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サラダチキンは、高たんぱくでヘルシーな食材として、すっかり定着していますよね。
市販のサラダチキンは鶏むね肉が使われることが一般的ですが、鶏ささみ肉でも美味しく作れます。
今回ご紹介するのは、ささみを使ったハーブの香り豊かなサラダチキンのレシピです。
しっかり味がついているので、そのままおかずの一品にしても良いでしょう。
サラダにトッピングしたり、サンドイッチの具材にするのもおすすめです。
ところで、サラダチキンを作るときに、肉がパサついてしまうことはありませんか?
そこで今回は「ブライン液」を利用した、ささみのパサつきを防ぐ方法を紹介します。
ブライン液とは、水に塩と砂糖を溶かした調味液のこと。
この液にささみを漬けてから加熱すると、肉の中に水分がとどまり、しっとり仕上がります。
電子レンジを利用して加熱するので、低温調理のようなむずかしい温度調整は必要ありません。
しかし、余熱で火が通ることを考慮して、加熱しすぎには注意してください。
【作りやすい量】
<ブライン液>
1. ポリ袋に<ブライン液>の材料をすべて入れて、よく溶かす。
2. 鶏ささみ肉は筋を取り除き、1のポリ袋に入れて冷蔵庫で30分~1時間ほど置く。
3. ささみをポリ袋から取り出し、水気をやさしく拭き取る。
4. 耐熱容器に入れて、オリーブオイルを全体にからめる。
5. 乾燥ハーブ、塩、粗びき黒こしょうをかけ、全体になじませる。
6. ラップをふんわりかけて、600wの電子レンジで1分30秒加熱する。
7. 裏返して、さらに1分30秒加熱する。ラップをしたまま粗熱をとり、冷めたら食べやすい大きさに切る。
様子を見て、肉に火が通っていなければ追加で加熱してください。
ブライン液とオリーブオイルのコーティング効果のおかげで、ささみが驚くほどしっとりと仕上がります。
好みのハーブを使って、風味豊かなサラダチキンを作ってみましょう。
シンプルなキャベツのサラダも、ささみを加えるとちょっと豪華になりますね。
ボリュームも出るため、食べたときの満足度も高まるでしょう。
このレシピでは、ささみの加熱もキャベツに火を通すのも電子レンジにおまかせです。
お湯を沸かしてゆでる手間がなく、洗い物も少なくて済みます。
ささみに砂糖をなじませるのは、肉をしっとりと仕上げるため。
砂糖には保水作用があり、ささみの水分を中に閉じ込めてくれます。
電子レンジを使えばすぐに作れるので、食卓にあと一品ほしいときに助かるレシピです。
【3人分】
1. 鶏ささみ肉は筋を取り除く。耐熱容器に入れて酒、砂糖、塩を全体になじませる。
2. ラップをふんわりとかけて、600wの電子レンジで1分30秒、裏返して1分ほど加熱する。
3. ラップをしたまま粗熱を取り、冷めたら食べやすい大きさに手で割く。
4. キャベツは太めのせん切りにする。
5. にんじんは細切りにする。
6. 耐熱ボウルににんじんを入れ、その上にキャベツを入れる。ラップをふんわりかけて、600wの電子レンジで3分ほど加熱する。
7. ボウルにマヨネーズ、しょうゆ、白すりごまを入れて混ぜ合わせる。
8. キャベツとにんじんの粗熱が取れたら水気を軽く絞り、7のボウルに入れる。
9. ささみを加えて全体を混ぜ合わせ、器に盛り付ける。
子どもから大人まで、食べやすい味わいに仕上げています。
淡白なささみも、ごまの豊かな香りとマヨネーズのうまみでおいしく食べられるでしょう。
ささみをさっぱりと食べたいときにおすすめの、中華風和え物のレシピを紹介します。
「中華だれ」はオイスターソースを使い、うまみのある味わいに。
にんにくとごま油の香りが食欲をそそりますが、お酢を加えているので後味はさっぱり。
いくらでも食べたくなる味付けの和え物です。
ささみは味にクセがないため、どのような味付けにもよく合います。
電子レンジでささみを加熱すれば、あとは野菜と合わせて中華だれで和えるだけ。
作り方は簡単ですが、やみつきになる美味しさです。
【3人分】
<中華だれ>
1. 鶏ささみ肉は筋を取り除く。耐熱容器に入れて酒、砂糖、塩を全体になじませる。
2. ラップをふんわりとかけて、600wの電子レンジで1分30秒、裏返して1分ほど加熱する。
3. ラップをしたまま粗熱をとり、冷めたら食べやすい大きさに手で割く。
4. ボウルに<中華だれ>の材料をすべて入れて、よく混ぜ合わせる。
5. トマトはへたを取り除き、2cmほどの大きさの角切りにする。
6. きゅうりはへたを切り落とし、3cmほどの長さに切る。
7. きゅうりに包丁の腹(平らな部分)を当てる。包丁の上から手で押さえて軽く体重をかけ、きゅうりを押しつぶす。
押しつぶすのは、きゅうりにひびが入る程度で大丈夫です。
