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姫路
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真っ黒な静岡おでんや、魚介豊富な金沢おでんなど、その土地ごとに特徴のあるご当地おでん。
皆さんは「姫路おでん」をご存知でしょうか?
姫路には、関東煮(かんとだき ※かんとうではなく、かんとだきです)と呼ばれる濃くてちょっと甘めの味付けのおでんと、関西風の薄味おでんの2種類があります。
このどちらのタイプでも、生姜醤油をつけて食べれば、それは「姫路おでん」なのです。
もともと姫路から加古川、相生あたりの地域では、おでんに生姜醤油をつけて食べていました。
2006年に、町おこしのグループがにこの食べ方を「姫路おでん」と名付け、姫路おでん普及会が発足。
公式ホームページ によると、姫路おでんの定義は小皿に上からたっぷりと生姜醤油をかける、または生姜醤油を小皿に入れてつけて食べるのどちらか。
今ではたくさんのお店が協賛し、普及会が作ったおでんマップに名前を連ねています。
特に具材に決まりはなく、定義がゆるいので、お店ごとにちょっと違ったおでんが楽しめます。
姫路駅周辺には、たくさんの居酒屋さんやご飯屋さんがありますが、観光客でも入りやすい美味しいお店と言えばこちら。
入ってまず目をひくのは、太鼓で出来た椅子。
お祭り好きの店主が据えた本物の太鼓で、罰が当たらないようにと中にお札が入れてあるのだそう。
明治43年創業の日本酒醸造元が手掛ける食事処「酒饌亭 灘菊かっぱ亭」の名物は、大串おでん。
生姜醤油味の黒おでんと、蔵元ならではの、酒粕を使った白おでん(冬季限定)が楽しめます。
一品料理も品数豊富で、この後ご紹介する「ひねポン」も「蒸し穴子」もあるので、一度に姫路名物が味わえます。
お昼には「大串おでん定食(630円)」がおすすめです。
住所 :兵庫県姫路市東駅前町58
マップ: Googleマップ
アクセス :JR山陽本線「姫路駅」から徒歩4分
電話番号 :079-221-3573
定休日 :第二、第三水曜日
営業時間 :
平日・土 11:30~21:00(L.O 20:30)
日・祝 11:30~20:00(L.O 19:30)
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
卵を産まなくなった雌鶏は、ひね鶏と呼ばれています。
鶏卵用の雌鶏は、栄養価が高く質の良い餌を与えられているので、肉質は良く臭みなどはありません。
ひね鶏は年を重ねているので、一般的に口にする若鶏と比べると脂身が少なく硬く、噛めば噛むほど肉の旨味が溢れる通好みの味。
このひね鶏を炙ってポン酢でいただくのが、姫路名物の「ひねポン」なのです。
若鶏の柔らかな美味しさとは全く違う味わいなので、初めての人は驚くかもしれません。
姫路の焼鳥屋さんはもちろん、居酒屋さんでも定番メニューなので、ほぼどのお店でも味わうことが出来る一品です。
姫路おでんのお店でも扱っていることが多いので、併せて注文してみてください。
お腹はいっぱいだったけどどうしても食べてみたく姫路駅から少し離れた地どり・鍋・すき焼きさわだ家さんで
— primary (@open_primary) October 27, 2018
ひねポンをいただきました。
姫路名物でひね鶏のポン酢和え
想像していたよりも鶏が硬かった… pic.twitter.com/YYYakHeUZ8
ひねポンだけではなく、播州地鶏を食べてみたいという鶏好きの方におすすめしたいのが「さわだ家」です。
北播磨の北端、西脇市の自然いっぱいな中で飼育された健康な鳥は、胸肉はもっちり、もも肉はぷりっとした食感。
噛めば噛むほど味が出てくるジューシーな鶏は、新鮮なのでたたきや刺身でもいただけます。
ひねポンはもちろん、ひね鶏もも肉の炭火焼きも人気。
野菜と一緒にしゃぶしゃぶでいただく名物さわだ家鍋や、地鶏のすき焼、コース料理も楽しめます。
