広島の汁なし担々麺10選！担々麺発祥の店から地元・広島の人に愛される美味しい名店まで紹介

【目次】広島の汁なし担々麺10選！担々麺発祥の店から地元・広島の人に愛される美味しい名店まで紹介

汁なし担々麺とは

広島の汁なし担々麺の食べ方・おすすめの注文方法

広島の汁なし担々麺のおすすめ店

汁なし担担麺 きさく

中華そば くにまつ

明昌飯店 薬研堀店

汁なし担担麺専門 キング軒 本通店

赤麺 梵天丸 アルパーク前店

汁なし担々麺専門店 楽 小網町店

麺屋 麻沙羅

つけ麺本店 辛部 広島駅前店

汁なし担担麺 武蔵坊

竜胆

汁なし担々麺とは

現在ではどこでも食べられるようになった汁なし担々麺。

実は広島発祥のソウルフードなんです。

汁なし担々麺の歴史は中国に始まります。

元々、担々麺は中国四川省の名物料理です。

四川省では担々麺を担いで運ぶことが主流でしたが、汁があると持ち運びがしづらいという理由から汁なし担々麺が生まれました。

そこから中国四川省に程近い広島に伝統が伝わり、現在では広島のソウルフードとして有名になっています。

近年では広島以外でも汁なし担々麺を味わうことのできるお店が増えるなど、人気料理になっています。

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広島の汁なし担々麺の食べ方・おすすめの注文方法

人気のお店は長蛇の列になることもあるので、事前に何を注文しておくかしっかりと決めておきましょう。

広島風汁なし担々麺おすすめの注文内容は「汁なし担々麺・半ライス・温玉」が鉄板です。

他にも、特徴的なのがその食べ方。

多くの店舗で推奨されている食べ方を確認しておきましょう。

1. 着丼したら必ず30回以上は混ぜる
2. トッピングの温玉は混ぜないか、優しく混ぜる
3. 食べる際も混ぜながら食べるとなお美味しい
4. 山椒の辛さを感じた頃に温玉を崩して食べる
5. タレは少量残す
6. 麺と温玉は残さず食べ切る
7. タレの中に白飯を入れ、混ぜる
8. お好みで醤油や酢を入れて食べる

