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石川県外ではほぼ流通していない「能登牛(のとうし)」とは、県内で肥育されている黒毛和牛の中で特に肉質が優れたもので、生産量が非常に少ないため、幻の和牛と言われています。
きめ細やかな肉質と口の中でとろける上品な脂が特徴です。
「 能登牛銘柄推進協議会 」が規約に基づいて認定したもののみ、能登牛を名乗ることができます。
これ加え、下記条件を満たしたものは「能登牛プレミアム」と認定され、専用の認定証や認定シールが発行されます。
能登牛は年間500頭ほどしか出回らず希少価値が高いため、お値段もやや高めですが、お肉好きならば一度は食べてみたいもの。
自分へのご褒美に、大切な人との記念日に、お祝いの食事に、能登牛のステーキやしゃぶしゃぶ、焼肉、すき焼きなどを現地で味わってみませんか?
金沢駅に隣接する「ANAクラウンプラザホテル金沢」の最上階19階にある「鉄板焼加賀」。
落ち着いた雰囲気の中で極上の鉄板焼きが楽しめるレストランです。
一面の窓からは、ランチタイムには遠くに日本海、能登半島、立山連峰までを、ディナータイムには美しい金沢の夜景が楽しめます。
目の前で調理してくれるので、シェフの鮮やかな手さばきを見ることができるのも鉄板焼きの醍醐味ですね。
人気の窓に面したカウンター席は席数が少ないので、予約必須です。
能登牛は現在、ランチとディナーのコース料理に登場します。
メニューの一例をご紹介します。
食を通じて石川県の生産者さんを応援する<地元食材応援ディナーコース>
他にも季節ごとに様々なコースが用意されるので、予約サイトでチェックしてみてください。
特別な日のご飯に、美しい景色と幻の能登牛コースでちょっと贅沢してみてはいかがでしょうか。
住所 : 石川県金沢市昭和町16-3 ANAクラウンプラザ9階
マップ : Googleマップ
アクセス : JR北陸本線 金沢駅より徒歩3分
電話番号 : 076-224-9806
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:30~14:30(L.O.14:00)/17:30~21:30(L.O.21:00)
予算 : 【夜】10.000~15,000円 【昼】5,000~6,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、DC、UC)
公式サイト : 鉄板焼き加賀
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
グルメ番組でも超高級魚として取り上げられることが増え、「のどぐろ」という名前を良く耳にするようになりましたよね。
口の中が黒いことからのどぐろの名で知られていますが、標準和名は「赤むつ」です。
白身魚とは思えないほど脂が乗っていて旨味があり、寿司やお刺身はもちろん、塩焼きや煮付けも抜群の美味しさ。
石川県では通年味わうことができますが、秋から冬にかけてが一番脂が乗って美味しい時期だと言われています。
のどぐろは養殖はされていないので、すべて天然もの。
もともと水揚げ量は多くないのに、高級魚としての知名度がぐんぐん上がり、供給が需要に追い付いていないため高値が付いているのが現状です。
石川県にはのどぐろの専門店もあり、寿司店や和食店でも提供されているので、一度は味わってみてください。
金沢屈指の観光スポットとしても知られる近江町市場は、江戸時代から庶民の台所として栄えてきました。
江戸時代後期に近江町で料理茶屋を営んでいた「舟楽」の基本の食材は美味しい魚。
平成のはじめ、美味を追求した先代の意志を受け継ぎ、手押し棒鮨の「舟楽」として再興しました。
舟楽の一番人気は、のどぐろの棒鮨。
長さ15cm弱ののどぐろの半身を軽く炙って、脂の旨味を引き出しています。
甘酢白昆布をのせているので、脂がくどすぎることもありません。
棒鮨の定番である、鯖と人気の海老、そしてのどぐろの3種類が一度に楽しめる「棒鮨三撰 彩」は、ハーフサイズの棒鮨が3種類で合計12貫入っているのでお土産におすすめです。
住所 : 石川県金沢市上近江町24-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR北陸本線金沢駅より徒歩16分
電話番号 : 076-232-8411
定休日 : 1/1~1/3
営業時間 : 9:00〜17:00
