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牛乳を温めて作る「ホットミルク」は、飲むと体が温まりホッと落ち着く飲み物ですよね
一方で、牛乳はカロリーが高い、脂肪分が多いということで、飲むことにやや抵抗を感じられている方もいるかもしれません。
でも、実はホットミルクには次にあげるような女性に嬉しい栄養素やメリットがあります。
牛乳に含まれている栄養素の中で特に大事なのは「カルシウム」です。
カルシウムは骨を強くしたり、筋肉が正しく動くために必要なだけではなく、神経の興奮を落ち着かせてイライラを解消させる作用もあります。
特に食生活が乱れている方や魚嫌いという方はカルシウムが不足しがち。
牛乳は飲むだけでカルシウムを効率よく補給できる優秀な食品です。
コップ1杯飲むだけで、1日あたりに必要なカルシウムの35%を補うことができます。
脂質の代謝に必要なビタミンB2、神経の働きを維持するのに必要なビタミンB12などのビタミンB群が豊富に含まれています。
コップ1杯飲むだけで、1日あたりに必要な摂取量の25%以上を補給することが可能です。
必須アミノ酸であるトリプトファンは、わずかながら睡眠誘発作用があることが知られています。
トリプトファンは体内で精神を落ち着かせたり、痛みを落ち着かせたりするときに働く「セロトニン」というホルモンの原料になります。
さらに、牛乳に含まれているタンパク質が体内で消化された後のペプチドにも鎮痛、鎮静、睡眠促進の作用があることが分かっています。
以上の理由から、ホットミルクは寝る前のおやすみタイムにぴったりなドリンクと言えるのです。
ホットミルクを眠れない時に飲むと寝つきが良くなる、安眠できるという話は昔から良く知られた話です。
その理由は諸説ありますが、まずは含まれているトリプトファンが関係すると考えられています。
トリプトファンは体内でセロトニンに変換されてリラックス効果を発揮します。
さらに、セロトニンは体内時計を司るメラトニンの原料にもなるので、睡眠リズムが整いやすくなります。
また、カルシウムも神経を落ち着かせる作用があるため、イライラして眠れないときにホットミルクが役に立ちます。
冷たい牛乳ではなく、温めたホットミルクであることで体をより温めて、リラックスモードにしてくれます。
牛乳に含まれるカルシウムは交感神経を落ち着かせる作用があります。
イライラや緊張などの症状は交感神経が優位だと起こりやすいので、カルシウムを補うと落ち着きやすくなります。
さらに、トリプトファンがリラックスホルモンとも呼ばれるセロトニンを増やすので、精神的に安定しやすくなります。
ちょっと小腹が空いた時やイライラして過食に走ってしまいそうなときも、ホットミルクの出番です。
胃腸が温まり、脂肪分の多いホットミルクを飲むことで食欲が落ち着きやすくなります。
食べ過ぎを防ぐためならば、食事前やおやつの時間など小腹が減った時に飲みましょう。
また、カルシウム不足を補い、トリプトファンなどの栄養素を摂取することで、栄養が満ち足りて食欲が安定するだけでなく、精神的なドカ食いを防ぐことにも繋がります。
ダイエットしたい時こそ、ホットミルクを上手に活用しましょう。
ストレスはお肌の大敵であり、自律神経が乱れるとホルモンバランスも乱れて肌の調子が悪くなりがちです。
ホットミルクを飲むと自律神経が整いやすくなり、肌の調子を整える効果も期待できるので、肌あれが気になる人にもおすすめです。
さらに、ホットミルクをおやすみ前に飲むことで睡眠の質が上がると、肌の調子も改善されやすくなります。
寝不足で肌が荒れているという時こそ、ホットミルクを活用しましょう。
ホットミルクは効果的な飲み方のポイントを押さえた方がメリットを実感しやすくなります。
ここではホットミルクの温度設定や飲むタイミングなどをご紹介します。
ホットミルクを温めるときの最適な温度は60℃前後と言われています。
加熱することで独特な加熱した臭いが強くなり、コクや濃厚さを感じさせてくれます。
しかし、加熱しすぎると臭いが強くなりすぎたり、表面に膜が張ってしまうので要注意。
お鍋で加熱するならば、沸騰する直前で止めることが大事です。
電子レンジで温める場合には、温度のムラができやすいことがあります。
適度に上下をかき混ぜながら、沸騰させないように気をつけながら温めましょう。
ホットミルクのメリットを最大限に感じるには、食前と寝る前のタイミングがおすすめです。
例えば、食欲を抑えたいということであれば、食前30分くらいが目安。
そうというのも、満腹中枢が刺激されるのには大体20分程度はかかることと、直前に飲むと胃液が薄まってしまい消化が悪くなる可能性があるためです。
また、安眠効果を期待して飲む場合には寝る前1時間くらいが良いでしょう。
寝る直前だと胃もたれを起こすこともあるため、寝る1時間くらい前に飲んでリラックスして過ごすのがおすすめです。
寝る前に副交感神経を優位に働かせることで、心地よく快眠できるようになるでしょう。
ホットミルクは牛乳を温めただけでも十分に甘みを感じられて美味しいものですが、毎日飲んでいると飽きてしまうことも。
そこでバリエーションを増やして続けやすくするためにも、次のようなアレンジを試してみてはいかがでしょうか?
