本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
皆さんご機嫌いかがでしょうか。
はらへりで主にレシピ記事を担当している「朝昼兼( @Brunch_am1030 )」です!
毎日の食事ってとても大切だけど意外と考えるのは面倒、だけど横着はしたくない。
そんな時にお役に立てればなと思います。
秋の夜長ももうすっかり涼しいですね。北海道では雪の降った所もあるとか。
秋から冬にかけては煮物です。カレーやシチューも大好き、お鍋もいい、でもおかずの品数が欲しい。
そんな時、火にかけたらほっとけば出来上がる煮物って楽ですよね。
だいぶ時間のかかるイメージですが、煮上がるまでに別の料理ができれば、ほら、二品、あるいは三品いける。
トータルで見たらすぐですよ! もちろん、具を多くしたら皿数少なくてもいけるしメインにもなっちゃう!
それでは、まず最初に、これひとつあったら間違いのないであろう煮物用のだしをご紹介します。
だし汁 300ml
しょうゆ・みりん 各30ml (大さじ2)
酒 30ml (肉・魚のある場合)
砂糖 小さじ1と1/2 (ここは好みで、慣れたら微調整)
だし汁の種類は、各台所の習慣と好みで決めてください。
さて、では肝心の煮物の方ですが、筆者宅でしょっちゅう出すものからいくつかピックアップしようと思います。
ポイントとして、レシピ中の手順で「面倒な手順を踏んでいる」と感じても、そこはあえて飛ばさずにお願いします。
基本的に面倒がりな筆者でして、面倒な手順は「それしないと絶対に失敗作になる」程度に省略できない手順であることを先にお断りしておきます。
旦那「肉とこんにゃくと卵ないだけで完全におでんじゃねえかこれ。おでんと何違うの」
私「これでお煮つけって言って出せば道民には多分通じるし、肉とこんにゃくと卵入れてもお煮つけ」(ドヤ
実家(北海道)でおでんを食べたことがそもそもないのですが、よく考えたら中身がおでんとさほど変わりません。
おでん改めて買わなくてもおでん充してますもんね。(;´・ω・)
でも何が違うって汁の味がおでんとは違います。これはあくまで煮物なんです。煮物。煮物!
煮物用だし 4~500ml
練り物 ちくわ、丸天、がんも、ごぼう天等を各2つずつ。考えるのが面倒ならおでんセット
生しいたけ 2枚。表面を濡れキッチンタオルでふいて、石突を取って、頭に十字の切れ目
インゲン豆 頭とすじを取って、好きなだけ。山菜(ふき、ぜんまい等)の水煮でもおいしい
大根 真ん中から4~5cm分。厚めに皮をむいて、厚さ1cm位に輪切りして隠し包丁。
にんじん 皮をむいて、厚さ1㎝輪切りか、大き目の乱切り
じゃがいも メークインが◎。皮をむいて芽を取り、小さいものはそのまま、大きいものは大きめに切る
ゆで卵・こんにゃく お好みで
1)大根・にんじんを切ります。
大根を、 かぶるくらいの水と一緒に入れ、ラップをして電子レンジで500W5分加熱。
にんじんは加熱しないで、加熱後の大根と一緒に鍋の底の方に入れます。
2)その上に練り物としいたけ、インゲン豆、あればじゃがいも、卵などを並べ、だしを注ぎます。
3)アルミホイルで落し蓋をして、楊枝で穴をぷすぷすあけて蓋をします。
4)中火で煮たてて、沸騰したら弱火にし、大根が煮えるまでおよそ30分位煮ます。
5)火を止めて蓋をして放置。食べる頃にもう一度温め直していただきます。
大根を柔らかくするのに、米のとぎ汁で煮る・一晩凍らせる等がありますが、一番楽なのが電子レンジです。
その際「皮を厚めにむいて乱切り」が一番よいようですが、画像はいつもの癖で輪切り面取りしてしまいました。
次から乱切りにします。(*´ω`*)
野菜いためるでしょ。塩コショウするでしょ。肉入れるでしょ。ここから先、味付けは鶏がらスープか焼き肉のたれか。
大体パターン決まってますね。でも実はちょっと和風にもなります。
煮物用だし 100ml分+醤油みりん酒各小さじ1ずつ増量
もやし、キャベツ、にんじん等の野菜
好きなだけ。スーパーのもやしコーナーに売ってる、炒め物用カット野菜が便利
肉 好きなだけ。今回は豚こま280g(大パック)位でメインのおかずにしました
ごま油 少々
塩コショウ 少々(塩コショウを一気にできるものがあれば便利ですが、振ったら出すぎるのでほどほどに)
1)フライパンに油をひいて、野菜を投入。
軽く塩コショウして油が回る(油がまぶされてちょっと照り気味になる)まで炒める。
2)肉をちょっと広げ気味にして野菜の上に広げる。
お好みで肉に軽く塩コショウする(気持ちしょっぱくなるので無くてもいいです)
3)肉に火が通るまでちょっと待つ。
いじりたければかき混ぜてもいいしそのまま蒸し焼きにしてもいいです。
4)煮物だしを投入して、全体に回るようにかきまぜる。
5)少し水分減ったかなと思うまでたまにかきまぜてぐつぐつしたらできあがり。
野菜の水分が出るので、「少し水分減ったかな」の感じがよくわからないかもしれません。
その場合は、「もやしやキャベツがしなしなして軽くしょうゆ色に染まったか否か」で判断してください。
いただきまーす。モグモグ(*^-^*)
たまにね、無性に牛肉がっつりいきたいんですよ。
でも子供が小さいと焼肉行けない気がするじゃないですか。
鉄板や網がちょっと危なくて。ほら、手を出すなコラー!(怒声)とかやりたくないんですよ。
……他のお客さんゴメン……ってなる……
まあ、焼肉セット買ってきて家肉してもいいんですが、用意と片付けがちょっとね。
って時はすじ肉をたっぷり煮込んで肉充します!
