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1. レンズ豆のスープ(Mercimek çorbası メルジメク チョルバス)
2. ヨーグルトのスープ(Yayla çorbası ヤイラ チョルバス)
3. 羊肉のスープ(Kelle paça çorbası ケルレ パチャ チョルバス)
1. ブドウの葉のオリーブオイル冷製(Yaprak Sarması ヤプラク サルマス)
2. アーティチョークの冷製(Zeytinyağlı enginar ゼイティンヤールエンギナル)
3. ナスの前菜(İmam bayıldı イマム バユルドゥ)
4. 白チーズの春巻き(Sigara Böreği シガラボレイ)
5. コーカサス風チキン(チェルケズ タヴウ Çerkez tavuğu)
6. アルバニア風レバーのフライ(Arnavut ciğeri アルナブト ジエリ)
<メインディッシュ(Ana Yemekleri アナ イェメクレリ)>
2. アダナ風ケバブ(Adana Kababı アダナ ケバブ)
3. イスケンデル ケバブ(İskender Kebap イスケンデル ケバブ)
4. アリ ナージク(Ali nazik Kebabı アリ ナージク)
5. スルタンのお気に入り(Hünkar beğendi ヒュンカル ベーエンディ)
6. 羊肉のタンドール焼き(Kuzu Tandır クズ タンドゥル)
8. 壷焼きケバブ(Testi Kebabık テセティ ケバブ)
10. イワシのカリカリ焼き(Hamsi tava ハムシ タヴァ)
<ストリートフード(Ayaküstü Yemekleri アヤクウストゥ)
1. ドネル サンドイッチ(Döner Sandviç ドネル サンドウィチ)
5. ムール貝の冷製(Midye Dolması ミディエ ドルマス)
3. 鶏肉入りミルクプリン(Tavuk göğsü タヴク ギョウス)
トルコ料理はオスマントルコ宮廷料理を軸に、バルカン諸国や中央アジアの食文化が加味されて今に伝わるものです。
広いトルコの中でも地方によってそれぞれの特産物があり、味覚や嗜好の違いから各地の郷土料理も豊富です。
エーゲ海沿岸や黒海沿岸では魚料理が好まれていますが、一般的にトルコでは肉料理が主流です。
トルコ料理の多くは肥沃な大地で育った新鮮な食材の持つ自然の旨味と各種スパイスが融合したものですが、その中でも特に真っ赤に熟したトマトを使った料理が多いのも特徴です。
また、まろやかな味わいのヨーグルトが様々な料理で大活躍。
ヨーグルトはトルコが発祥の地であるだけあって、トルコ料理には欠かせない重要な食材のひとつなんです。
その他、小麦粉を使った料理も非常に多く、薄く大きく伸ばした生地が色々な種類の料理に美味しく変身し、前菜やメイン、デザートとなって登場します。
スープの種類は大変多く、どれも栄養満点で味も見た目もバラエティに富んでいます。
ランチやディナーのスターターとしてだけでなく、朝食にスープを飲む人も少なくありません。
数あるスープの中でも、必ずレストランメニューに登場するトルコ人が一番大好きなスープです。
レンズ豆の他に玉ねぎ、人参、じゃがいも等、入れる野菜の種類や量がおいしさの秘密。
お好みで熱く煮えたバターとレモンをかけていただきます。
栄養もあり、優しくてほっとする味です。
トルコ人が大好きなヨーグルトと、お米や卵で濃厚にしたスープの中にたっぷりの乾燥ミント。
ヨーグルト味で熱々のスープとなると、ちょっと想像し難い味かもしれませんが、クセになってしまう美味しさです。
万病の秘薬や、老若男女の健康増進のためのスープと言われるほどの栄養満点スープ。
このスープの名前を直訳すると「羊頭と蹄の肉のスープ」。
中には胃の皮も入っています。
内容を知ってしまうとなんとなく躊躇してしまいそうですが、味は意外にクセもなく食べやすいです。
お好みで生ニンニク水と酢、熱く溶けたバターをかけていただきます。
ちょっと疲れたなと思った時におすすめのスープです。
トルコ料理の前菜はメゼと呼ばれています。