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、JCB、Diners、AMEX)
公式サイト : 舟楽
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
名前を聞いただけではどんな料理か想像できない「ハントンライス」。
オムライスの上に、白身魚のフライをのせてケチャップとタルタルソースをかけたもので、白身魚のフライだけではなく、エビフライやトンカツを乗せているお店もあります。
1960年代に金沢の片町にあった「ジャーマンベーカリーグリル」で考案されたとされ、後に店から独立していったシェフたちが自分の店でも提供したので、金沢市内に広がっていったと言われています。
当時の洋食メニューとしてはケチャップやタルタルソースがかかったメニューは斬新で、ボリュームもある事から若者を中心に人気メニューになりました。
あまり多くの店では提供されていませんが、懐かしの洋食の味といった位置づけで、メディアに紹介されることも多く、お店で見つけたらぜひ味わってみていただきたい一品です。
金沢の繁華街、香林坊から少し歩いた路地にハントンライスの有名店「グリルオーツカ」があります。
創業昭和32年という老舗洋食店は、週末になるとハントンライスを求めた観光客で一杯になるほどの人気店ぶり。
グリルオーツカのハントンライスは、濃厚なケチャップライスが入ったオムライスの上に、カジキマグロのフライと小エビのフライ。
ケチャップとオリジナルのタルタルソースがたっぷりかかっています。
結構重めなので、小食の方は小サイズがおすすめ。
濃厚な甘みがあるコーンポタージュスープも人気なので、合わせていかがでしょうか。
住所 : 石川県金沢市片町2-9-15
マップ : Googleマップ
アクセス : JR金沢駅より北陸鉄道バス乗車、香林坊または片町(ラブロ前)停留所下車徒歩5分
電話番号 : 076-221-2646
定休日 : 水曜(水曜が祝日の場合は営業。振替休日有り)
営業時間 : 11:00〜15:30/17:00〜20:30(L.O.19:50)
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可(支払いは現金のみ)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
※ハントンライスの関連記事: 金沢のソウルフード「ハントンライス」!現地のおすすめ店5選
おでん消費量がなんと日本1という金沢には、夏にもおでんを食べる文化あり。
居酒屋メニューにもおでんがあるのは当たり前で、おでんを中心にしたおでん居酒屋も数多くあります。
特に金沢おでんとしての定義はありませんが、おでん種には特徴があります。
大根やこんにゃくといった定番の他に、加賀野菜、バイ貝、車麩など金沢らしい具材が入ります。
中でも、高価な香箱蟹の甲羅にカニの身や卵を詰めた「カニ面」は、11月初旬から12月末までの期間限定のお楽しみです。
香林坊の繁華街にある「菊一」は昭和9年の創業で、金沢で一番古いおでん屋と言われています。
昭和にタイムスリップしたかたのような佇まいの中、カウンター前には湯気があがる大きなおでん鍋。
おでん種は、定番の玉子や大根、ごぼ天などから、金沢おでんらしい、ばい貝、ひろず、くるま麩など20種類以上もあります。
おでんの味を守り続けてきたご主人亡き後、女将さんと娘さんがその味を守っています。
常連さんが多い中、女将さんの柔らかな雰囲気のおかげで、観光客でも女性一人でもすっと入り込めるのが魅力です。
金沢おでんの究極のおでん種、「蟹面」はこちらの菊一で誕生したと言われています。
ズワイガニの雌である香箱蟹の甲羅に未成熟卵であるオレンジ色の内子と、カニ味噌、脚身、茶色の外子をぎっしりと並べ、腹の部分で蓋をしてかんぴょうで結びます。
この蓋をした姿が剣道の面に似ていたことから、先代が蟹面と名付けたそうです。
食べ終わったら殻になった甲羅にアツアツの日本酒を注いでくれるので、贅沢な甲羅酒を楽しみましょう。
蟹面は期間限定、そして売り切れ必至なので、出会えたならばぜひ味わってみてくださいね。
〆には、おでん出汁で炊いた茶飯をいただくのをお忘れなく。
住所 : 石川県金沢市片町2-1-23
マップ : Googleマップ
アクセス : JR北陸本線金沢駅より徒歩24分
電話番号 : 076-221-4676
定休日 : 火曜日、水曜日
営業時間 : 17:30~22:30
