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皆さんはケークサレという料理をご存知でしょうか。
フランスでは伝統的な家庭料理として親しまれている焼き菓子で、現地の言葉で「塩のケーキ」という意味を持ちます。
その名の通りケーキと言っても砂糖や果物は加えず、肉や魚、炒めた野菜などを主な具材に焼き上げるのが特徴です。
チーズが香るふわふわのパウンド生地に、たっぷり入った野菜の素材本来の優しい風味が人気の秘密。
現地ではほとんどのお惣菜屋さんやカフェに並んでいたり、お家で作ったケークサレを持ってピクニックで楽しむ人々の姿を見かけたりと、本当に広く愛されている料理なんです。
具材の彩りも鮮やかで食卓を華やかにしてくれる料理ですので、皆さんもぜひホームパーティーのおもてなしやおしゃれな朝食・ブランチとしていかがでしょうか。
具材に関して明確なルールは存在せず、自分の好きな物を一緒に焼いて楽しむことができます。
ハムとほうれん草、鶏肉とトマト、サーモンとポテトなど…書き切れないほど無限の組み合わせがあります。
家庭それぞれの味があるのもケークサレの魅力。
ラップに包んで小分けにし、フリーザーパックに入れて冷蔵すれば日持ちもしますので、洋風常備菜として作り置きすれば忙しい朝やお弁当にも便利です。
焼き菓子作りにおいて、高品質な道具は非常に頼もしい相棒になってくれます。
ケークサレ作りが初めてという方でも、これを持っておけば安心と言えるようなおすすめの基本道具をまとめて紹介します。
ぜひ選び方の参考にしてください。
金属製のパウンド型は熱伝導率が高く、生地がふっくら立ち上がりやすい点が魅力。
使い捨てタイプは使用後のお手入れが不要でそのまま捨てられます。
また、ちょっとしたお呼ばれやピクニックにはこのまま持って行けてとても便利ですよ◎
価格:5枚入/439円(税込)
ほんの数グラムの軽量のズレに仕上がりが左右されてしまうのが焼き菓子です。
誤差無く正確な数値を出してくれるものを選びましょう。
デジタルタイプのはかりは表示更新が早いのに加え、容器の重さを逐一手作業でマイナスする必要がなく、ボタン一つで0にリセットできる点が魅力。
また、コンパクトなので場所を取らずに収納できるのも嬉しいポイントです。
最大軽量:2kg
価格:1,400円
たっぷり空気を含んで膨らんだ生地はケークサレの重要ポイント。
ふっくらと焼き上げるには確実に材料を撹拌することが大事ですが、ハンドミキサーなら短時間で簡単に混ぜの作業が終わるのでおすすめです。
低速から高速まで選べる物だとテクスチャーや量に関わらず応用できますよ。
長時間持ち続けると重さで手が疲れてきてしまうこともあるため、女性の方には小型軽量タイプが断然おすすめです。
価格:2,339円(税込)
カラー:ホワイト、アイボリー、ピンク
ボウルから型へ生地を移す際に綺麗にすくい取れ、無駄なく焼き上げることができます。
具材とさっくり混ぜ合わせるのにも便利です。
お菓子作りに限らず普段の料理でも使え、シリコンなのでお手入れも楽々◎
変色や匂い移りも木製のヘラに比べて圧倒的に少ないのでおすすめです。
カラー:ブラック、ホワイト
価格:990円
必要な道具を揃えたら、早速ケークサレ作りに取り掛かりましょう。
今回はオーソドックスな野菜とベーコンのケークサレのレシピをご紹介します。
<ケーク生地>
<具材>
ケークサレの作り方の手順を写真付きで紹介していきます。
ベーコンは1cm幅で細切り、ミニトマトは1粒を1/4に、ほうれん草はざく切り、黄パプリカはあらみじん切りにしましょう。
フライパンにベーコンを入れて火にかけ、脂が出てきたタイミングで玉ねぎ、黄パプリカ、ほうれん草の順で炒めます。
しんなりしてきたら塩胡椒を入れしっかり目に味をつけ、火を止めてください。
こちらは一旦別の皿にあけ、生地を準備している間に置いて冷ましておきます。