ビックリするほど種類が多く、どれも美味しそうなので、ついついたくさん頼みたくなります。
ただ、どれも量が多いため、小食の方はメゼだけでお腹がいっぱいになってしまうかもしれません。
トルコ語名のヤプラクとは葉っぱのこと、サルマスのサルマとは包むという意味です。
お米を葡萄の葉で細く巻き、オリーブオイルを加えて煮た冷たい前菜。
お米の他にも、松の実やカラントも入っているので、口の中でいろんな味わいを楽しめます。
また、味付けは地方によって多少異なりますが、レモンを絞って食べるのが全国共通です。
アーティチョークは日本ではあまり馴染みがない野菜ですが、栄養価が高いのに低カロリーで健康に良い野菜として近年需要が高まっています。
春が旬のアーティチョークと、グリンピースやじゃがいも、人参などを弱火でじっくり煮込んだ一品。
オレンジまたはレモンをかけていただきます。
直訳すると「お坊さんの気絶」という名前。
その名の通り、お坊さんが食べたらあまりの美味しさに気絶してしまったという逸話から名付けられました。
ナスにトマト、ニンニク、玉ねぎなどをたっぷり使った一品です。
小麦粉で作った薄い皮状の生地に、白チーズを入れてクルクルと巻いたものを油で揚げたもの。
シガラとはタバコのことで、巻いた状態の形がタバコに似ていることからこの名が付けられました。
家庭でも簡単に作れて食べやすいので、ちょっとしたパーティーのスナックや子供のおやつとしても大活躍です。
他にもボレイ(Böreği)と名の付くメニューを見かけたら、それはシガラボレイ同様に、小麦粉の薄い皮状の生地を使って作られた料理です。
トルコ黒海北部コーカサス地方で古くから受け継がれている、鶏肉とくるみを使った冷たい前菜です。
あっさりした鶏肉とくるみの濃厚な味に、ニンニクの味と香りが効いた食欲をそそる一品。
そのままでも美味しいですが、パンに付けて食べるとカナッペ感覚で食べられます。
美味しすぎて食べ過ぎには要注意です。
羊または牛のレバーをサイコロ状に切り、小麦粉を付けて高温でカラっと揚げた一品。
レバーの苦手な方でも、軽いクミンの香りがレバー独特の臭みを感じさせず食べやすくなっています。
生のタマネギのスライスと一緒に食べるとサッパリとしたあと味が楽しめます。
トルコ料理は肉料理が主流です。
エーゲ海沿岸や黒海沿岸では魚料理も好まれますが、一般的に言うと肉が中心。
豚肉を禁忌とするイスラム教徒が多いトルコでは、お肉と言えば羊・牛・鶏です。
キョフテはトルコ版のハンバーグで、大人から子供まで大人気の一品です。
挽肉の中にパセリや少しスパイシーな香辛料が加えられたミニサイズのハンバーグ。
外はほんのり焦げ目がつきカリっとしていながらも、中はジューシーでプリプリしているのが特徴です。
フライドポテトやご飯と一緒にいただきます。
日本でケバブと言うと、大きなお肉の塊を炙って表面を削り取ったものを指しますが、実はケバブとは焼いたお肉料理の総称です。
日本で見るケバブはドネルケバブと言います。
こちらは、トルコの南部地中海東部にある都市アダナで生まれたケバブ。
赤唐辛子をはじめとするピリっと辛めの香辛料の入った挽肉を、串の周りに貼り付けて炭火で焼いた一品です。
焼きたての肉を、ピデと呼ばれるもっちりとした歯ごたえのパンの上に置き、肉汁をピデに染み込ませます。
これこそがトルコ流、美味しい肉汁を一滴も無駄にしない食べ方です。
見た目が同じようなケバブでも、辛味香辛料の入っていないシンプルな味付けのものはウルファケバブ(Urfa Kebab)と言います。
辛いのが苦手な方は、ぜひウルファケバブをどうぞ。
1867年、トルコ西部にある街ブルサに住むイスケンデル氏が初めて作った料理で、その後彼の名前を付けて親しまれています。
ピデと呼ばれるパンの上に、焼いた薄切りの羊肉を並べ、そこにたっぷりのトマトソースをかけます。
その上にアツアツに熱して溶けたバターをたっぷりかけて、ヨーグルトと一緒に食べるのがコツ。
お肉とそれぞれの味がバランス良く混ざり合い、ピデパンに全ての旨味が染み込むという美味しすぎる一品です。
