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神戸/三宮
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まず最初にご紹介するのは、神戸市の中心地である三宮周辺にあるお店です。
記事を読んでいただくと、老舗店や有名店で修業をしたシェフが独立してお店を開いていることが多く、神戸のパン屋さんの系統が分かりますよ。
三宮周辺にはとにかくパン屋さんが多いので、その中でも安定した人気を誇るお店をピックアップしました。
神戸を代表するパン店の1つである「ブーランジェリー・コムシノワ」は、JR三ノ宮駅からから徒歩5分。
神戸っ子なら1度は訪れたことがあるのでは?という有名店です。
オーナーシェフの荘司氏は、神戸各地にフレンチレストラン「コムシノワ」を展開していた有名シェフ。
1996年に西川功晃シェフとともに、ブーランジェリー・コムシノワと、併設するオネストカフェを立ち上げました。
2010年に西川シェフは独立し、次にご紹介する「サ・マーシュ」をオープンさせています。
神戸のおしゃれパン屋さんの草分けとも言える存在のブーランジェリー・コムシノワ。
筆者も昔から何度も訪れていますが、ここに行けば美味しい、そして新しいパンに出会えるというワクワク感があり、それは現在でも変わっていません。
店頭販売しているパンやケーキ、洋菓子類は、店内のカフェでいただくことができます。
フレンチシェフがプロデュースするだけあって、お総菜系パンの美味しさは格別です。
定番で人気が高いのが、ホクホクに蒸したジャガイモを生地に練り込んだ「パン ド ポム ド テール」。
外はカリっと、中はモチっとした食感で、スープと一緒に食べるのが良く合います。
オーナーシェフが南フランスで食べた味を再現したという、ザクザクした食感が特徴の「クロワッサン・サク」も人気です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区御幸通7-1-16 三宮ビル南館 B1F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-242-1506
定休日 : 月曜日、水曜日
営業時間 : 8:00~18.30 ※カフェは17.00(L.O.16.00)まで
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「サ・マーシュ」は、2010年神戸北野に誕生しました。
各三宮駅から徒歩10分弱、パールストリート沿い、神戸ムスリムモスクの斜め向かいにあります。
店名のサ・マーシュは、フランス語で「前進、発展」。
意味としては「さ、やろっか」といった感じがあるそうです。
オーナーシェフは、14年間務めたブーランジェリーコムシノワから独立した、西川功晃氏。
西川氏が師と仰ぐのは、次にご紹介する「ビゴの店」のフィリップ・ビゴ氏だと言います。
地域に根付いた基本に立ち返ったパン屋さんを作りたい、そんな思いが詰まったサ・マーシュは、日本ではちょっと珍しい対面スタイル。
お客さんは自分でパンを取るのではなく、店員さんと会話しながら選んで貰います。
ハード系の実力派と言われるだけあって、バゲットやカンパーニュといったハード系はハイレベルで、リベイクしても美味。
もちろん、惣菜系もおやつ系もあり、もちもちっとした米粉入りのパンも人気です。
今日はどんなパンに出会えるのかな?と楽しみに出かけたくなる、そんなとっておきのお店です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区山本通3-1-3
マップ : Googleマップ
アクセス : JR東海道本線「三ノ宮」駅より徒歩9分
電話番号 : 078-763-1111
定休日 : 月・火・水曜日
営業時間 : 10:00~18:00
公式サイト : サマーシュ
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
フランス出身のフィリップ・ビゴ氏は、1965年22歳の時に東京国際見本市にて、バゲットの焼き方のデモンストレーションを行うために初来日。
その後、ドンク三宮店、青山店、札幌店などに赴任し、本物のフランスパンを技術指導し続けました。
1972年、芦屋市に「ビゴの店」をオープンさせ、数店舗を展開する一方、全国の調理専門学校で指導し、本場のフランスパンの普及に努め、「フランスパンの神様」と呼ばれてきました。
2018年に亡くなられましたが、志を受け継いだお店は健在。
全国にビゴの店から巣立ったお弟子さんたちのお店が100店舗以上あるというから、ビゴ氏の味は途絶えることはないでしょう。
神戸市内では、こちらの神戸国際会館店の地下2階にある店舗が便利です。
ビゴの店のパンは一切の妥協なし、添加物不使用。
良質な素材や高度な技術が大切なことは当然ですが、ビゴの店で大切にしているのは発酵。
添加物を一切使用せず、天然酵母で小麦の力を最大限に引き出すのがビゴの店のこだわりです。