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : 不可
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
金沢のB級グルメとして知名度抜群の「金沢カレー」ですが、その特徴をご存知でしょうか。
金沢カレーは、北陸3県にフランチャイズ展開をしている「カレーのチャンピオン」・通称チャンカレの創業者が考案したレシピだと言われています。
明確な定義があるわけではないので、すべての金沢カレーにこれらの特徴が当てはまるわけではありません。
かなり有名になっている金沢カレーは、今や東京や大阪、名古屋をはじめ、海外にも店舗展開しているお店もあるほど。
金沢を訪れた際には、本店や一号店などで金沢カレーを味わってみるのも良いですね。
昭和46年創業の「ターバンカレー」は、金沢生まれの老舗カレー専門店。
石川県、富山県、長野県、京都府に店舗展開しています。
20種類以上のスパイスと地元食材を地産地消し、毎日丁寧に仕込みをして作るカレーは旨味とコクが凝縮しています。
金沢カレーの特徴と言える黒色、濃厚、中辛にこってりとした味。
熱々を提供するために、注文が入ってから作るというこだわりを持ち続けています。
人気はウィンナー、ハンバーグ、ロースカツの3点盛りでボリューム満点のLセット。
季節限定メニューには、金沢の伝統野菜である加賀野菜を使ったオリジナルカレーがあり野菜好きの方におすすめです。
金沢の人気観光スポット「金沢21世紀美術館」の観覧券または展覧券を提示すれば、ソフトドリンク1杯サービス。
また、毎月0のつく日はターバンデーで、カレーを注文すれば次回以降使えるトッピングサービス券が貰えます。
住所 : 石川県金沢市広坂1-1-48 ウナシンビル 1F
マップ : Googleマップ
アクセス : 北陸鉄道石川線 野町駅より徒歩19分
電話番号 : 076-265-6617
定休日 : 年末年始
営業時間 : 11:00〜20:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可(支払いは現金のみ)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
金沢市を代表する煮物「治部煮(じぶに)」は、江戸時代から食べられていた武家料理。
鴨肉や鶏肉の切り身に小麦粉をまぶし、すだれ麩や季節の野菜と一緒に出汁で煮て作ります。
四季折々の旬の味を楽しめる郷土料理として知られており、結婚式等の祝いの膳には欠かせない椀物です。
家庭でもおもてなしや、ちょっとしたお祝いの日の料理として作られる一品。
郷土料理を提供する店や、料亭、割烹などでも提供されています。
「十月亭」は、金沢ひがし茶屋街のメインストリートの中ほどにある日本料理店です。
ミシュランの星獲得店である有名料亭「銭屋」のプロデュースだけあって、その味は本格派。
江戸末期のお茶屋を改装した店内には加賀友禅が飾られ、落ち着いた雰囲気の中でお食事が楽しめます。
一番人気のランチメニューは、「竹かご弁当 治部煮付き」。
四季折々の食材を竹かごに彩りよく盛り込んだお弁当です。
鴨肉の入った治部煮は熱々で、ほっこりするお味。
わさびが良いアクセントになっています。
住所 : 石川県金沢市東山1-26-16
マップ : Googleマップ
アクセス : 金沢市バス 材木ルート 並木町 徒歩5分
電話番号 : 076-253-3321
定休日 : 水曜不定休
営業時間 :
公式サイト : 十月亭
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「能登丼」は、奥能登2市2町(珠洲市、輪島市、能登町、穴水町)の加盟店が提供する新ご当地グルメ。
奥能登の米、水、肉、魚介、野菜など新鮮な地元食材を使い、器や箸も能登産にするという定義があります。
また、塩分控えめ、動物性油不使用など健康、長寿、ヘルシーにこだわっています。
奥能登の食材であれば、海鮮系でも肉系でもOK、味付けも各店のオリジナルで腕の見せ所。
輪島塗のお箸がプレゼントになっているので良い記念になりますね。
「伸福」は、能登の魚を知り尽くしている元漁師のご主人が仕入れた新鮮な魚介類が並ぶ人気寿司店です。
観光客はもちろんですが、地元の人も開店前から並ぶということから、その味はお墨付き。
こちらのお店でいただける能登丼は「能登朝市丼」です。