アダナケバブやイスケンデルケバブはピデパンの上に羊肉を置きますが、このアリナージクは、焼きナスのペーストとニンニク入りヨーグルトを混ぜた物をお皿に盛り、その上に味付けした羊肉をのせるスタイル。
前菜としても良く登場する焼きナスのペーストは、香ばしくて、日本人の口にも良く合います。
焼きナスペーストとお肉を良く混ぜながらいただくのがトルコスタイルです。
オスマントルコ時代のスルタンが気に入ったことから、スルタンのお気に入りと名付けられたこちらのお料理。
先ほどのアリナージクと見た目はそっくりですが、焼きナスペーストの味付け方法が違います。
ヒュンカル ベーデンディの方は、焼きナスを潰してペースト状にしたものと、ホワイトソースにカシャルと呼ばれるとろけるチーズを混ぜたもの。
このナスのチーズ入りホワイトソースのペーストのことをベーエンディと呼びます。
コクのあるまろやかなベーエンディの味と、柔らかく調理された羊肉が相性抜群です。
タンドールとは地面に穴を掘って作った燒き釜のことで、その中で羊の肩肉をじっくりと時間をかけて焼き上げるため、口の中でとろけるほど柔らかい肉に仕上がります。
タンドール焼きは特別な調理法であるだけでなく時間もかかるので、大衆食堂など全てのレストランにあるメニューではありません。
老舗レストランや肉料理専門店など、一部のレストランで提供されるものなので、メニューで見かけたらぜひオーダーして欲しい一品です。
ギュベチとは、トルコの土鍋でゆっくり調理されるシチューのような料理の総称です。
肉料理あり、野菜料理あり、土鍋で数時間かけて仕上げたギュベチは、それぞれの材料が最高の状態になっています。
シンプルながらも深い味わいがあり、ソースなどは不要。
煮込み料理が好きという方は注文してみてください。
トルコ旅行では欠かせない観光スポットであるカッパドキア地方。
カッパドキアのレストランで良く目にするのが、こちらのテセティケバブです。
ギュベチに似た素焼きの小さな壺の中に、野菜と羊肉を入れて密閉状態で焼き上げた一品です。
焼き上がったら、目の前で壺のフタを開けてアツアツをお皿に盛り付けてくれるパフォーマンスは旅の思い出になりますね。
お肉にも野菜にもしっかり味がしみ込んでいて美味しいですよ。
トルコではチキンもとっても美味しいんですよ。
マリネしたチキンを串に刺して炭火でこんがりと焼いたタヴク シシは、食べやすくておすすめです。
トルコ人が料理にふんだんに使うヨーグルトや赤唐辛子、クミンなどの香辛料でマリネすることによって、チキンがより柔らかくなり味がしみ込みます。
羊肉がちょっと苦手という方もこのメニューなら安心ですね。
魚料理はやや高価なイメージがあるなか、イワシは安値で庶民の味方。
主に黒海地方でふんだんに漁れるイワシに、トウモロコシの粉を付けて黄金色にカリカリに焼いた一品です。
肉料理を好むトルコ人にもイワシは昔から人気の食材で、特に冬のシーズンは旬を味わえます。
トルコでの肉料理に飽きたら黒海直送のイワシをいただきましょう。
マントゥは見た目はまさにミニ餃子、トルコ風ラビオリとも言われていて、中には玉ねぎと挽肉が包まれています。
何よりも特徴的なのは、マントゥにかけられているソースです。
トルコ料理では何度も登場するヨーグルトが主役。
たっぷりのニンニクが入ったヨーグルトソースを熱々に茹で上がったマントゥにかけます。
味付けには乾燥ミント、チリパウダー、お好みでSumak(スマク)と呼ばれるウルシの実からできたシソに似た香りの香辛料を加えます。
そして、最後にアツアツに熱した溶かしバターをたっぷりかけていただきます。
最初は餃子にニンニク入りヨーグルト?と違和感を感じるかもしれませんが、慣れると癖になる味です。
レストランでゆっくり料理を味わうのも旅の楽しみの1つですが、限られた時間を観光に使いたい場合や、言葉に不安があってレストランはちょっと不安という方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方の強い味方がトルコの街角で見かけるストリートフードです。
ショッピングストリートやモール、市場の中などで、さっとテイクアウトできるファストフードさえも、トルコ料理は美味しいんです!