このような流れが一般的となっています。

ポイントはよく混ぜること。

「担々麺なのにそんなに混ぜるの？」と思うかもしれませんが、混ぜることに重要な意味があります。

丼の下にあるタレと麺をよく混ぜることにより、美味しさをより引き出すことができるんです。

どの店舗でも推奨されるほど、広島風汁なし担々麺では「混ぜること」を大切にしています。

各店舗により、推奨されている食べ方が異なる場合があります。

どの店舗にも「食べ方表」があるので、チェックしてから汁なし担々麺の味を楽しんでみてください。

広島の汁なし担々麺のおすすめ店

広島県は発祥の地ということもあり、多くの担々麺のお店がありますが、そうなるとどこで食べるか迷ってしまいますよね。

ここからは広島の汁なし担々麺を食べ尽くしてきた筆者が、特におすすめのお店を紹介していきます。

特徴のある担々麺や、店舗オリジナルの味付けなどお店によっても大きく味が異なります。

自分好みの汁なし担々麺を探してみてください。

汁なし担担麺 きさく

元祖広島風汁なし担々麺としても有名な「きさく」。

広島県中区に位置し、舟入幸町駅から徒歩1分の好立地にあります。

汁なし担々麺の発祥店として昔ながらのファンも多いこのお店。

やはりおすすめは「汁なし担々麺」540円（税込）。

ひき肉とネギだけのシンプルな担々麺で、上に乗っている山椒の香りが食欲をそそる一杯です。

麺もオリジナルの細麺。

喉越しと歯切れのいい麺は、「きさく」ならではの特徴です。

見た目は辛そうではないのですが、それが落とし穴。

「普通」の辛さでも山椒と花椒ダブルのピリ辛さを感じます。

辛さが苦手な人は控えめにするなど、調整するようにしましょう。

元祖広島風汁なし担々麺が食べたいという人にぴったりのお店です。

中華そば くにまつ

「くにまつ」は、広島風汁なし担々麺を有名にした火付け役とも言われるお店。

有名店にも関わらず、レシピを無料で公開したのが汁なし担々麺が世に知れ渡ったきっかけとなったんだとか。

自宅で試した人が本場のつけ麺をお店でも食べたい！と訪れたことで、汁なし担々麺が有名になりました。

自宅でも作れるほど簡単ではありますが、やはりこちらで食べる本場の汁なし担々麺は本物。

一番人気である「汁なし担々麺」580円（税込）は、辛さがZERO、1倍、2倍、3倍、4倍から選択可能です。

標準の辛さは2倍になっているので、くにまつ本来の味を楽しみたい人は辛さ2倍の汁なし担々麺を注文してみてください。

辛口醤油ダレに花山椒ラー油が浮かび上がり、見るからに辛そうな赤いタレ。

麺はくにまつ特性の中細麺で、噛みごたえ抜群のアルデンテがよく効いたツルッと食べやすい麺になっています。

〆の「ライス」30円（税込）が低価格なのも嬉しいポイント。

30円の追加オーダーで山椒の辛さの奥にお米の優しくマイルドな味を足すことができ、味変を楽しめます。

くにまつは広島県内だけで10店舗を展開する有名店なので、一度訪れてみる価値ありです。

明昌飯店 薬研堀店

地元の人のみぞ知る中華料理屋さん「明昌飯店」。

あまり観光客が行くことのないお店ではありますが、本場の味が楽しめるおすすめのお店です。

中華料理屋さんなので「ネギ塩ラーメン」750円や「麻婆ラーメン」850円も有名ですが、地元民が愛するのは「汁なし担々麺」700円（各税込）。

ひき肉にネギ、白胡麻とシンプルな具材の上にはたっぷりの花山椒ラー油。

食べる前から山椒の香りが鼻を突き抜け、食欲をそそります。

日本の山椒の辛さとは異なり、本場ならではのツンとした辛さが特徴の一杯です。

庶民的で本場の味を楽しみたい人にぴったりですよ。

汁なし担担麺専門 キング軒 本通店

続いてご紹介するのは、都内にも数店舗開業しているほどの有名店「キング軒」。

広島を飛び越え、全国各地にも展開しているお店として有名です。

キング軒の特徴は、特性の担々オイルがかかっているところ。

ラー油の辛味とお酢の酸味が絶妙なオイルは、匂いだけで麺が進むこと間違いなしです。

メニューは「汁なし担々麺」680円（税込）のみ。

0辛〜4辛の辛さを選ぶことができます。

基本となる1番人気の辛さは2辛。

さらに辛さを感じたい人は卓上の山椒やラー油で調整しましょう。

広島で本場の担々麺を試してみたい人はキング軒がおすすめです。

赤麺 梵天丸 アルパーク前店

新井口駅から徒歩5分、エディオンアルパーク前に店を構える「梵天丸 アルパーク前店」。

梵天丸の看板メニューは「冷やし汁なし担々麺」750円（税込）です。

汁なし担々麺を冷やで楽しむことができるのは、梵天丸アルパーク前店のみ。

担々麺は暖かい方が香りがたつため美味しいと言われていますが、梵天丸の冷やし担々麺は別物。

喉越しがよくコシのいい麺を、冷やでつるっと食べるのが絶品です。

冷やすことで麺自体が弾け、味だけでなく食感も楽しむことができると地元民から愛されているんですよ。

