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海に囲まれ、暖かな気候が特徴的な沖縄には、本州ではなかなかお目にかかれない食材や食文化が盛り沢山♪
ここでは、沖縄に来たからこそ食べておきたい、沖縄ならではのユニークで美味しいご当地グルメをご紹介します。
数ある沖縄グルメの中でも、抜群の知名度と人気を誇る名物といったら、「沖縄そば」が筆頭に挙げられます。
そばといっても、本土では常識となっている「蕎麦粉」を一切使用せず、うどんのように小麦粉のみで作られています。
小麦粉にかん水を混ぜて作る製法など中華麺に似ていますが、表面が固めでゴツゴツとした食感は一般的なラーメンの食感とは異なります。
また、スープは鰹出汁等で和風に味付けされたものが中心なので、中華風の味付けが基本のラーメンとは全く異なるもの。
本島だけでなく、宮古島や八重山諸島など離島地域でも広く流通しており、ラーメン文化が浸透していない沖縄で最も愛される県民食のひとつになっています。
沖縄そばといえば、豚の骨付きあばら肉(ソーキ)をトッピングしたスタイルが有名ですが、厳密にはこちらは「ソーキそば」と呼ばれています。
一般的な沖縄そばは、豚の三枚肉を使用し、刻みネギ、紅ショウガや蒲鉾などをトッピングしたシンプルなものが中心です。
提供するお店によっては、豚足(テビチ)や豚ナンコツ、もずくや沖縄豆腐などをトッピングしたメニューもあります。
スープは鰹出汁と豚出汁をブレンドしたものが基本形ですが、鶏ガラスープに仕上げるお店もあるなど、お店によってバリエーションが豊富です。
沖縄そばのバリエーションの豊かさは、具材や味付けだけではありません。
本島から遠い離島でも、ローカル色の濃い沖縄そばが存在します。
「宮古そば」と呼ばれる宮古島周辺の沖縄そばは、太めのちぢれ麺が特徴の本島タイプと違い、細めのストレート麺を使用しています。
石垣島など八重山諸島で食べられている「八重山そば」も細めストレート麺で、具材は肉厚の三枚肉ではなく、細千切りにした豚赤身肉や蒲鉾などが中心です。
他にも、久米島には「久米島そば」、本島からは遥かに遠い南大東島にも「大東そば」があるなど、多くの離島で「ご当地」沖縄そばを楽しむことができます。
琉球王朝の宮廷料理からはじまったと伝えられる沖縄そば。
県内には300店舗以上の専門店、メニューとして置いているお店も含めれば2,000店舗以上の飲食店などで提供されています。
明治38年(1905年)創業の老舗で、沖縄では知らない人はいないと言われるほどの超有名店です。
那覇市内からは離れた中部の本部町にお店を構えていますが、週末には開店前から行列ができるほど。
昔ながらのシンプルなスタイルですが、奥の深い味わいがやみつきになります。
沖縄そばのメニューは、肉厚ジューシーな豚三枚肉をトッピングした自慢の「きしもとそば」のみです。
100年以上の歴史がある沖縄そばは、しっかりとした鰹節と醤油を効かせたサッパリ味のスープが特徴。
自家製の手打ち麺は、かん水ではなく、伝統的な木炭の灰汁を使用して作っているので、かん水では味わえない独特の歯ごたえや強いコシが楽しめます。
住所 : 沖縄県国頭郡本部町渡久地5
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道・許田ICから約35分
電話番号 : 0980-47-2887
定休日 : 水曜日
営業時間 : 11:00~17:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
代表的な沖縄グルメとして、すっかり本土でも定着した感じのある「ゴーヤチャンプルー」。
夏バテ防止に効く健康料理として定評がありますが、どうしてもゴーヤの味が苦手という人も多いはず。
最近ではゴーヤの品種改良もあり、それほど苦くないゴーヤチャンプルーが増えてきています。
「チャンプルー」とは、沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」という意味。
チャンプルー文化などの言葉で用いられていますが、料理として使う場合は、野菜や肉、豆腐などの具材を炒め合わせたものを指します。
もう少し細かく定義すれば、島豆腐と野菜を中心に炒め合わせた食べ物のことで、島豆腐を使わない場合は「タシヤー」と呼ぶことがあるそうです。
沖縄以外ではあまり馴染みがありませんが、麩を使った「フーチャンプルー」や素麺を使った「ソーミンチャンプルー」なども存在します。
身近に入手可能なあり合わせの野菜に、安価な島豆腐、保存食などをサッと簡単に炒めて作る家庭料理が「チャンプルー」なんです。
ゴーヤは沖縄での呼び方で、標準和名は「ツルレイシ」または「にがうり」となります。
全国での生産量は沖縄県が4割強を占め、専用畑だけでなく一般家庭の庭先でも栽培されている身近な食材です。
ビタミンCがトマトの5倍と豊富な健康野菜で、ほかにもβカロチンや植物繊維なども豊富に含んでいます。
ゴーヤチャンプルーは、安価で気軽に調理できるうえ、栄養価も抜群のスーパーご当地グルメなんです。
那覇市・首里にある大衆食堂で、ボリューム満点の料理がお安い価格で食べられると大人気のお店です。
取扱っているメニューは何と80種類以上で、そのほとんどが1,000円以下(600円台が中心)の価格設定。
観光客だけでなく、地元沖縄県民からも絶大な支持を受けています。
こちらのゴーヤチャンプルー定食は、山盛りのゴーヤチャンプルーに、ライス、味噌汁、そして何と刺身までセットになった豪華版。