のどぐろ、マグロ赤身、甘えび、ズワイガニ、しめ鯖、うなぎ、鯵、ブリなど旬の魚を中心に鮮度抜群のネタが丼から溢れんばかりに盛り付けられています。
付け合わせのみそ汁は岩海苔とつみれ入りでボリュームあり。
能登の地物の魚だけを味わいたいという方なら、「地物にぎり」もおすすめです。
住所 : 石川県輪島市河井町5-41
マップ : Googleマップ
アクセス : 北陸鉄道輪島特急バス 輪島駅前停留所 徒歩12分
電話番号 : 0768-22-8133
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:30~14:00 17:00~22:00
予算 : 【夜】4,000~5,000円 【昼】2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : 不可(支払いは現金のみ)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
能登半島の中ほど、七尾湾は波の穏やかな海域で、多くの河川が流入する事から植物プランクトンが豊富。
そこに目を付けて、大正9年に牡蠣の養殖が始まりました。
餌となるプランクトンが多いため、1年で出荷可能な大きさまで成長します。
能登牡蠣は、小ぶりながら肉厚で甘みが強く、味と風味のバランスが良いのが特徴です。
七尾湾に面している中島町から穴水町にかけてのびる国道249号線沿いには、かき直売店やかき料理専門店が並び、通称「能登かき街道」と呼ばれています。
例年、1月~3月の間、「七尾湾能登かき祭り」と銘打ってイベントが開催されています。
期間中は協賛飲食店や協賛直売所にて、能登かき丼や能登かきフルコースなどオリジナルメニューが提供されます。
また、イベント日には能登演劇堂前広場にて総延長100m超えの炭火焼かきコーナーが開設されます。
詳細は、 七尾湾能登かき街道 の公式サイトでチェックしてください。
「かき処海」は、牡蠣養殖の山下水産が直営するかき料理専門店です。
中島町のかき小屋や直売店が並ぶ一角にある超人気店なので、行列必至。
コースは、焼きがき10個、小鉢、カキフライ、酢の物、かき釜めしがついた「波コース」と、これにかき鍋がついた「海コース」の2種類。
朝獲れの新鮮な殻付き牡蠣を目の前の炭火で自分で焼いていただきます。
小ぶりなのにジューシーで旨味たっぷりな牡蠣に悶絶間違いなし。
カキフライも、今まで食べてきたカキフライは何だったの?と思ってしまいそうな美味しさ。
かきがごろごろ入った釜めしは、牡蠣のエキスがたっぷり染みこんでいて絶品です。
アラカルトも充実しています。
大粒の牡蠣が味わえる「かき蒸し焼き」は、ぷっくりとしていてミルキーな味わい。
そのままでも、ポン酢を付けても美味しくいただけます。
予約をしないと1時間待ちなんて事になるので、必ず予約を入れておきましょう。
住所 : 石川県七尾市中島町浜田ツ-21
マップ : Googleマップ
アクセス : のと鉄道七尾線 能登中島駅より徒歩9分
電話番号 : 0767-66-1594
定休日 : 5月中旬~10月上旬、年末年始、木曜日
営業時間 :
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 :
公式サイト : かき処海
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
能登半島沿岸は、砂場、岩場、藻場と魚の産卵、生育に適した海底環境が整っており、様々な回遊魚が産卵のために集まってきます。
春から初夏の産卵期にやってくるのが、ふぐ。
全国的に知られるとらふぐをはじめ、真ふぐ、銀ふぐ、ごまふぐ、ショウサイふぐ、コモンふぐなど10種類を超えるふぐが水揚げされ、その漁獲量は日本1を誇ります。
それぞれのふぐの身は、刺身に向いている、から揚げに向いているなど特徴があるので、料理によって使い分けできるのも種類豊富な能登ならでは。
また、産卵に集まるふぐからは、大きくなった卵巣や白子をもった天然ふぐが獲れるのも特徴で、希少価値が高いふぐの白子を、白子焼きや天ぷらなどで気軽に食べることができます。
能登半島で獲れるふぐの中でも、輪島の港で水揚げされるふぐは「輪島ふぐ」と呼ばれています。
その漁獲量は何度も日本1を記録したほどで、輪島市にはふぐ料理のお店がたくさんあります。
輪島朝市にある、海鮮丼・寿司専門店「輪島海幸」は、ひと際目立つ赤と黄色の看板が目印。
名物料理の「輪島ふぐ丼」を食べに多くの観光客が訪れる人気のお店です。
