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<ブルーベリーを育ててみよう!初心者にもおすすめの苗木セット>
ラズベリー、ブラックベリー、クランベリーなど「ベリー」を名乗る果実はたくさんあります。
これらはすべて同じ仲間ではなく、ラズベリーやブラックベリーは「キイチゴ」、クランベリーは「ツルコケモモ」の仲間に属します。
それでは、ブルーベリーはどの仲間に属するのでしょうか。
ブルーベリーの概要や特徴、その品種についてご紹介します。
実がたわわになったブルーベリーの木を、どこかでご覧になったことがあると思います。
ブルーベリーは北米原産の落葉低木果樹で、ツツジ科のスノキ属に分類されます。
熟した実が濃い青紫色をしていることがら、ブルーベリーと呼ばれています。
寒冷な気候を好み、北半球の涼しい地域には、多くの仲間が自生しています。
原産地の北米では「ハックルベリー(ビルベリー)」と呼ばれる自生種があり、日本にもクロマメノキやシャシャンボ(小小坊)などの近縁種が存在しています。
これらは食用に利用されることがありますが、市場に出回ることはまずありません。
現在普及・流通しているブルーベリーは、食用として品種改良されたものです。
品種による違いはありますが、ブルーベリーの木は2〜3m位の高さにまで成長します。
春先はブルーベリーの開花時期である4月上旬から5月上旬にかけて白い釣鐘状の花を咲かせます。
可憐な小花が10個位にまとまって咲く姿は、とてもチャーミングです。
夏はブルーベリー収穫の時期で、花が咲いた後にはいよいよ収穫を迎えます。
6月上旬から9月上旬にかけて、実は緑色から赤へ、そして最終的には青紫色へと変化しています。
実の大きさは品種によって異なりますが、1〜4gほどです。
観光農園で「ブルーベリー狩り」が開催される時期でもあります。
収穫を終えて秋を迎えると、ブルーベリーの葉は紅葉の時期を迎えます。
意外に思えるかもしれませんが、鮮やかな紅葉に彩られ、「紅葉狩り」まで楽しめるのです。
こちらも品種によって時期が異なりますが、10月中旬から年明けまで満喫できます。
冬の時期は葉が落ちて寂しくなりますが、やがて新緑が芽生え、開花の春先を迎えることになります。
市場で流通しているブルーベリーは、食用として品種改良されたものです。
米国各地で自生していた品種が元になっており、今では「栽培用ブルーベリー」として世界中に広まっています。
この栽培用ブルーベリーは大きく分けて、下記2種に分類されます。
なお、ハイブッシュ系はさらに北部系(ノーザン)と南部系(サザン)に細分されます。
この系統の下に、栽培品種がかなりの数存在しています。
イチゴに例えたら、「とちおとめ」とか「紅ほっぺ」のようなものですね。
ブルーベリーの品種について、もう少し詳しく見ていきましょう。
米国北東部に自生していた品種を、栽培用に品種改良したものです。
寒冷地での栽培に適しており、大粒で味もよく、生食にも適しています。
国内で流通しているブルーベリーは、ほとんどがこの系統になっています。
収穫の時期が早い「早生種」で、6〜7月頃に旬を迎えます。
自家受粉での結実も可能な育てやすい品種です。
寒冷地向けに品種改良されたもので、日本では長野県~北海道南部の冷涼な地域での栽培に適しています。
大粒で皮が薄く、舌触りも滑らかです。
味は甘みのなかにほのかな酸っぱさがあり、最もブルーベリーらしい味覚を楽しめます。
寒さには強い反面、暑さと乾燥に弱いことが難点です。
上記ノーザンハイブッシュ系を、温暖な土地でも育てられるように品種改良したものです。
そのため、寒さにはやや弱いですが、日本全土の栽培が可能で、品種の数も非常に多く存在しています。
ノーザンハイブッシュ系と比べると、酸味が少なくて、誰からも受け入れやすい味覚です。
フロリダ州やジョージア州など、米国南部に自生していた品種を改良したものです。
暑さに強い品種で、関東より南の地域での栽培に適しています。
収穫の時期が遅い「晩生種」であり、7〜9月頃に旬を迎えます。
実が成熟する前に赤くなり、その姿を「うさぎの目」に例えて、「ラビットアイ」と名付けられています。
果実はハイブッシュ系と比べると小粒ですが、甘みの強いことが特徴です。
木は大きく育ち、長い期間での多収穫が期待できます。
サザンハイブッシュ系に次いで、多くの品種が存在しています。
原産地の北米や北欧には、自生種のブルーベリー(またはその近縁種)が植生しています。
