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※ダバインディアは2023年4月2日(日)をもって営業終了しました。
ダバインディアは、都内を代表する超人気南インド料理店です。
南インドとは、インドの最南端であるケララ州やタミルナードュ州などの南部のエリアを指します。
南インドは水源が豊富なため米の栽培が盛んで、バスマティライスと呼ばれる細長い米がよく食べられています。
米を主食とする南インドでは米と合うようにサラッとしたカレーが多く、スパイスだけでなく酸味や甘味を上手く引き出しています。
肉や魚や野菜など様々な具材を使ったバラエティ豊かな料理が魅力です。
また、インドではベジタリアン人口が多く、肉や魚を使わない「ベジ」のメニューが用意されているのも特徴。
ベジタリアンの方には嬉しいですね。
「ダバインディア」は、南インド出身のシェフが作る本格的な味が楽しめる人気店です。
「ミールス」やクレープのような「ドーサ」をはじめとした定番の南インド料理を提供しています。
その味は、ミシュランガイド2021年でコストパフォーマンスの観点で評価される「ビブグルマン」を獲得し、プロからも絶賛されるほど。
カレーやインド料理に興味がある方や健康的で美味しいものが好きな方には、ぜひ一度行っていただきたいお店です。
また、銀座には日本で有名や「バターチキンカレー」や「ナン」などの北インド料理を楽しめる系列店「グルガオン」もあります。
北インドのガロワール出身のシェフが作る料理はどれも絶品です。
今回は実際に京橋の「ダバインディア」 に伺い、ランチメニューの種類やミールスの美味しい食べ方をご紹介します。
ダバインディアの最寄り駅は、東京メトロ銀座線「京橋駅」です。
京橋駅を降りたら、5番出口に向かいます。
5番出口を出たら、正面をまっすぐ20mほど進みます。
明治製菓本社のビルを右に曲がると、向いの通りにダバインディアが見えてきます。
土曜日の13:00頃に伺ったところ、すでに15名ほど並んでいました。
さすがは人気店、ランチ帯はかなり混み合うようです。
ディナー帯は予約できるもののランチ帯は予約ができないので、確実に入りたい方は開店前から並ぶことをおすすめします。
また、ランチ、ディナー共に人数が揃わないと入店できないため注意が必要です。
ダバインディアの特徴は、なんといっても爽やかなブルーの青壁。
「ブルーシティ」と呼ばれる南インドマハラジャの町、ジョドプールをイメージして造られています。
清潔感がありながら、異国感たっぷりの雰囲気が魅力的です。
青壁に掛けられたタペストリーやインテリアに囲まれた幻想的な空間。
まるで海外旅行に来たような気分を味わいながら、本格的な料理を楽しんでください。
決済方法についてディナータイムはクレジットカードが使用できますが、ランチタイムは現金のみの支払いです。
ダバインディア では、ランチタイムとディナータイム用のメニューがあります。
今回は、休日用のランチメニューを中心にご紹介します。
ダバインディアに行ったら必ず食べていただきたいのが、「ランチ ミールス」1,750円(税込)です。
「ミールス」とは、「南インドの定食」と呼ばれる定番のメニュー。
以下のような料理が盛られているのが一般的です。
ミールスの内容は店ごとに異なるので、そのお店の個性を楽しみましょう。
ダバインディアで食べられるミールスは、現地で食べられるものと同様、バナナの葉に盛り付けられている本格派です。
「ランチ ミールス」の内容は、「3種のカレー」(チキン、野菜、シーフード)、「サンバル」、「ラッサム」、「デザート」です。
ミールスはベジ(菜食)に変更することも可能。
野菜を中心としたメニューでも食べ応え満点なので、ベジタリアン以外の方にもおすすめです。
ミールスの内容は日によって異なりますが、今回いただいたお料理を、ミールスの美味しい食べ方と共にご紹介します。
早速、ミールスの内容をご紹介します。
ミールスの中央に盛られているのが「バスマティライス」。
カレーといえば北インドで食べられる「ナン」のイメージが強い方も多いと思いますが、南インドでは米を主食とすることが多いです。
バスマティライスは日本米よりも細長く、ナッツのような香ばしい香りが特徴。
南インド料理特有のサラッとしたカレーと相性抜群です。
手前にあるのが「プーリ」と呼ばれる薄い揚げパン。
「プーリ」は「チャパティ」と呼ばれる薄いパンと同じ生地を使い、油で揚げたものです。
さっぱりとしたバスマティライスと対照的に食べ応えのある揚げパンも、カレーと合わせて食べてみてください。
ミールスに欠かせない料理が「サンバル」です。
「サンバル」は、野菜や豆を中心とした菜食のカレー。
酸味や辛味が少なく、野菜の甘味を引き出した優しい味が特徴です。
「サンバル」の隣に盛り付けられているのが「ラッサム」です。
「ラッサム」は、南インド料理の中でも特に酸味が強いスープのこと。
ダバインディアのラッサムは、トマトなどの野菜をたっぷり使っており、酸味や辛味の中に濃厚な旨味を感じます。
本場の味にこだわるダバインディアならではのこだわりを強く感じる逸品です。
平たいせんべいのような料理が「パパド」。
「パパド」は豆粉を使った薄焼きせんべいです。
塩気がしっかりしているためそのまま食べても美味しいですが、カレーを混ぜたライスにかけると程よいアクセントになります。
中央の色鮮やかな料理が「ポリヤル」。
「ポリヤル」は、野菜とココナッツファインを使った野菜炒めのことです。
