鎌倉観光で抑えておきたいグルメ10選！定番から隠れ家スポットまで

【目次】鎌倉観光で抑えておきたいグルメ10選！定番から隠れ家スポットまで

＜鎌倉駅周辺のおすすめグルメ＞

1. GELATERIA SANTi（鎌倉駅）

2. 鎌倉 六弥太（鎌倉駅）

3. 珈琲レスポアール（鎌倉駅）

＜北鎌倉駅周辺のおすすめグルメ＞

1. ひ路花（北鎌倉駅）

2. 喫茶ミンカ（北鎌倉駅）

＜和田塚〜片瀬江ノ島駅周辺のおすすめグルメ＞

1. 無心庵（和田塚駅）

2. cafe 坂の下（長谷駅）

3. カフェ ヨリドコロ（稲村ヶ崎駅）

4. potatis（七里ヶ浜駅）

5. IL CHIANTI  BEACHE（江ノ島駅）

＜鎌倉駅周辺のおすすめグルメ＞

鎌倉駅には、有名な食べ歩き商店街が2つあります。

1つは、鶴岡八幡宮までの360mの間に250店舗以上のお店が連なっている「小町通り」。

もう1つは鎌倉駅の西口にある「御成通り」です。

ただ、どちらも食べ歩きがメインのお店が多く、座って休憩できるお店はそれほど多くありません。

そこで、ここからは休憩にうってつけなカフェや、がっつり食べられる飲食店をメインに紹介していきます。

食べ歩きに疲れた際や、子ども連れで鎌倉観光をしたい時にチェックしてみてくださいね。

1. GELATERIA SANTi（鎌倉駅）

「GELATERIA SANTi」は、御成通りに店を構えているジェラート屋さん。

2018年4月にオープンした同店は、鎌倉の中では新参者のお店ですが、居心地の良さやグルメの魅力度は他店に引けを取りません。

同店は鎌倉駅から歩いて2分ほどの距離にあり、道の左側に出ている看板が目印になっています。

看板の矢印通りに路地を進むと、真っ白な外壁のGELATERIA SANTiが登場。

一見小さな店舗のように見えますが、店舗の周りにはベンチが用意されているため、休憩しながらジェラートを堪能できますよ。

同店で提供しているジェラートは、お子さんでも安心して食べられるように保存料、香料、着色料などを一切使用していません。

野菜や果物も可能な限り無農薬にこだわっており、どんな人でも安心して食べられる工夫がされているそうです。

ジェラートは「マンゴー」「チョコレート」「レモンクリーム」「ピスタチオ」など、10種類以上の中からセレクト可能。

カップに入っているものを購入できるのはもちろんですが、その場で2〜3種類のジェラートを組み合わせることもできますよ。

今回は、さっぱりフレーバーのレモンをセレクトしてみました。

直径10cmほどのカップは、パステルカラーで彩られたポップなデザイン。

お子さんでも1つぺろっと食べ切れるほどのサイズ感なので、食べ残しや溶けてしまう心配もありませんね。

レモンのフレーバーは、シャリっとした食感とちょっぴり苦めのテイストがクセになる！

シャリシャリしたジェラートならではの舌触りと、身体に染み渡るひんやり具合に心も癒されてしまいます。

ところどころにレモンの果肉も入っているため、味に変化があって最後まで飽きずに食べられました。

また、同店のイチオシポイントはジェラートだけではありません。

同店は江ノ電の線路の前という抜群のロケーションにあるため、店舗裏のベンチに座りながら江ノ電を眺めることができるのです。