メインのゴーヤチャンプルーも具だくさんで、スパムやベーコン、島豆腐がどっさり入っています。
この内容で800円(税込)で楽しめるとは嬉しい限りです。
沖縄名物グルメで、満腹ランチを楽しみにお店を訪れてみてはいかがでしょうか。
住所 : 沖縄県那覇市首里久場川町2-128-1
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・首里駅から徒歩4分
電話番号 : 098-885-6585
定休日 : 水曜日、日曜日
営業時間 : 9:00~15:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
沖縄県における豚肉の消費量は全国でもトップクラス。
豚肉を使った料理のレパートリーも幅広く、顔の皮(チラガー)や耳(ミミガー)など、他の地域ではあまり見かけない部位を使った料理も豊富にあります。
沖縄は長い間「長寿県」として君臨してきましたが、その理由のひとつとして、豚肉をたくさん食べる食文化が影響しているとも言われています。
そんな豚肉王国である沖縄が誇る特産豚肉ブランドが「あぐー豚」です。
最近では本土の外食店などでも提供するお店が増えてきたので、ご存知の方も多いと思います。
紛らわしいのですが、「あぐー豚」と平仮名で表記するのは食肉のことで、生体を指す場合はカタカナ表記の「アグー豚」です。
14世紀末に中国大陸から渡来したとされる沖縄固有種の豚で、全身真っ黒な毛で覆われています。
体重は100kg前後と、通常の食用豚の1/3程度しかない小型種で、成長も遅く産仔数も4~5頭程度と少ない傾向があります。
かつては広く飼育されていましたが、今では飼育数が激減して「幻の豚」になってしまいました。
各農場からの出荷数は100頭前後と極めて少ないため、そのほとんどが沖縄県内で消費されています。
あぐー豚は通常の豚肉と比べて肉質が柔らかくて、ジューシーな味わいがあります。
また、繊維もきめ細かく芳醇な香りがあり、臭みもほとんどありません。
赤身が少なく脂肪分が多いのですが、コレステロール値は低いうえに、旨味成分であるアミノ酸やグルタミン酸もたっぷりです。
トンカツやしゃぶしゃぶなど、どんな料理にも合います。
那覇市・安里にある「安里家」は、貴重なあぐー豚のしゃぶしゃぶを食べ放題で味わえるお店です。
琉球古民家をイメージした快適な空間で、あぐー豚ほか沖縄伝統料理を満喫することができます。
ゆったりとくつろげる座敷席もあって、子連れの晩ご飯にもおすすめです。
あぐー豚のしゃぶしゃぶ食べ放題は、スッキリ澄み渡った出汁でいただくタイプのほか、火鍋タイプも用意されています。
火鍋では、漢方や香辛料がたっぷりのピリ辛「薬膳火鍋」と、豚骨ベースの「豚骨薬膳鍋」をダブルにしたスープ構成。
手作りラー油と組みわせた数種類の漢方の効果で、美味しいだけでなく健康や美容にもばっちりの絶品鍋です。
あぐー豚はモモ、バラ、ロース、ウデの4種類が食べ放題となります。
もずくや島豆腐など沖縄具材を鍋に入れ、お腹いっぱい楽しみましょう。
住所 : 沖縄県那覇市安里1-3-3 安里ビル2F
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・安里駅から徒歩5分
電話番号 : 098-911-3537
定休日 : なし
営業時間 : 17:00~24:00 ※12/31は22:00まで
予算 : 4,000~5,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
豚肉料理のレパートリーが豊富な沖縄郷土料理にあって、本土でも圧倒的な知名度を誇るものといえば「ラフテー」です。
いわゆる「豚の角煮」のことですが、調理方法や味付けが本土のものとは少し異なります。
琉球王朝時代に発祥したと言われる伝統ある食べ物で、今では沖縄そばの具材としても使われることがあります。
肉厚でジューシー、箸を入れると崩れるほどの柔らかさが特徴です。
ラフテーという変わった名前は中国語に由来し、漢字だと「羅火腿」と表記します。
豚のバラ肉を材料とする点は角煮と一緒ですが、角煮が皮を剥して調理するのに対して、ラフテーは皮つきのまま調理することが特徴。
醤油や砂糖などのほか、沖縄伝統の「泡盛」をたっぷり加え、トロトロに柔らかくなるまで長時間煮込んで作ります。
塊のまま調理するため見た目も豪勢で、食欲を刺激すること間違いありません。
家庭料理として受け継がれてきましたが、手間がかかるため日常的に食されるというよりも、正月や祝い事などハレの日に提供されていた料理です。
今では沖縄グルメの定番として多くの飲食店で提供されているほか、真空パックのものがお土産店などで販売されています。
那覇市久茂地にある「ゆうなんぎい」は、沖縄旅行では外せない国際通りからほど近く、観光のルートに組み込みやすい立地も便利なお店です。
沖縄で受け継がれてきた、伝統的でほっこり美味しい家庭料理を提供しており、地元のお客さんが多く通っている点にもそれが現れています。
中でもラフテーは一名物メニューで、多数のメディアに取り上げられる人気ぶりです。
自慢の「ラフテー」は、軽く力を入れるだけで箸が沈んでいくほどとろーり柔らかく仕上げています。
醤油ベースのタレで煮込むのが一般的なラフテーですが、こちらのお店では濃厚な味噌ダレを使用している点が最大の特徴です。
ややとろみのある甘めの味噌ダレが脂分が豊かな豚肉とよく合い、思わず白米が欲しくなってしまいます。
