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セントルザベーカリーの代表的な食パンとおすすめの食べ方をご紹介
「セントルザベーカリー」とは、「VIRON」を営むル・スティル社の西川隆博氏が、2013年に銀座にオープンした高級食パン専門店です。
ちなみにこの「VIRON」は、パンのポータルサイトで日本一美味しいパン屋さんランキングの堂々第1位に選ばれた超人気ベーカリーです。
そんな「VIRON」の食パン専門店である「セントルザベーカリー」も同じく非常に人気のあるベーカリーとなり、オープンしてから約6年が経った現在もそのパンを求めて並ぶお客さんが後を絶ちません。
置いてあるパンは「角食」「プルマン」「イギリスパン」という3種類の食パンだけにもかかわらず、遠方からもこの「セントルザベーカリー」の食パンを求めて大勢のお客さんが足を運んでいます。
また、食パンの他、オリジナルのジャムやはちみつ、バターも購入できます。
食パンは1本単位での購入となっており、1人3本までとなっているためご注意ください。
先ほどもお伝えした通りセントルザベーカリーは非常に人気のあるお店のため、毎日多くのお客さんで賑わっています。
こちらは平日の12時過ぎの様子です。
平日の昼間にもかかわらず、お店の外にまで行列ができているのが分かりますね。
セントルザベーカリーは焼き立てにこだわっているため、1日に何度も食パンが焼き上げられます。
焼き上がる明確な時間はまちまちですが、だいたい1時間に1回のタイミングで焼き上がるそうです。
そのため、ちょうど焼いているタイミングに当たってしまうと、1時間前後焼き上がりを待たなければならなくなります。
なお、3種類の食パンのうち「イギリスパン」は1日1回だけしか製造されず、売り切れ次第終了となってしまいます。
筆者が足を運んだ際には、既に「イギリスパン」は完売でした...。
列はパンを購入する人用とレストランを利用する人用に分かれています。
列に並ぶ際はスタッフの方に自分が希望する食パンの種類と本数を伝え、整理券をもらいます。
この時、伝えた種類と本数は変更できないのでじっくりと考えてから列に並びましょう。
また、1人当たり3本(6斤分)までとなっており、スライスもしてもらうことができません。
さらにお会計は現金のみとなっているので、キャッシュレス派の方は特に注意が必要です。
ここで、セントルザベーカリーで販売されている3種類の食パンについて詳しくご紹介していきます。
また、それぞれの食パンのおすすめの食べ方も紹介しているのでもし良ければ参考にしてみてください。
※2019年4月よりそれぞれ100円ほど値上がりしています。
1番人気の「角食パン」は、原材料に超強力粉と言われる北海道産小麦の「ゆめちから」を使用しており、しっとりかつもっちりとした食感が特徴です。
また、昨今の高級食パンに使われがちな生クリームを使用していないので、あっさりと食べることができます。
こちらは買った当日や翌日は、トーストせずにそのまま食べるのがおすすめだそうです。
そんな角食にオススメの食べ方は、王道中の王道ですが、やはりシンプルなたまごサンドです。
たまごサラダが食パン本来の甘さを存分に引き立たせてくれます。
「プルマン」は、原材料に北米産の小麦を使用したさっくりかつもっちりとした食感が特徴です。
ちなみに、北米では角食パンはプルマンと呼ばれているそうです。
角食とほぼ作り方は同じだそうですが、角食パンよりもさくっと感がアップしており、また甘さは控えめです。
そのままはもちろんのこと、トーストしても美味しいオールラウンダーな食パンです。
そんなプルマンのオススメの食べ方はチーズトーストです。
今回はコーンビーフとオニオンスライスも一緒に焼いてみました。
チーズとコーンビーフ、オニオンの香ばしさとプルマンのさくっともっちりとした食感で、何枚でも食べられてしまいそうなくらい美味しいチーズトーストになりました。
「イギリスパン」は原材料に北米産の小麦粉を使用し、36時間低温発酵させて作られた山型の食パンです。
こちらは「VIRON」の大人気バゲットで使用されているレトロドール粉を配合しているそうです。