栽培が難しくて大量生産できなかったり、生食に向いていなかったりと、様々な理由がありますが、日本ではほとんど栽培されていません。
しかし、ジャムのような加工品や、サプリメントの材料になったりと形を変えて日本に入ってきています。
米国北部やカナダ、北欧に広く自生する「野生の」ブルーベリーで、「ワイルドブルーベリー」とも呼ばれています。
樹高は15〜40cmと低く、果実はブルーベリーの仲間で最も小粒で、濃い青紫色が特徴です。
酸味が強いため生食には向かず、主に加工品として消費されます。
加工品としての実績はめざましく、ジャム、ジュース、ドライフルーツ、ケーキ、お菓子、ワインに使用されるブルーベリーのほとんどがこの系統です。
同じ品種ですが、主に北欧で自生する種が「ビルベリー」で、北米で自生するものは「ハックルベリー」と呼ばれています。
果実は小粒で、内部まで濃い赤紫色をしています。
栽培が難しく、果実は柔らかくて傷みやすいので、生の状態で市場に出回ることはありません。
酸味が強い品種であることから、主に加工品として利用されます。
ビルベリーは、アントシアニンの含有量がブルーベリー類の中でもひときわ高く、「目のサプリメント」として広く知られています。
この原材料として利用されるほか、ジャムやケーキ、料理など幅広く消費されています。
ブルーベリーの健康効果と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが「目に良い」食べ物だということかもしれません。
しかし、その他にも健康に優れた効果を発揮しています。
ブルーベリーに含まれる栄養素と、その効能についてご紹介します。
ブルーベリーを食べると、眼精疲労の改善や視力低下の予防、果ては視力の向上に優れた効能を期待できると言われます。
ブルーベリーが目に良いといわれる理由は、その成分に「アントシアニン」を豊富に含む点にあります。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーだけではなく、ナスや赤シゾなどの野菜にも含まれています。
ただ、ブルーベリーの濃い青紫色の果実には、ほかの野菜とは比べものにならないほどの含有量があると言われています。
このアントシアニンが、目の網膜視細胞で光を伝達するたんぱく質・ロドプシンの再合成を促進し、視力機能の改善や視力低下の防止、白内障予防にも効果を発揮するのだそう。
目に映像が写るということは、網膜上のロドプシンが分解と構成を繰り返している結果で、ロドブシンの機能が低下すると、かすみ目やぼやけの原因となります。
また、網膜の働きを助ける「ビタミンA」も豊富に含んでいます。
ブルーベリーは、目の健康に抜群の効能を期待できる果物です。
ブルーベリーは、ビタミンEやビタミンCも豊富に含んでいます。
これらの栄養素は、ガンや生活習慣病の原因となる体内の「活性酸素」を弱める働きを持っています。
この働きは「抗酸化作用」と呼ばれ、病気の予防のほか、アンチエイジング、美肌効果も期待できます。
ブルーベリーは食物繊維を豊富に含みます。
小腸での糖の吸収を抑え、コレステロールを低下させたり、腸内で発生する有害物質の生成を抑制し、腸内環境を整えてくれます。
このことから、便通が良くなり、便秘の解消にも効果が期待できます。
ここまでブルーベリーの特徴、栽培品種と味、栄養、効果などをご紹介してきました。
ここからは、おすすめのブルーベリー商品についてご紹介します。
夏場の旬を迎えた時期には、産地直送の新鮮なブルーベリーを通販サイトでも購入することができます。
シーズンオフには予約販売となりますが、それでも人気商品は予約が殺到します。
生ブルーベリーの中で、とりわけおすすめの商品は、「北の湘南」・北海道伊達市にある「イコロ農園」の生ブルーベリーです。
農薬不使用・除草剤不使用・化学肥料不使用と三拍子そろっており、子どもからお年寄りまで安心して食べることができます。
しかも1kgと大容量です。
日持ちするのは3〜4日程度なので、食べきれない場合は、冷凍すれば長期間保存可能です。
そのまま食べるのはもちろんのこと、冷凍した実をシャーベット状にして食べるにもおすすめ。
デザートやスムージーの飾りやアクセントに使えるアップルミントのおまけ付きです。
価格 : 4500円(別途送料1500円 クール便)
生産者: CAAMPP “キャンプ” 北海道 西いぶり クラフト生産者協会
容量 : 約1kg
特記事項: 予約販売:8月上旬〜
購入サイト : Amazon