江ノ島方面から鎌倉駅に到着する江ノ電を眺めつつ、ジェラートに舌鼓を打つ時間を満喫してみてはいかがでしょうか。

2. 鎌倉 六弥太（鎌倉駅）

「六弥太」は鎌倉駅西口を出て、右側に歩いていくとある豆冨ハンバーグ専門店。

横須賀線の線路沿いにあり、大きなタペストリーが掲げてあるため、初めて訪れる方でも分かりやすいですよ。

六弥太のメニューは、どれも店主創作の豆冨ハンバーグがメインのものばかりです。

鎌倉豆冨をふんだんに使用した店主オリジナルの「鎌倉バーグ」は、お肉のうまみとお豆冨のふわふわさが相まった“いいとこ取り”グルメ。

お腹にたまりやすいのに、ヘルシーで体にやさしい鎌倉バーグの魅力をたっぷりとお伝えします。

同店ではスタンダードな「鎌倉バーグ御膳」をはじめとして、「鬼おろし醤油」や「和風タルタル」「たっぷり香味野菜」などラインナップに富んだメニューが注文できます。

どれも御膳となっているため白米がつきますが、プラス300円（税込）でミニ釜揚げしらす丼かミニちりめん山椒丼に変更も可能。

鎌倉名物のしらすを味わいたい方や、鎌倉バーグをさっぱりいただきたい方はチョイスしてみると良さそうです。

今回は定番の鎌倉バーグ御膳をオーダーし、白米をミニ釜揚げしらす丼に変更してみました。

鎌倉バーグは、ひき肉とお豆冨を1:1の割合で混ぜてあり、口に入れた瞬間ふわっとした食感が楽しめます。

そのまま咀嚼していくと、口の中で肉汁がジュワッと溢れ出て、一気にハンバーグ感がアップ！

そうとはいえ、お豆冨が入りの軽い口当たりなので、お肉のしつこすぎる肉肉しさはなく、さっぱりと食べられました。

白米から変更したしらす丼は、「これぞ鎌倉！」と言いたくなるような旨みがどんぶりに詰まっています。

ちょっぴりしょっぱめに味付けされたしば漬けとしらすは相性が抜群。

ハンバーグとしらす丼、どちらがメインか分からなくなるほどパクパク食べられますよ。

また、ぜひじっくりと味わってほしいのが、御膳についてくるお味噌汁。

優しい家庭的な味付けの味噌汁は、ハンバーグやしらす丼の邪魔をしない完璧な塩梅で提供してくれます。

外観だけでは分かりづらいですが、店内はカウンター席とテーブル席に分かれており、1人でもランチが楽しめる工夫がされています。

温かい人柄の店主と、優しい味わいの鎌倉バーグを求めて、ぜひ六弥太に足を運んでみてくださいね。

3. 珈琲レスポアール（鎌倉駅）

「珈琲レスポアール」は、鎌倉駅から歩いて6分の場所にある昔ながらの喫茶店。

小町通りから少し逸れたところにあるので、食べ歩きの小休憩場所としてもぴったりです。

同店にはカウンター席とテーブル席が設けられており、カウンター席に座ると目の前でコーヒーを淹れるマスターの姿が見られます。

おひとりで来店する地元の方も多くいるため、1人でふらっと立ち寄りやすいお店でもあります。

来店したらぜひ注文してみてほしいのが、同店自慢のレアチーズケーキ。

さっぱりとした風味の中に、奥深いチーズの味わいが感じられ、チーズ好きとしては見逃せない一品です。

口どけよくしゅわっと溶けるケーキと、お好みのドリンクを合わせて素敵な喫茶店時間を過ごしてみてくださいね。

また、ドリンクとケーキはセットで注文すると単品よりもちょっぴりリーズナブルにいただけます。

観光のついでに訪れても良いですが、休日に読書をするためだけに1人で訪れて居心地が良い空間ですよ。

＜北鎌倉駅周辺のおすすめグルメ＞