一番人気は、やはり「バゲット」です。
外側はザクザクで小麦の香ばしさが感じられ、中はもっちりとした食感とちょうど良い塩味。
まずはそのままで食べてみてください。
ハムやチーズを挟んで気軽に食べるのも良いですね。
天然酵母の一つであるルヴァンを使った「ルヴァン」は、ライ麦と全粒粉を10%ずつ配合したハードな生地で、ちょっと酸味が感じられる大人向けのパン。
アップルパイやタルトノルマンディーといった甘い系に、豊富なサンドイッチ類と、どれをとっても美味しいので、ぜひ足を運んでみてください。
住所 : 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館地下2階
マップ : Googleマップ
アクセス : 神戸市営海岸線「三宮・花時計前」より徒歩1分
電話番号 : 078-230-3367
定休日 : 不定休(3・7・12月は無休)、1/1
営業時間 : 10:00~20:00
公式サイト : ビゴの店
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
1946年創業という老舗「いすずベーカリー」は、神戸の街にしっかりと根付いた街のパン屋さんです。
流行を追うのではなく、暮らしの中に長く愛されるパンを食卓に届けたいというコンセプト通り、あれもこれも買いたくなるような親しみのある商品ラインナップと、リーズナブルなお値段に嬉しくなるお店です。
神戸市内には、こちらの本店の他、生田ロード店、元町店、阪神スクラ店(北野坂店が移転)の合計4店舗。
北野坂で35年間営業していたお店は、2022年1月末より阪神電鉄三宮駅西口横に移転したのでご注意ください。
イスズベーカリーの人気商品「ハード山食」は、長時間発酵により、小麦本来の旨味を引き出した手作り食パン。
フランスパン生地の中に、粗びきソーセージと粒マスタードが入った「トレロン」はロングセラーです。
牛肉たっぷりのカレーパンも人気で、中でも長田名物の牛すじが入った「牛すじ煮込みカレーパン」は神戸ならではの一品。
定番から新作まで常時約70種類ものパンが並ぶので、気軽に立ち寄ってみてください。
住所 : 兵庫県神戸市中央区布引町2-1-4
マップ : Googleマップ
アクセス : JR東海道本線「三ノ宮」駅より徒歩6分
電話番号 : 078-222-4180
定休日 : 無休
営業時間 : 8:00〜20:00
公式サイト : イスズベーカリー
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
神戸の観光スポットの1つにもなっている「フロインドリーブ」は、創業1924年という老舗ベーカリー&カフェです。
創業者であるハインリッヒフロインドリーブは、第一次大戦中に中国で捕虜となり、連行された日本に終戦後にも留まり、敷島製パンの初代技師長に就任しました。
その後、日本人と結婚。
1924年にフロインドリーブの前身となるパン店を神戸中山手に開業し、1940年頃にはパン店、菓子店、レストランなど10店舗を展開するほどになっていました。
ところが、第二次世界大戦中、神戸大空襲にて店は全焼し、終戦後にやっとの思いで再開にこぎつけたのです。
ドイツに菓子修行に出ていた長男の帰国後、フロインドリーブはパイやクッキーといった菓子にも力を入れるようになり、ますます人気を集めました。
この頃の夫婦の奮闘がNHKの朝ドラ「風見鶏」のモデルとなり、フロインドリーブの名は全国的に知られるようになったのです。
三代目が就任した時に阪神淡路大震災で被災し、何とか再開をしたものの、は全壊の指定を受けて営業できなくなりました。
そんな時に新店舗用に見つけたのが、同じく被災して移転を余儀なくされていた神戸ユニオン教会でした。
現在、1階はパン、ケーキ、菓子類のショップ、2階の礼拝堂部分がカフェになっています。
ドイツのパンはハードタイプが主流です。
自然発酵期間を待ち、煉瓦窯で焼き上げたパンは、弾力に富み、ぎっしりと身が詰まっています。
ライ麦、グラハム、小麦をそれぞれのレシピと伝統製法で白パン、黒パン、ロールパン、菓子パンに仕上げます。
フロインドリーブの大人気商品と言えば、クリスマスに食べるシトーレン(日本ではシュトレン、シュトーレンと呼ばれていますが、フロインドリーブではシトーレンと発音しています)
創業の1924年から作り続けているという伝統の味は、もちろん本場ドイツそのもの。
10月に予約を開始し、11月末には完売、例年キャンセル分を含め再販もあり、整理券が配られるほどの人気ぶりです。
販売状況や再販情報などは、公式サイトから確認してください。
カフェの看板メニューは「オリジナルローストビーフサンドイッチ」2,310円(税込)。
ちょっと高いと感じるかもしれませんが、食べて納得の素材にこだわったスペシャルメニューなので、ぜひ一度は味わってみてください。
平日限定(11:30~14:00)の「ランチセットメニュー」1,540円(税込)なら、日替わりのサンドイッチ(火曜日はパングラタン)にスープ、ドリンクが付いていてお得です。