ランチどきにはご飯とお味噌汁をセットにして、夜にはオリオンビールのアテにいただくのが、うちなーんちゅに人気の食べ方ですよ♪
住所 : 沖縄県那覇市久茂地3-3-3 ゆうなんぎい
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・県庁前駅から徒歩4分
電話番号 : 098-867-3765
定休日 : 日曜日
営業時間 : 12:00〜14:30/17:30〜21:30
予算 : 3,000〜4,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
メインのおかずにも、小腹が空いた時のおやつにも…そうして色んな形で沖縄県民の空腹を満たしてきたのが「沖縄天ぷら」です。
沖縄天ぷらは、本土でよく食べられている天ぷらに比べ、卵をたっぷりと使った分厚い衣をまとっています。
存在感のある衣には出汁や塩で味がついており、何も付けずにそのままいただける点が特徴。
そのため、購入したら小腹満たしにサクッとその場でいただきやすく、本土に比べてぐっと身近なグルメとして天ぷらが親しまれています。
県内には沖縄天ぷらの専門店が点在するほか、スーパーの惣菜コーナーに並んでいるのをよく見かけます。
そもそもなぜ衣が分厚くなったのかが気になりますが、そのルーツは明確ではありません。
天ぷらが沖縄でここまで広まったのは、高温多湿の気候から食材を傷みから守るため、衣で包んで揚げる天ぷらが適していたという説が有力です。
食材には魚や紅芋など地元産の食材が多く使用されます。
中でも、この厚い衣がしっかり絡むことで揚げられるもずくの天ぷらは沖縄ならではのグルメとして愛されおり、現地に行ったら食べておきたい名物グルメの1つです。
南城市玉城奥武は沖縄天ぷらの有名店が多く、聖地と呼ばれています。
中でも行列必至の「中本鮮魚店」は、奥武島で育てられたもずくや定置網漁でとれた魚を使った天ぷらが人気のお店。
2階の沖縄料理店に持ち込んでイートインも可能ですが、基本的にはテイクアウトで利用される方が多いです。
店のすぐ近くには海が見えるので、ビーチ周辺を散策して、青い海と潮風を感じながら沖縄天ぷらをいただくとさらに美味しく感じますよ。
天ぷらは1つ100円〜(税込)とお安い価格で楽しめます。
とれたての旬の魚を揚げたさかな天ぷらは、骨もないためガブッとかぶりつけて、子連れでも一緒に食べやすいのが嬉しいポイント。
やっぱり外せないもずくの天ぷらは、外はサクサク&中はもちもちの食感に病みつきになることでしょう。
住所 : 沖縄県南城市玉城字奥武9
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で33分
電話番号 : 098-948-3583
定休日 : 木曜日(祝日の場合は前日の水曜日が休み)
営業時間 : 10:30〜18:00 ※旧盆・大晦日は17:00まで
予算 : 〜1,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
沖縄には「ゆし豆腐」など伝統的な豆腐文化が存在していますが、こちらの「ジーマーミ豆腐」も沖縄を代表する豆腐として知られています。
沖縄の定番土産としても人気があるジーマーミ豆腐ですが、厳密には大豆の加工品を表す「豆腐」ではありません。
落花生の加工品であり、落花生の搾り汁にサツマイモなどの芋葛を加えて作ります。
実際に「ジーマーミ」とは沖縄の方言で落花生のことで、漢字では「地豆」と表記します。
ジーマーミ豆腐の魅力は、粘り気があって弾力性抜群のモチモチした食感です。
醤油ベースの甘いタレをかけて食べるのが一般的ですが、黒蜜やハチミツ、砂糖などをかけても美味しく食べられます。
また、揚げ出し豆腐風にして食べても絶品です。
各社で個性ある商品を製造しており、沖縄県内の土産店や物産店などで広く販売されています。
昭和48年(1973年)創業の老舗で、ジーマーミ豆腐製造のパイオニア的な存在です。
原料の落花生にこだわり、厳選された北米・南米産のほか、千葉県や沖縄県内の専用農家から仕入れた国産落花生100%の商品も製造しています。
保存料は一切使用せず、研究を重ねた結果、賞味期限が10日間と、食感が日持ちすることも特徴です。
タレは特級の醤油ダレを、出汁には化学調味料を使わない天然鰹だしを使用しているというこだわり。
沖縄県内の空港や公設市場、土産店などで広く購入することができます。
おうちで名物グルメをいただいて、沖縄旅の思い出を振り返るのも素敵ですね。
価格:334円(税込)
販売元: 琉球うりずん物産
沖縄では、ハタやブダイ、ハリセンボンなど、本土ではあまり食用にされない珍しい魚を食べることができます。
そんな沖縄にあって最も人気があり、県民魚にも指定されている魚が「グルクン」。
全国的には流通しておらず、馴染みの薄い魚ですが、沖縄県内の居酒屋や定食屋などではメジャーな存在となっています。
グルクンとは沖縄での呼び方で、標準和名は「タカサゴ」と呼ばれています。
熱帯域の海に生息する魚で、体長30cm程度、目が大きくて全体的に赤みのある体表が特徴です。
本来は淡い青色で、黄色のストライプが目立つ魚ですが、水揚げされると赤くなってしまうそう。
傷みの早い魚のため長い輸送が難しく、主要産地である沖縄など南西諸島周辺でしか新鮮なものを味わうことができません。
グルクンはあっさり淡白な味なので、どんな調理法でも合いますが、一番の人気は「からあげ」。
内臓とウロコをとったら、小麦粉をつけて丸ごと焼き上げます。
沖縄特産のシークワーサーをかけて食べる味は絶品で、お酒が進むこと間違いなし!
