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OKストアの第一号店は、1958年上板橋に開店しました。
その後、東京西部を中心に出店を広げ、2019年現在では東京都(59店舗)、神奈川県(40店舗)、千葉県(9店舗)、埼玉県(10店舗)、宮城県(1店舗)の計119店舗を展開しています。
本社は長らく大田区にありましたが、事業拡大に伴い、2016年にみなとみらいに移転。
同時に開店したOKストアみなとみらい店には、「オーケー食堂 旬」と「焼肉 和」が併設されています。
どちらの店も、OKの食材を用いた料理をリーズナブルな価格で味わうことが出来るため人気となっています。
大量の食材を購入する人で、いつも賑わうOKストア。
圧倒的な安さと品質の良さがウリですが、その人気の理由について細かくご紹介します。
OKストアの経営理念は「高品質・Everyday Low Price」です。
Everyday Low Priceとは、特売期間を設けず、各商品を年間を通じて同じ低価格で販売する価格戦略のこと。
大きく広告を打って特売することがない代わりに、いつでも安く商品を購入出来るのがOKストアの特徴です。
OKストアでは、各商品の品目数を減らし、1品目を大量に仕入れることで仕入れ価格を抑え、圧倒的な低価格を実現しています。
品揃えは、広く名前の知られているナショナルブランド(NB)商品が中心。
最近はプライベートブランド(PB)を取り扱うスーパーも多いですが、OKストアならNB商品をPB並みの価格で購入することが出来ますよ。
また、品質へのこだわりも嬉しいところ。
取り扱う商品は原則として着色料不使用のもの。
ベーコン・ハム・ソーセージ類も発色剤を使用しない無塩せきです。
また、通常賞味期限が迫ると値下げが行われますが、OKストアの場合、次の商品が入荷されると、たとえ賞味期限が十分に残っていても、3%割引のシールがすぐに貼られます。
そのため、OKストアでは手前にある古い商品を意図せず掴まされるということがないのです。
まるで家電量販店のようなシステムですが、OKストアでは同一地域の店が特売を行うと、それに合わせて「競合店対抗値下げ」を行います。
例えば、上の写真のフルグラの場合、価格は商談時使用売価の6.2割引の399円。
フルグラの通常価格をご存知の方であれば、OKストアの圧倒的な安さに驚かれることでしょう。
このような、「OKストアに行けば決して損することはない」という戦略も人気の秘訣です。
天候不良で野菜の質が悪かったり、価格が高騰している時、OKストアではオネスト(正直)カードが掲示されます。
オネストカードには、急ぎでなければ他の商品で代替するように案内されており、OKの商品への安心感が生まれます。
また、仕入れ価格の上昇によって値上げせざるを得ない時にも、オネストカードで「〇月〇日から値上げとなります」と事前通知してくれるのでとても親切です。
圧倒的な安さが魅力のOKストアですが、主婦として様々な商品を買ってみた中で、これは!と思う商品をたっぷりご紹介します。
店舗の入口付近、青果コーナー横にある焼きいもは隠れた人気商品です。
リーズナブルなのにほっくほくの美味しい焼きいもは、子供のおやつにもぴったりです。
家計へのお助け食材NO.1のもやし。
OKストアなら常に18円で購入可能です。
冷蔵庫に常備して、一品足りない時にちゃちゃっと出したい納豆も、OKストアならこの価格。
通常時でもおかめ納豆は3パックで65円です。
鶏ムネ肉は100gあたり48円、鶏モモ肉は100gあたり96円。
いつスーパーに行ってもこの価格で買えるのは嬉しいですよね。
もちろん、どちらのお肉も国産です。
OKストアは梱包資材の削減にも力を入れており、トレーなしのお肉が販売されています。
OKストアの精肉コーナーの魅力の一つが、一頭買いの黒毛和牛。
A4ランクのお肉なので、A5ランクの和牛ほど脂がきつすぎず美味しく味わえます。
和牛らしい肉の旨味はしっかりあるお肉で、「100g600円以下でこの美味しさ!?」と驚くこと間違いなしです。
すき焼き、ステーキ、ローストビーフなど、おうちの料理のレベルが各段にアップすることをお約束します。
OKストアの公式HPからは、個体識別番号による成育歴の確認も出来るため安心です。
OKストアの冷凍食品はどれも定価の半額ぐらいなのですが、特におすすめなのが大阪王将の業務用冷凍肉餃子です。
50個入りで553円ととても安い上に、味はそのまま大阪王将の味!
