滋賀で食べたい近江ちゃんぽんのおすすめ店5選！タンメンとも長崎ちゃんぽんとも違う独自のご当地グルメを徹底調査♪

【目次】滋賀で食べたい近江ちゃんぽんのおすすめ店5選！タンメンとも長崎ちゃんぽんとも違う独自のご当地グルメを徹底調査♪

近江ちゃんぽんの特徴

彦根市で近江ちゃんぽんが美味しいお店

【彦根駅】ちゃんぽん亭総本家 本店

【彦根駅】麺類 をかべ 本店

【ひこね芹川駅】らーめん本気

【南彦根駅】三平

【南彦根駅】まるいし

近江ちゃんぽんの特徴

全国には様々なご当地ちゃんぽんがありますが、「長崎ちゃんぽんに似たちゃんぽん」となんとなく考えている方も多いのではないでしょうか。

ですが、近江ちゃんぽんは長崎ちゃんぽんとは全くの別物！

麺・具材・作り方すべてが違う食べ物なんです。

まず、ちゃんぽんで重要とされる「麺」から長崎ちゃんぽんとは異なります。

一般的なラーメンで使用する中華麺を使用しているのが、近江ちゃんぽんならでは。

中華麺を使用することで、ちゅるんとしたすすりり心地と歯応えが残ります。

麺だけでなく、スープにも違いがあります。

近江ちゃんぽんは、カツオと昆布で出汁をとった魚介系のスープを使用しています。

あっさりとした魚介出汁に合うよう、薄口醤油で仕上げた和風出汁がベースです。

このスープに合うよう、トッピングは野菜と豚肉がメインです。

長崎ちゃんぽんは具材に魚介を入れることが多いですが、近江ちゃんぽんはあまり魚介を使用しません。

店舗によって入っている具材は異なりますが、スープで魚介の旨みを感じましょう。

また、味変にお酢を入れるのがポイントです。

魚介ベースのあっさりしたスープに酢を入れることで、より味に奥深さが出てきます。

ぜひ味変に足してみてくださいね。

近江ちゃんぽんは、創業60年以上を誇る「麺類をかべ」さんで生まれた料理です。

元々うどんやそばを提供していましたが、お客さんの健康面を意識したメニューを開発したい！と野菜たっぷりのちゃんぽんを開発したのが始まりです。

彦根では昔からかつお節や昆布から取った京風だしが主流だったのもあり、現行のあっさりスープが誕生しました。

彦根で誕生したため、彦根市内の多くのお店で近江ちゃんぽんが味わえます。

ラーメンと白米を一緒に食べる人が多いかもしれませんが、近江ちゃんぽんはチャーハンを注文するのが主流。

近江ちゃんぽん自体があっさりとした味わいなので、中華出汁の効いたチャーハンを提供するお店が多いようですよ。

お腹いっぱいまで食べたい人は、近江ちゃんぽんとチャーハンを一緒に味わってみてくださいね。

彦根市で近江ちゃんぽんが美味しいお店

今では「  近江ちゃんぽん協会  」と言う県を挙げての取り組みが見られるほど、名物グルメになった近江ちゃんぽん。

彦根市では様々な場所で近江ちゃんぽんを味わえますが、特に美味しいお店を紹介していきます。

本場滋賀県で近江ちゃんぽんを食べて、その魅力にハマってみてくださいね。

【彦根駅】ちゃんぽん亭総本家 本店

彦根駅より徒歩で約15分の「ちゃんぽん亭総本家 本店」は、地元の人が近江ちゃんぽんを食べるならココ！とおすすめするお店です。

実は、「ちゃんぽん亭総本家 本店」の前身は近江ちゃんぽん発祥のお店「麺類をかべ」なんです。

創業60年以上という近江ちゃんぽん発祥のお店が店名を変えて営業しているだけあって、県内では知らない人がいないほど有名なちゃんぽん専門店です。

彦根駅降りてすぐの場所には、「  彦根駅前本店  」や南彦根駅よりアクセスの良い「  ビバシティ彦根店  」など、県内外で70店舗以上営業しています。

彦根市外にも複数あるので、ぜひ訪れやすい店舗を見つけてみてくださいね。

総本店ということで、お店は広々とした空間。

ラーメン屋さんらしいカウンター席の他、テーブル席の用意もあるので、おひとり様もグループでの来店もおすすめです。

お店目の前には広々とした駐車場を完備しているので、お車でも安心ですよ。

近江ちゃんぽん発祥のお店ということもあって、メニューはちゃんぽん一色！

ノーマルな近江ちゃんぽんをはじめ、肉増し、野菜増し、海鮮トッピングなど種類が豊富なので、お好みでチョイスしてみてくださいね。

注文は、食券を購入するスタイルです。

ちゃんぽんは野菜の量で値段が変動していきます。

「小」770円〜「大」990円（各税込）まであるので、少食な人も大盛りを食べたい人も満足できることでしょう。

オーソドックスなのは「近江ちゃんぽん 中」880円（税込）です。

