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銀座の老舗カレー店「ナイルレストラン」。
カレー好きの間では知らずとしれた名店ですが、どんなお店なのでしょうか。
ナイルレストランは1949年に、現在の銀座にて日本初の本格インド料理店として開業しました。
ナイルレストランの創業者のAMナイル氏は、インド独立運動に参加していましたが、日本で留学していた兄に勧められ、日本で留学を決意。
その後、幅広い分野で日本とインドの親善に貢献し、ナイルレストランを開業しました。
現在は、二代目オーナーのG.M.ナイルさんと3代目のナイル善巳さんがお店を切り盛りし、アットホームな温かい雰囲気で出迎えてくれます。
ナイルレストランの魅力といえば、看板メニューの「ムルギーランチ」。
こちらのカレーは何度も足繁く通う常連さんもいるほどの美味しさです。
日本人の味覚にも合うピリ辛のカレーは、本格的なインドカレーでありながらどこか懐かしさが感じられます。
70年前の創業時から変わらない美味しさと、温かい雰囲気をぜひお楽しみください。
※銀座 カレーの関連記事: 銀座の美味しいカレー12選!老舗やミシュラン獲得店など
ナイルレストランの最寄り駅は、東京メトロ日比谷線と都営地下鉄浅草線「東銀座駅」です。
銀座駅からも歩いて行くことができますが、今回は東銀座駅からのアクセスをご紹介します。
東銀座駅を降りたら、A2出口に向かいます。
A2出口を出て反対方向に向かうと大通りの交差点があります。
ココカラファインが一階に入っているビルを左手に進むと、ナイルレストランが見えてきます。
赤い外観が目印です。
筆者は日曜日の12:00頃到着しましたが、その時点で10人程が並んでいました。
さすがは人気店で、特に休日のお昼は行列ができることが多いようです。
今回筆者は、到着から待つこと20分弱で入店できました。
老舗の有名店だけあって混雑していますが、回転率が早く思っているより待ち時間が短い印象です。
店内は二階建てで、一階は4人がけのテーブルと2人がけのテーブルがあります。
一階席だけではなく、二階席も広々としたテーブル席があるようです。
筆者が訪れた際は一階は満席で、二階も忙しなくお客様が入れ替わっていました。
休日のランチタイムは混在するので、早めに来店するのをおすすめします。
店内は、全体的にピンクと金色の壁紙でかわいらしい雰囲気です。
本格的なインド料理店としては珍しい個性的な照明や装飾も魅力の一つ。
海外旅行に来たかのような気分を味わうことができます。
カレーの美味しさもさることながら、ポップな雰囲気の内装も評判で、カップルや友人と来ている方もたくさん見受けられました。
常連客も多く、顔見知りのお客さんには店主のナイルさんが「元気?」「久しぶりだね」と話しかけていて、温かい雰囲気です。
ムルギーランチを注文すると、「ビールはどう?」と陽気に提案してもらいました。
「サッポロの黒ラベル」の他にも、「マハラジャピルスナー」などのインドのビールもあります。
インドのビールを飲みながら、本場インドの気分を味わうのもおすすめです。
また、店内のショーケースにはナイルレストラン 監修のレトルトカレーが並んでいます。
自宅でお店の味を楽しめるのは嬉しいですね。
ナイルレストランの味が気に入った方は、お土産に購入してみましょう。
老舗の名店ナイルレストラン。
どれも本格的なおいしさですが、実際に訪れたら絶対に外せない定番メニューがあります。
今回は、ナイルレストランの歴史を感じるおすすめメニューをご紹介します。
ナイルレストランのおすすめメニューは、なんといっても定番の「ムルギーランチ」1,500円(税込)。
名前に「ランチ」とついているので、ランチでしか注文できないと思われる方も多いですが時間帯を問わずいつでも注文することができます。
これこそ、創業以来70年以上多くの人に愛されてきた定番メニュー。
日印親善に尽くした創業者のAMナイルさんの思いが込められた味を今でも楽しむことができます。
ナイルレストランに訪れる人のほとんどがこの「ムルギーランチ」を注文するため、ランチの時間帯に店内に行くと「ムルギーランチでいい?」と店員さんに確認されます。