輪島港で水揚げされた天然ふぐを贅沢に敷き詰め、白子がのっているという豪華版。
実はこの「輪島ふぐ丼」は、先にご紹介した「能登丼」の協賛メニューなので、能登の食材を使う、器も箸も能登産という定義を守って作られています。
天然ふぐをリーズナブルに、そして気軽に食べたい方は、輪島ふぐ丼をぜひ試してみてください。
住所 : 石川県輪島市河井町1-100-4
マップ : Googleマップ
アクセス : 輪島市バス 档 大町朝市口より徒歩3分
電話番号 : 0768-22-0058
定休日 : 水曜日
営業時間 : 8:30~14:00
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : カード可(JCB、AMEX、Diners)
公式サイト : 輪島海幸
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
江戸時代には加賀藩に納められ、加賀藩御用達品として将軍や大名家にも送られたと言われる「小松うどん」。
300年の歴史を持つ小松うどんはしっかり地元に根付いているソウルフードです。
ウルメ、ムロアジ、サバなどの雑節と昆布をふんだんに使った合わせ出汁は、口当たりがよく透明感があります。
白山の伏流水を使って練られた麺は、程よくコシがありツルツルっとしたのど越しで、出汁との相性が抜群です。
平成22年、小松市政70周年を機に、小松うどんの名と美味しさを広めたいと市を挙げての取り組みがスタート。
小松うどんをブランド化するために、「 NPO法人小松うどんつるつる創研 」が発足しました。
小松うどんの定義8か条が定められ、認定商品の開発や地域登録商標の取得、小松うどんの質の向上に力を入れています。
<小松うどんの定義8か条>
現在、小松市内の約70店舗が加盟し、この定義を守りながら、各店舗で工夫を凝らした味を提供しています。
町でえんじののぼりを見かけたら加盟店の印です。
昭和45年創業の「小松お多福」は地元で人気のお店。
毎朝その日の分だけ仕込む出汁は、利尻昆布、宗田鰹、サバ、ムロ鯵、ウルメイワシをたっぷり使い、丁寧に作っています。
口当たりが柔らかくすっきりとした味わいの中に芳醇な旨味が感じられる自慢の出汁は、金沢大野の薄口醤油で仕上げます。
うどんは、地元小松産小麦「ユキチカラ」と北海道産小麦「ホクシン」を独自バランスで配合した自家製麺で、もちもち、ツルっとした食感。
ふわふわ卵が人気のかつ丼や、小エビ丼、ゲソ天丼などの丼物とミニうどんのセットが人気です。
住所 : 石川県小松市矢崎町ナ-151
マップ : Googleマップ
アクセス : JR北陸本線粟津駅より徒歩21分
電話番号 : 0761-43-1522
定休日 : 水曜日
営業時間 : 11:00~21:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
公式サイト : 小松お多福
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
小松うどんと並ぶ小松のソウルフードと言えば「 小松塩焼きそば 」です。
今から約60年前、中華料理店「清ちゃん」の店主が、小松にない新しい料理を求めて日本全国を旅して出会ったのが中国の炒めそば、チャーメンでした。
このチャーメンにヒントを得て改良を加えて生まれたのが塩焼きそばです。
小松に戻った店主は、餃子や焼き鳥の屋台を経て、1959年「餃子菜館清ちゃん」を開業しました。
太麺の生麺、たっぷりのもやし、ネギ、人参が入った塩焼きそばは、もやしのシャキシャキ感、塩加減、油加減が絶妙にバランスが良くさすが老舗を感じさせる味。
2021年夏に惜しまれつつも閉店しましたが、弟さんが経営するお店をはじめ、現在小松市内では7店舗で小松塩焼きそばが提供されています。
小松塩焼きそば発祥の店、清ちゃんの実弟さんの店「餃子菜館 勝っちゃん」。
小松塩焼きそばはもちろんですが、何を食べても美味しい中華料理店として人気があります。
創業60年を超え、親子3代で訪れる常連さんも少なくないのだそう。
多くの人が注文する塩焼きそばは、もちっとした太麺が塩だれに良く絡まって旨味抜群。
シャキシャキの歯ごたえがあるもやしや野菜の食感も、小松塩焼きそばの特徴です。
皮から手作りしているジューシーな餃子を合わせて食べると、大満足できることでしょう。
住所 : 石川県小松市土居原町395
マップ : Googleマップ
アクセス : JR北陸本線小松駅(西口)より徒歩3分
