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琥珀糖(こはくとう)は、江戸時代からあるお菓子です。
寒天を煮溶かしたものに、お砂糖と着色色素を加え、表面の砂糖を結晶化させて作られています。
外はシャリシャリで中はとろっとしている不思議な食感。
SNSで「食べる宝石」と呼ばれ大人気になりました。
とても可愛い見た目でプレゼントにもぴったりです。
賞味期限は常温で2~4週間程度。
夏場には、透明感を活かして内側に練り切りを含んだものが店頭に並べられていたりします。
当時は「金玉糖」「金玉羹」「錦玉羹」「琥珀羹」など、さまざまな名称で呼ばれていました。
その透き通るような見た目を利用して、水や川、夜空など季節の移り変わりを表現しようとしました。
次第に、透明感のある見た目の「琥珀」から名前を取って、「琥珀糖」と呼ばれるようになりました。
現在は「琥珀」や「琥珀菓子」と呼ぶこともあります。
琥珀糖(こはくとう)は、寒天に砂糖や水飴などの甘味を加えて作る日本の伝統的な和菓子です。
対して金平糖(こんぺいとう)は、砂糖と下味のついた水分を原料に、表面に凹凸状の突起をもつ小球形の菓子となっています。
金平糖の方がシャリシャリとした食感です。
どちらも甘い物が好きな方におすすめ。
特に琥珀糖の方が甘いので、甘党の方は今回ご紹介するレシピを参考にしてみてください。
今回は基本的なレシピとアレンジレシピを紹介します。
形を変えるだけでもまた違うので、試してみてくださいね。
まずは基本的な琥珀糖のレシピをご紹介します。
調理時間は乾燥させる時間を除いて30分程度、かかる費用の目安は200円前後です。
1. 色水を作っておきます。(下準備)
コップに少量の水と食用色素を入れて、よく混ぜて溶かします。
色が付きやすいので量に注意してください。
つまようじの先に乗るぐらいで大丈夫です。
2. 鍋に水、砂糖、粉寒天を入れ、火を入れる。
中火にして、泡立て器でしっかりと混ぜましょう。
ヘラで持ち上げたときに雫が糸を引く程度になったら火を止めてください。
煮すぎた場合は、コップ1杯の水を足しましょう。
3. バットにクッキングシートを引いて、2の液を流し入れます。
4. 準備しておいた色水で着色します。
あら熱が取れたら冷蔵庫に1時間ほど入れて固めます。
1週間ほど涼しい場所で自然乾燥させると、より綺麗に仕上がります。
ホコリが乗るのが気になる場合は、上にフタするか食卓カバーしておきましょう。
5. 固まったらバットから取り出してカットします。
6. ちょっと大きめに手でちぎると、宝石のようなキラキラした琥珀糖の完成です。
いちごジャムで作る琥珀等のレシピです。
調理時間は乾燥時間を除いて30分ほどです。
1. 全ての材料を鍋に入れ、弱火で糸を引く程度に煮ます。
2. クッキングシートを引いたタッパーに入れて、1時間ほど冷蔵庫で冷やし固めてください。
色を濃くしたい場合は、ここで着色色素を入れます。
3. 固まったら取り出してカットします。
表面のべたつきが気になるようなら砂糖をまぶしましょう。
次は、電子レンジで簡単に作れる琥珀糖のレシピをご紹介します。
調理時間は乾燥時間を除いて10分程度です。
1. 大きめの耐熱ボールに粉寒天と水を入れて泡立て器でサッと混ぜます。
2. ラップなしで電子レンジ(600w)で2分加熱します。
砂糖を加えて混ぜたら、再度電子レンジ(600w)で2分加熱します。
3. かき氷シロップを加えて混ぜて、再度電子レンジ(600w)で2分加熱します。
レンジから取り出したら軽く混ぜます。
4. 水で軽く濡らした容器を用意して、3を流し込み冷蔵庫で2時間ほど冷やして固めます。
5. 固まって、好きな大きさにしたら完成です。
