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ドメーヌ・ウルスト クレマン・ダルザス ブリュット ナチュール
ワインにはたくさんの種類がありますが、次の4種類を覚えておけば十分です。
赤ワインは黒ブドウの皮や種ごと発酵させて作ります。
そのため、皮や種に含まれる「タンニン」という渋みが感じられるのが特徴です。
白ワインは白ブドウの実だけを発酵させて作るため、渋みはなく、あっさりとしていて酸味を感じられます。
冷やして飲むことで酸味がやわらぎ、爽やかに飲めるワインです。
ロゼワインは赤ワインと同じく黒ブドウの皮ごと発酵させますが、途中で皮を取り除くことで鮮やかなピンク色になります。
どんな料理にも合うため、「迷ったらロゼ」と覚えておけば間違いありません。
スパークリングワインはシュワシュワと発泡性のあるワインのこと。
瓶詰めして二次発酵することで炭酸ガスを発生させる方法や、炭酸ガスを直接注入する方法などで作られます。
細かい泡が立ち上る姿が美しく、ウェルカムドリンクとして人気です。
その他にも、なるべく自然な形で製造した自然派ワインや近年注目されているオレンジワインなど、たくさんの種類があります。
ベーシックな種類に慣れてきたら、ぜひ他の種類のワインも試してみてくださいね。
ワインは種類も銘柄も多いため、知識やテイスティング経験が浅いうちはどれを選べば良いのかわかりません。
ここでは、自分の好みやシチュエーションなどに合ったワインの選び方を解説します。
まずはワインの種類から選びましょう。
初心者におすすめなのは、渋みが少なく飲みやすい白ワインです。
舌がワインに慣れてくると、渋みを美味しく感じるようになるため、赤ワインに挑戦してみましょう。
ロゼワインやスパークリングワインは見た目が華やかで、なおかつ誰でも飲みやすいため、気分を盛り上げたいときには選んでみてください。
同じ種類でも味わいはまったく異なるため、自分好みの味わいを見つけてみてください。
赤ワインには「ライトボディ」「ミディアムボディ」「フルボディ」の3つの味わいがあります。
初心者はまず軽い飲み口の「ライトボディ」、カジュアルに飲みたい日は中間の「ミディアムボディ」、主張が強くずしっと重いワインを飲みたいときは「フルボディ」など、その日の気分で決めてみましょう。
白ワインとロゼワインは「甘口」と「辛口」の2種類に分けられます。
「甘口」はジュースのような甘さのワインもあり、まろやかで飲みやすいため、初心者や女性におすすめです。
一方で、「辛口」は糖分がほとんどアルコール分に変化し、酸味が強くキリッと引き締まった味わいです。
スパークリングワインも「甘口」と「辛口」で分けられますが、さらに泡の口当たりにも注目してみましょう。
細かくクリーミーな泡、大きくて喉ごしの良い泡などがありますよ。
ワインは場の演出にも利用できるお酒なので、シチュエーションで選ぶ楽しみ方もあります。
家で日常的に飲むなら「デイリーワイン」や「テーブルワイン」と呼ばれるワインがおすすめです。
クセがなくどんな料理にも合わせられて、1,000円〜2,000円台ほどのリーズナブルな価格帯のものであれば手に取りやすいでしょう。
パーティの手土産や大切な人へのプレゼントには、見た目が華やかなロゼワインやスパークリングワインが特別感を演出してくれます。
値段は張りますが「モエ・エ・シャンドン」や「ヴーヴ・クリコ」のような誰もが名前を知っているワインであればなおさら盛り上がりますよ。
ワインの醍醐味は、やはり好きなブドウの品種や産地を見つけることです。
赤ワインの代表的な品種には「カベルネ・ソーヴィニヨン」「ピノ・ノワール」「メルロー」、白ワインは「ソーヴィニヨン・ブラン」「シャルドネ」「リースリング」などがあります。
同じ赤ワイン・白ワインでも品種によって味わいや厚みがまったく違います。
代表的な産地であるフランスやイタリア、スペインはワインの歴史も長く、複雑な味わいで、格式高いワインが多いです。
最近はチリやアメリカ、日本などでもワイン製造が盛んで、リーズナブルでわかりやすい美味しさのワインを見つけるのに最適です。
赤ワインの特徴は黒ブドウの皮や種由来のタンニン(渋み)です。
タンニンの強弱や、味の複雑さまたはわかりやすさ、香りの高さ、バランスなどから、自分の好みを探していきましょう。
ここでは、おすすめの銘柄をご紹介します。
「カッシェロ・デル・ディアブロ」は、世界140カ国以上に輸出されているプレミアムチリワイン。
スーパーやドラッグストアでも購入できる銘柄です。
