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ルイボスティーとは、「ルイボス」の葉を乾燥させてお茶にしたものです。
ルイボスはマメ科の植物で、南アフリカ共和国の最南端にあるセダルバーグ山脈のみに自生。
乾燥した30度以上の温度差の高い場所を好むため、現状セダルバーグ山脈以外では栽培が難しいと言われています。
南アフリカのお茶がなぜここまで注目されるようになったのでしょうか。
それは、ルイボスティーがノンカフェインでありながら、様々な成分を含んでいるところにあります。
カフェインは眠気冷ましなどの作用がある反面、心拍数の増加、興奮、不眠、下痢、吐き気など身体によくない成分です。
紅茶やコーヒー、緑茶も美味しいですが、健康のことを考えるならば水分補給のために多く摂取するものはノンカフェインのものにするのが無難です。
特に乳幼児にとっては、カフェインは消化や分解に時間がかかり、胃腸への負担が大きいため、出来ることならば避けてあげたいものです。
また、妊娠中はカフェインが含まれる飲み物はできれば避けたいもの。
そんなときに活躍してくれるのがルイボスティーです。
ルイボスティーは麦茶やとうもろこし茶と同様にノンカフェインのお茶のひとつ。
見た目は紅茶のような赤みがあり、味はほんのりとした甘みがあります。
老若男女問わず、赤ちゃんから妊娠中のママまで安心して飲むことができますよ。
ルイボスティーには身体を健康に美しくキープするために必要なナトリウム、亜鉛、カルシウム、鉄、マグネシウムなど10種類以上のミネラルが含まれています。
また、鉄分も多く含んでいることから、貧血予防にもなります。
食事や生活習慣には気を付けつつ、そこに少し必要な栄養素をプラスするイメージでルイボスティーを飲むのも良いでしょう。
ミネラルの他に、注目されている成分が「SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)」です。
SODは体内で過剰になった「活性酸素」を取り除いてくれる「酵素」のことを言います。
活性酸素とは、身体に入ってきた細菌をやっつけてくれる役割を持っていて、体内に必要な物質です。
ところが、増えすぎてしまうとシミ、しわ、そばかす、ひいてはがんや生活習慣病を引き起こす原因にもなってしまいます。
そこで過剰になってしまった活性酸素に作用してくれるのが、ルイボスティーに含まれるSODというわけです。
老化や病気を引き起こすと言われている活性酸素を抑える働きをしてくれる酵素を含むルイボスティー。
これが美容や健康に良いお茶と言われる理由です。
ルイボスティーの淹れ方は「水出し」と「煮出し」の2種類です。
製品によってどちらか異なるので、茶葉を買う際に水出し用なのか、煮出し用なのかを確認してから買うようにしましょう。
また、先ほど紹介したSODという酵素は、5分以上煮出してお茶を淹れた際に抽出されると言われているので、SODの効果を期待するのであれば煮出しをおすすめします。
ティーバッグになっているルイボスティーも、できれば煮出しで淹れる方が美味しく飲めて効果も期待できます。
カップにお湯を注ぐだけで簡単に飲めるのがティーバッグのメリットですが、ここはひと手間かけて煮出しをしてみましょう。
ルイボスティーを煮出すときには、煮出し用またはお湯で淹れる用のティーバッグを使用します。
容量は水1Lに対してルイボスティー茶葉5g程度が目安量です。
こちらは製品にも記載されていると思うので、それぞれにあった量で合わせましょう。
以上がルイボスティーの煮出し方です。
ルイボスティーは長めに煮出しても渋みや苦みが出ないので、10分から20分程度煮出すのをおすすめします。
長めに煮出すことで、ルイボスティーの成分をしっかり抽出することができますよ。
緑茶や紅茶などよりも種類は少ないとはいえ、ルイボスティーも様々なものが市場に出回っています。
そしてルイボスティーは南アフリカ以外で栽培できないことから、国内生産はなく100パーセントが輸入です。
毎日飲むようにするのであれば、安心安全でコスパ良く、なおかつ飲みやすいものを選びたいですよね。
ここでは数あるルイボスティーの中でも、おすすめのルイボスティーをご紹介します。
有機JAS認定を受けているなごみのオーガニックルイボスティー。
ティーパック 2g×100袋入りで1,000円(税込)です。
こちらは生産から輸入、ティーバッグの加工、袋詰めまでを管理し、国内で袋詰めをしている商品です。
第三者機関が「安心で安全である」と認定した【有機JASマーク】が商品に入っている本物のオーガニック製品なので安心して飲むことができます。
他のルイボスティーと比べると風味は弱め、味は濃いめとなっています。
ルイボスティーが苦手という人でも、少し蜂蜜などの甘味を足すと飲みやすくなりますよ。
価格: 1,000円(税込)
内容量:100個
茶葉タイプでおすすめなのは、こちらの「OSK 有機 ルイボスティー」200g です。
OSKの茶葉も有機JAS認定を受けており、パッケージにマークも入っているものなので、安心して飲むことができます。
こちらは風味も味も薄めとなってるため、ルイボスティー初心者やルイボスティー特有の香りと味で挫折した人におすすめしたい商品です。
煮出し用の茶葉なので、冷たくして飲みたいときは煮出してから冷やすようにしてくださいね。
価格: 1,008円(税込)
内容量:200g
みなさんおなじみの無印良品でもルイボスティーを購入することができます。
1.8g×10袋で290円(税込)と少量で購入できるので、まずは少し試してみたいという方におすすめです。
こちらも有機JAS認定を受けており、パッケージの裏側にちゃんと有機JAS認定マークが入っていますよ。
クセがなく飲みやすいという口コミをよく見かけますが、味はわりとしっかりめです。
ルイボスティーを飲んだことがあり苦手意識をもっている方や、お子さまにはお口に合わない方もいるかもしれません。
価格: 290円(税込)
内容量:1.8g×10バッグ
ルイボスティーを試してみたいけどルイボス特有の風味や味を試す勇気がない…という方。
まずはフレーバーティーを飲んでみるのもおすすめです。
無印良品で販売されているこちらは、ルイボスにアップルビッツとローズヒップを加えたルイボスのフレーバーティー。
1.8g×9袋で350円(税込)と割高ではありますが、いつものティータイムを少し健康的に変えるにはもってこいです。
価格: 390円(税込)
内容量: 1.8g×9バッグ
今回はルイボスティーについてご紹介しました。
ノンカフェインで美容や健康にも良いルイボスティー。
ぜひ一度試してみてくださいね。
監修:医師 成田 亜希子(なりた あきこ)
2011年に医師免許を取得。
日本内科学会、日本公衆衛生学会、日本感染症学会、日本健康教育学会所属。
初期臨床研修修了後は、一般内科医として幅広い分野の疾患の治療に従事している。
行政機関への勤務経験もあり、健康増進や感染症対策、母子保健などの政策に医師という立場で携わっていた。
プライベートでは二児の母。
趣味は乗馬、旅行、料理。
最終更新日 : 2024/09/02
公開日 : 2024/09/02