隣のジャンボニラ餃子は15個入りですが、一つ一つがとても大きく、3つも食べればお腹一杯になるほど。
カゴに入れている人が多いのも納得の商品です。
旨い塩さば(ワンフローズン)は身がふっくらとしていて、とても美味しいです。
船内で急速冷凍したものを一度も解凍することなく店頭に並べているので、獲れたての美味しさが生きています。
夕食のものがないという時にも、冷凍庫から取り出して焼くだけの簡単調理。
冷凍庫に常備しておきたい一品です。
大き目の店舗にはベーカリーが併設されています。
ミニクロワッサン、食パン、フランスパンなど、どれも安価ながら美味しく、コストパフォーマンスが良いと感じます。
市販製品に比べ、パンの原材料がシンプルなのも嬉しいところですね。
珍しいところだと、インドカレーに合いそうな大判のナンも3枚270円という安さで売っています。
ピザはOKストアの売れ筋商品。
ホールは宅配ピザのLサイズと同じくらいのサイズ感で、わずか456円です。
1/4サイズ(122円)もあり、こちらは一人の昼ご飯にぴったり。
ピザは頼めば焼きたてにも対応してくれるので、電話予約をしておいて、帰り際に受け取るのがおすすめです。
OKストアのピザがお買い得すぎて、筆者は宅配ピザを頼めなくなってしまいました。
49円という圧倒的な安さが特徴のおにぎりです。
味は至って普通のおにぎりなので、公園等にちょこっと遊びに行くときに重宝しています。
カナダ産三元豚のロースとんかつが1枚、卵と玉ねぎと一緒に甘めの出汁でとじられています。
お米は富山県産のコシヒカリを使用。
お肉の食べ応えもしっかりとあり、満足感のある一品です。
しかも、このクオリティでお値段はわずか291円。
OKストアの安さの底力を感じますね。
なんでも安いOKストア、もちろんお菓子類も安いです。
特に大袋菓子は定価の5~6割引もザラですよ。
ちょっと高級なアイスクリームのハーゲンダッツ。
コンビニ等で買うと250円ほどしますが、OKストアでは169円で購入出来ます。
100円アイスのような感覚で、ハーゲンダッツが買えるなんで嬉しくなりますよね。
お酒の安さも魅力的なOKストア。
ビールが発泡酒のような価格で販売されています。
オリジナル商品のデリブティックワインを始め、お酒には力を入れているようで種類もとても豊富です。
OKストアには「特別提供品」という棚があり、その時々でびっくりするほど安く入荷出来た商品が並びます。
筆者が店舗を訪れた日には、輸入品のタイラーメン5食が155円で売っていました。
過去には通常150円ほどするオイコスが79円で売られていたこともあり、OKストアに行くなら必見のコーナーです。
使いすぎてボロボロになっていますが、こちらがオーケークラブ会員カードです。
オーケークラブ会員になると、酒類を除く食料品に関して3%相当額の割引が受けられます。
この割引ですが、元々は1989年に消費税が導入された際に、消費税分をお客様に還元しようとの目的で始まったサービスなんです。
カードを作るには、サービスカウンターに行って郵便番号を伝え、カード発行費用200円を払うだけ。
入会費・年会費は無料なので、よくOKストアを利用する方であればあっという間に元が取れると思います。
OKカードを忘れると割引してもらえないため、そこだけ注意してください。
OKストアでの決済方法についてご説明します。
OKストアでは2019年現在、現金決済が中心です。
オーケークラブ会員が現金払いを選択すると、食料品の3%割引が適用されます。
JCB、VISA、MasterCard、AMEX、Dinersに対応しています。
クレジットカード払いの場合、食料品の3%割引は適用されません。
Suica、PASMO、TOICA、ICOCA、はやかけん、nimoca、Kitacaでの支払いに対応しています。
交通系ICカード払いの場合、食料品の3%割引は適用されません。
ID、QUICPay払いに対応しています。
電子マネー払いの場合、食料品の3%割引は適用されません。
2019年4月より、paypayとLINE payへの対応が始まりました。
QRコード決済の手順は上の写真の通りです。
OKストアのレジは混み合うので、事前にQRコード決済の利用方法を確認しておくと安心ですよ。
QRコード決済には対応していないレジもあるので、並ぶときは気を付けてくださいね。
また、QRコード決済の場合、食料品の3%割引は適用されません。
日本人にはあまり馴染みがありませんが、みなとみらい店など一部店舗で銀聯カード支払いにも対応しています。
さいごに、OKストアに関する豆知識をお伝えします。
OKストアの安さの秘密は大量仕入れと、徹底した経費削減。
無料のレジ袋はなく、1枚6円で購入することになるので、マイバッグを持参するようにしましょう。
なお、袋詰め台付近に積み上げてある梱包用段ボールは無料でもらえます。
OKストアはEveryday Low Priceがモットーなので、チラシに特売品の掲載はありませんが、季節のおすすめ商品や新商品の紹介等が載っています。
チラシは店頭もしくは トクバイ から確認出来るので、お買い物の参考にどうぞ。
OKストアではネットスーパーを実施しておらず、配送サービスも一部店舗に限られています。
その代わりにお友達宅配というアプリがあり、近所の人におつかいを依頼することができます。
お友達宅配の手数料は購入価格1万円以下だと一律500円、1万円以上の場合は購入価格の5%です。
店舗については OKストア公式ページの店舗検索 をご覧ください。
OKストアの商品は安くて高品質、近所にあったら嬉しいスーパーです。
最近は続々店舗も増えているので、ぜひOKストアの安さの魅力を感じてみてください。
最終更新日 : 2022/03/14
公開日 : 2019/07/10