写真のように瓶に詰めたり、小さな袋に入れると良いでしょう。
また、数が多い場合やきちんとした場面に持って行きたいときは、箱に詰めて持って行くのがおすすめです。
2週間ほど日持ちするので、プレゼントにぴったり。
急なお茶会にも役立ちますね。
ちなみに、家で保存する場合は常温で瓶に詰めて置いて置くことができます。
ここでは、様々な琥珀糖のアイデアをご紹介します。
自分好みにアレンジしてみるのはいかがでしょうか。
まずは、一番簡単なアイデアです。
こちらは、型でくりぬく方法です。
美しい琥珀糖にしたい方には、こちらがおすすめです。
着色色素をバラフタイピーに変えると、こんな風に幻想的になります。
ずっと見ていられるほど綺麗ですよね。
なお、バラフタイピーは通販で購入できます。
最近はダイソーでも販売されていますよ。
ただ、すぐに売り切れるので、見つけたら買っておくようにしましょう。
いつもの炭酸飲料に、浮かべるだけで涼しくなるアイデアです。
余った琥珀糖は、こんな風にサイダーに浮かべると涼しげです。
水に溶けて少し甘くなるぐらいで、味は変わりません。
柔らかくてグミのような食感になって美味しいですよ。
写真のようにレモンを乗せて写真を撮ると、インスタ映えもするのでオススメです。
こちらは夏の定番、かき氷に乗せるアイデアです。
こちらも余ったときのおすすめアレンジです。
乗せるだけで、こんなに可愛くなるなんて琥珀糖のポテンシャルを感じます。
まるで雪山にある宝石。
砂糖の味しかしないので、別途蜜は必要かもしれません。
ここでは、通販で購入できる商品をご紹介します。
自分へのご褒美やお土産として持って行く場合は、購入するのが手っ取り早いですね。
島根県出雲大社「寒天工房」の琥珀糖です。
みかん味が4つ、あまおう苺味が5つ、合計9つの琥珀糖が入った商品。
寒天にザラメと少量の水飴、さらに果汁やリキュールを炊き込んでいます。
外はシャリシャリとしているのに、中はしっとり歯切れが良いです。
甘さ控えめで、甘い物が苦手な方にもおすすめ。
プチギフトとしてお友達にプレゼントしたり、自分自身のお土産にいかがでしょうか。
なお、こちらの琥珀糖にはリキュールが入っています。
製造過程でアルコールは抜けきっていますが、お子様がお召し上がりの際は保護者の方が監視の上ご注意ください。
内容:9個入り
価格:360円(税込)
賞味期限:製造日から約30日
商品名は 「JEWEL BOX(ジュエルボックス)」 です。
愛知県「モン・プティ・プッサン」の可愛い琥珀糖。
まるで宝石みたいなビュジューが付いた箱に入っていて、食べ終わった後小物入れとして使用できます。
厳選した素材、保存料・人工香料・着色料も不使用。
ひとつひとつ大切にこだわって作られた商品です。
プレゼントしても喜んでもらえるし、自分用のご褒美にも良いでしょう。
冷蔵庫や冷凍庫で冷やしておくと、より美味しくお召し上がりになれますよ。
内容:8個入り
価格:1,970円(税込)
賞味期限:出荷日から約30日
商品名は 「琥珀糖 ラムネ×柚子」 です。
京都の和菓子屋さん「鶴屋光信」の琥珀糖。
ラムネと柚子にレモンを絞った天然風味が隠し味です。
外側はシャリッとしていて、内側は柔らかい新食感が楽しめます。
化粧箱をイメージしているので京都らしさも感じられますね。
ちょっとした手土産や、お茶会にも気軽に持っていける商品となっています。
内容:30個入り
価格:1,188円(税込)
賞味期限:出荷日から約30日
今回は琥珀糖についてご紹介しました。
「食べる宝石」と言われているだけあり、綺麗で写真映えします。
ぜひ自宅で作ったり誰かにプレゼントしてみてください。
最終更新日 : 2024/09/11
公開日 : 2024/09/11