新鮮な刺身はとろけるような食感が魅力的で、こちらもおすすめです。
沖縄産海産物の料理が驚くほど豊富にある、那覇市内屈指の超人気居酒屋です。
グルクンやミーバイ(ハタ)、イラブチャー(アオブダイ)はもちろん、ヤシガニやヤコウダイ、セミエビなどレアな食材まで満喫できます。
本土では滅多に味わうことのできない沖縄の魚介類を楽しむのなら、絶対外したくないお店です。
海産料理のほかにも、沖縄の伝統料理が充実しています。
グルクンの唐揚げは、頭からしっぽまでサックサクで柔らかな食感を丸ごと楽しめます。
大きくてかぶりつくのが難しい場合は、はさみで切りながらいただくのがおすすめですよ。
定番の唐揚げのほか、刺身も用意されています。
沖縄県民に愛される人気魚の味を、ぜひ食べ比べてみてください。
住所 : 沖縄県那覇市東町5-15
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・旭橋駅から徒歩4分
電話番号 : 098-861-0476
定休日 : 水曜日
営業時間 : 17:00~翌1:00(L.O.24:00)
予算 : 4,000~5,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
沖縄には、「ジューシー」という聞き慣れないご当地名物グルメが存在します。
名前の響きから、どうしても美味しそうな肉料理か、果汁たっぷりのトロピカルフルーツの類を連想してしまいますよね。
実は肉でも果物でもなく、意外なことに沖縄流の「炊き込みご飯(雑炊)」のことなんです。
本土の「ゾースイ」が沖縄方言で「ジューシー」に転化したものと言われ、正式には「ジューシーメー(雑炊飯)」と呼ばれています。
本土では「炊き込みご飯」と「雑炊」は区別されますが、沖縄では一括りに同じ「ジューシー」。
区別する必要がある場合は、固めの炊き込みご飯は「クファジューシー」、柔らかい雑炊は「ヤファラジューシー」や「ボロボロジューシー」と呼称するそうです。
元々は家内安全や子孫繁栄を祈願する料理として受け継がれ、祝い事や法事、盆や冬至など季節の行事には欠かせない料理でした。
今では日常的に食されるようになり、地元の定食屋などでは沖縄そばとのセットメニューとして提供されることが多いです。
一般的には豚バラ肉、人参、ヒジキ、シイタケなどの具材をご飯に混ぜ、豚肉の煮汁や昆布のダシ汁で炊き込んで作ります。
炊き込み時に豚のラードを加えることで「ジューシー」な味わいにすることもコツです。
使用する具材は地域やお店によっても様々で、ヨモギ(フーチバ)、いかすみ(クリ)、八重山葛(カンダバー)などバラエティに富んだジューシーを楽しむことができます。
「まーちぬ家」は、那覇市前島にある沖縄料理の居酒屋さんです。
不思議な店名の由来は、沖縄の方言で「松の家」という意味。
その名前の通り、お店の外観や内装に琉球松がふんだんに使用され、木の温もりが心地よい空間を作り出しています。
雰囲気の良さだけでなく、提供する沖縄料理も絶品で、観光客だけでなく地元の人にも大人気のお店です。
こちらの看板人気メニューは、真っ黒な「イカスミじゅうしい」。
たっぷり盛られたネギの下に隠れた漆黒のジューシーは、鰹出汁の風味も効いてあっさりとした味わいがあります。
口の中が黒くなるのを覚悟して、ぜひ味わっておきたい名物グルメです。
住所 : 沖縄県那覇市前島2-7-14
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・美栄橋駅から徒歩2分
電話番号 : 098-863-5159
定休日 : 日曜日
営業時間 : 17:00~23:00
予算 : 3,000~4,000円
キャッシュレス決済 : カード可(JCB、AMEX、Diners、VISA、Master)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ファミリー牧場の人気者・ヤギ。
馴染みの深い動物のひとつですが、ミルクや雑草除去に重宝されることはあっても、食用として考えている人は少ないはず。
全国的にヤギを食する文化はほとんどありませんが、沖縄や奄美などの南西諸島ではヤギ肉文化が根強く残っています。
特に沖縄で伝統的に食べられている「ヤギ汁」は、地域を代表するご当地グルメとして有名です。
沖縄では身近な存在のヤギは、本島周辺では「ヒージャー」、宮古島では「ピンザ」、宮古島の石垣島の間にある多良間島では「ピンダ」と呼ばれています。
ヒージャーとは「ヒゲのある動物」という意味があり、ヤギ料理は「ヒージャーグスイ(ヤギの薬)」と称されるほど栄養豊富な料理として重宝されています。
牛肉と比べても低カロリー、高たんぱく、鉄分も亜鉛も豊富とあって、昔から最高の滋養強壮効果がある食肉とされてきました。
また、粗食にも耐え、狭い場所でも育てやすい家畜として、広く飼育されてきました。
「ヤギ汁」は、そんなヤギの肉と骨を長時間じっくりと煮込み、塩でシンプルに味付けした料理です。
栄養価が高いヤギ肉は滋養強壮への高い効果が期待でき、初めて食べる人は体質によって失神したり、鼻血が出たりすることがあるとも言い伝えられるほどです。
しかし、ヤギ肉は栄養満点といっても気になるのはその強烈な臭いで、沖縄県民の間でも苦手な人が多いそう。
その臭いを消すために、ヤギ汁ではヨモギやショウガを大量に加えますが、それでも臭いは残ってしまいます。
そんなヤギ汁ですが、慣れてくるとその臭いまでがやみつきになるというから不思議です。
濃厚で旨味たっぷりのスープに、トロトロに煮込まれた肉が食欲をそそります。
元々はハレの日を中心に振る舞われてきた料理ですが、今では県内にある多くの専門飲食店で味わうことができ、沖縄でポピュラーなグルメと言えます。
那覇市安里にある「山羊料理二十番」は、その名の通りヤギ料理のみを提供する専門店です。
ヤギ汁のほか、刺身、そば、雑炊、チィノリチャー(血液)と、珍しいヤギ料理を満喫できます。
夜の24時まで営業しており、地元の人からも高い支持を受けている名店です。
ヤギ汁は、ヤギ肉のあらゆる部位がてんこ盛りで、ボリューム満点。
下処理をしっかりとしているので、ヤギ肉特有の臭いはあまり感じられません。
優しく胃に染み渡るスープは飲んだ後のシメにもおすすめですが、しっかりと量があるので、食事のメインとしていただいても満足できるボリュームです。