もちろん、通常の「汁なし担々麺」670円（税込）も大人気商品。

冷やし汁なし担々麺は期間限定なので、気になる人は事前チェックがおすすめです。

汁なし担々麺専門店 楽 小網町店

広島電鉄土橋電停駅より徒歩1分の位置にある「楽」。

汁なし担々麺専門店としてオープンしましたがメニューは豊富で、鶏そば、二郎系ラーメンに丼ものまで色々な種類の料理を楽しめます。

元々専門店としてオープンしているだけあり、一番人気なのは「汁なし担々麺」600円（税込）。

具材はポピュラーなネギとひき肉、それに刻んだザーサイが乗っているのがポイントです。

痺れる辛さの花山椒に、ザーサイ特有の辛味が加わり、味の変化を楽しむことができます。

シャキシャキとしたザーサイの食感も楽しく、途中でザーサイを追加する人も多いほどの人気アレンジです。

食べた後に鼻を抜ける辛みは山椒なのか、ザーサイなのか？

一つのメニューで何度も味の変化を楽しめる汁なし担々麺です。

麺屋 麻沙羅

広電袋町電停より徒歩1分、原爆ドームより徒歩5分の「麺屋 麻紗羅」。

「麻紗羅」の特徴は、担々麺注文時に辛さだけでなく痺れも決めることができるところ。

山椒の量を調整してトッピングしてくれるんです。

ラー油の辛さの他に、花山椒のピリ辛さが好きな人には特におすすめです。

麺はオリジナルの、硬めの中太麺。

しっかりとした噛み心地とコシを感じる、食べ応えのある麺です。

タレはラー油と山椒の辛さが絶妙にマッチ。

食べ応えのある硬めの麺ともしっかり絡み合うので、食べるたびに辛味と痺れ、旨味を感じることができます。

おすすめはノーマルにチェダーチーズが乗った「あぶりチーズ」750円（税込）。

炙られた香ばしさとクリーミーな味わいは、担々麺の辛味と痺れの箸休めにもなります。

常連さんならではの通な頼み方で、「麻沙羅」の味を楽しんでみてください。

つけ麺本店 辛部 広島駅前店

「辛部」は広島県内に11店舗営業している、つけ麺業界では人気の高いお店の一つ。

店舗限定で汁なし担々麺も販売されているのをご存知でしょうか。

広島駅前店と皆実店限定で、汁なし担々麺を楽しめます。

つけ麺で有名なだけあって、「汁なし担々麺」850円（税込）の味も本物です。

麺は広島風の硬めでコシの強い中細麺。

一口目に感じる甘辛さの後にくる、山椒のピリ辛さと痺れがたまりません。

他店舗よりもひき肉の割合も多く、ガツンとした汁なし担々麺を食べたい人におすすめです。

様々な旨味が凝縮された店舗限定の味を、ぜひ辛部広島駅前店で味わってみてください。

汁なし担担麺 武蔵坊

続いてのおすすめ汁なし担々麺は中電前駅より徒歩5分の「武蔵坊」です。

武蔵坊の特徴は卓上の無料調味料の豊富さ。

複数の花椒を追加でかけることができます。

• 赤山椒（痺れ）
• 青山椒（香り）
• 若山椒（赤山椒の早摘み）
• 武蔵坊山椒（武蔵坊オリジナル山椒）

この4つの山椒をかけ、自分オリジナルの担々麺を食べることが可能です。

他に、高麗人参酢も味の変化をつけるのにおすすめな調味料の一つ。

山椒の痺れた辛さのあとに、酢のツンとした酸っぱさが加わることで味に深みが出て、より山椒の味を感じることができます。

メニューは「芳醇醤油」700円と「濃厚胡麻」700円（各税込）が特に人気の担々麺となっています。

他にも「ゴマカレー」700円や「ゴマチーズ」700円（各税込）も人気の高いメニュー。

一風変わった担々麺を食べてみたい時は武蔵坊がおすすめです。

竜胆

最後にご紹介するのは女学院前駅から徒歩1分の「竜胆」。

竜胆は辛さと旨味の割合が抜群のお店として人気が高く、辛いものが苦手な人も美味しく食べることができます。

特におすすめなのが「温玉定食」690円（税込）。

汁なし担々麺＋温玉＋ご飯が700円以下で食べることのできるお安めの値段設定です。

こちらの温玉は、他の温玉とは一味違うのが特徴。

卵本来の甘さの中にトロッとしたマイルドさが加わり、より山椒の辛みを和らげてくれます。

卓上には無料で入れることができる高菜も。

山椒やザーサイが置いてある担々麺屋が多い中、高菜を無料で追加することができるのは「竜胆」ならではの特徴です。

高菜を混ぜることで山椒の絡みに高菜のスパイシーさが加わり、また違った味を楽しむことができます。

辛味に強くはないけれど、広島の汁なし担々麺を味わいたいという人におすすめのお店です。

広島のご当地グルメとして有名な汁なし担々麺ですが、お店によって味やサービス、特徴が大きく異なります。

広島風汁なし担々麺の一番の特徴は、やはり山椒の痺れ感。

痺れの中に旨味と辛味のある、食べると病みつきになる担々麺を、ぜひ広島市内で楽しんでください。

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