小腹が空いた時におすすめな、トルコの代表的なファストフードを紹介していきます。
トルコ料理と言えば何と言ってもドネルケバブ。
日本でもケバブサンドイッチは有名ですよね。
本来ドネルケバブは、レストランでピラフに乗せた薄切り肉として食べられるメイン料理です。
ただ、トルコ人に最も馴染みのある人気の料理なので、サンドイッチとして立ち食いしたりテイクアウトして気軽に食べる人が多い一品になっています。
ドネルとは「回る」という意味。
大きな肉の塊をクルクルと回して焼き目をつけながら調理し、焼きあがったところを薄切りにします。
その肉をトルコパンの間にトマト、タマネギ、レタス、パセリなどのたっぷりの生野菜やフライドポテトと一緒に挟んで出来上がり。
ドネルケバブは一般的には羊肉ですが、チキンのドネルケバブも人気です。
今では世界中どこに行っても食べられる料理ですが、ぜひ本場のドネルケバブを味わってみてください。
小麦粉で作られたクレープ形の生地に、ドネルサンドイッチの中身をクルクルと巻いたものがドゥルムです。
こちらの方が食べやすいので、ドゥルムを好む人も少なくありません。
見た目が同じで、中に挟む肉の種類が異なったものにタントゥニ(Tantuni)があります。
中身はドネルケバブではなく、細切りにした牛肉をフライパンでトマトやタマネギと一緒に炒めたものが使われます。
スタンダードなドネルケバブサンドイッチを試したら、次はこちらのクレープバージョンもぜひどうぞ。
丸くて薄い生地に、挽肉、トマト、玉ねぎ、青唐辛子をいっぱいに敷き詰めて釜でパリっと焼き上げた薄焼きピザ。
焼きあがったラフマジュンの上に、お好みでパセリやタマネギのスライス、レタスをのせてレモンを絞ったら、クルクルっと巻いていただきます。
軽くて食べやすいので、おやつにもぴったりです。
レストランでも前菜としてミニサイズをオーダーできるので、見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
大都市の中心部では必ず見かけるクンピル屋さん。
トルコ版のベイクドポテトで、特に学生など若者に人気がある一品です。
皮付きのじゃがいもを丸ごとオーブンで焼いて、柔らかくなったら中身をほぐしてバター、チーズを入れてマッシュポテトのように滑らかにします。
そこにお好みの具をトッピングするというハイカロリーなじゃがいも料理です。
トッピングはオリーブ、ピクルス、コーン、ハム、ソーセージ、マッシュルームなどずらりと並んでいるので、好きな物を選んでください。
トッピングの数で料金が変わるというシステムです。
かなりのボリュームがあり、お腹いっぱいになりますよ。
イスタンブールでは、ボスポラス海峡が綺麗に見える絶景スポット・オルタキョイがクンピル屋さんのメッカ。
地元の若者たちと一緒に、好みにカスタマイズしたクンピルを食べてみませんか?
トルコのB級グルメの中でもちょっと珍しくておすすめなのがムール貝の冷製です。
ムール貝の中に、オリーブオイルで煮たご飯が詰めてあります。
レモンを絞って、片方の貝ですくうようにして一口でいただきます。
1つのつもりが美味しくて2つ、3つとついつい食べすぎてしまう美味しさです。
たまに道端で店開きしている人もいますが、衛生面の心配もあるため、ちゃんとお店を構えているところでどうぞ。
トルコ料理大好きな筆者がトルコ料理を思い出す時に、真っ先に頭に浮かぶのがこのココレチというくらい印象深いもの。
ココレチは、串に羊の腸をぐるぐるに巻き付けてロール状にし、炭火でこんがりと焼き上げたホルモン好きにはたまらない一品です。
焼きあがったら細かく切り分けて、トマトや青唐辛子などの野菜と、辛味スパイスを加えてパンに挟んで出来上がり♪
ホルモンなので鮮度が大切です。
人気があるお店を選びましょう。
サンドイッチの大きさはトルコパンの1/4から選べるので、初めて食べる方は小さいサイズで挑戦してみるのがおすすめです。
ピデは大きく2つの種類があります。
ひとつは何も加えずパンとしておかずと一緒に食べるもので、もうひとつは、トッピングをして焼いたピザのようなものです。
トルコ風ピザは細長い楕円形で、生地の上にとろけるチーズ、白チーズ、挽肉、細切れ肉、サラミ、ほうれん草など様々な具材をトッピングして窯で焼き上げます。
生地はもっちりと弾力があるので、食べ応えも十分。
カリッと香ばしさもあり、トルコの小麦粉文化のレベルの高さを実感する一品です。
ギョズレメは、もともとトルコの田舎の家庭料理で、小麦粉と塩だけをこねた生地を薄くクレープのように伸ばして、中に色々な具材を入れて鉄板で焼き上げたものです。
主な具材は白チーズ、じゃがいも、ほうれん草、挽肉、ソーセージ、とろけるチーズなどで、大きな丸型の鉄板で生地の両面を焼き、具材を入れて折りたたんだら、仕上げにバターを塗ってできあがり。
市場や行事など人が集まる場所や、観光客が多いレストラン、ホテルのビュッフェコーナーで女性が座って何か焼いていたらギョズレメ!