姫路駅と姫路城の中間地点にあるので、姫路城観光の帰りの夕食にいかがでしょうか。
住所 :兵庫県姫路市塩町175
マップ: Googleマップ
アクセス :JR山陽本線「姫路駅」から徒歩6分
電話番号 :079-289-8311
定休日 :日曜日・祝日
営業時間 :18:00~2:00
公式URL : さわだ家
瀬戸内海の東部に広がる播磨灘。
播磨灘で獲れる穴子は、身が柔らかく淡白なのが特徴です。
夏場は脂がのって一番美味しい季節。
ちょっと珍しい穴子のお刺身も、新鮮な穴子が獲れる地ならではですね。
姫路では、穴子料理専門店はもちろんのこと、居酒屋でも蒸し穴子や天ぷらなど様々な穴子料理が楽しめます。
姫路駅から徒歩3分、商店街の中にある「炭焼き穴子やま義」。
近くまで行くと、穴子を炭火焼きしている香りが周辺に漂っていて食欲をそそります。
人気メニューは「穴子めし(930円)」で、ふっくらとした蒸し穴子が自家製のタレで炊き込まれ、ご飯の上にたっぷりとのっています。
蒸し穴子もいいけど、炭火焼き穴子も食べたい、そんな方におすすめなのが「やま義定食(1,380円)」
休日には観光客の行列ができる人気店ですが、通し営業なので、お昼時をちょっと避けるのがポイントです。
住所 :兵庫県姫路市駅前町301
マップ: Googleマップ
アクセス :JR山陽本線「姫路駅」から徒歩3分
電話番号 :079-226-5678
定休日 :無休
営業時間 :11:00~20:00 (L.O.19:30)
マーガリンにアーモンドプードルとダイス状のアーモンドと砂糖を混ぜた物を、パンに塗って焼き上げた香ばしいアーモンドトーストは、素朴で優しい味わいが特徴。
今から約40年前には喫茶店のメニューに登場していたというアーモンドトースト。
自社オリジナルブランドのマーガリンを営業していた姫路に本社がある成田珈琲の営業マンが、洋菓子メーカーからアーモンドトーストのレシピを知ったとある喫茶店の店主と共同開発。
その美味しさが口コミで広がり、アーモンドトーストを提供する喫茶店が増えていきました。
このアーモンドトーストが脚光を浴びることになったのは、2010年に放送された秘密のケンミンSHOWでした。
当時は、喫茶店のモーニングメニューにあるのが当たり前というほど姫路や播州地方では一般的だったので、逆に他の地域にないということに驚いた市民も多かったんだとか。
今では姫路のご当地グルメとして知られるようになり、県外の方が訪れるほどの人気になりました。
お店によってマーガリンだったり、バターだったり、アーモンドにこだわっていたりと特徴も様々。
気に入った方は、食べ歩きをするのも良いですね。
姫路駅からすぐ、グランフェスタの3番街にある喫茶ヤナギは、昔ながらという言葉がピッタリの喫茶店です。
お値段も昔ながらで、モーニングタイムには、コーヒーや紅茶が何と280円。
プラス150円で、アーモンドトーストとサラダ、サンドイッチとサラダ、ホットドックとサラダなどのモーニングセットが選べます。
喫茶ヤナギのアーモンドトーストは、外がカリッと中はジュワっとアーモンドバターが溶けている王道タイプ。
飲み物のお代わりも150円と何もかもがリーズナブルなのが嬉しいですね。
住所 :兵庫県姫路市駅前町363番1グランフェスタ3番街
マップ: Googleマップ
アクセス :JR・山陽電車「姫路駅」より徒歩約1分
電話番号 :079-280-5840
定休日 :無休
営業時間 :7:00~20:00
ちゃんぽんと聞くと長崎ちゃんぽんが浮かびますが、姫路ちゃんぽん焼きは全くの別物です。
姫路のB級グルメの代表格であるちゃんぽん焼きとは、焼きそばと焼うどんを合わせて焼いた料理で、まぜこぜの意味のちゃんぽんなのです。
秘密のケンミンSHOWやヒルナンデスなどで紹介され、姫路市以外でも知られるようになったちゃんぽん焼。
なぜ焼きそばと焼うどんが一緒になったのか?という起源ははっきりしていません。
姫路市では昭和30年代には食べられていたというので、古くから地元の人に親しまれてきたのは確かです。