席にメニューも置いていないので、他のメニューを注文したい場合は店員さんに確認してみましょう。
ムルギーランチとは、ナイルレストラン定番の本格チキンカレーのこと。
さらっとしたカレーに骨つきチキンが大胆に乗っており、茹でたキャベツとマッシュポテト、岩手の日本米をターメリックで炊いたご飯が乗っています。
ムルギーランチを注文すると、席で店員さんが骨つきのチキンをほぐしてくれます。
丸々煮込んだ骨つきチキンはボリューム満点です。
7時間ほど煮込んだという骨つきチキンは、ほろほろと柔らかく外れます。
実際に食べてみるとチキンにありがちなパサつきがなく、ジューシーなおいしさ。
噛むほどに旨味が溢れてきます。
インド料理には、「バスマティライス」と呼ばれる細長いお米を使うことが多いですが、ナイルレストランでは、岩手産の「いわてっこ」という日本米を使用するのがこだわり。
ターメリックで炊かれたみずみずしいお米はさらっとしたカレーと相性抜群で、普段インド料理をあまり食べない方でもおいしいと思えること間違いなしです。
日本産のお米を使用していることも、日本で長く愛される理由の一つでしょう。
また、ムルギーランチの特徴は、マッシュポテトと茹でたキャベツが乗っていること。
日本では珍しいスパイスを混ぜたマッシュポテトは、インドではご飯と混ぜて食べることが多いそうです。
滑らかに仕上げられたマッシュポテトは口当たりが良く、ターメリックの香りが食欲を誘います。
茹でたキャベツがカレーに乗っているのも珍しいですよね。
軽く茹でられたキャベツは柔らかく食べやすいものの、シャキシャキとした食感も残しており日本人好みの味と食感。
他の食材と相まって、良いアクセントになっています。
ムルギーランチのおいしい食べ方は、とにかくよく混ぜること。
提供時に「よく混ぜてね。混ぜれば混ぜるほどおいしくなるよ」とアドバイスをもらえます。
インドでは、お米と他の具材をよく混ぜるのが定番の食べ方なのだそう。
日本では、少しずつカレーとご飯を絡めて食べることが多いですが、ナイルレストランに行ったらインド旅行に来た気分でよく混ぜてから食べてみましょう。
実際によく混ぜたものを食べてみるとやはり絶品!
チキンの旨味が溶け出したカレーはピリ辛かつさらっとした舌触りで、他の食材との調和を作り出してます。
グリンピースやキャベツなどの野菜のマイルドさと、濃厚なチキンの旨味はムルギーランチならではのおいしさ。
カレーは少し辛めですが、混ぜることでマイルドになるので辛いものが苦手な人にもおすすめです。
ナイルレストランの定番メニューといえばムルギーランチですが、こちらの「チキンマサラ」1,500円(税込)もおすすめ。
筆者が訪れた際も多くの人がムルギーランチを頼む中、迷わずチキンマサラを注文する常連客の方もいました。
こちらのチキンマサラは王道のチキンカレーで、柔らかいチキンとピリッと辛めのスパイスが良く合う逸品。
大きめのピーマンも旨味を引き出しており、食べ応え抜群です。
住所 : 東京都中央区銀座4-10-7
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3541-8246
定休日 : 火曜日
営業時間 : 【平日・土】11:30~21:30(L.O. 21:00)、【日・祝】11:30~20:30(L.O.20:00)
予算 : 【昼・夜】1,000~1,999円
禁煙 : 全席禁煙
キャッシュレス決済 :
席数 : 70席
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ ホットペッパーグルメ
日本初の本格インドカレー店ナイルレストランをご紹介しました。
テイクアウトもあるので、手軽に食べられるのも魅力。
また、ナイルレストランの味を自宅で再現できるレトルトカレーやカレー粉の販売もしています。
長年愛される名店の味を、ぜひ一度味わってみてください。
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最終更新日 : 2021/10/12
公開日 : 2021/10/12