長期間保存が可能な冷凍ブルーベリーとなると、旬を問わずに一年中入手することができます。
冷凍技術が発達したおかげで、生の時とあまり変わらない味を楽しめるようになりました。
もちろん、栄養素も変わらず、好きな時に食べられることは一番嬉しいですね。
シャーベット状のシャキシャキした食感がたまりません。
山形県産の新鮮な朝採りブルーベリーを、保存用に急速冷凍加工しています。
容量はたっぷり1kgありますので、ジャム、ジュース、ケーキなど、あらゆるレシピに使用可能です。
解凍後すぐに食べることができて、賞味期限は冷凍状態で1ヶ月程度です。
なお、当商品は2kgサイズ(4680円)、3kgサイズ(6980円)も用意されています。
価格: 2980円
販売元:デリシア
産地:山形県・月山麓
容量 : 約1kg
賞味期限 : 家庭用の冷蔵庫の冷凍室で約1か月
購入サイト : Amazon
ブルーベリーの故郷・米国産ブルーベリーの味覚を楽しめる商品です。
国産品と比べれば、輸入品は安く購入できるのも嬉しいところ。
こちらの商品は、コストコのPBである「KIRKLAND」が提供しています。
容量は2.25kgとかなりのお買い得で、毎日食べ続けても量が減らないほどです。
価格 : 2600円
販売元 : KIRKLAND、Costco
容量: 2.27kg
原産国: アメリカ合衆国
購入サイト: Amazon
ドライフルーツのメリットは、携帯に便利なこと、長期間の保存が可能なことだけではありません。
風味だけでなく、栄養素もぐっと凝縮しています。
生の状態よりも遥かに栄養価が高いとも言われています。
ワイルドブルーベリー(自生種)は、栽培種とくらべて「アントシアニン」が何倍も多く含まれている言われています。
そんな米国産ワイルドブルーベリーを、ノンオイルで製造した商品です。
粒細やかで、しっかりとした味わいが特徴です。
そのまま食べることはもちろんのこと、ヨーグルトにトッピングしても美味しく食べられます。
価格 : 3720円
製造・販売元: PARIZ NUTS
原材料: ワイルドブルーベリー 添加物:果糖ブドウ糖液糖 酸味料 香料
容量 : 1kg
原産国: 米国
保存方法 : 直射日光高温多湿を避け、冷所で保存
賞味期限 : 10か月以上
購入サイト: Amazon
ブルーベリーの栄養素といえば、その果実に注目が集まりますが、「葉」も優れた効能を持っています。
ブルーベリの果実が持つ抗酸化作用は、ほかの有益植物と比べても断トツなのですが、葉の抗酸化作用は果実の10倍もあると言われています。
アントシアニンやクロロゲン酸といったポリフェノールが豊富に含まれており、その健康効果は抜群。
がんの予防やアンチエイジング、目の不調解消だけでなく、血糖値の調整やアルツハイマーの予防にも効能があるとされています。
そんな奇跡の葉を、気軽に摂取できるのが「ブルーベリー茶」です。
宮崎大学はブルーベリー茶研究のパイオニアです。
その宮崎大学が、ブルーベリーの葉のために開発した品種・「くにさと35号」を原材料として使用しています。
無農薬栽培された、宮崎産ブルーベリーの葉のみ100%で製造されており、添加物を一切使っていません。
しかもノンカフェインなので、就寝前やリラックスタイムにも安心して飲用することができます。
気になる味は、スッキリとした飲み口の香ばしさ、ブルーベリー葉特有のすっぱさが特徴となっています。
三角ティーバッグ仕様なので、マイボトルにも使えて経済的です。
価格: 864円
容量: ティーバック10P 5g×2袋(59g)
販売元: 健茶館(製造元:梶商店)
原産地 : 宮崎県
保管の注意事項: 高温多湿を避ける
購入サイト: Amazon
熱々のトーストに挟んで、または冷たいシャーベットのトッピングとして、甘酸っぱいブルーベリージャムが恋しくなりますね。
ブルーベリーはフルーツジャムでの中でも人気の定番で、味だけでなく、ゴロッとした果肉の食感も堪りません。
今回手作りで無添加にこだわった、とびきり新鮮なブルーベリージャムをご紹介します。
南アルプスの裾野に広がる、信州伊那谷の台地で栽培された大粒ブルーベリーを100%使用した、ピュアなジャムです。
砂糖を一切使用しない、糖度45度未満の低糖度ジャムなので、糖分が気になる人でも安心して食べることができます。
しかも水を全く使用せず、リンゴとレモンの果汁を用いて製造しているので、フルーツの風味たっぷりです。
添加物で味付けをしていないため、ブルーベリー本来の味を実感できます。