キャベツを使ったポリヤルが定番ですが、ダバインディアではキャベツの他にビーツやグリーンピース、コーンなどの野菜を使用しています。
見ているだけで楽しくなるような色鮮やかな逸品です。
ココナッツの風味と野菜の甘味を感じられ、シャキシャキとした食感が楽しく箸休めにもぴったりですよ。
ダバインディア のミールスには、サンバルの他に2種類のカレーがあります。
そのひとつが「シーフードカレー」。
今回いただいたのはエビを使ったシーフードカレーで、グレーヴィー(カレーのルーの部分)が少ないドライなカレーです。
ゴロッとしたエビがそのまま入った贅沢なカレーは、辛味が少なく上品な味付けでした。
もうひとつのカレーは、「シェフのチキンカレー」。
柔らかく煮たチキンは食べ応え抜群。
グレーヴィーはチキンに合うように濃厚で辛味も強めです。
生姜の爽やかな香りともよく合います。
今回いただいたデザートは、ココナッツを使ったデザート。
たっぷりのココナッツミルクにタピオカが入っています。
濃厚ながらさっぱりとしたココナッツの香りは、食後の口直しにぴったりです。
デザートの隣に添えられているのが「トマトのチャツネ」。
チャツネとは、ペースト状の調味料でとろりとした食感です。
今回、ダバインディアではトマトのチャツネが付いていました。
酸味と甘味のバランスが絶妙なトマトのチャツネは、辛さの強いカレーに混ぜるとより美味しくいただけます。
次にミールスの美味しい食べ方をご紹介します。
まずは、カレーやサンバル、ラッサムなどの料理をそれぞれ味わいます。
香り高いバスマティライスに混ぜると絶品です。
プーリをちぎって、カレーを付けて食べるのもおすすめ。
次に、サンバルの残りをライスにかけます。
最後に、他の料理もライスに混ぜて食べます。
パパドも細かく割ってかけると、程よいアクセントになるのでおすすめです。
また、本場のミールスはサンバルとラッサムとライスはおかわりができる場合が多いのですが、ダバインディアでもおかわり自由です。
サンバルとラッサムは店員さんに頼むと、新しい器に入れてもらえます。
ライスも好きなだけ追加できます。
「カレーを食べすぎてライスが足りなくなってしまった…」という方も安心です。
今回、通常のミールス(ノンベジ)をいただきましたが、ベジミールスもおすすめ。
季節の野菜を使い、野菜特有の甘味や旨味をしっかり引き出した料理はどれも絶品です。
こだわり抜いた南インド定番の味が楽しめるミールスを、ぜひ一度召し上がってみてください。
ミールス以外の人気メニューは、大きな筒状の「ドーサ」が食べられる「ドーサセット」1,950円(税込)。
「ドーサセット」では、「ワダ」と呼ばれるドーナッツのような揚げ物と、ドーサ、サンバル、ココナッツチャツネが付いています。
ダバインディアはドーサの種類が多いのが特徴。
ランチでも好きな種類を選ぶことができます。
今回、筆者は定番の「マサラドーサ」を注文しました。
ドーサは豆と米を発酵させた生地で作られており、大きなクレープ状の見た目が特徴です。
チーズのような豊潤な香りがするので、そのままでも美味しくいただけます。
「マサラドーサ」は、中にスパイスで炒めたマッシュポテトが包まれており、じゃがいも好きな方に特におすすめ。
香ばしく華やかなスパイスの香りと、ドーサが相性抜群です。
また、「ドーサセット」には「ワダ」と呼ばれるドーナッツ状の揚げ物が付いています。
「ワダ」は、フワフワした食感と香ばしい香りが絶品。
サンバルや、ココナッツチャツネを付けて食べてみてください。
ダバインディアでは、休日のランチタイムでもディナータイムのアラカルトメニューを頼むことができます。
アラカルトメニューは、カレーの種類がさらに豊富なので複数人でシェアするのもおすすめ。
本格南インド料理を余すことなくお楽しみください。
ダバインディアでは、テイクアウトの注文も可能です。
宅配は行っておりませんが、電話でテイクアウトの予約をすることもできます。
ミールス以外であればほとんどのメニューを注文できますが、牡蠣や蟹を使った傷みやすいものはテイクアウトできないそうです。
また、ドーサは時間が経つとクリスピーな食感がなくなってしまうため、おすすめしていないということでした。
ダバインディアでは、おつまみやカレーの種類が豊富なので自宅で食べ比べするのも楽しそうですね。
住所 : 東京都中央区八重洲 2-7-9 相模ビル1F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3272-7160
定休日 : 無休(年末年始を除く)
営業時間 :
予算 : 【昼】~2,000円 【夜】~4,000円
禁煙・喫煙 : 禁煙
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) ※ディナータイムのみ
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
今回は京橋の「ダバインディア」に伺い、おすすめのメニューやミールスの美味しい食べ方をご紹介しました。
本場の味を楽しめる最高峰の南インド料理店。
カレー好きはもちろん、美味しい料理を愛する全ての方におすすめしたいお店なので、ぜひ一度訪れてみてください。
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最終更新日 : 2023/08/01
公開日 : 2022/03/04