵、チーズ、ベーコン入りの定番コンプレートガレット、野菜のガレット、キーマカレーのガレット、ソーセージのガレット、そして日替わりガレットというラインナップ。
スープも付いているので、しっかりランチにもなるボリュームです。
住所 : 長野県北安曇郡白馬村5659-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR大糸線 白馬駅より徒歩22分
電話番号 : 080-2676-1761
定休日 : 日・月 不定休あり
営業時間 : 11:00~15:00
公式サイト : 三八商店
駒ヶ根の人たちにとって、かつ丼とはソースをくぐらせたカツをのせた丼のこと。
わざわざソースかつ丼と呼んでいるのは全国発信用であって、地元では普通にかつ丼と呼ばれています。
ちなみに、私たちが思い浮かべるかつ丼は煮かつ丼や卵とじかつ丼と呼ばれています。
駒ヶ根では平成5年に地元飲食店の有志によって「 駒ヶ根ソースかつ丼会 」を発足させ、ソースかつ丼による町おこしに取り組んでいます。
駒ヶ根ソースかつ丼会による規定は以下の通りです。
このように、意外に細かい規定があります。
ソースかつ丼の店といえば必ず名前があがる「明治亭」。
こちらの駒ヶ根本店をはじめ、長野駅店、軽井沢店、中央アルプス登山口店の4店舗を展開しています。
明治亭の自慢は、駒ヶ根産にこだわったソースかつ丼用のオリジナルソース。
12種類の材料で作るソースは、食後のさっぱり感が特徴です。
ソースかつ丼は、ロースソースかつ丼、ヒレソースかつ丼ともに200gでボリューム満点。
エビフライとのセットもあるので、かつ丼だけでは飽きるかも、という方におすすめです。
ご飯の上にはふんわりキャベツが敷き詰められているので、かつと一緒に食べ進めると意外にぺろりといけるかもしれません。
逆にもっとボリュームをという方は大盛りもあります。
他にも、信州そばはもちろん、馬刺し丼、馬刺し握りなど南信名物メニューもあるので、一気にご当地グルメが楽しめます。
住所 : 長野県駒ヶ根市赤穂898-6
マップ : Googleマップ
アクセス : JR飯田線 駒ヶ根駅よりバス10分
電話番号 : 0265-83-1115
定休日 : 無休
営業時間 : 11:30〜20:30
公式サイト : 明治亭
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長野県の木曽、伊那地域や、岐阜県の飛騨地域、愛知県の奥三河地域などに伝わる郷土料理「五平餅」。
その歴史は古く、江戸時代中期にはすでに食べられていたと言われています。
うるち米を炊いてしっかり潰して餅のような状態にしたものを串にさし、タレをつけて焼いて食べます。
地域やお店によって平団子型、わらじ型などがあり、タレの種類も醤油、みそ、くるみ、ゴマなどバリエーションがあります。
専門店はもちろん、スーパーや道の駅、甘味処、サービスエリア、観光スポットなどで販売されているので、見かけたらぜひ味わってみてください。
焼き立ての味は格別です。
南木曽の妻籠宿は、江戸時代の宿場の姿を色濃く残した街並みが人気の観光スポットです。
そんな妻籠宿にある民家風の「やまぎり食堂」では、焼き立ての美味しい五平餅が味わえます。
やまぎり食堂の五平餅は、軍配のような楕円型。
くるみとゴマをすり潰し、醤油、砂糖、みりんなどで甘く仕上げたタレをつけて焼き上げた五平餅は、香ばしくて素朴な味わいです。
ごまダレがかかった白菜のお浸しが添えられているのが嬉しいですね。
他にも、わらび餅、くず餅、ぜんざい、ところてん(夏期)、甘酒などの甘味が充実しています。
住所 : 長野県木曽郡南木曽町吾妻2179-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0264-57-3134
定休日 : 火曜(祝日の場合は営業)
営業時間 : 9:00~17:00
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長野県伊那市の郷土料理「ローメン」は、昭和30年頃に萬里という中華料理店で誕生したと言われています。
基本材料は蒸した中華太麺と、羊肉とキャベツ。
ラーメンのような汁ありと、焼きそばのような汁なしタイプがあります。
中国料理の炒肉麺(チャーローメン)の名前でしたが、いつしかチャーがなくなり、ローメンと呼ばれるようになりました。
伊那地方は羊毛産業が盛んだったため、副産物として羊肉が安く手に入ったので具材に使われるように。
羊肉は独特の癖があるので、豚肉で代用するお店もありますが、地元の人に人気があるのは断然羊肉タイプです。
ちょっとゴワゴワした食感の麺も独特で香ばしさがあります。
今では伊那市を中心に約90店舗でローメンを味わう事ができるので、食べ比べてみるのも良いですね。
「うしお」のローメンは汁なしの焼きそばタイプ。
JR飯田線の伊那市駅からすぐという、観光客にも訪れやすい場所にあります。
うしおのローメンの具材はシンプルで、麺と羊肉とキャベツのみ。
実はローメンはお客さんが自分の好みの味付けをする事が前提なので、薄味で作られています。
メニューには食べ方指南が書かれており、王道として、一味唐辛子、ニンニク、ごま油、酢などの味付けが。
邪道として、ソース味なのに醤油を足す、カレー粉、マヨネーズなどが紹介されています。
羊肉を食べ慣れない方には、癖を感じるのは否めませんが、伊那を訪れたなら、絶対に食べておきたいご当地グルメです。
住所 : 長野県伊那市荒井3460-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR飯田線(天竜峡~辰野) 伊那市駅 徒歩2分
電話番号 : 0265-72-4595
定休日 : 日曜日
営業時間 : 11:30〜13:00/17:00〜21:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
信州そばや野沢菜、おやきのように知名度が高いものから、おしぼりうどんやローメンといった、名前だけではわからないグルメまであったのではないでしょうか。
総合して言えるのは、素朴な味わいのグルメが多いこと。
長野にお出かけの際は、ぜひ色々と試して食べてみてください。
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最終更新日 : 2023/06/21
公開日 : 2021/09/15