“赤い悪魔”と呼ばれるサッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」のスポンサーでもあります。
そんな「カッシェロ・デル・ディアブロ」には、「悪魔が守ったワイン」というキャッチフレーズがついています。
その美味しさゆえに、蔵で盗み飲みをする者が後を断たないのだとか。
初心者が飲むなら、エレガントで繊細なピノ・ノワールがおすすめ。
香りはストロベリーやラズベリーの主張があり、続いてフレンチオーク、最後にはバラの香りが残ります。
タンニンはとてもソフトで柔らかく、絹のような舌触りと、ピノ・ノワールらしい長く続く余韻を楽しめますよ。
価格:1,482円(税込)
内容量:750ml
「テッレ・チェヴィコ」は、イタリア国内第2位の生産量を誇るワイングループです。
ワインの歴史が長いイタリアですが、最先端の設備や技術を用いることで、現代的でスタイリッシュな新スタイルのワインを生み出しています。
「ウォンテッド カベルネ・ソーヴィニヨン」もそのうちの1つ。
ブラックベリー、ブラックチェリーやチョコレートのような心地良いアロマが印象的です。
フルボディでありながら軽快で繊細、アメリカンオークの持つ樽感もあり、日本人が「美味しい」と感じられる赤ワインだと言えます。
開けてしばらく時間をおくとジューシーさやスパイシーさが増すため、会話しながらゆっくり飲みたい日にぴったり。
ひと口め、ふた口め…と変わっていく味わいと、長く続く余韻を楽しんでみてください。
価格:2,600円(税込)
内容量:750ml
初心者だとタンニンの強さゆえに敬遠する人の多いカベルネ・ソーヴィニヨンですが、チリ産の「ミラマン」なら間違いなく美味しく飲めるでしょう。
チリワインの45%はカベルネ・ソーヴィニヨンの品種が占めており、通の間でいわゆる「チリカベ」と呼ばれています。
フランスなどのカベルネ・ソーヴィニヨンと比べると、「チリカベ」はカシスやブラックベリーなどの黒い果実のアロマと、強すぎない程よい酸とタンニンが特徴。
他にも長期熟成で使用した樽の風味や、ブドウ品種の複雑さ、そしてチリ産の良さをこの1本ですべて味わえます。
料理に合わせるなら、ステーキや焼肉、角煮、バーバキューなどの肉料理がおすすめ。
肉の脂をタンニンがさっぱりさせてくれて、マリアージュが生まれますよ。
価格:2,640円(税込)
内容量:750ml
「ヴィントナーズ・リザーヴ ジンファンデル」は、ケンダル・ジャクソンというカリフォルニア州のワイナリーで生まれました。
実はケンダル・ジャクソンはオバマ元大統領がお気に入りのワイナリーとしても挙げています。
カリフォルニアを代表するジンファンデルというブドウ品種を使用しており、カベルネ・ソーヴィニヨンほどタンニンは強くなく、フルーティな味わいが特徴です。
ラズベリーやプラム、ブラックペッパーなどのアロマに豊潤な果実味があり、甘い風味も感じられます。
価格帯は3,000円前後で、テーブルワインとしても十分楽しめるでしょう。
誰でも飲みやすいため、ワイン初心者にこそ最初に試してほしいカリフォルニアワインです。
価格:3,960円(税込)
内容量:750ml
自然派ワインに挑戦してみたい人におすすめなのが「シャトー・プピーユ メルロー」です。
現在、ボルドーのコート・ド・カスティヨンにある3500haブドウ畑と約300の蔵元を有機栽培にしようという動きが見られており、「シャトー プピーユ メルロー」はまさに有機栽培で作られた自然派赤ワインです。
2008年に「Ecocert(有機栽培)」認証を取得しています。
メルローを100%使用しており、特有のふくよかな厚みを感じられる銘柄です。
色は暗く濃いめ、アロマはエレガントで深みのあるブドウ、赤い果実、タバコを感じられます。
タンニンや酸味は意外と控えめで果実味はしっかり、まろやかな口当たりなのに、しっかりとパンチがあります。
フランスらしい上品さやボルドーらしい力強さを、グラス1杯で味わえるでしょう。
価格:4,147円(税込)
内容量:750ml
白ワインには赤ワインのようなタンニンはないため、初心者が挑戦するならまず白ワインから。
香りの種類は花や果物、植物など幅広く、酸味の強弱や「甘口」「辛口」のなどから自分が飲みやすい銘柄を見つけましょう。
ここでは、おすすめの白ワインをピックアップしました。
通常赤ワインに使用されるピノ・ノワールを、白ワインに使用したのが「J.マイヤー ピノ・ノワール・ブラン」です。