鎌倉観光をする際、多くの人は小町通りで食べ歩きをして、江ノ電で江ノ島方面へと移動します。

しかし、鎌倉駅から北鎌倉駅への道のりの中にも、隠れた名店がたくさん潜んでいることをご存知でしょうか。

ここでは、鎌倉駅〜北鎌倉駅の約3kmの道のりに店を構えているとっておきのお店をご紹介。

ほっこりした気分になれる甘味グルメを2つピックアップしていきます。

1. ひ路花（北鎌倉駅）

ひ路花が店を構えているのは、北鎌倉駅から歩いて3分の場所。

近くには東慶寺や円覚寺、明月院があるので、参拝ついでに立ち寄ってみるといいかもしれません。

お店は普通の一軒家のような風貌をしており、初めて訪れる際は少し分かりにくいかもしれません。

入り口前にメニュー看板が立っているので、目印に探してみてくださいね。

ひ路花で食べられるのは、鎌倉野菜を使用したランチや、種類豊富な甘味たち。

お昼時にはランチセットもおすすめですが、今回は熊本産の白玉粉を使用しているあんみつをセレクトしました。

写真のあんみつは秋の期間限定グルメでしたが、常時メニューには「白玉クリームあんみつ」や「冷やし白玉あんみつ」などがありますよ。

食べてみて1番びっくりするのは、白玉のもっちり具合。

つきたてのようにモチモチしていて、黒蜜をかけなくても白玉の甘みが感じられます。

また、ひと口では食べ切れないほどのサイズ感なので、3つの白玉を食べるだけでかなりの満足感が得られました。

白玉と変わらない大きさのあんこは、こし餡でざらつきのない滑らかな舌触り。

あんこだけでも十分な甘みですが、黒蜜と絡めて甘みをアップさせるとさらに食べやすくなりますよ。

ひ路花のあんみつは620円（税込）から注文でき、トッピングや季節限定メニューも豊富。

コスパ良く甘味が堪能できるので、北鎌倉周辺を散策する際は、ぜひチェックしてみてください。

2. 喫茶ミンカ（北鎌倉駅）

北鎌倉駅から歩いて6分の場所にある喫茶ミンカは、女性に人気の古民家カフェ。

普通の民家の軒先のような風貌をしており、初めて訪れる場合は少々分かりにくいかもしれません。

木造の民家と入口に植えてある竹、そして引き戸付近に置いてある「OPEN」の看板を見つけだしてみてくださいね。

入店すると、店内にはカウンター席とテーブル席が用意されており、空いていれば好きな席が選べます。

カウンター席に座ると目の前でコーヒーを淹れてくれたり、料理をしている姿が見られるので、1人で来店する方にはおすすめです。

また、店内には手に取りやすいように並べられた本や新聞が置かれています。

手ぶらで訪れても、コーヒーと本で有意義な時間が生み出せます。

友人やカップルで訪れても良いですが、1人の時間を大切にしたい時にもうってつけの場所ですよ。

今回オーダーしたのは、人気ナンバーワンの「自家製プリン」と「おいしいコーヒー」。

他には「玄米とひよこ豆のカレー」や「ナポリタン」といったメインメニューもあるため、ランチの時間帯に利用してみても良さそうです。

喫茶ミンカではプリンを一から手作りしており、スプーンですくっても形が崩れないほどの固さ。

口の中でぷるんと弾ける感覚や、口の中でカラメルと合わさって徐々に甘みが増すテイストは、固めプリン好きにはたまりません。

450円（税込）でこの幸福感が味わえるので、何度でも通いたくなってしまうこと間違いなしです。