もちろんコーヒー一杯でも大丈夫なので、ぜひ独特の雰囲気を楽しんで、ゆったりした時間を過ごしてくださいね。
住所 : 兵庫県神戸市中央区生田町4-6-15
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-231-6051
定休日 : 水曜日(祝日の場合は翌日が休み)
営業時間 :
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード可(AMEX、VISA、Master、JCB)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
1978年創業の「トミーズ」は、神戸市東灘区の魚崎本店の他、六甲道店、三宮東店、そしてこちらの三宮店の4店舗を構えるパン屋さん。
三宮店は、阪急電鉄三宮駅西口から高架下に入ってすぐの小さな店舗ですが、通勤、通学、ショッピングの帰りなどに立ち寄りやすくおすすめです。
トミーズを訪れるほとんどの方のお目当ては、メディアでも良く紹介されている「あん食」でしょう。
こちらが一番人気の「あん食」です。
北海道産の小豆を使った独自の粒あんを、生クリーム入りのふんわりクリーミーな味わいのパン生地に混ぜ合わせています。
そのまま食べても良いですが、お店が推奨するのは、予熱したトースターで軽く焼くという食べ方。
消費期限は製造日を含めて4日。
1.5斤もあるので、食べきれない場合はスライスして一枚ずつラップに包んで冷凍すれば、一か月は保存可能です。
他にも、生地に発酵バターを混ぜた「あんバター食」や、生地に抹茶を混ぜ、粒あんと丹波黒豆を混ぜた「抹茶あん食(黒豆入り)」も人気です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区北長狭通1-31高架下35
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-333-8820
定休日 : 不定休
営業時間 : 8:00~20:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 :
備考 : テイクアウトのみ
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
2019年にオープンした「THE BAKE」は、神戸北野にある隠れ家的な人気ビストロ「LE BOOZY ルブージー」が手掛けるパン屋さん。
黒と基調とした外観、中に入るとディスプレイも什器もおしゃれで、ヨーロッパのパン屋さんのような雰囲気です。
ビストロで好評なパンを、もっと多くの人に味わって貰いたいという思いで開業したそうです。
「サマーシュ」で修業をした女性シェフが作り出すパンの数々は、ハード系が多めで独創的。
THE BAKEの看板商品「カンパーニュ」は、低温で長時間発酵させることで、小麦の旨味を引き出して作ります。
皮は薄くて中はモチモチ、仕込みから焼き上がりまで24時間かかるこだわりの一品です。
人気の「クロワッサン」は、フランス産の小麦と発酵バターを使っており、バターの香りと生地の香りが引き立つようにと大きめサイズ。
ビストロが手掛けているだけあって、パストラミやソーセージが入った調理系も豊富で、テイクアウトランチにぴったりです。
住所 : 兵庫県神戸市中央区加納町2-3-12 1F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-778-3852
定休日 : 不定休
営業時間 : 8:00~23:00
公式サイト : THE BAKE
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
三宮駅から一駅ですが、一駅の距離が短く、簡単に歩いて行けるのが元町。
神戸の中華街、南京町の最寄り駅として知られています。
元町周辺には勢いのある個性的なパン屋さんがあり見逃せません。
今話題のパン店といえば、「パンやきどころRIKI」の名前が挙がるでしょう。
農業学校在籍中、国産小麦に出会い、パン作りに興味を持ったという店主。
国産小麦100%使用、イーストフード、マーガリン、ショートニングは一切使用せず、パンの具材、ソース、クリームなどは自社製造にこだわり、パン作りをしています。
開店から行列ができる店内に入ると、小さなお店の中には種類豊富なパンがずらり。
人気のパンはどんどん売れていき、夕方にはかなりの品薄になるので、お目当てがある場合はお早めに。
どんなパンがあるのか興味がある方は、とにかく美味しそうなお店の Instagram を覗いてみてください。
一番人気は「クロワッサン」。
焼き色が綺麗な皮は、持つとほろほろと崩れてしまうほど繊細で、噛むとサクっと感がたまりません。
中はもちろん、モチモチで何よりもバターの香りが口いっぱいに広がり、ちょっと他で類を見ない美味しさだと評判です。