姫路市民にはごく当たり前のメニューなので、姫路以外にちゃんぽん焼きがないことに驚く人もいるほどです。
「姫路ちゃんぽん」の定番メニューは「姫路ちゃんぽん焼き(500円)税別」で、具材はシンプルにキャベツ、豚肉、もやし、ネギ。
ぴりっと一味が効いているのが特徴です。
ホタテやイカ、海老の入った「海鮮塩ちゃんぽん焼き(800円)税別」も人気の一品です。
うどんとそばという太さとコシの違った2種類が混ざることで、独特の食感を楽しめますのが、ちゃんぽん焼きの醍醐味。
卓上には、甘口ソースと、関西発祥の辛口どろソースが置いてあるので、お好みでどうぞ。
他にもお好み焼きやオムそば、神戸市長田発祥のそばめしなどメニューも豊富なので、あれこれ食べたい方にピッタリです。
前述の「ひねポン」も扱っているため、ぜひ一緒に味わってみてください。
住所 :兵庫県姫路市白銀町15
マップ: Googleマップ
アクセス :JR「姫路駅」より徒歩約6分
電話番号 :079-226-1717
定休日 :不定休
営業時間 :
月~木11:30~22:00
金・土・祝前日11:30~23:30
日・祝11:00~19:00
公式URL : 姫路ちゃんぽん公式ツイッター
姫路のご当地グルメを極めたい方におすすめなのが、森下の「ぐじゃ焼き」です。
B級グルメを超えた、超B級グルメともいえる粉もんで、お店のおかみさんが思いついたという創作料理。
ご当地グルメ系の番組や雑誌などで取り上げられるようになり、県外からもお客さんが訪れるようになりました。
キャベツ、牛肉、ネギ、牛すじ肉をラードで炒め、そこに出汁で溶いた小麦粉を投入し、鉄板の上で混ぜながら時間をかけて焼きます。
ぐじゃぐじゃに混ぜて焼くことからぐじゃ焼きと名付けたそうで、お好み焼のようなもんじゃ焼きのような、焼き上がりに鉄板に残った薄い生地をはがして上にかぶせるのがおかみさんの流儀です。
ゆるい生地をじっくり焼くので焼き上がりまでに時間がかかるため、混んでいる時はかなり待つこともあります。
住所 :兵庫県姫路市忍町78
マップ: Googleマップ
アクセス :JR「姫路駅」より徒歩約4分
電話番号 :079-281-4591
定休日 :無休
営業時間 :10:00~20:00
ご当地ラーメンの「姫路ラーメン」の定義は、醤油ベースのラーメンスープに、生姜が乗っていればよし。
実際のところ、提供しているお店は意外に少なく、ご当地グルメとしての推しも弱めですが、いま人気があるのは姫路タンメン。
こちらも生姜がたっぷりのっているので、姫路ラーメンの一種と言えるでしょう。
店名そのまま、姫路タンメンが人気商品のお店です。
野菜足りてますか?という気になる看板。
口コミで人気が広がりいつも賑わっている姫路タンメンの看板メニューは、「姫路タンメン(790円)」で、並盛でも野菜が360gも入っています。
鶏と豚からとったスープに野菜の旨味が溶け込み、優しい味わいなので、ボリュームたっぷりでもスルスルっといけます。
味のポイントはなんといっても山盛りの刻み生姜。
これにもう一押し、自家製生姜醤油を回しかける地元の人も多く、播州人の生姜好きは相当な物だと言えますね。
味変的に、自家製ニンニク醤油(刻みニンニクたっぷり)を入れるのもおすすめです。
味噌タンメンや肉タンメンなどたくさんのメニューがありますが、初姫路上陸の方はぜひ姫路タンメンを試してみてください。
住所 :兵庫県姫路市駅前町222
マップ: Googleマップ
アクセス :JR・山陽電車「姫路駅」より徒歩約1分
電話番号 :050-5594-6179
定休日 :不定休
営業時間 :11:00~0:30
公式URL : 姫路タンメン
口コミでその美味しさと安さが広がり、姫路の名物となっているのが立ち食い寿司の魚路(ととろ)です。
市場で働いていたご主人の独自ルートで仕入れるネタは新鮮であり、リーズナブル。
カウンター席のみの立ち食いスタイルで、お客さんは食べたらさっと出て行くので、行列が出来ていても意外に回転は早め。
諦めないで並んで美味しいお寿司を食べてください!