住所 : 沖縄県那覇市安里388-6
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・安里駅から徒歩2分
電話番号 : 098-885-6560
定休日 : 月曜日
営業時間 : 17:00~24:00
予算 : 3,000~4,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席喫煙可
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「チャンプルー文化」と呼ばれる沖縄の文化は、この土地に影響を与えた諸外国の要素を取り入れながら独自に発展してきました。
食文化についても同様で、本来沖縄には存在しなかった食べ物が地元の文化と融合し、全く新しいグルメとして登場したものがあります。
「タコライス」もそのひとつで、メキシコ料理の影響を受けたアメリカの食文化が沖縄に入り込み、この地で独自の進化を遂げた「ご当地グルメ」です。
米軍基地が集中している本島中部の金武町で誕生し、今では那覇市内など本島各地に広まってきています。
タコライスのルーツは、メキシコの家庭料理・タコス。
唐辛子などでスパイシーに味付けした牛挽肉や野菜、チーズ等の具材をトルティーヤで包み、ホットなサルサソースをかけて食べます。
このメキシカン・タコスをアメリカ人好みにアレンジした「アメリカン・タコス」が、ポピュラーな軽食として米国内に定着し、在日米軍人の間でも人気がありました。
タコライスは、タコスの具材をトルティーヤに包む代わりに、温かい白飯にのせた料理で、昭和59年(1984年)に米兵相手に食事を提供していた金武町内の飲食店「パーラー千里」が発案したものです。
安い価格でボリュームもあるタコライスは米兵の間でも大評判となり、やがて学校給食のメニューとして採用されるなど、沖縄を代表する名物料理として定着することになりました。
タコライスを提供するお店は、離島を含む県内各地にありますが、やはり発祥地の金武町や北谷町、宜野湾市など中部に集中しています。
アメリカンムードたっぷりの雰囲気を感じながら味わうタコライスの味は、また格別かもしれません。
タコライス発祥店である「パーラー千里(2015年閉店)」の創業者家族が営むタコライス専門店です。
顧客である米兵を満足させたいという思いで考案したタコライスは、ボリューム満点!
こちらの金武本店の他、県内各地に系列店が営業を展開しています。
メニュ―はタコミートだけのシンプルな「タコライス」のほか、チーズのみ、または野菜(レタス・トマト)のみをトッピングしたもの、ダブルでトッピングしたものの4種類。
ソースはオリジナルのタコソースとケチャップの2種類が用意されています。
テイクアウト用の容器に入れて提供してくれるので、大盛りのタコライスが食べきれなくても、そのままパックごと持ち帰り可能なので安心です。
住所 : 沖縄県国頭郡金武町字金武4244-4
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道・金武ICから5分、金武入口バス停から徒歩2分
電話番号 : 090-1947-1684
定休日 : なし
営業時間 : 10:30~21:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : テラス席のみ喫煙可
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
プチプチした食感がやみつきになる沖縄の名物「海ぶどう」。
正式名称は「クビレズタ」と呼ばれる南方系の海藻で、その姿が果物のブドウに似ていることが「海ぶどう」の由来です。
「もずく」と同様に沖縄特産の海産物として知られていますが、もずくが全国的に流通しているのに対して、なかなか本土の市場で見かけることがありません。
とてもデリケートな食材ということもあり、新鮮な海ぶどうは産地周辺でしか味わうことが難しいのです。
海ぶどうは低温に弱いため、鮮度を保つために冷蔵庫で保管したり、冷蔵輸送することが難しい食材です。
冷蔵すると萎んでしまって持ち前のプチプチ感が失われてしまうため、通常は常温で保存することになります。
それでも鮮度を保てる期間は限られていて、およそ3日程度と言われています。
こうした事情があり、沖縄物産展などのイベントで細々と販売されることがある以外は、産地である沖縄県内での流通がほとんど。
本土では高級食材として扱われることが多いですが、沖縄では新鮮で良質な海ぶどうを比較的お安い価格で楽しむことができますよ。
海ぶどうは適度の塩気があるため、そのまま食べても美味しいのですが、ポン酢や三杯酢をかけて食べるとさらに絶品です。
他にサラダや和えものとしても美味しく味わえるほか、沖縄そばの具材や丼ぶり飯としても美味しく味わうことができます。
ただし、酢や調味料を加えるのは食べる直前に行うことが理想です。
長い時間調味料などに漬けておくと、粒が萎んでしまいせっかくのプチプチした食感が失われてしまいます。
せっかく沖縄を訪れたなら、絶品の海ぶどうを心ゆくまで味わってみたいもの。
たっぷりの海ぶどうが盛られた「海ぶどう丼」は贅沢の極み。
好きな人にはたまらない一品ですね。
そんな海ぶどう丼発祥のお店が「元祖海ぶどう」です。
沖縄を代表する景勝地・万座毛の御膝元である恩納村、万座毛周辺活性化施設内にお店を構えています。
こちらで提供している海ぶどうは、地元恩納村産の厳選した逸品です。
粒が大きくてプチプチした食感は抜群、農林水産大臣賞や農林水産天皇杯を受賞した実績を持っています。
名物メニューの「海ぶどう丼」は、そんな自慢の海ぶどうを丼ぶりたっぷりに盛り、とろろとウニ、イクラをトッピングした豪華版です。
磯の香が口いっぱいに広がり、至福の気分になることでしょう。
単品のほか、沖縄そばやテビチ、ゴーヤチャンプルーなど沖縄家庭料理をセットにした「海ぶどうキャレル」もおすすめです。
住所 : 沖縄県国頭郡恩納村恩納2767
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道・屋嘉ICから約18分
電話番号 : 098-966-2588
定休日 : なし
営業時間 : 11:00~21:00(L.O.20:45)
予算 : 1,000〜2,000円