売り切れ必至なので、見つけたら絶対に買うべき一品です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区栄町通2-7-4 佐野達ビル 1F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-392-8585
定休日 : 火曜日、水曜日
営業時間 : 8:00~18:00(売り切れ次第閉店)
公式サイト : パンやきどころRIKI(Facebook)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
JR神戸駅のそばにあった人気店「ミックスプラスベーカリー」(2017年閉店)にいたシェフがオープンさせたお店は、パンのディスプレイがちょっと個性的で、見ているだけで楽しくなるパン屋さん。
他にはない個性のあるパン屋さんを作りたいというコンセプト通り、見たことがないような組み合わせが楽しみな惣菜パンだけでも40種類近くあるのだそう。
その日のシェフの気分で生み出されるパンはトータル100種類以上あり、どんどん焼かれているので、いつ訪れてもパンが選べるのが嬉しいですね。
特に人気が高く、一日に何度も焼いているというのが「クロワッサンダマンド」シリーズ。
ダマンドとは、フランス語のド・アマンド、アーモンドクリームの事で、アーモンドプードルに、バター、卵、砂糖を混ぜて作るクリームのことです。
チョコクロワッサンの表面にアーモンドクリームをかけて焼き上げた「ショコラダマンド」や、パイナップルジュレ入りの「ダマンドパイナップル」、渋皮マロンクリーム入りの「渋皮マロンダマンド」など、常時約10種類のダマンドが並ぶので、選ぶのに悩んでしまいそう。
その日のパンのラインナップはお店の Instagram や Facebook にて発信されているので、ぜひチェックしてみてください。
住所 : 兵庫県神戸市中央区下山手通5-1-1 興栄ビル1-D
マップ : Googleマップ
アクセス : JR東海道本線「元町」駅より徒歩3分
電話番号 : 078-954-8255
定休日 : 月曜日、火曜日
営業時間 : 8:00~19:00(売切次第閉店)
公式サイト : Pane Ho Maretta(Instagram)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
スウェーデンの童話「ロッタちゃんシリーズ」の主人公ロッタちゃんは、自己主張が強く個性的な5歳の女の子。
気が強い性格が自分に似ていると感じて店名にしたという店主は、魅力的な女性シェフです。
2016年、神戸の中華街である南京町の路地にオープンしたラロッタベーカリーは、開店当初は誰にも見向かれなかったんだとか。
毎日一人で自分が美味しいと思うパンを焼き続けるうちに、口コミでその美味しさが広がり、今ではひっきりなしにお客さんが訪れる人気店になりました。
噛みしめるほどに旨味が広がる全粒粉入りのハード系パンが多めですが、スコーンやキッシュ、マフィンなどもあります。
数に限りがあり、お昼前に売り切れてしまうパンもあるため、早めの訪問がおすすめです。
店主自身が大好きだというバゲットは、国産小麦粉の他、全粒粉を少し配合し、噛むほどに奥深い味わいが広がります。
バゲット自体が味わい深いので、バターやソースを塗らず、バゲットの塩味を活かしてチーズや食材を挟んだシンプルな食べ方がおすすめ。
今日買って翌朝に食べるという方も多いので、リベイクした時にちょうど美味しく食べられるように考えて、粉の配合や焼き方に工夫をしているという細やかな心配りも。
ほとんどのパンに全粒粉を使用しているので、少し特徴がありますが、パン好きならハマる人が多い味わいです。
住所 : 兵庫県神戸市中央区元町通2-4-5
マップ : Googleマップ
アクセス : JR東海道本線「元町」駅より徒歩2分
電話番号 : 非公開
定休日 : 火曜日・水曜日
営業時間 : 9:00~19:00(売り切れ次第閉店)
公式サイト : ラロッタベーカリー(Instagram)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
神戸には食パンの専門店がいくつかありますが、圧倒的な支持を得ているのが「春夏+秋冬」です。
本店は高速神戸にあり、こちらの元町の他、2022年1月には以前のJR神戸駅店が移転し、三宮店もオープンしました。
元町店は、JR・阪神電鉄「元町駅」の東口から海側に出てまっすぐ、元町商店街に入ってすぐ。
食パンの焼き上がりは、1回目11:30~・2回目14:30~・3回目17:00~で、時間前から行列ができてるのですぐに分かるはずです。
各回1時間後には売り切れてしまうことが多いため(曜日によってはもっと早い)ご注意ください。
食パン「パンドミー」は、山型と角型があり、どちらも一斤5枚入りが330円、一本は660円(税込)。
角型はしっとりモチモチ感が強め、山型はふんわり軽めの食感です。
行列ができるお店で買う食パンにしては、お値段がリーズナブルなのが嬉しいですね。