このお店では、通な食べ方があるのをご存知でしょうか。

まずはスープを一口いただきます。

スープは近江の「丸又醤油」さんと共同開発しており、厳選した鰹節と国産の昆布を使用した、お店オリジナルのもの。

使用する水は鈴鹿山脈で獲れた地下水を使用するというこだわりぶりで、旨みたっぷりの黄金スープを堪能できます。

半分ほど味わったら酢を加えてみましょう。

酢はレンゲ半分ほどがおすすめ！

北海道利尻昆布とブレンドした特製の酢を加えることで、さっぱりさと昆布のコクも加わり、また違った味わいが楽しめますよ。

さらに、生姜や辛味噌を足して自分だけのちゃんぽんを作ることもできます。

ちゃんぽん一つとっても味わい方が無限大で、何度足を運んでも飽きることがありません。

また、追加注文で「チャーハン」319円（税込）を注文してみてください。

パラパラ仕立てのチャーハンは鶏ガラが効いたあっさりした味わい。

卵とネギが入っており、食感も楽しめますよ。

平日ランチの場合は唐揚げと春巻き、チャーハンに近江ちゃんぽんで1,100円（税込）とお得になるのが嬉しいポイントです。

近江ちゃんぽんを初めて食べる人や、オーソドックスなものが食べたい人にマストなお店です。

【彦根駅】麺類 をかべ 本店

彦根駅より徒歩15分の「麺類 をかべ 本店」は知る人ぞ知る近江ちゃんぽん発祥のお店。

商店街の中に位置し、外観から昔ながらの昭和感が漂います。

店主と女将の2人で営業しており、温かいアットホームな空間でホッと落ち着けるお店です。

昭和レトロなこのお店、店内にも実家を思い出すような温かさが漂います。

達筆な字で書かれたメニュー表に芸能人のサインや、彦根の名物キャラクター「ひこにゃん」のぬいぐるみが置いてあり、店内をぐるっと見回しても楽しいですよ。

メニュー表には大将、女将さんお二人の顔写真が載っていて、個性に溢れています。

オーソドックスな「ちゃんぽん」800円の他に、近江ちゃんぽんでは珍しい海鮮が乗った「王様ちゃんぽん」1,180円（各税込）など、種類も充実しています。

「ちゃんぽん」800円（税込）は定番のキャベツににんじん、もやしと水菜が乗っているのがこのお店流です。

シャキシャキの水菜が、スープを吸った野菜のいいアクセントになります。

透き通ったスープには煮込んだキャベツやきくらげがたっぷり入っており、食べ応え抜群です。

ちゃんぽんというよりタンメンに近いような塩っけと、深い味わいが特徴的。

優しい和風スープは程よく脂が浮いており、濃厚さとあっさりさのバランスが絶妙です。

麺は細麺ストレートで、柔らかめな茹で上がり。

優しいスープによくマッチし、野菜と小麦の旨みをしっかりと感じられます。

近江ちゃんぽん発祥のお店として地元の人に愛される「麺類 をかべ 本店」。

原点の味を堪能したい人におすすめです。

【ひこね芹川駅】らーめん本気

ひこね芹川駅より徒歩で15分の「らーめん本気」は、昔ながらのレトロな店構えのラーメン屋さんです。

こちらでは一際珍しい近江ちゃんぽんが味わえるということで、他県の人もよく訪れるんだとか。

店内は昔ながらの昭和のラーメン屋さんらしい雰囲気です。

壁に掛かったメニュー表にテレビ、味のある置物がホッと落ち着く空間を演出しています。

芸能人も多く来店しているようで、食べる前から期待に胸が膨らみます。

店内はカウンター席の他にテーブル席、座敷席の用意も。

子ども用メニューや取り皿も用意されているので、おひとり様も家族連れも安心です。

他とは異なる近江ちゃんぽんが食べられるこのお店。

そんなこのお店で人気のメニューが「あんかけちゃんぽん」850円（税込）です。

もやしとキャベツ、豚肉がメインのちゃんぽんですが、驚くのがその量。

器から溢れそうなほどのあんかけの中には、たっぷりの麺が入っており、お値段以上のお得さを感じます。

注文後、あんかけを一皿分ずつ丁寧に調理してくれるので、熱々の状態で味わえます。

鰹節の風味をしっかりと感じる濃厚な出汁が特徴です。

とろみのある餡に野菜と豚肉の旨みが凝縮されており、卵の旨みも相まって大盛りでもペロリと完食できそう。

麺にもこの濃厚な餡が絡みついているので、熱々になっています。

通常の中華麺を使用していますが、柔らかめに茹でているので、スープをよく吸っているのが特徴です。

また、オーソドックスなちゃんぽんを頼む人の多くが、「ちゃんぽんチャーハンセット」1,200円（税込）を注文するんだそう。

ちゃんぽんは和風醤油出汁のあっさりした風味がと、モリモリに盛られた野菜が印象的です。