「J.マイヤー」は、アルザスのヴァラエタルワインに挑戦する新生メーカーで、単一品種で作っているのが特徴。
元々はドイツ最大のリースリングのワインメーカーですが、ここで作った「黒ブドウの白ワイン」は不思議な味がします。
黄色みがかった色調に、チェリーやストロベリーなど黒い果実のアロマ、豊かな酸味、なめらかな後味にはコクがあるのが特徴です。
白ワインながら赤ワインの特徴を持っているのが面白いですね。
白ワインを飲み慣れた人なら「どこか違うな」と感じる一本。
個性やクセが強すぎるわけではないので、サラダやチキン、生ハムなどと合わせたり、食前酒として楽しんだりできますよ。
価格:1,500円(税込)
内容量:750ml
ワインにまだ慣れていない人におすすめしたいのが、中甘口白ワイン「ヨーゼフ・ビファー リースリング・カビネット」。
フランス出身のビファー家がドイツに移住し、1,879年に構えたのがヨーゼフ・ビファー醸造所です。
ドイツはリースリング大国であり、ファルツ地方のリースリングはとりわけリッチで完熟感があります。
りんごやグレープフルーツ、甘い花の蜜など、南国を感じさせる香り。
味わいは果物を食べているような果実感がしっかりあり、甘味とフレッシュな酸味が後味を引きます。
リースリングは、辛口にも甘口にも変化できる不思議な品種。
今回は甘口を紹介しましたが、同じ銘柄の辛口リースリング「ヨーゼフ・ビファー リースリング トロッケン」もぜひお試しください。
価格:1,782円(税込)
内容量:750ml
「ファットリア・モンティチーノ・ロッソ」はエミリア・ロマーニャ地方で生産される辛口ワインです。
「モンティチーノ・ロッソ」は、遅摘み貴腐ブドウを使用するのが特徴のワインメーカー。
こちらのワインは、南国風のエキゾチックな香りを持つアルバーナというブドウ品種を使用しています。
白い花やカモミールのような甘くて繊細なアロマがあり、口に含むとさまざまな風味が広がります。
甘酸っぱさとミネラル分もしっかり味わえて、とてもバランスの良いワインです。
特に魚介類との相性が良く、食事と一緒に楽しむ人が多いです。
価格:1,800円(税込)
内容量:750ml
「IIIB(トワベー) エ オウモン シャルドネ」を生み出したジャン・クロード・マス氏は、リーズナブルだけど本格的なスタイルを追求している生産者です。
そのため「IIIB(トワベー) エ オウモン シャルドネ」は2,000円台という低価格でありながら、ちょっと高級なブルゴーニュの白ワインのような本格があります。
マス氏は自身のワインを「I」「II」「III」でランク付けしており、「III」は最上級の意味です。
そこにオーク樽熟成を意味する「B(バリック)」を合わせて、この名前になりました。
シャルドネを100%使用した辛口ワインです。
トロピカルフルーツなど南国らしいアロマがあり、バニラっぽさや樽の木の風味を感じられ、クリーム系の料理に合わせるとより一層美味しく飲めます。
万人受けするワインなので、家に常備しておくとちょっとした来客にも出しやすいですよ。
価格:2,783円(税込)
内容量:750ml
白ワインの代表品種、ソーヴィニヨン・ブラン100%の「プイィ フュメ レ ベルティエ」は、ミネラル感をたっぷり味わえます。
「プイィ フュメ」は、「サンセール」と並ぶフランスを代表する白ワインの産地。
「サンセール」は赤ワインも製造する一方で、「プイィ フュメ」は白ワインにのみ特化しています。
白い花や柑橘系、野菜のようなアロマを持ち、新鮮な果実と青っぽい風味が特徴です。
フレッシュながらも、ふくよかで丸みのあるボディも魅力的。
5,000円前後という価格帯かつ、知る人ぞ知るワインなので、通な人へのプレゼントにもぴったり。
サラダや魚介料理によく合い、夏にこそ飲んでほしい爽やかなワインです。
価格:5,500円(税込)
内容量:750ml
ロゼワインは色が美しいので、女性へのプレゼントや女子会、さらにインスタ映えしたいときもにぴったり。
スーパーマーケットやカルディといったお店のワインコーナーには、手頃な価格のロゼワインが並んでいます。
ここでは、リーズナブルなロゼと高級感のあるロゼの2種類をご紹介します。
スペイン・カタルーニャの土着品種、トレパットを使用した「ペレ・ベントゥーラ トレゾール ロゼ」。
すべて手摘みしたブドウのみを使用し、長期熟成させています。
ラズベリーやレッドチェリー、バラなど甘さを感じられるアロマ。
赤みがかったアンバーの色も美しく、奥深くから立ち上がる泡は持続力もあります。