8. きゅうりに入ったひびから手で2〜4つに割く。
きゅうりにたれが絡みやすくなります。
9. 4のボウルにささみ、トマト、きゅうりを入れて和える。
和えてから時間が経つと、野菜から水分が出て味が薄まってしまうため、食べる直前に和えてください。
10. 器に盛り付けて、白炒りごまを振る。
食べ応えは十分ですが、具材はささみと野菜だけなのでヘルシーな一品です。
さっぱりした副菜がほしいときに作ってみてください。
「ヤンニョムチキン」とは、衣を付けて油で揚げた鶏肉を、甘辛いたれに絡めた韓国料理です。
日本でもおなじみの料理ですが、今回はささみを使ってヘルシーに作るレシピを紹介します。
ささみは揚げず、片栗粉をまぶしてフライパンで焼くことでカロリーダウン。
しかし、「ヤンニョムだれ」を絡めれば、しっかりパンチのある味わいになるので物足りなさは感じません。
ヤンニョムだれは、ご飯が進む濃いめの味付けに仕上げています。
白いご飯をたくさん用意してから作ってくださいね。
【2人分】
<ヤンニョムだれ>
1. <ヤンニョムだれ>の材料をすべて合わせ、よく混ぜる。
2. 鶏ささみ肉は筋を取り除く。3〜4等分のそぎ切りにして、砂糖を全体になじませる。
3. 片栗粉を加えて、全体になじませる。
4. フライパンにサラダ油を引いて加熱する。3を入れて、上下を返しながら中火で5〜6分ほど焼く。
5. 肉に火が通ったら、余分な油をペーパータオルで拭き取る。
6. 1を加えて、ささみに絡めながらたれを煮詰める。
7. <ヤンニョムだれ>が全体になじんだら器に盛り付け、白炒りごまを振る。
コチュジャンには辛味があるため、子どもが食べる場合は量を減らしてください。
クセになる味わいで、またすぐに作りたくなるでしょう。
ピカタとは、肉や魚に溶き卵を絡めて焼いたイタリア料理です。
レストランでは、大きな薄切り肉を使って作られることがあります。
今回は、一口大にカットしたささみで作るピカタのレシピを紹介します。
ささみは肉質がやわらかいため、子どもでも食べやすい食材です。
さらにこのレシピでは、粉チーズとカレー粉を加えて、子どもになじみのある味付けに仕上げました。
食卓のおかずはもちろん、お弁当にもぴったりな一品。
卵の黄色い衣が、お弁当の彩りにもなるでしょう。
簡単に作れるので、ぜひ家庭の定番おかずにしてくださいね。
【2人分】
1. 鶏ささみ肉は筋を取り除く。3〜4等分のそぎ切りにして、砂糖、塩、こしょうを振り、全体になじませる。
2. 卵、粉チーズ、薄力粉、カレー粉をよく混ぜ合わせる。
3. 2にささみを入れて、卵液を絡ませる。
4. フライパンにオリーブオイルを引いて加熱する。3を入れて弱めの中火で2〜3分ほど焼く。
5. 残った卵液をスプーンでささみにかけて、裏返す。
6. さらに2〜3分ほど焼き、ささみに火が通ったら器に移す。
好みでケチャップを添えてください。
一口食べると、口の中にカレーの香りとチーズのうまみが広がります。
食べるほどに食欲が湧き、「もう一個」と箸が止まらなくなるでしょう。
あっさりした味のささみには、爽やかな香りの大葉がよく合います。
このレシピではささみと大葉にチーズを加えて、シンプルながら食べごたえのある一品に仕上げました。
ささみをパサつかせないために使用しているのは、マヨネーズです。
マヨネーズに含まれる油分のおかげで、ささみがやわらかくジューシーになります。
また、マヨネーズ自体がささみの味付けにもなっています。
ささみを開いてから折りたたんでいることもポイントです。
ボリュームが出るので、食べたときの満足度も高くなるでしょう。
ご飯のおかずに、お酒のおつまみに、お弁当の一品にと活躍すること間違いなしのレシピです。
【2人分】
1. 鶏ささみ肉は筋を取り除き、横から包丁を入れて開く。
2. ボウルにささみを入れて、マヨネーズ、酒、しょうゆを加えてもみ込む。調味料がなじんだら片栗粉を加えて全体に絡める。
3. スライスチーズを4等分に切る。
4. ささみを広げて縦に置く。軸を取り除いた大葉をのせ、手前にスライスチーズをのせる。手前からささみを3つ折りにする。
5. フライパンにサラダ油を引いて加熱する。4を並べ、ふたをして中火で3〜5分ほど焼く。
6. ふたを取り、裏返してさらに2〜3分焼き、火が通ったら器に移す。
大葉の風味が引き立つ、シンプルな味付けです。
清涼感のある香りを感じながら、ささみを美味しく食べてくださいね。
ささみを使ったおすすめのレシピをご紹介しました。
いつも同じ料理ばかり作りがちなささみですが、実はアレンジ自在な食材です。
パサつきやすいお肉も、ポイントを押さえればジューシーに仕上がります。
子どもから大人までおいしく食べられるレシピばかりなので、ぜひ作ってみてくださいね。
最終更新日 : 2024/03/14
公開日 : 2024/03/14