イギリスパンは1日1回オープン時のみしか製造されないので、お求めの際はオープン直後に行くことをおすすめします。
こちらは薄くスライスしてトーストをし、カリカリ食感を楽しむのがおすすめとのことなので、BLTEサンドにしてみました。
薄切りのイギリスパンのカリカリとした心地良い噛み応えが具材とマッチしています。
イギリスパンはすごく良い意味で主張が控えめなので、様々な具材をサンドしても喧嘩することなく全てのまとめ役になってくれます。
食パンは時間が経つとどんどん風味が損なわれていってしまいます。
かと言って1本分を1回で食べ切るのはなかなか難しいですよね。
ましてや3種類全て購入したら相当な量になってしまいます。
そこで、風味を損ねない食パンの保存方法をご紹介ます。
購入当日や翌日までは本来の味や香り、食感が楽しめるそうなので、常温で保管しておくのが良いそうです。
その際は必ずビニール袋に入れ、袋の口を留めて乾燥を防ぐようにしてください。
食べ切れない分は、できれば購入当日にお好みの厚さにカットして、1枚ずつラップ又はアルミホイルで包んで、その後ジップロックに入れて冷凍保存をしてください。
こうすることにより、焼き立ての風味をなるべく損なわずに保管することができます。
食べる際は、半解凍の状態もしくは前日の夜から冷蔵庫で解凍をしてトースターに入れて焼きます。
また、焼く際に霧吹きで表面を湿らせてから焼くと、より一層さくっともちっと感が復活するのでおすすめです。
冷凍の場合もできるだけ1週間を目安に食べ切るようにしましょう。
続いて、セントルザベーカリーに併設されたカフェ「ラ・カンティーヌセントル」のおすすめメニューをご紹介します。
北欧調のPOPな雰囲気の店内にはジャムなどが置いてあります(もちろん購入可能です)。
また、様々な種類のトースターが置いてあり、自分で好きなトースターを選んで食べ比べセットの食パンをトーストすることができます。
ジャムやハチミツ、チョコレートクリームなどパンのお供たちと共に、「セントルザベーカリー」のパンを堪能できる「ジャムセット」(食パン2種1,300円/3種1,500円)、エシレバター、北海道産美瑛バター、国産バターの3種類のバターが楽しめる「バター食べ比べセット」(食パン2種1,100円/3種1,200円)、ジャムとバター全てがついた「ジャムバターセット」(食パン2種1,600円/3種1,800円)があります。
先ほど紹介したトースターを使って、自分の好みの焼き加減でパンを楽しむことができますよ。
また、それぞれのセットにコップ1杯分の美瑛放牧酪農牛乳(ル・スティル社の自社牧場だそうです)又はアイスティーが付いてきます。
なお、オープンしてから11時までの1時間はこの食べ比べセットのみの提供となるのでご注意ください。
こちらは宮崎県産霧島豚肉のフィレカツを「プルマン」でサンドしたものです。
低温でじっくりと火入れされた豚肉はしっとりジューシーで、いわゆる普通のカツサンドとは一線を画するサンドイッチです。
こちらは1日10食限定なので、気になる方は提供が始まる11時頃に行くことをおすすめします。
なお、こちらのフィレカツサンドはテイクアウト不可になっているので注意してください。
こちらも「プルマン」を使用したフレンチトーストです。
材料は食パン、たまご、バター、砂糖といういたってシンプルなフレンチトーストですが、アパレイユ(卵液)に1晩浸したというこだわりの逸品です。
元々のパンが美味しいので、フレンチトーストにするとその美味しさか倍増します。
また、付け合わせがバニラアイスか生クリームかを選べるのも嬉しいですね。
カフェで提供されるサンドイッチメニューは全てテイクアウトが可能です(一部例外あり)。
テイクアウトの注文はカフェの入り口にあるカウンターで行います。
メニューを選んで支払いが完了したら番号札を渡され、店内で待つように伝えられます。
作り置きはせず、全て注文が入ってから作られるので約10分程度待つのですが、クラブサンドイッチは約20分程かかるそうなので、時間にゆとりを持って足を運びましょう。