食パン専門店ですが、チョコパン・粒あんパン・三色豆パン、塩パンなども販売しており、安くて美味しいと評判です。
住所 : 兵庫県神戸市中央区元町通2-6-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR東海道本線「元町」駅より徒歩2分
電話番号 : 078-682-0022
定休日 : 不定休
営業時間 : 1回目11:30~・2回目14:30~・3回目17:00~(売り切れ次第終了)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
神戸のパン激戦区は、三宮・元町だけではありません。
素敵な洋菓子屋さんやパン屋さんが多い阪急御影駅界隈をはじめ、閑静な住宅街が広がる東灘区には、人気のパン屋さんがたくさんあります。
「フロイン堂」は、1932年(昭和7年)創業という老舗店。
店名から想像できるように、三宮周辺店でご紹介した「フロインドリーブ」とは密接な関係があります。
フロイン堂の創業者は、「フロインドリーブ」の創業者ハリー・フロインドリーブの奥様であるヨネさんのいとこ。
フロインドリーブで修業をしてパン作りを学び、「フロインドリーブ2号店」を構えましたが、第二次世界大戦後は「フロイン堂」と名前を変えて再スタートし、創業者の息子である2代目と、その息子である3代目がお店を切り盛りしています。
第二次世界大戦でも、阪神淡路大震災でも無事だったというレンガ窯で焼くパンは、根強いファンを持ち、販売と同時に売り切れてしまうほど。
2021年1月には、テレビ番組「情熱大陸」で、奇跡の窯で絶品食パンを焼く職人として店主が取り上げられたことで、ますます注目を浴びています。
一番人気はやはり「食パン」です。
朝9時の開店と同時に予約の電話が鳴り続き、1時間ほどで当日焼き上がりのパンが売り切れてしまうことも。
パンによって焼き上がり時間が決まっていますが、天候などで前後することもあります。
<焼き上がり時間の一例>
11:00~ あんドーナッツ、ぶどうドーナッツ、カレーパン
11:30~ クルミパン、田舎パン、ベーコンエピ、カンパーニュなど
14:00~ 食パン
15:00~ ビスケット類
16:00~ 食パン(ない場合も)
小麦粉、塩、砂糖と少量のイーストのみで作る食パンは素朴な味わいで飽きることがありません。
フロイン堂のパンは全て手捏ねで作るので大量生産はできませんが、キャンセルが出た場合などは焼き上がりが店頭に並ぶことも。
まずは予約の電話からチャレンジしてみてください。
住所 : 兵庫県神戸市東灘区岡本1-11-23
マップ : Googleマップ
アクセス : 阪急電鉄「岡本」駅より徒歩3分
電話番号 : 078-411-6686
定休日 : 日曜日、祝日、第1・3水曜日、不定休( Instagram にて告知)
営業時間 : 9:00~18:00(売り切れ次第終了)
公式サイト : フロイン堂(Instagram)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
神戸では知らない人はいない老舗喫茶店「にしむら珈琲」。
神戸市内に7店舗、芦屋市に1店舗、大阪梅田に1店舗を展開しています。
このにしむら珈琲のパン部門として、2016年にオープンしたのが「ブロートバールセセシオン」です。
迎えたシェフは「フロインドリーブ」出身で、にしむら珈琲のケーキ部門セセシオンで長年シェフを務めてきた飯田シェフ。
ドイツパンの技術をにしむら珈琲に、そして次世代のシェフたちに継承するというコンセプトの、にしむら珈琲の新業態です。
ドイツ語でパンの意味のブロートとバールを合わせた店名通り、毎日焼きたてパンが楽しめるほか、ワインやデリメニューがずらり。
ハード系パンと相性抜群のパテを使ったデリや、ワイン、にしむら珈琲自慢のエスプレッソなどがメニューを彩ります。
店内の厨房で焼かれるのは約40種類のパン。
ドイツ仕込みの大型ブロート「ロデヴ」は乳製品や卵を使用しないハード系パンで、もちもちした食感で、噛めば噛むほど旨味が湧き出す美味しさ。
100グラム100円という量り売りなので、食べたい量だけ購入できるのが嬉しいですね。
自家製リエットや、豚のパテ、ラタトゥイユといったドイツパンにぴったりのデリメニューも常時10種類以上あり、ランチにぴったり。
店内はイートイン可、テラス席はペット同伴可です。
住所 : 兵庫県神戸市東灘区御影郡家1-25-12 グレイス御影B1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 078-806-8873
定休日 : 無休
営業時間 : 7:00〜19:00
公式サイト : ブロートバールセセシオン
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
神戸のパン屋さんの魅力が伝わりましたでしょうか。
神戸を訪れた時には、パン屋さん巡りをしたいと思っていただけたら本望です。
最終更新日 : 2023/11/26
公開日 : 2022/01/30