プリンと一緒に味わった「おいしいコーヒー」は、渋みがマイルドな奥深い味わい。

角砂糖をゆっくり溶かしながら、自分好みの味わいに調整してみてくださいね。

喫茶ミンカは時間がゆっくり流れていると錯覚するほど、くつろげる空間。

北鎌倉のまったりした空気感が存分に楽しめるので、観光で訪れる際にチェックしてみてはいかがでしょうか。

＜和田塚〜片瀬江ノ島駅周辺のおすすめグルメ＞

鎌倉駅で購入できる「のりおりくん」とは、鎌倉駅から藤沢駅までの15駅間で乗り降りが自由にできる乗車券です。

鎌倉周辺を1日観光する際の必需品とも言えますが、多くの人が江ノ島までの往復切符として使いがち…

そこで、ここからは鎌倉駅から江ノ島駅までの間にある隠れ家的カフェや王道のグルメをご紹介。

のりおくんを活用しつつ、鎌倉の魅力が詰まったグルメに出会えるお店をピックアップしていきます。

1. 無心庵（和田塚駅）

無心庵は、鎌倉駅から1駅のところにある和田塚駅にある古民家カフェ。

鎌倉駅から歩いても行けますが、ぜひ和田塚まで1駅分、のりおりくんを使って移動してみてください。

そうと言うのも、無心庵は和田塚駅で下車すると、すぐ目の前に店を構えているのです。

お店は駅のホームの反対側にあるので短い距離ではありますが、線路の上を歩いて入店できる仕組みになっています。

江ノ電に気を付けつつ、藍色ののれんをくぐって入店してみてくださいね。

店内は、おばあちゃんの家に遊びにきた時のようなアットホームさが感じられる造り。

上り框の玄関に、畳が敷かれた客室、縁側のような席など、古民家をそのまま使用しているからこその素朴な魅力が至るところに散りばめられています。

どの方面からも採光された明るい空間なので、カフェにいながら鎌倉の自然をめいっぱい堪能できるはず。

ちなみに、運よく窓際の席に案内されれば、目の前を江ノ電が走る絶好のロケーションが味わえますよ。

同店の名物は「これぞ本物の和スイーツだ！」と言える本格的なあんみつ。

千代紙で作られたおしながきには、「クリームあんみつ」や「みつ豆」「豆かん」など、甘味がずらりと並んでいます。

どれも1,000円未満で注文できるため、鎌倉散策の休憩スイーツにうってつけ。

今回訪れた際は、ノーマルの「あんみつ」と「クリームあんみつ」をオーダーしました。

たっぷりの寒天で土台を固められたあんみつは、上に求肥やさくらんぼ、みかん、パイン、みつ豆、あんこなどの定番たちをどっさり乗せています。

また、あんみつは和風のパフェ容器に盛りつけられて登場。

上から見ても横から見ても、フォルムの美しさに息を呑んでしまいます。

付属の黒蜜をかけて食べると、思わず笑みが溢れるほど優しい甘みに出会えます。

1つ1つの素材の味がしっかりしているため、どれを一緒に食べても和風のほっこりとした味が堪能できますよ。

日差しが強い日や、糖分補給をしたい時にはあんみつにバニラアイスが乗った「クリームあんみつ」をチョイスしてみると良いでしょう。

アイスを溶かしながらあんこや黒蜜と絡めて、自分だけの甘味を楽しめること間違いなしです。

目の前を江ノ電が走る抜群のロケーションな無心庵で、鎌倉の空気を思う存分楽しんでみてくださいね。

2. cafe 坂の下（長谷駅）

「cafe 坂の下」の最寄りは、鎌倉駅から江ノ電で3駅目の長谷駅。

長谷駅からは歩いて4分ほどで到着します。