生産者が手間暇を惜しまず、手作りにこだわった「自慢の一品」を味わってみましょう。
価格 : 1202円
容量 : 240g
製造元 : 信州自然王国
原産地: 長野県
原材料:信州産ブルーベリー リンゴ果汁 レモン果汁
注意事項: 開栓後は冷蔵庫に保存
購入サイト:
果実酒はブドウ(ワイン)だけではありません。
ブルーベリーを使ったお酒も世界中でたくさん作られています。
あまり知られていないかもしれませんが、ブルーベリーの風味たっぷりな珍しいリキュールをご紹介します。
Dekuyper(デカイパー)は、オランダ女王から「Royal Distillers」と認定された、300年の伝統と歴史、技術を誇る名門リキュールメーカーです。
アンズやリンゴ、バナナやモモなどバラエティに富んだフルーツ・リキュールを製造しています。
世界100か国以上に輸出し、リキュールとしては世界第2位の販売量を誇ります。
人工香料を一切使用せず、厳選した良質の原材料を用いて、その素材を最大限に活かしたリキュールづくりにこだわっています。
「ブルースベリー」は熟したブルーベリーの香味と、爽やかな後味が特長のブルーベリー・リキュールです。
ロックはもちろんのこと、カクテルなど様々な飲み方を楽しむことができます。
価格 : 1814円
容量: 700ml
アルコール度:15%
製造元: Dekuyper(デカイパー)
原産国 : オランダ
購入サイト: Amazon
ブルーベリーがたっぷり入ったスイーツは、とても贅沢ですね。
プチプチとした食感と、その甘い風味がスウィーツの美味しさを引きたてます。
今回はブルーベリーが大好きなあなたでもきっと満足する、とびきりのスイーツをご紹介します。
グルメ番組「満天☆青空レストラン」でも紹介された、極上のブルーベリー・ロールケーキです。
一本に入っているブルーベリーの数は、何と150粒以上!どこから切ってもブルーベリーがこぼれ落ちてきます。
使用しているブルーベリーは生産高日本一の長野県産です。
きれいな空気と水の環境下で育った、酸味が強くみずみずしいブルーベリーです。
ベースとなるロールケーキは、マイナスイオン水で育った鶏から産まれる卵を使用、濃厚でふわっとした触感が魅力。
また、北海道直送の上品で甘さ控えめの生クリームを使用し1本1本丁寧に手作りしています。
これでもかというほど素材にこだわった一品です。
ロングサイズ(17cm)も販売されているので、物足りないと感じた人はこちらをどうぞ。
価格: ハーフ:1830円、ロング:3200円
サイズ : ハーフ:9cm 、ロング17cm
製造元 : プラーチド
生産地 : 長野県
保存方法 : 冷凍保管2か月、解凍後は表示期限にかかわらず3日以内に消費
購入サイト: Amazon
「大好きなブルーベリーがもっと身近にあればいいのに」と考えた方は、思い切ってブルーベリーの栽培に挑戦してみましょう。
しかし、「ブルーベリーの栽培は難しそう・・・」「どんな苗を選んだらよいのかわからない」という人もいると思います。
そこで初心者でも安心して育てられる栽培キットをご紹介します。
自宅でブルベーリー狩りが楽しめるだけでなく、季節の移り変わりによって可憐な花や、美しい紅葉の鑑賞もできますよ。
これからブルーベリーを栽培しようと考えている人には、何を準備したらよいのか不安になります。
この栽培セットは、苗2本と土、ポットと肥料がワンセットとなっており、これだけでブルーベリー栽培を始めることができます。
しかも注目すべきは、自分が住んでいる地域に合った苗木と肥料を選んでくれること。
ハイブッシュ系とかラビットアイ系とか悩む必要がなく、すべてお任せで送られてくるから安心です。
品種の知識がある人には、育ててみたい品種を自分で選ぶこともできます。
出品者はブルーベリー生産販売実績30年以上の老舗、選りすぐりの苗を厳選しています。
栽培説明書も同封されているため、初心者にぴったりの栽培セットです。
価格 : 4,298円
商品内容 :
13.5cmポット 樹高0.5m前後の苗x2+ブルーベリー専用土 21cmポット 肥料
※苗木・肥料は届け先住所に合った商品を送付
販売元: グリーンプラントネット
購入サイト : Amazon
ブルーベリーは甘酸っぱくて美味しい果実です。
生で食べても、加工品として食べても、その味覚と食感がたまりません。
それでいて健康効果も期待できます。
本記事でブルーベリーがより好きになって頂ければ幸いです。
公開日 : 2019/02/28