次に生地へ取りかかっていきます。
大きめのボウルに、あらかじめ常温に戻しておいた卵3個と市販の粉チーズ50gを入れしっかり混ぜます。
ダマが発生しないよう滑らかになるまで丁寧にかき混ぜてください。
ある程度混ざったら、オリーブオイル60gと牛乳70gをそれぞれ上から静かに注ぎながら混ぜていきます。
ボウルの上にセットしたふるいの上へ薄力粉150gとベーキングパウダー5gをそっとのせ、ぽんぽんとふるいを優しく叩きながら粉を落としていきます。
全て落とし終わったら手早く混ぜましょう。
ヘラを使ってさっくり混ぜたら、バターを塗っていたパウンドケーキ型に生地を流し入れます。
流し入れ終えたらミニトマトを埋めるようにのせ、トントンと軽く台に落としてならします。
ヘラを使い、表面を平らにしても良いでしょう。
前もって180度に予熱しておいたオーブンへ入れ、40分焼きます。
竹串を刺し、生地が付着しなければ焼き上がりです。
焼き上がったら程よくあら熱が取れるまでおきます。
冷まし過ぎると取り出しにくくなるため、2〜3分経過したらまだ温かい内に型から外します。
お好みのサイズに切り分けたら完成です。
パウンドケーキは放置すると水分が抜けてしまいパサパサになってしまうので、いっぺんに食べ切らない場合は切り分けたタイミングでラップで包み保管しましょう。
入れる具にもよりますが、冷蔵庫保存した場合で3〜4日程持つと言われています。
グルテンフリーでヘルシー、またアミノ酸も豊富なことから近年注目を集めている米粉。
そんな米粉を使ってケークサレを作ることが可能です。
基本的な作り方や分量は同じで、あとは米粉に置き換えるだけなのですが注意点があります。
ここに気を付けることで、より美味しいケークサレに仕上がります。
製菓用の米粉は製粉コーナーに力を入れているお店では手に入れることができますが、一般的なスーパーでは中々取り扱いがないのが現状です。
近所で購入するのが難しい方は、通販を利用するのもおすすめですよ。
国産のうるち米を100%使用。
超微細な粉末なのでふるいにかける手間も省けます。
内容量:1kg
価格:606円(税込)
ボタン一つで簡単に調理が終わる炊飯器を使った作り方も人気です。
今回は玉ねぎと赤パプリカ、そしてカマンベールを使ったレシピをご紹介します。
具材に関しては好みにアレンジできるので色々試してみてくださいね!
<ケーキ生地>
<具材>
手順に沿って、写真付きで解説していきます。
白身と黄身がしっかり混ざるまで卵をとき、ホットケーキミックスと粉チーズを入れたらダマ感がなくなるまでよく混ぜます。
最後に塩胡椒を入れ、混ぜ合わてください。
ベーコンは1cm幅で細切り、玉ねぎと赤パプリカはあらみじん切りにしましょう。
切り終わった具は炒めずそのまま生地へ入れ、ヘラでさっくりと混ぜてください。
炊飯釜へ流し込んだら最後に1センチ大に切ったカマンベールチーズを埋めるように入れます。
その後、通常炊飯のボタンを押し、後は待つだけです。
炊飯が終わったら竹串を刺し、中まで火が通っていることを確認してください。
もしまだ焼けていない場合は再度炊飯ボタンを押して、数分ごとにチェックしてくださいね。
炊飯釜を逆さにして軽く左右に揺らせば簡単に取り出せます。
この時釜が非常に熱くなっているので、鍋つかみなどを使いながら火傷に気をつけて取り出してください。
しばらく置いてあら熱を取り、ケーキのようにカットしたら完成です。
見た目も鮮やかで栄養も満点なケークサレとお気に入りのドリンクを食卓に並べれば、なんだか少し特別なひとときを過ごせそう。
焼き菓子は難しいイメージがありますが、ケークサレは初心者の方でも簡単に美味しく作れちゃいます。
皆さんもぜひお気に入りのアレンジを見つけてみてくださいね♪
最終更新日 : 2024/09/13
公開日 : 2024/09/13