「cafe 坂の下」は、小泉今日子さんと中井貴一さんが主演の『最後から二番目の恋』（フジテレビ系）のモデルにもなっています。

そのため、ドラマファンの聖地としても注目度が高く、鎌倉カフェの中でも抑えておきたいお店です。

店内は、2つのテイストが混ざっている面白い空間。

入って正面は、木造の家具で揃えられている落ち着いた雰囲気です。

椅子だけでなくソファも用意されており、天気の良い日にテラス席も利用できます。

一方で、入って左側のスペースは、ミントグリーンの壁紙で覆われた異国チックな空間が広がっています。

イームズチェアやドライフラワー、シャンデリアなどが揃っており、1つのカフェの中で異なる空間が楽しめますよ。

今回注文したメニューは、プレーンのパンケーキ。

プラス200円でバニラアイスを添えることもできるので、日差しが強い日や、甘いものが食べたいときにチョイスしてみるといいかもしれません。

ちなみに、600円プラスで支払うと、ドリンクセットとして注文もできます。

3段重ねのパンケーキは、空気をたっぷり含んだシンプルなテイスト。

ひと口食べるとふんわりとした食感が感じられ、卵黄の甘みが口いっぱいに広がります。

セットの生クリームはしつこさがなく、甘さ控えめ。

パンケーキの甘さを引き立てるテイストなので、食べていても飽きることがありません。

また、パンケーキと名前が付いていますが、味わいはどちらかというとホットケーキに似ています。

小麦の味わいと、昔懐かしいテイストを楽しみたい方は必食です。

他にも11時半から15時のランチタイムには「しらすピザ」や「釜揚げしらす丼」などが注文でき、パンケーキには「チーズパンケーキ」などが注文できますよ。

ぜひドラマを見返して、作品の世界に入り込んだ上で来店してみてくださいね。

3. カフェ ヨリドコロ（稲村ヶ崎駅）

稲村ヶ崎駅から歩いてすぐの場所にある「カフェ ヨリドコロ」は、数ある鎌倉グルメの中でも特に人気の高いお店。

そうというのも、同店名物の“絶品朝ごはん”がとっても写真映えするんです。

ヨリドコロの絶品朝ごはんが食べられるのは、7時から9時の2時間限定。

時間は限られていますが、週末や連休中などはこの時間帯でも行列ができることも珍しくありません。

並ばずに入店したい方は、オープン直後を狙って訪れてみてくださいね。

朝ご飯のメニューは、健康的な日本食が食べられます。

基本の卵かけごはん定食と、あじ干物定食、さば干物定食、ASA（あじとさば）の4種類からお好きなものをチョイしましょう。

どの定食にも“ヨリドコロこだわり卵”は付いてくるので安心してくださいね。

朝ごはんを注文するとすぐに渡されるのは、卵かけごはん用の卵と泡立て器。

お魚を焼く間に卵の白身を泡立てて、メレンゲ状にするのが同店の魅力なんです。

いつも通り卵かけご飯として食べても良いですが、せっかく来店したのであればメレンゲ盛り盛りのふわっふわ卵かけご飯に挑戦してみてはいかがでしょうか。

お菓子作りをする人であれば知っていますが、メレンゲは“ツノ”が立つようになるまでかき混ぜるのがとっても難しい…

何百回も泡立て器でかき混ぜ続けて、やっと液状から脱出します。

しかし、待ち時間を有意義に使用できる上に、疲れた腕の疲労を回復させるほど絶品の朝ごはんが食べられるので、友人やカップル同士でメレンゲ作りにチャレンジしてみてください。

