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ジンジャーエールは、ショウガを使った少し辛みのある炭酸飲料です。
ジュースとして飲まれる以外にも、食前酒の代わりとして飲まれたり、カクテルなどの材料に使われたりと世界中で愛されています。
そんなジンジャーエールですが、実は自宅でも簡単に手作りできることをご存知でしょうか。
新鮮なショウガでジンジャーシロップを作って、カフェで飲むような本格的なジンジャーエールを作ってみませんか?
ここからは、基本のジンジャーエールと原料となるジンジャーシロップの作り方をご紹介します。
<材料>
自家製ジンジャーエールの作り方はとても簡単で、ジンジャーシロップを炭酸水で割るだけです。
自分で作ったジンジャーシロップで作ると、濃さを自分で調整できるというメリットがあります。
このレシピで辛みが強いと感じる方は、ジンジャーシロップの量を減らすか、お好みでハチミツやレモン汁を入れて調整してくださいね。
実は、ジンジャーシロップの作り方には2つの種類があります。
さっと作りたい方は煮出して作る方法、じっくり作りたい方は煮出さずに作る方法を選ぶと良いでしょう。
どちらも美味しく出来ますが、作り方によってやや味の方面が異なります。
煮出した方が後味さっぱり、ライトな感じになりますよ。
<材料>
砂糖はどんなものでも構いません。
好みに合わせて白砂糖、黒糖、きび砂糖など好きな物を使ってください。
黒糖やきび砂糖を使うと、砂糖の風味がシロップに残ります。
<お好みで用意するもの>
ショウガと砂糖、水だけでも、十分おいしいジンジャーシロップを作ることができます。
スパイスは入れれば入れるほどピリッとした辛みが強くなるため、お好みで入れてください。
辛みが苦手な方やお子様が飲む場合は、スパイスを入れずに作る、あるいはごく少量から入れて作ってみると良いでしょう。
<作り方>
ショウガは水でよく洗い、キッチンペーパーで水分をしっかりと取ります。
その後皮ごと薄切りか千切りにする、あるいはすりおろします。
なお、使うショウガが国産である場合は、皮を取らないで仕込むことをおすすめします。
ショウガは皮の近くの方が香りや辛みが強いので、皮ごと使った方がよりショウガを活かすことができるからです。
もちろん、どうしても皮があることが気になる場合は、むいて使っても構いません。
全ての材料を鍋に入れ、アクをとりながら焦がさないように弱火で30分ほど煮込みます。
蒸気を吸うとむせてしまうことがあるため、注意してくださいね。
煮込み終わったらざるなどでこし、保存容器に入れて粗熱を取ってから冷蔵庫で保管します。
この時具をこさずに、シロップにショウガを入れたままにしておいても構いません。
スパイスを使った場合は、スパイスだけ取り除いておいた方が良いでしょう。
なお、保存容器にビンを使用する場合は、事前にビンを煮沸消毒もしくはアルコール消毒しておいてくださいね。
<材料>
煮出さない場合に使う材料は、ショウガとハチミツの2つだけです。
作り方はいたってシンプルです。
保存容器に洗ってしっかり水気を取り、刻むかすりおろしたショウガとハチミツを入れてゆるくフタをします。
そのまま冷蔵庫で一晩以上放置し、ショウガからエキスが出れば完成です。
この時、ショウガがしっかりとかぶるくらいのハチミツを入れることがポイントです。
浸透圧の差を利用して、じっくりとショウガエキスを抽出できますよ
一晩経てばある程度ショウガエキスを抽出できますが、仕込んでから2〜3日経つとさらにおいしく飲むことができます。
煮出さないで作る場合も、好みに合わせてスパイスを入れても良いでしょう。
ここまで意外と簡単に作ることができる、ジンジャーシロップの作り方を解説してきました。
ジンジャーシロップができたら基本のレシピだけではなく、色々なアレンジレシピに挑戦してみてください。
まずはショウガやスパイスの辛みが好きな、大人の方向けの辛口ジンジャーエールを紹介します。
ジンジャーエールにスパイスを追加して、しっかりとした辛みや香りを味わってみてください。
<材料>
<作り方>
グラスに氷とジンジャーシロップ、シロップを抽出した後のショウガを具材として入れ、静かに炭酸水を注ぎいれます。
ジンジャーシロップは液体を大さじ2、具を大さじ1程入れるとちょうど良いでしょう。
