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今回お取り寄せしたのは、岩手県で生産されている「一夜干しかれい」です。
そもそもかれいは、粘液が多くて、ウロコが細かい魚として有名です。
そのため、多くの工場では人の手ではなく、機械を使用してヌメリやウロコの除去作業を実施しているそう。
しかし、今回お取り寄せした「一夜干しかれい」は、下処理から製造、包装まで、全て人の手で行われています。
また、かれいは家庭で手軽に調理できる白身魚の代表格でもあります。
クセがなく、ふんわりとした身は、和洋問わずどんな味付けにもしっくりくる万能食材です。
「一夜干しかれい」は名前の通り一度乾燥させているため、他のかれいよりも賞味期限が長めに設定されています。
一度にまとめて購入し、冷凍保存しておくこともできるでしょう。
※本記事で取り上げている「一夜干しかれい」は こちら から購入することができます。
販売している「三陸宮古鰈屋〇栄(かれいやマルエイ)」は、東日本で唯一干しかれいを専門に扱っているお店です。
今回お取り寄せした「一夜干しかれい」は、身が分厚いものや幅が広いものなど、1つ1つ形が異なります。
大きさや形に合わせて、美味しい食べ方を見つけていきましょう。
お取り寄せしたかれいは、冷凍の状態で届きます。
そのため、調理する際はまず解凍する必要があります。
冷凍の状態でも調理は可能ですが、水分が飛びやすくなったり、皮がくっつきやすくなります。
美味しく調理するためにも、解凍のひと手間をかけてみてください。
冷蔵で解凍する場合は12時間ほど、常温解凍では30〜60分ほど、流水で解凍する場合は約10分ほどで調理がスタートできますよ。
ただ、解凍後は2〜3日以内に加熱調理を行うようにしましょう。
再度冷凍すると鮮度が落ちてしまうので注意してください。
フライパンで焼く場合は、クッキングシートを敷けば中火〜やや強火で皮目を2〜4分ほど、身の部分を6分ほど焼きます。
クッキングシートを使用しない場合は油を敷き、片栗粉をまぶして焼きましょう。
クッキングシートの使用の有無に関わらず、身の面から焼き、最後の1〜2分を強火で焼くと香ばしく仕上がりますよ。
グリルで焼く場合は片面焼きでは皮目を4分ほど、身の部分を6分ほど焼くのがおすすめ。
両面焼きでは弱火〜中火ほどで、7〜12分を目安に焼くと◎
また、グリルで焼く場合は、両面焼きでは皮目を上にして、片面焼きでは身の面から焼くと良いでしょう。
今回は、クッキングシートを敷いたフライパンでじっくり焼いてみました。
しっかりと解凍しておくことで、ドリップ液が出にくくなります。
時間がない時は流水解凍でも良いですが、できれば常温・冷蔵でじっくり解凍しておくと良いでしょう。
パッケージを開けて匂いを嗅いでみると、予想より特有の匂いがほとんど感じられません。
生臭さやクセのある匂いもしませんでした。
両面をしっかり焼いた後、白身をひと口食べてみると、口の中で身がほろっと崩れました。
クセのない白身魚なので、味わいは控えめです。
しかし、お醤油やぽん酢とよく合うため、おかずとしてはもちろんですが、お酒のあてにもぴったり。
「あと1品ほしいな」という時に、手早く解凍して使用できる万能おかずと言えます。
白身魚のかれいは、クセが少なく、通年食べやすい魚です。
一方で、ムニエルや煮付けなど、アレンジ料理が定番化してしまいがち。
そこでここからは、家庭にある調味料と薬味で簡単にできる「干しかれい丼」をご紹介します。
まず下準備として、干しかれいを解凍しておいてください。
1. 醤油、料理酒、みりん、砂糖を混ぜ合わせ、加熱し、アルコールを飛ばす
電子レンジで加熱する場合はラップをせず、600wで2分ほど。
フライパンやコンロで加熱する場合は、蓋をせず、中火で沸騰するまで熱します。
沸騰したら火を止めて、放置しておきましょう。
タレを一度に2人前以上作る場合は、沸騰してからも数分間加熱します。
アルコールを十分に飛ばしておくことで、美味しいタレに仕上がりますよ。
2. 干しかれいを焼き、身をほぐす
ここで小さくほぐしておくと、味が染みて食べやすくなります。
3. ほぐしたかれいをタレに漬ける
タレと和えればすぐに出来上がりますが、味を染み込ませたい場合は冷蔵庫で保管しておいても◎
夕飯時の忙しい時間ではなく、お昼やスキマ時間に仕込んでおいても良いでしょう。
4. ネギ、大葉、ミョウガ、生姜、小ネギを細かく刻む
5. ご飯を持った丼ぶりにネギ、大葉、ミョウガを乗せ、タレで和えたかれい、生姜、小ネギの順に乗せる
6. 最後に残ったタレをかけ、いりごまを振りかけたら完成
あまじょっぱいタレが白身にしっかり染み込んでいるため、ご飯との相性が抜群!
薬味もたっぷり入っているので、食欲がない時のご飯としてもおすすめです。
また、かれいにタレを染み込ませる場合は、最後にお茶漬けとして食べても良いでしょう。
優しい味わいのお出汁と一緒に、岩手県のご当地グルメを食べ尽くしてみてください。
今回お取り寄せした干しかれいは、バター焼きやパイ包み、ソテーなど、様々な調理方法でいただくことができます。
ネットで簡単に注文することができ、家庭にいながら全国各地のご当地グルメが食べられる「お取り寄せグルメ」。
ぜひご家庭でもその味を楽しんでみてください。
※本記事で取り上げている「一夜干しかれい」は こちら から購入することができます。
最終更新日 : 2024/08/26
公開日 : 2022/01/13