人気の秘密はその美味しさはもちろんですが、リーズナブルすぎるお値段。
「お気軽セット9貫(860円)」は、本マグロの赤身、生海老、ハマチ、ホタテ、えんがわ、紋甲イカ、サーモン、玉子、焼き穴子。
「特上にぎりセット9貫(1,560円)」は、ネタが特上になり、甘めのタレで味付けした極上一本穴子がついて一番人気のメニューです。
住所 :兵庫県姫路市南駅前町127-1
マップ: Googleマップ
アクセス :JR姫路駅南口を出て、高架沿いを東へ直進、一つ目の角。
電話番号 :079-280-6839
定休日 :日曜日
営業時間 :
11:30~14:30(LO:14:00)
17:00~23:30(LO:23:00)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
明石焼き はもちろん明石市が発祥の地ですが、お隣の姫路市にもしっかりと浸透しています。
本場の明石焼きは玉子焼きと呼ばれ、出汁につけていただくのが一般的。
出汁にもつけずに、そのままパクっと玉子の風味と生地のフワトロ感を楽しむ食べ方もありです。
この明石焼きにソースをつけて、それを出汁につけるという食べ方を「姫路食い」と言いますが、この食べ方は明石でも若い人を中心に人気があります。
姫路っ子のソウルフード的な存在が、タコピアの明石焼き風たこ焼き。
明石焼きではなく、明石焼き風たこ焼きというだけあって、本場明石の玉子焼きとは食感が違います。
玉子とじん粉でフワフワしているのが明石焼きですが、こちらは丹波のつくね芋を入れてフワフワ感を出したたこ焼き。
出汁につけるところが明石焼き風であり、でもその食べ方はソースをかけてから出汁につけるという姫路スタイル。
創業50年を越え、1日2000食を売り上げるという人気は不動です。
駅ビル内に入っているので、姫路旅行の締めくくりにいかがでしょうか。
住所 :兵庫県姫路市駅前町188-1 グランフェスタ B1F
マップ: Googleマップ
アクセス :JR・山陽電車「姫路駅」より徒歩約1分
電話番号 :079-221-3657
定休日 :グランフェスタに準じる
営業時間 :10:00~20:00
日本一美味しい駅そばだとメディアに取り上げられ、その美味しさが口コミでも広がり、今や姫路のご当地グルメとなったえきそば。
JR姫路駅構内の「えきそば」は、普通の立ち食いそばとはひと味もふた味も違います。
麺はつるんとした黄色い中華麺なので、ラーメンだと思いきやスープはそば用の和風だし。
戦後の食糧難の時代に、小麦粉の代わりにコンニャク粉とそば粉を混ぜたそばを販売し、試行錯誤を繰り返した結果、昭和24年ごろに中華麺に和風だしという組み合わせのえきそばが誕生しました。
開発したのは創業明治21年のまねき食品で、それまで握り飯しかなかった駅弁に幕の内弁当を販売し始めたパイオニアでもあります。
中華そばにそば出汁、この一見ミスマッチのような独特な味わいが姫路市民の懐かしの味となり、姫路を離れた人でも、戻った時に必ず食べたくなる味だと聞きます。
人気は「天ぷらえきそば(360円)」で、フワフワっとした天ぷらと関西ならではの出汁の効いたスープが絶妙。
14:00~17:00はタイムサービスで、天ぷらそばときつねそばが40円引きになりお得です。
関西風の「おいなりさん」と一緒にどうぞ。
住所 :兵庫県姫路市駅前町188-1 JR姫路駅構内
マップ: Googleマップ
アクセス :
5.6番線ホーム(加古川・三ノ宮・大阪方面)
7.8番線ホーム(相生・播州赤穂・上郡・岡山方面)
電話番号 :079-282-5240
営業時間 :
6番線ホーム 6:00~23:00
7.8番線ホーム 6:00~24:00
公式URL : まねき食品
世界遺産の姫路城を訪れた際には、ぜひいくつかの姫路ご当地グルメを試してみてください。
ご紹介したお店のほとんどが、姫路駅周辺にあるためアクセスも便利です。
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最終更新日 : 2022/10/28
公開日 : 2019/08/05