最期にお好みのスパイスを1〜2粒ほど浮かべて完成です。
基本の作り方はジンジャーエールと同じですが、最も大きな違いはエキスを抽出したショウガを具材として使用することです。
ジンジャーシロップを作る際にショウガを千切りにして、その後具をこさずに残しておくと良いです。
ショウガ本来の辛みや香り、繊維感をより強く味わうことができますよ。
水分補給にぴったり、ほんのりショウガの香りやシロップの甘みが感じられるジンジャーウォーターです。
<材料>
<作り方>
グラスに氷とジンジャーシロップ、水を注ぎいれてよく混ぜ合わせたら完成です。
少し多めに作りたい場合は、ペットボトルや水筒で作っても良いでしょう。
ジンジャーシロップの量を控えめにしているため辛みが弱く、ごくごく飲むことができますよ。
夏場は作り置きをして、冷蔵庫で冷やしておいても良いかもしれません。
さっぱり感が魅力のジンジャーレモネードです。
手軽にショウガの栄養とレモンのビタミンを摂取できますよ。
<材料>
<作り方>
グラスに氷と材料3つを入れ、混ぜればお手軽ジンジャーレモネードの完成です。
レモン汁は生のレモンを絞った方より、レモンの香りや酸味が強く感じられますが、ポッカレモンなどの市販のレモン果汁を使っても構いません。
水ではなく、しっかりと冷やした炭酸水で割っても美味しいですよ。
お湯で割ればホットジンジャーレモネードになります。
4つ目はちょっと変わり種のレシピ、ホットジンジャーミルクです。
眠れない夜や寒い冬の日におすすめしたい、体がぽかぽかに温まるレシピです。
<材料>
<作り方>
牛乳を耐熱容器に入れてレンジにかけ、温まった牛乳にジンジャーシロップを入れて混ぜれば完成です。
牛乳は温めすぎると膜ができてしまうため、まずは1分ほど温めその後10秒ずつ様子を見ると良いでしょう。
もっと甘みが欲しい方は、少しハチミツやメープルシロップを入れてみてください。
甘い牛乳の香りとショウガの香りが心を落ち着けてくれますよ。
体を温める作用がある、ショウガの力をより引き出すホットジンジャーです。
冬だけではなく、エアコンで冷えてしまいがちな夏にもおすすめのレシピです。
<材料>
<作り方>
カップ1杯のお湯にジンジャーシロップを入れて混ぜるだけです。
好みに合わせてレモン汁やハチミツを入れて味を調整しても良いですし、レモンの輪切りやスパイス(鷹の爪やブラックペッパーなど)を浮かべても良いでしょう。
ジンジャーシロップをホットドリンクで楽しみたい場合は、黒糖やきび砂糖で仕込むことをおすすめします。
より味わいが深くなり、スパイスとの相性も良くなりますよ。
手作りジンジャーエールを作る方には、とある共通の悩みができてしまいがちです。
それは、ジンジャーシロップを作った後のショウガをどうすれば良いのかということです。
エキスを抽出した後とはいえ、せっかくのショウガを捨てたらもったいないと思ってしまいますよね。
そんな方向けに、エキスを抽出した後のショウガを活用する方法を紹介します。
抽出後のショウガにグラニュー糖(白砂糖)をまぶし、キッチンペーパーに重ならないように広げて完全に乾かします。
乾いたら、もう一度グラニュー糖(白砂糖)をからめれば完成です。
作った生姜糖は密閉容器などに入れて冷蔵庫で保管し、なるべく早く食べきってください。
そのまま食べても、紅茶などに入れても十分ショウガの香りや辛みを楽しむことができますよ。
ジンジャーシロップを抽出した後のショウガにも香りや辛み、砂糖やハチミツの甘みがしっかり残っています。
千切りにして肉や野菜と炒めると、1つの具材としておいしく食べることができます。
肉を柔らかくしてくれる作用もあるため、細かく刻んで生姜焼きや唐揚げのつけだれに使っても良いですね。
本記事では、手作りジンジャーエールの作り方やアレンジレシピをご紹介しました。
ジンジャーシロップが意外と簡単に作れることに、びっくりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ショウガには体を温めて、女性の大敵である冷えを改善してくれる作用があると言われています。
冷え性で悩んでいる方は、手作りジンジャーエールでおいしくて体に優しいショウガを生活に取り入れてみてくださいね。
最終更新日 : 2024/08/26
公開日 : 2024/08/26