キャッシュレス決済 : QRコード決済可(PayPay)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
沖縄発の高級食材として、最近耳にすることが多くなった「石垣牛」。
その名前が示すとおり、石垣島を中心とした八重山諸島で肥育・生産される黒毛和牛の牛肉のことです。
全国的な知名度はまだ低いのですが、沖縄県内の高級ホテルやレストランの特上メニューとして定着しつつあります。
生産量が少ないうえ、流通しているエリアが沖縄県内が中心ということで、今のところ本土ではなかなか口にすることができないかもしれません。
しかしながら、肉質の良さは本土の高級和牛と引けをとらないと高い評価を受けています。
一年を通して温暖な気候に恵まれた八重山諸島では、昔から牛の肥育が盛んに行われてきました。
しかし、ブランド牛自体としてではなく、全国各地に存在している多くのブランド牛に成長する素牛として生育されていたのです。
そのため、仔牛の段階で出荷されてしまうことがほとんどで、食肉牛として育てられることはありませんでした。
やがて仔牛の品質が優れていることが評判となり、平成9年(1997年)頃から、「石垣牛」としてのブランド生産がされるようになったのです。
平成12年(2000年)に開催された「九州・沖縄サミット」の晩餐会のメインディッシュとして提供されたことをきっかけに、海外にまで知られるブランドに成長しました。
亜熱帯の温暖な気候だけでなく、海風がもたらすミネラルたっぷりの牧草を食べて育った石垣牛の食感は最高級。
程よい霜降りの脂身はさっぱりとした食感で、甘みのある風味豊かな味わいを楽しめます。
ステーキはもちろんのこと、焼肉やしゃぶしゃぶ、寿司など、どんな調理方法にしても美味しいです。
食べログ百名店にも選出され、石垣島で石垣牛を味わうなら!と多くの人がおすすめに挙げる「炭火焼肉 やまもと」。
石垣島でも屈指の人気店のこちら、予約は2ヶ月前から可能なため、沖縄旅行の日程が決まれば早めに押さえておくと安心ですよ。
大きなお店の中には座敷席もあるため、子連れのお肉ランチやディナーでも落ち着いて食事をいただけます。
家族揃って豪華に沖縄グルメを食べたい日には、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。
上カルビにハラミなど、質の良い石垣牛のお肉を本場ならではのコスパの高さで提供しています。
中でも見逃せないのが、綺麗にサシが入った「特選ステーキ」です。
焼き肉用にカットされた肉よりさらに厚みがあるので、肉肉しい食感やステーキならではの味のインパクトを堪能できます。
ステーキは香ばしい炭火を使って自分で焼き上げるスタイルなので、レアでもウェルダンでも、お好みの焼き加減でぱくっといただきましょう。
住所 : 沖縄県石垣市浜崎町2-5-18
マップ : Googleマップ
アクセス : 東運輸バスターミナルから徒歩12分
電話番号 : 0980-83-5641
定休日 : 水曜日
営業時間 : 17:00〜21:00(肉がなくなり次第終了)
予算 : 6,000〜8,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
沖縄本島から海上に340kmも離れた絶海の離島・南大東島。
北大東島とともに沖縄県に属していながら、かつての琉球王国に属したこともなく、明治時代以前までは無人島だったという不思議な島です。
まだ旅行者にとっては馴染みの薄い島ですが、この島の郷土料理「大東寿司」の名前を聞いたことがある人も多いはず。
那覇空港の空弁としても販売され、短時間で売れきれてしまうほどの根強い人気を誇っています。
大東寿司とは、サワラやカジキ、マグロなど近海で獲れる魚をネタに、みりん醤油をベースにしたタレに漬け込み、甘しょっぱい酢飯と一緒に握った「握り寿司」のことです。
伝統的に寿司を食べる習慣がなく、南国・沖縄とはあまり縁がなさそうな魚をネタを使っていることなど、沖縄グルメとしては異質な存在と言えるかもしれませんね。
甘い味付けにした寿司は本土でもあまり見かけることがありませんが、もっちりとしたネタの食感と芳醇な甘みは、一度食べたらやみつきになる味わい。
不思議な寿司ですが、そのルーツを辿れば、実のところ沖縄とも本土とも違う、意外な地域の影響を受けているんです。
その地域とは、南大東島からも遠く離れた伊豆諸島の「八丈島」。
明治時代以前まで無人島だった大東島に、最初に開拓者として入植したのは、何と八丈島からの移民でした。
八丈島には郷土料理である「島寿司」が存在し、製法も味付けも大東寿司とそっくりです。
つまり、移民たちが懐かしいふるさとの味・「島寿司」を忘れまいと受け継いだことが、「大東寿司」のルーツとなっているんです。
今や南大東島を代表するご当地グルメとして、「大東そば」とともに島内の居酒屋や食事処で広く提供されています。
地元近海で獲れた新鮮なネタを使っていますが、不漁時には食べることができないこともあるため注意が必要です。
また、那覇市内など沖縄本島でも提供しているお店が多いので、現地へ足を運ばなくてもその味を楽しむことができます。
せっかくなら本場・南大東島で味わってみたいけれど、実際に訪れるのには時間がないし大変。
そんな人におすすめなのが、那覇市内で本格的な大東寿司を楽しめる郷土料理店「喜作」です。
南大東島出身のオーナーシェフが手掛ける寿司は本格派で、那覇空港で人気の「空弁」を販売しているのも、こちらのお店。
本場の南大東島にも系列店が存在しています。
自慢の大東寿司は、シャリを覆うほど大きめのネタで食べ応え充分。
ねっとりとした食感と、甘酸っぱい味付けがたまらない逸品です。
シャリは熱々、魚の身がふわっとしてこれまた美味しい大東寿司の天ぷらも、ぜひ合わせてご賞味ください。
住所 : 沖縄県那覇市前島2-18-6 喜作
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・美栄橋駅から徒歩6分
電話番号 : 098-861-5501
定休日 : 日曜日
営業時間 : 17:30~22:00
予算 : 5,000~6,000円
キャッシュレス決済 :
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
サトウキビの栽培が盛んな沖縄県では、お菓子やスイーツも美味しいものが勢ぞろいしています。
