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食べて痩せる、ダイエット向き食品として噂されている「酢タマネギ」。
酢タマネギはその名の通り、食用酢でタマネギを漬けた食品のことです。
非常に身近な酢とタマネギですが、健康維持だけではなく、ダイエットにも役立つ成分がふんだんに含まれています。
どんな成分が含まれているのか、早速ご紹介します。
酢には酢酸やアミノ酸、クエン酸が豊富に含まれています。
ダイエットの他にも血糖値の上昇を穏やかにしたり、血液をさらさらにしたりとあらゆる面で健康に役立ってくれます。
また、抗菌作用が腸内の悪玉菌を減らしてくれるため、ダイエットの天敵である便秘の改善効果も期待できます。
酢に含まれる、すっぱさの元と酢のツーンとした臭いの元となっている成分です。
脂肪の蓄積を抑えたり、腸内環境を整えてくれる効果があると言われています。
最近の研究で、血中のコレステロールを低下させる働きも期待できることがわかってきた、積極的に取り入れたい栄養素の1つです。
体を作っているタンパク質の元となっている栄養素です。
筋力アップや疲労回復、脂肪の燃焼を促進する効果があると言われています。
酢やレモンに含まれる、酸味(すっぱさ)を感じさせる成分です。
疲労回復を促進してくれる効果やミネラル(カルシウム、鉄など)の吸収を促進してくれる効果があると言われています。
また、食べ物に含まれているエネルギーを、体内で利用できるエネルギーに変える時に役立つ成分でもあります。
カレーや炒め物などあらゆる料理に欠かせないタマネギ。
ただ美味しいだけではなく、タマネギには私たちの体に役立つ成分がたっぷり含まれています。
タマネギに含まれているポリフェノールの一種です。
脂肪の燃焼や分解促進、コレステロールを低下させる働きがあると言われています。
その他にも強い抗酸化作用で活性酸素を除去したり、細胞の老化を防いでくれる効果もあるそうです。
タマネギやニンニクに含まれている、ネギ類の独特の香りの元となっている成分です。
タマネギを切ると涙が出るのは、この硫化アリルのが原因です。
血液をさらさらにして、動脈硬化を予防する働きがあります。
糖という名前がついていますが、糖質というより食物繊維に近い成分です。
善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれる働きがあると言われています。
そんな栄養たっぷりの酢とタマネギを合わせた食品が「酢タマネギ」です。
お互いの良いところを高め合って、健康的にダイエットをしたい時の縁の下の力持ちになってくれます。
それでは、酢タマネギを作ってみましょう。
作り方はいたってシンプルです。
<用意するもの>
保存容器にビンを使用する場合は、事前にビンを煮沸消毒もしくはアルコール消毒しておいてください。
まずタマネギの皮をむき、縦半分に切ってから薄くスライスします。
スライスしたまま10~30分放置すると、タマネギの辛味が飛んで食べやすくなります。
タマネギの辛味を飛ばしている間に保存容器に☆印の材料を入れ、しっかりと混ぜて酢液を作っておきます。
酢が冷たかったり、外気温が低かったりすると砂糖や塩が酢に溶けにくいことがあります。
その場合は容器ごと湯せんにかけて、しっかりと砂糖と塩を溶かしてください。
耐熱容器を使用している場合はレンジにかけても構いません。
酢液ができたら、保管容器に酢液とタマネギを入れます。
1晩おいてタマネギがしんなりしたら完成です。
そのままでも食べられます。
作った酢タマネギは必ず冷蔵庫で保管してください。
中身は清潔な箸やスプーンでとるようにして、1~2週間以内には食べきるようにしてくださいね。
そのまま食べても美味しい酢タマネギですが、毎日食べるならアレンジ方法を知っておきたいですよね。
ここでは酢タマネギのアレンジレシピをご紹介します。
まずは簡単に、色々な料理に”ちょい足し”して使うレシピです。
<材料(1人分)>
<作り方>
トマトの酸味と酢の酸味がマッチして、さっぱりと食べられますよ。
温かいトマトが苦手な方は、レンジにかけず酢タマネギ乗せトマトサラダとして食べても良いですね。
このレシピ以外にも、酢タマネギをいつもの料理にプラスするだけで味に変化が出て楽しめます。
まずは気軽に、冷ややっこやサラダに乗せてみてください。
酢の酸味とタマネギのシャキシャキとした食感に、思わず箸が進んでしまうこと請け合いです。
らっきょう代わりにカレーの付け合わせにしても美味しいです。
細かく刻んだ酢タマネギを混ぜたドレッシングです。
<材料(1人分)>
<作り方>
酢タマネギを多めに入れた方が、シャキシャキの食感と酸味を楽しむことができます。
混ぜる時は、フタができるビンやドレッシングボトルを使うと便利です。
とてもさっぱりしているので、野菜サラダだけではなく肉料理にかけるのもおすすめです。
市販のドレッシングを少量別の容器に移し、刻んだ酢タマネギを混ぜても味が変わって面白いですよ。
酢タマネギは肉料理とも相性バッチリです。
簡単な炒め物も、酢タマネギを使うとちょっと手の込んだ味に変身しますよ。
<材料(1人分)>
<作り方>
写真では豚の小間肉を使用していますが、肉は豚肉に限らずお好きな物を使ってください。
特に脂が多い豚や牛のバラ肉と合わせると、さっぱりと食べることができると思います。
酢の味がしっかりと肉にも絡むため、お子様やお酢が苦手な方がいらっしゃる場合は酢タマネギの量を少なめにしてくださいね。
酢タマネギの作り方とアレンジレシピをご紹介しました。
ダイエットのサポートをしてくれて体にも良い、そして美味しい酢タマネギを生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
酢タマネギの酸味と見た目は、いつもの食事を手軽に華やかにしてくれますよ。
監修:みなと元町内科クリニック院長 笠木 伸平(かさぎ しんぺい)
大学卒業後、内科医師、膠原病リウマチ専門医として病院勤務。
米国国立衛生研究所の特別研究員、神戸大学医学部付属病院検査部 副部長の経験を経て、現在は みなと元町内科クリニック で院長を務める。
「未病」(=健康でもない、病気でもない半健康状態)の患者さんに対して、最新の西洋医学、東洋医学、栄養学、心理学を組み合わせた診断とケア、カウンセリング等を提供。
患者さんと一緒にその方にあった生活習慣の改善方法を考えていくことを大切にしており、最終的に、未病の段階で自分のケアができ、薬に頼らなくても済む人を増やしていくことに取り組んでいる。
最終更新日 : 2024/08/19
公開日 : 2024/08/19