朝ごはんは、注文してから15分ほどで登場。

ほかほかのご飯と味噌汁、焼き魚、お新香のシンプルなセットです。

メニューが揃ったら、ふわふわに育てたメレンゲをご飯の上に乗せてエモーショナルな写真をパシャリ。

鎌倉の旅の思い出にもぴったりですよ。

最初に卵の黄身を割って、お醤油をかけて食べてみると、口に入れた瞬間メレンゲが一気に溶け出します。

黄身は濃厚かつ新鮮なテイストで、普段食べている卵との“差”が感じられる高級志向な味わい。

朝ごはんの時間帯では、卵は1つ200円で追加OK。

ご飯のおかわりや納豆、味付けのりの追加もできるので、男性でも安心のボリューム満点ご飯が食べられますよ。

また、カウンター席に案内された時はかなりラッキー。

窓の数メートル先を江ノ電が走っているので、大迫力の景色も一緒に楽しめます。

鎌倉でほっこりした和食朝ごはんを探している場合は、ぜひチェックしてみてくださいね。

4. potatis（七里ヶ浜駅）

「potatis」がお店を構えている七里ヶ浜駅は、世界一の朝食が食べられると言われる「bills」がある駅として有名です。

実際bills目当てで七里ヶ浜を訪れる人は多くいますが、その後周辺を散策せずに江ノ島へ向かってしまう人がほとんど。

そこで今回は、「potatis」で出会えるインスタ映えドリンクをピックアップ。

朝ごはん後のブレイクタイムや、七里ヶ浜を観光する際の食べ歩きグルメとしてチェックしてみてくださいね。

同店はカリッと揚げられたフライドポテトと、種類豊富なシェイクが注文できるお店。

道路を1本挟むと目の前には浜辺が広がっており、周辺のお店は海外チックなものばかりです。

アメリカやハワイを彷彿させる開放的な飲食店街の中に、potatisは店を構えています。

店内はカウンター席とテーブル席が用意されており、座って食べることも可能。

しかし、店内だけでなく、目の前の浜辺でシェイクやポテトを楽しんでもOKです。

天気の良い日には、ぜひテイクアウトして海を眺めながらグルメを楽しんでみてくださいね。

今回注文したのは、ヨーグルトの濃厚シェイクにマンゴーのフレーバーを入れたもの。

シェイクのベースは「ヨーグルト」と「バニラ」から選択でき、フレーバーはストロベリーやラズベリー、ブルーベリーなどからお好みのものを選べます。

色合いや気分によってフレーバーを変えれば、友人やカップル同士で異なるフレーバーをシェアすることもできますよ。

ヨーグルト＆マンゴーのシェイクは、ヨーグルトの酸味が強調されているため、さっぱりとしたテイスト。

甘さたっぷりのマンゴーフレーバーとの相性が良く、食後にもスイスイ飲めるフレッシュさもあります。

同店名物グルメのポテトフライと一緒にテイクアウトして、海辺を散歩してみても良いでしょう。

potatisから少し歩いたところには、夕日と富士山が一度に拝める「鎌倉海浜公園」があります。

potatisでシェイクとフライドポテトを購入して、海浜公園までのお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

5. IL CHIANTI  BEACHE（江ノ島駅）

鎌倉の名産品であるしらすが楽しめるイタリアン料理店。

「イタリア料理としらすって合うの！？」と思うかもしれませんが、一度食べたら忘れられないグルメが存在するんです。

IL CHIANTI  BEACHEは、江ノ島駅から歩いて10分の場所にあります。

駅から江ノ島方面に歩いて行くと、右側に弁天橋が見えてきます。

江ノ島に行く際は弁天橋の横を通り過ぎますが、IL  CHIANTI  BEACHEはこの橋を曲がって、海岸方面にさらに歩いていくと見えてきます。

片瀬江ノ島駅からは歩いて1分で到着するので、江ノ電一日乗車券の「のりおりくん」を使用していない場合は、片瀬江ノ島駅から歩いても良いでしょう。

IL CHIANTI  BEACHEは、鎌倉や江ノ島には似つかないイタリアン料理店。

しかし、入店してメニューを眺めてみると、「しらすマルゲリータ」というなんとも珍しいグルメを発見することができます。

名前の通りマルゲリータの上にしらすが散りばめられており、和洋折衷グルメそのもの。

大きさはM、L、LLからセレクトできるので、人数に合わせてチョイスしてみてくださね。

注文後に焼き上げてくれるピザは、10〜15分ほど待っていると運ばれてきます。

中心にはしらすがこんもりと乗っており、ピザ生地は薄め。

食べてみるとまず感じられるのは、トマトソースの酸味です。

その後、釜揚げしらすの風味が舌に伝わってきて、トマトソースとうまく絡み合ってくれます。

「しらすはお醤油や白米が合う！」と思っている人にこそ、挑戦してもらいたいグルメです。

また、ピザのお供としてちょっぴり贅沢なワインを注文してみても◎

同店には120種類以上のワインが取り揃えてあり、中には国内ではなかなか飲めないレア物もあります。

グラスとフルボトルどちらでも注文できるので、真昼間からほろ酔い気分を楽しみたい大人の休日にぴったりです。

希望すればビーチに直結しているフロントスペースでもお食事可能。

天気の良い日には、180度オーシャンビューが目の前に広がるフロントスペースでお酒とイタリアンを楽しんでみると良いでしょう。

多くの人は、鎌倉に訪れると小町通りでの食べ歩き、『スラムダンク』の聖地である「鎌倉高校前」の踏切、江ノ島などを巡って1日を過ごします。

しかし、江ノ電一日乗車券の「のりおりくん」を使用すれば、途中下車しながら隠れた名スポットを堪能できるのです。

王道スポットだけに目を向けるのではなく、知る人ぞ知る鎌倉の魅力を見つけてみてください。

文： 彅野アン