酸も立っていてキリッとした辛口の中に、チェリー感があり、ドライ感と可愛さが共存したような印象です。
「ペレ・ベントゥーラ」はシャンパーニュを意識した造り手で、他にも高品質でエレガントなカヴァを作っています。
1,000円台のテーブルワインから1万円を超える高級カヴァまであり、飲みたいシーンに合わせて選べますよ。
価格:2,145円(税込)
内容量:750ml
ロティ家は1817年から12代も続く名門の生産者です。
フランス・ブルゴーニュ地方のジュヴレとマルサネに世界的にも高評価の畑を持っており、昔ながらの製造方法を続けています。
「マルサネ・ロゼ」は、生産とほぼ同時に即完売する大人気のロゼワインです。
ピノ・ノワールを100%使用しており、新鮮なラズベリーやイチゴ、すみれを思わせるアロマが鼻をくすぐります。
濃厚で赤い果実のような味わいと白いミネラル感のバランスが取れており、絹のような舌触りも特徴です。
さっぱりとした和食や酢豚のようなこってりした中華、さらにバーベキューなど、どんな料理にも合わせやすいです。
ちょっとしたご馳走をより美味しく演出するアイテムとしても活躍してくれますよ。
価格:3,696円(税込)
内容量:750ml
スパークリングワインはイベントやパーティーに人気の種類ですが、価格帯はピンキリです。
ただし「安い=不味い」というわけではなく、安くても十分美味しく、泡が美しいスパークリングワインもあります。
ここでは、価格帯別におすすめの銘柄をご紹介します。
イタリアの「プロセッコ」とは、シャンパーニュやカヴァと並ぶ世界三大スパークリングワイン産地の1つです。
高価なイメージのスパークリングワインですが、「プロセッコ」はその中でもお手頃価格のラインナップ。
2013年には、シャンパンを抜いて世界で最も売れているスパークリングワインになりました。
「アルティキアーリ プロセッコ エクストラドライ」は桃、青リンゴなどのフルーティな香りに、ミネラル、イーストなどのニュアンス。
テイストは青リンゴを思わせる豊かな果実味がとても印象的で、優しい泡が調和してくれます。
1,537円(税込)というリーズナブルな価格とわかりやすい美味しさから、ワイン初心者でも挑戦しやすいワインと言えるでしょう。
価格が1,000円〜3,000円台の「プロセッコ」は、日常的に飲むのに適したテーブルワインでもあります。
生産者によって味わいや雰囲気が違うのも面白いので、ぜひ飲み比べてみてくださいね。
価格:1,537円(税込)
内容量:750ml
「ドメーヌ・ウルスト クレマン・ダルザス ブリュット ナチュール」は、フランス・アルザス地方のスパークリングワインです。
ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、オーセロワの3つの品種を1:1:1でブレンドしています。
シャンパンに近い作り方をしており、きめ細かくクリーミーな泡が特徴。
そして何よりもかなり辛口で、よく熟した果実味、綺麗な酸味と爽やかな味わいが魅力です。
それでいてしっかりとした骨格も感じられるため、満足感があります。
価格は3,000円台でそれほど高くないので、ちょっとした手土産や、自分へのご褒美などにぴったりです。
価格:3,400円(税込)
内容量:750ml
テタンジェ家は1930年から現在に至るまで、家族経営を続けている希少なメゾン。
そこで作られる「テタンジェ ブリュット・レゼルヴ」は、複数のヴィンテージワインをブレンドし、セラーで最低3年間長期熟成させたシャンパンです。
シャルドネ40%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ25%をブレンド。
桃や白い花、バニラなどを思わせるアロマの中に、デリケートな果実や蜂蜜の味、最後にはクリスピーで切れ味のある味わいが特徴です。
シャルドネの比率を高くすることで、エレガントで調和の取れた味わいになっています。
軽快でいきいきとした味の「テタンジェ ブリュット・レゼルヴ」は特に女性に人気の銘柄。
女性へのプレゼントや女子会のウェルカムドリンクなどで、ぜひ飲んでみてください。
価格:7,598円(税込)
内容量:750ml
ワインの価格帯は幅広く、1,000円台でも美味しく味わえるワインはたくさんあります。
今回ご紹介したワインはわかりやすい美味しさが特徴のため、初心者はもちろん中級者や上級者も楽しめますよ。
ぜひ自分好みの種類やブドウ品種、産地などを見つけてみてください。
最終更新日 : 2024/03/11
公開日 : 2023/07/19