定番のあのドーナツや、暑い日差しの中で食べるアイスクリームなど、沖縄でおすすめのご当地スイーツをご紹介します。
「ちんすこう」「紅芋タルト」とともに沖縄を代表するお菓子といえば、「サーターアンダーギー」が挙げられます。
その名前が首里地方の方言で「砂糖を油で揚げたもの」を指す通り、砂糖をたっぷり加えた生地を球状に揚げた焼きドーナツの一種です。
琉球王朝時代から続く伝統ある菓子で、その形状が花が開くように見えて縁起が良いとされたことから、結納や結婚式には欠かせない食べ物として伝わってきました。
今では沖縄土産の定番商品となっていますが、揚げたて熱々のサーターアンダーギーの味は格別で、現地に行ったらぜひ食べてみてほしいグルメの1つです。
サーターアンダーギーは那覇など沖縄本島だけでなく、宮古島や石垣島など離島エリアでも広く食されています。
宮古島では「さたぱんびん」の名前で地元に定着しており、石垣島にもメディアで紹介される大人気の名店が存在しています。
砂糖が中心のプレーン味のほか、最近では紅芋やドラゴンフルーツ、シークァーサーなど沖縄らしいフレーバーも続々登場。
沖縄を訪れたら作りたてのサーターアンダーギーを色々と食べ比べてみたいものですね。
浦添市で40年以上に渡って愛されている、サーターアンダーギー専門店です。
冷めても美味しく食べられる、カリカリであっさりした味が人気で、その美味しさから人気テレビ番組で取り上げられたこともあります。
取扱っているフレーバーは、プレーン・黒糖・紅芋・ゴマ・コーヒー・ピーナツの6種類です。
それぞれ大・小2つのサイズが販売されており、小サイズは50円、大サイズは100円とお安い価格が嬉しいところ。
日持ちするため、沖縄旅行のお土産に買って帰る人が多いのだとか。
前述したように温めても美味しいままですが、トースターなどで少し温めてからいただくのもおすすめです。
住所 : 沖縄県浦添市内間1-10-10
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・古島駅から徒歩18分
電話番号 : 098-878-4265
定休日 : なし
営業時間 : 10:00〜19:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 :
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
石垣島にある大人気のサーターアンダーギー専門店で、沖縄らしい赤瓦の店舗が情緒たっぷり。
観光客だけでなく地元の人にも高い支持を受けており、テレビ番組などメディアでも頻繁に紹介される名店です。
1時間おきに揚げ上がり時間が設定されており、揚げたての味を楽しめますが、すぐに完売になってしまうことが多いので注意する必要があります。
サーターアンダーギーのラインナップは、プレーンやバナナ、黒糖など基本的には7種類で、そこに限定のフレーバーが加わります。
揚げたてのサーターアンダギーは、外はサクッと中はふわっとしており、サーターアンダギーの概念が変わるような美味しさです。
おすすめは沖縄らしい紅芋味で、素朴な甘さにパクパクといくらでも入ってしまいますよ。
住所 : 沖縄県石垣市登野城170
マップ : Googleマップ
アクセス : 東回一周線・桟橋通バス停から徒歩1分
電話番号 : 0980-83-6088
定休日 : 日曜日
営業時間 : 10:00~完売次第終了
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ぜんざいと聞くと、ふっくら煮た豆の上に焼きたてのお餅を乗せた、温かい冬の食べ物をイメージする方が多いのではないでしょうか。
しかし、沖縄でぜんざいと呼ばれるものは本土のそれとは真逆の存在!
甘く煮た豆の上にかき氷をのせたひんやり美味しい夏の甘味が「沖縄ぜんざい」です。
豆は黒糖や砂糖であっさりと炊かれており、沖縄の厳しい夏の気候でもぺろっと食べられる味わい。
お店によっては白玉が入れられていたり、氷がザクザク荒めだったり、ふんわり柔らかいタイプだったりと、一口に沖縄ぜんざいと言っても個性豊かで、食べ比べが楽しいスイーツです。
ルーツについては諸説あり、「あまがし」と呼ばれる緑豆や大麦を甘く煮た沖縄の伝統的なスイーツに、冷蔵庫の普及にともなって氷がトッピングされるようになったことが、沖縄ぜんざいの始まりと言われています。
今では、沖縄ぜんざいの豆に金時豆を使用するのが主流です。
これは戦後アメリカから県内に流通し始めた金時豆が、緑豆に比べて煮崩れしにくく扱いやすいことから、次第に多く用いられるようになったと考えられています。
歴史とともに姿を変えながら、沖縄の夏のクールダウンに一役買ってきた存在なんです。
沖縄県北部に位置する名護で、沖縄ぜんざいの名店として親しまれるのが、こちらの「ひがし食堂」です。
地元客を中心に賑わうお店には、ぜんざいや定食メニューを楽しむ子連れのお客さんも多く見られ、ほっこりと優しい雰囲気に満ちています。
イートインでは行列ができていることも珍しくありませんが、ぜんざいはテイクアウトも可能です。
沖縄の暑い日差しを浴びながら冷たいぜんざいをいただけば、旅の素敵な思い出に残ることでしょう。
「ひがし食堂」のおすすめは、練乳を目一杯かけてミルキーに仕上げた「ミルクぜんざい」です。
口に入れた途端溶けていくふわっふわの氷の下には、柔らかく炊かれた金時豆ともちもちの白玉が入っています。
スッキリ甘い黒糖味の豆ときめが細かく優しい口当たりの氷で作られたぜんざいは、食欲の出にくい夏でもあっという間に食べられますよ。
名護を訪れたら、沖縄のローカルスイーツを楽しみに、街の食堂へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 : 沖縄県名護市大東2-7-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道・許田ICから12分
電話番号 : 0980-53-4084
定休日 : 1/1〜1/3
営業時間 : 11:00〜18:30
予算 : 〜1,000円
キャッシュレス決済 : 不可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
気候の暑い沖縄の街に滞在していると、恋しくなるのが冷たいアイスクリーム!