栄養バランスも良くなるアレンジ方法をご紹介します。
近年、牛乳にきな粉を混ぜて飲む健康法が注目されています。
きな粉に含まれている大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た構造であり、ホルモンバランスの調整や美肌効果などが注目されている成分です。
また、きな粉には食物繊維や大豆オリゴ糖が含まれているため、整腸作用も期待できます。
女性にとっては嬉しい効果ばかりですね。
きな粉ミルクはとても優しい味わいです。
ただ、きな粉がダマになりやすいので、よく混ぜて飲むようにしてください。
マシュマロにはゼラチンが含まれており、そのうちの90%以上が肌に良いコラーゲンでできているため、実は肌に良い食品なのです。
また、保湿する作用もあるので、就寝前の喉の乾燥対策にもおすすめですよ。
マシュマロミルクは、溶けたふわふわのマシュマロの食感も楽しいデザートドリンク。
牛乳と混ぜて温めることで甘みが増し、その美味しさに思わず顔がほころんでしまいます。
飲みやすいため、お子さんに作ってあげるのも良いでしょう。
ただ、マシュマロ自体がとても甘い食べ物なので、甘いものが苦手な方は量を調節して楽しんでください。
マシュマロの代わりにチョコマシュマロを使うのもおすすめです。
チョコとミルクの相性は抜群で、ほんのりとココアのような風味を味わえます。
はちみつは甘いイメージが強いため太ってしまうと思われがちですが、実は様々な健康効果があることが分かっています。
ビタミンBやミネラル、アミノ酸などの栄養成分が豊富に含まれていて、特にかぜ予防やストレス・不眠の解消にも役立ちます。
血糖値がお砂糖と比べると急激に上がりにくいので、ダイエット向きでもあるのです。
適量はカップ1杯に対してスプーン1杯。
これ以上は摂りすぎになってしまうため気を付けてください。
ハニーホットミルクは、牛乳のまろやかな甘さとはちみつの濃厚さが相性抜群。
ほんのり甘いクッキーと合わせて、おやつタイムに飲むのも良いでしょう。
就寝前に飲むのもおすすめですが、バナナを入れることで腹持ちが良くなるため、朝食にしたり置き換えダイエットにもおすすめです。
バナナには、美肌効果があるビタミンB群が豊富に含まれています。
食物繊維も豊富なので、お通じが気になるときにもぴったりな飲み方です。
ただ、バナナは糖度が高いことから、美味しいからと言って食べすぎには注意してくださいね。
ホットバナナミルクは、口当たりがまろやかでデザート感覚で楽しめます。
バナナをまるまる食べようと思うとお腹が膨れてしまうので、このようにドリンクにするのも良いでしょう。
生姜に含まれる辛味成分のジンゲロールは、体内の脂肪や糖質を燃焼する効果があり、内側からジワジワと体を温めてくれます。
ジンゲロールは加熱するとさらに温め作用の高いショウガオールに変わるので、ホットミルクとの相性もぴったり。
さらに、代謝が上がり血流が良くなると、むくみ改善にも効果が期待できます。
この飲み方は、甘いのが苦手な方でも楽しむことができますよ。
シナモンは「スパイスの王様」とも呼ばれており、漢方薬や生薬としても用いられています。
健康に必要な栄養素が豊富に含まれているだけでなく、女性にとっても嬉しい美容効果があるのです。
まず、血液の流れを良くする作用があるため、代謝を上げて冷え性を改善してくれます。
ショウガを超える温め食材とも言われるほど、温め作用が高いことで知られています。
血液の流れが良くなるとお肌への栄養が行きやすくなるので、肌ツヤもよくなります。
また、シナモンに含まれるカリウムは余分な水分を排泄してくれるため、むくみ改善にも役立ちます。
それに加えて脂質燃焼を促す作用もあるのでダイエット中にもぴったりです。
電子レンジで誰でも簡単に作れて、ちょっとの材料で色々な味を楽しめるホットミルク。
本記事を参考に、美味しいホットミルクの飲み方を見つけて健康や美容のために役立ててくださいね。
最終更新日 : 2024/08/15
公開日 : 2024/08/15