スープにはキャベツやもやし、鰹出汁の旨みが染み渡っており完飲してしまいそうなほどの美味しさです。

麺は細ストレート麺で野菜とスープによく絡む柔らかさが絶品です。

半分ほど食べた後に、酢を加えてあっさりさをプラスさせてみましょう。

卓上に胡椒が完備してあるので、お好みで味変してみてくださいね。

チャーハンはシンプルな見た目でありつつ、炒め具合と油の絡まり具合のバランスが絶妙です。

卵のコクに紅生姜のアクセントが加わり、あっさりベースの近江ちゃんぽんによく合います。

オーソドックスな近江ちゃんぽんとは異なるちゃんぽんが味わえるこのお店。

お店横には駐車場を完備しているので、車でもアクセスのしやすいお店です。

【南彦根駅】三平

「三平」は南彦根駅より車で2分のラーメン屋さんです。

赤いロゴと黒の漆塗りの外壁に「本当にラーメン屋さん？」と疑うほどのおしゃれなこのお店。

店内に入るまでの道もおしゃれで、落ち着いた和風の雰囲気が特徴です。

まるで高級料亭のような店構えに、入店前から気持ちが高まります。

店内はカウンター席の他、4〜8人まで掛けられるテーブル席に半個室風の席の用意も。

大人数での来店も安心です。

おすすめは「あんかけちゃんぽん」870円（税込）。

「三平」はあんかけちゃんぽんの元祖と言われるお店なんですよ。

器に入ったたっぷりのあんかけが目をひく一杯。

あっさりとした出汁と、卵のコクが染み渡る餡とのバランスが程よいちゃんぽんです。

餡は卵で閉じてあるので、卵本来の甘味が際立っています。

野菜や豚肉の旨みを感じられるので、飽きのこない美味しさを堪能できるでしょう。

麺はちゃんぽんらしい細ストレート麺。

あんかけをまとっている麺は小麦の甘さがしっかり感じられ、しっかり歯応えもあります。

こちらでは、調味料として酢の他に七味も常備してあります。

甘さが特徴のあんかけちゃんぽんなので、七味を加えてアクセントを足すのが良いでしょう。

オーソドックスな「ちゃんぽん」800円（税込）は、他のお店とは異なりキクラゲが入っているのがポイント。

和風ベースの出汁にあっさりとした酢の酸味が程良い一杯です。

野菜のシャキシャキ感と、柔らかめな麺のバランスがベストなちゃんぽんを堪能できますよ。

【南彦根駅】まるいし

「まるいし」は南彦根駅より徒歩1分と好アクセスなお店です。

店外に大きく書かれた「中華そば」「ちゃんぽん」ののぼりが目印になっています。

駅からのアクセスがいい他、お店前には駐車場もあるので、車でも訪れやすいでしょう。

店内は清潔感溢れる空間。

ずらりと並んだカウンター席にテーブル席、子ども用のキッズチェアの用意まであるので、お子さん連れにもありがたいお店です。

メニューが豊富で、ちゃんぽんだけでなくうどんやラーメンなども取り揃えています。

サイズも選べるため、お腹の空き具合と相談して選べますね。

注文率6割を超えるという「ちゃんぽん」800円（税込）がお店の看板メニューです。

魚介出汁に野菜の甘さと旨みがつまったスープが特徴。

塩ダレの味が強いのがこのお店ならではで、塩辛さと野菜の甘さのバランスが絶妙です。

また、このお店のちゃんぽんは野菜が多めなのも特徴の一つ。

たっぷりのキャベツにキクラゲ、もやしやにんじんなど野菜多めの仕上がりなのでヘルシーなのも嬉しいですね。

このお店は、卓上に置いてある調味料が一風変わっているんです。

酢や胡椒、七味の他になんとソースの用意が！

「ソースを加えると焼きそば風に変わります」と案内があるので、気になる人は味変に加えてみてはいかがでしょうか。

大盛りが食べたい人は「ちゃんぽん大」1,000円（税込）がおすすめです。

到着して驚くのが、野菜の多さ！

まるで山のように積まれたキャベツはついつい笑ってしまうほどのボリュームです。

野菜が多く、なかなか麺に辿り着けないほど。

麺が伸びてしまう可能性があるので、硬めで注文するのが通の食べ方なんだそうですよ。

麺に辿り着く頃にはベストな茹で加減になっています。

全国各地にあるご当地ちゃんぽんの中でも根強いファンがいる近江ちゃんぽん。

彦根で生まれたちゃんぽんは有名な長崎ちゃんぽんとは大きく異なる味付け、調理方法になっています。

近江ちゃんぽんならではの味は、本場の滋賀でしか味わえません。

滋賀に訪れた際は、ぜひヘルシーで食べ応え十分な近江ちゃんぽんを味わってみてくださいね。

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