沖縄でアイスクリームといったら、真っ先に名前が浮かぶのが「ブルーシールアイスクリーム」ですよね。
沖縄ならではのレアなフレーバーも充実しており、常時販売しているラインナップは何と20種類以上。
今では沖縄県内だけでなく、全国的にも進出していますが、やはり現地で本場の味を楽しみたいものです。
ブルーシールが創業したのは、まだ沖縄が米国統治下にあった昭和23年(1948年)の頃。
米軍基地内に設置されており、当初は米軍関係者のみが利用できるお店でした。
基地の外に店舗が設置され、一般人が利用できるようになったのは昭和38年(1963年)になってからのことです。
60年近くに渡って受け継がれた味は地元で絶大な支持を受け、観光客も魅力する「沖縄ブランド」として定着しました。
米国で考案された100種類以上のレシピを参考に、高温多湿な沖縄でも美味しくたべられるよう植物性脂肪分でさっぱり味に仕上げているのが、ブルーシールの特徴です。
サトウキビや紅芋、塩ちんすこうやシークァーサーなど、沖縄フレーバーは常時8種類。
季節限定で販売されるフレーバーも楽しみです。
テーマパークである「アイスパーク」を併設した浦添市の牧港本店はアメリカンムードたっぷり!
アメリカで生まれ、沖縄で育ったブルーシールアイスクリームを、ぜひこちらで体験してみてください。
※店舗改装のため2024年夏頃まで休業中
アメリカンな雰囲気溢れる、ブルーシールアイスクリームの総本山です。
沖縄本島のメインストリート・国道58号線にあり、那覇市内からのドライブデートにもぴったり。
店舗全体がフォトジェニックスポットとなっており、優雅な滞在を満喫できます。
併設する「アイスパーク」は、マイナス20℃の冷蔵庫体験をしたり、オリジナルアイス作りができたりと楽しいスポットが満載。
ブルーシールアイスの魅力をたっぷり楽しめる店舗となっています。
住所 : 沖縄県浦添市牧港5-5-6
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・浦添前田駅から徒歩30分
電話番号 : 098-877-8258
定休日 : 年中無休
営業時間 : 10:00~22:00
予算 : ~1,000円
公式サイト : ブルーシールアイスクリーム
パウダーのように細かく、真っ白でサラサラした「雪塩」は、その名前の通り粉雪を連想させます。
美しい海に囲まれた沖縄の海の中でも、とびきり透明度が高い宮古島の海が育んだ雪塩は「島の宝」。
身体に良いとされる塩化ナトリウムや天然にがり成分が豊富で、含有するミネラル成分の種類は世界一と絶賛されるほど高品質な塩なんです。
塩のしょっぱさとスウィーツの甘みは一見矛盾するようですが、宮古島には「雪塩」を使ったスイーツが多数存在します。
甘さの中に、ほのかに広がる隠し味の塩は絶妙で、その独特の「あましょっぱさ」は後を引く美味しさと評判上々。
ちんすこうやラスク、バウムクーヘンなど様々なスイーツのラインナップがありますが、とりわけ人気なのが「雪塩ソフトクリーム」です。
宮古島を訪れる多くの観光客を魅了する、絶品スイーツとして知られています。
塩味のソフトクリーム自体が珍しいのですが、ほんのりと感じる塩加減はとってもさっぱりとした風味。
高温多湿な沖縄の気候にピッタリで、やみつきになること間違いありません。
そのまま食べても美味しいのですが、トッピングとしてバラエティに富んだ「専用塩」をかけて食べると、ますます絶品の味わいに早変わり。
専用塩は「ココア」や「ハイビスカス」「シークァーサー」など、ほかではあまり見ることができないユニークなフレーバーが満載です。
自分だけのお気に入りの味を探してみてください。
宮古島にて雪塩製品の製造・販売を展開する㈱パラダイスプラン直営のミュージアムです。
無料で雪塩の製造工程見学や、美容・健康体験ができるほか、ショッピングやティータイムも楽しめます。
お子さんが楽しめる施設も充実しているので、子連れでの来場にもおすすめです。
自慢の雪塩ソフトクリームは施設内のラウンジで味わうことができます。
ミルクたっぷりの濃厚な味わいのソフトクリームに、ほんのり爽やかな塩加減がクセになる味わい。
トッピングの塩は12種類用意されていて、様々な味の変化が楽しめますよ。
もうひとつの名物「雪塩パン」にのせて食べても美味しいですよ。
住所 : 沖縄県宮古島市平良狩俣191
マップ : Googleマップ
アクセス : 宮古島空港から車で24分、狩俣バス停から徒歩16分
電話番号 : 0980-72-5667
定休日 : なし
営業時間 : 4〜8月/9:00~18:30、9〜3月/9:00~17:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
亜熱帯の自然環境や、独自の文化と歴史に育まれた沖縄の食文化。
沖縄には、ここでしか味わえないユニークなご当地グルメがたくさんあります。
長寿県・沖縄のグルメは、美味しいだけでなく、健康にも美容にも効果抜群です。
観光等で沖縄を訪れたら、ぜひ本場の味を楽しんでみてください。
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最終更新日 : 2023/07/12
公開日 : 2022/03/16