また、それぞれメニューの左側に使用されている食パンの種類が記載されています。
「JP」なら「角食パン」、「NA」なら「プルマン」、「EB」なら「イギリスパン」です。
「角食パン」にオムレツとマヨネーズがサンドされているこちらのオムレツサンドは、パンが美味しいことは言うまでもありませんが、中身のオムレツ自体のクオリティも相当高いです。
しっとりかつもっちりとした「角食パン」とバターが香るオムレツの相性が抜群です。
また、右側にはポテトチップスとピクルスが添えられており良いアクセントとなっています。
特にポテトチップスが購入してから数時間経っているにも関わらずちゃんとサクサクしていて美味しかったです。
こちらは「プルマン」を使用したビフカツサンドイッチで、お値段はなんと6,000円です。
黒毛和牛を約150g使用しており、1度油で揚げた後オーブンで再び焼くという2段階の工程を経てゆっくりと火が入れられたお肉はとろけるほど柔らかく、まさに究極のサンドイッチと言えるでしょう。
なお、食パンの購入については予約ができないのですが、カフェの予約やテイクアウトの注文は事前に行うことができます。
ただし、カフェの方はすぐに予約が埋まってしまうので、行く予定のある方は1~2週間前を目安に予約することをおすすめします。
また、カフェでのお会計はカードも利用できるため、キャッシュレス派の方もご安心ください。
ここではセントルザベーカリーの店舗についてご紹介します。
銀座にある第一号店です。
こちらは隣にカフェも併設されており(56席)、イートインでセントルザベーカリーのパンを堪能できます。
また、サンドイッチのテイクアウトも可能です。
食パンの購入は予約ができませんが、イートイン及びテイクアウトは予約可能になっていますよ。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目2 東京高速道路 紺屋ビル 1F
マップ: Googleマップ
電話番号:03-3562-1016(カフェは03-3567-3106)
アクセス:
東京メトロ「銀座一丁目駅」3番出口
「有楽町駅」D7a出口徒歩3分
JR「有楽町駅」京橋口徒歩3分
定休日:不定休
営業時間:10:00~19:00
禁煙・喫煙:全席禁煙
クレジットカード利用:イートイン及びテイクアウトのみ可(食パンの購入は不可)
2018年11月に青山にオープンした第二号店です。
青山学院大学の向かい、国連大学の隣という分かりやすい場所にありますが、小さめの店舗なのでもしかしたら気づかずに通り過ぎてしまう方もいるかもしれません。
こちらは銀座店とは違い、カフェスペースやテイクアウトメニューは無く食パンのみの販売となっています。
銀座店と比べると行列ができにくく、また遅めの時間帯まで全ての種類を購入することができます。
ちなみに、銀座店ではイギリスパンが既に完売していた日も、青山店ではすんなりと購入することができました。
まだまだ知られていない穴場なので、並ばずに買いたい方は青山店へ行かれることをおすすめします。
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目52−2 青山オーバルビル1F
マップ: Googleマップ
電話番号:03-6451-1067
アクセス:東京メトロ「表参道駅」B2出口から徒歩3分
定休日:不定休
営業時間:10:00〜19:00
クレジットカード利用:不可
今回は大人気の食パン専門店「セントルザベーカリー」を様々な角度からご紹介しました。
3種類のパンは、それぞれ違った美味しさがあるので是非食べ比べをしてみてください。
また、カフェでしか食べられないメニューもたくさんあるので、銀座店は行った際はイートインも利用することをおすすめします。
どの曜日、どの時間に行っても購入するまでに行列に並ぶ可能性がありますが、並んでも食べる価値はあります。
きっと食パンの概念が変わると思いますので、みなさんも是非行ってみてください。
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公開日 : 2019/11/22