電話番号 : 0761-22-4077
定休日 : 火曜日、水曜日
営業時間 : 11:30~14:00(L.O.13:30)/17:00~21:00(L.O.20:30)
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
公式サイト : 餃子菜館 勝ちゃん
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
2016年、加賀市のおもてなしメニューとして誕生した「加賀パフェ」。
地産地消の5層型パフェで、中身はもちろん器にも見た目にもこだわりありの逸品です。
正式名称を加賀パフェに統一し、細かにルールを設定し、金額も一律に設定しています。
ここまで細かく設定されているので、各店のオリジナリティは腕の見せ所。
加賀温泉郷を訪れた際に加盟店を見かけたらぜひ味わってみてください。
山代温泉の温泉通りにひと際目立つ紅殻格子に白い暖簾。
「べんがらや」は、展示会やイベントなどを行なうギャラリーを併設したおしゃれなカフェです。
加賀パフェは、先にご紹介したような定義はありますが、テーマや味付け、飾りつけはお店ごとに全く違います。
べんがらやでは、ちょっと大人向けの味わいのパフェを提供。
レタス、トマト、人参、海苔を巻いたチーズ煎餅、お麩の揚げ物、かぼちゃや醤油味のアイスクリーム…
パフェのトッピングとは思えないラインナップですが、一つ一つ丁寧に作られていて、見た目にも美しく食べ進めるのが楽しいパフェ。
毎年3月にメニューが変わるので、お店の公式サイトからチェックしてみてください。
住所 : 石川県加賀市山代温泉温泉通り59
マップ : Googleマップ
アクセス : 北陸自動車道加賀ICより車で25分
電話番号 : 0761-76-4393
定休日 : 水曜日
営業時間 :
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB)
公式サイト : べんがらや
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
2015年の北陸新幹線の開業に合わせて生まれた、加賀市の新ご当地グルメ「加賀カニごはん」。
貴重な香箱ガニを1杯使ったカニご飯に、小鉢5品、みそ汁、献上加賀棒茶、デザート、コーヒー(紅茶)がついたお膳です。
先述の加賀パフェ同様、加賀ご当地グルメ推進協議会により細かなルールが設定され、料金も統一化されています。
採算度外視で加賀の美味しい物を味わって欲しいという料理人の思いが詰まった「加賀カニご飯」。
非常に手間がかかるため、前日までの予約制になっています。
提供店舗については、 加賀ご当地グルメ推進協議会 の公式サイトからご確認ください。
加賀温泉駅のすぐ目の前、和風居酒屋「くいもんやふるさと」は、朝獲れの鮮魚や新鮮な加賀野菜を使った季節の献立が自慢のお店。
豊富なメニューとリーズナブルな料金、そして何より新鮮素材を使った美味しい料理が地元の人にも人気です。
今年の「加賀カニご飯」は、カニとキノコのみぞれ鍋(柚子ポン酢味)&五層のオリジナルかに寿司パフェ。
カニみぞれ鍋の中には、カニがぎっしり入った真丈を抱えたカニ面が入っています。
ちらし寿司のような鮮やかなパフェは、とろとろのカニクリームコロッケを崩し混ぜながらいただきます。
遊び心あふれる発想で創られるお料理は、見ても食べても楽しいのが魅力ですね。
「加賀カニご飯」は数量限定なので、前日までの予約が必要です。
住所 : 石川県加賀市小菅波町1-55
マップ : Googleマップ
アクセス : JR北陸本線加賀温泉駅より徒歩1分
電話番号 : 0761-73-1135
定休日 : 無休
営業時間 :
予算 : 3,000~4,000円
キャッシュレス決済 : カード可(JCB、VISA、Master、AMEX、Diners)
公式サイト : くいもん家居酒屋 ふるさと 加賀本店
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
石川県のご当地グルメの層の厚さ、奥の深さ、そして見た目の美しさなどが伝わったのではないでしょうか。
見どころがたくさんある石川県を旅する際は、ご当地グルメ食べ歩きも楽しんでください。
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最終更新日 : 2024/02/20
公開日 : 2021/09/29