カレー、シチュー、ボルシチ、どて焼き、あとこの煮物でしょうかね。
はっきり言って一番材料代安いです。手間も、多分、一番楽です。切り刻んでぶちこんだら煮るだけ。
煮物だし 400ml
すじ肉 180g×2パック
こんにゃく 1パック
長ネギ 1/3本
しようが・にんにく
チューブから3cm位出す
1)こんにゃく両面に斜めすじ(格子状)を入れる。
好みで入れてます。そんなに真剣に細かく入れる必要はないです。
パックのこんにゃくはあく抜き済みですが、筆者は結構袋から出したてのにおいが気になります。
切れ目入れたらそのまま水にドボンしてゆでます。
2)この間にすじ肉をちょうどいい大きさに切ります。
下処理してるうちに縮むので、想定しているこんにゃくのサイズより少し幅広に。
3)切れたら、油をひいてないフライパンに広げて点火。
両面に軽く焼き色がつく程度に焼きます。
下茹ででもいいんですが、こちらの方が手間が圧倒的に楽だと思います。
ここ忘れると煮えあがりがゴム的口当たりになるので忘れないでください。
4)焼いてるうちにこんにゃくを湯から救出し、大体1~1.5cm角っぽく切る。
厳密じゃなくて大丈夫
5)肉が焼けてきたら、水(分量外)を入れたボウルに次々放り込む。
余計な油を落とすので。全部放り込んだらざるに移して水を切る。
ボウルにざる重ねたまま水入れて肉放り込んでざっと水切っても同じですよ~。
6)長ネギを小口切りにする
7)鍋に煮物だしを入れて、材料を全部投入する。
8)蓋をする。この鍋(ぼろいですがルクルーゼ)なら大体中火で10分位火にかけると沸騰してくる。
あくがあればとって火を弱くして1時間半以上煮る。
およそ1時間半煮たらすじ肉は柔らかくなる&圧力なべだと20分位短縮される程度で、少々固い仕上がりです。
9)よその作業しながらでも1時間くらい煮たら水分減ってくるので、つぎ足す。
肉がひたひたと水分かぶってる程度に、大体いつも50ml足しています。
沸騰が止んだら少し火力を上げて煮立たせ、火を弱くします。
10)そのまま蓋をして残りの時間が経過。完成です。
可能であればひと晩おいて翌日のお昼のおかずにしてもいいです。
こんにゃくにいい感じに味がしみます。
完成図は……翌昼ぺろりと食べてしまいました……おいしかったです(^^ゞ
ピーマンがたまに余るんですよ。肉詰めでもいいんだけど、割と面倒なんで、さっと消費したいとき、この煮物です。
じゃこをツナ缶にしてもいいですね。夏場は献立の穴埋め、冬場も献立の穴埋めに大活躍です!
煮物だし 300ml
ピーマン 3個
なす 長なす:1~2本 普通のなす:2本 程度で適宜
ちりめんじゃこ
適量(今回60g×2にパックされたものをひとつ使用)
※ツナ缶にするときは、油を切っておく
砂糖 小さじ1/2位追加。ピーマンの癖のある味が煮汁に出るので。
1)なすの皮を縞に向いて乱切り、ピーマンは種とわたを取り食べやすいように切る
2)なす、ピーマン、じゃこを鍋に入れる
3)蓋をして煮立ったら火を弱め、およそ30分位火にかける
何分かけても白いままのなす、というのが、同じなすから切られてるはずなのにたまにあります.。
……気にしないでください、火は通ってますよ!
できあがり、こんな感じです。特筆するほど変わった感じがしない位筆者宅ではレギュラー煮物です。
最初、「えーピーマンか、苦いんじゃないの? でもピーマン消費しないとならないしなあ」と渋々やりました。
これがおいしいんだな。
今回はこの辺で。
次は何にしようかな?
またね!
公開日 : 2016/10/15