焼き立ての熱々をいただきましょう。
ファストフードの中では比較的軽めなので、ちょっとお腹が空いた時にぴったりです。
トルコのデザートはとにかく甘いです。
おそらく日本人には甘すぎるものばかりですが、トルコでは甘ければ甘いほど美味しいと考えられているので、郷に入れば郷に従ってみましょう。
食事の後はトルコ人にならって、トルコの紅茶チャイと一緒に甘いデザートで締めくくってくださいね。
トルコのスイーツで最も有名なのがバクラヴァ。
紙よりも薄いパイ生地を何枚も重ね、その層の間にたっぷりのナッツを挟み込んで焼き上げます。
オーブンから取り出した後、熱いパイ生地に甘い砂糖シロップを注ぎ込んで漬け込みます。
パイ生地のパリッとした食感と蜜の粘りのある歯ごたえを感じながら、滴りそうなシロップを最後まで味わえば、トルコスィーツの甘さを実感することができますよ。
中にはピスタチオやくるみといったナッツが入っていて香ばしさと食感が楽しめます。
デザートの定番中の定番なので、まずはバクラヴァから試してみてください。
カダイフ(Kadayf)と呼ばれる極細の麺を焼いた上から、砂糖水シロップがたっぷりとかけられている非常に甘いデザート。
麺の間にピスタチオとチーズが挟み込まれているので、甘さの中にちょっと塩味もあり、そのハーモニーが絶妙です。
一人分ずつキュネフェ専用の銀色の丸い皿に入れて焼き上げられ、熱いキュネフェにお好みで生クリームやアイスクリームを添えていただきます。
トルコ語を直訳すると「鳥の胸」。
オスマントルコ時代に、トプカプ宮殿のスルタン達が好んで食べていたと言われるデザートです。
ミルクと米粉を使ったモチモチのミルクプリンは、言われてみれば鳥の胸のようにも見えますね。
実は、中には鶏の胸肉の細切りも入っているんです!
スイーツに鶏肉という組み合わせにひるみそうになりますが、実際は食感はあれど、味は甘い砂糖が圧倒的に勝っているので、鶏肉と言われてもわからないかもしれません。
シナモンパウダーをかけてどうぞ。
街角のケバブ屋さんを入れると、一体どのくらいのトルコ料理を提供するお店があるのか、というほどポピュラーになっているトルコ料理。
おそらく、数々の中東の料理の中でも日本人の口に一番合う料理ではないでしょうか。
ここでは、国内でも絶品のトルコ料理が味わえるおすすめ店をご紹介します。
トルコ料理を食べてみたい気分になった時は、ぜひ参考にしてくださいね。
阿佐ヶ谷駅前のビル、パサージュ阿佐谷の2階、「イズミル」は、2002年に板橋の小さな店からスタートし、阿佐ヶ谷に移転してからは15年を超える人気店。
トルコ人がすすめるトルコ料理店と知られ、必ずといっていいほどトルコ人のお客さんの姿があることからも、味の良さが伺えます。
店主のエリフさんはトルコ料理の名門組織、トルコ調理士協会日本代表にも選ばれていて、イズミルの料理がトルコの味そのものであるお墨付きを得ていると言えるでしょう。
「イズミル」の人気の理由は料理の美味しさはもちろんですが、下町のお母さんのようなエリフさんの明るいおもてなしの心。
トルコ料理が初めての方も、トルコ料理通な方も、満足できる本場の味が楽しめます。
トルコ料理を食べるなら、まずはメゼと呼ばれる前菜でスタート。
ひよこ豆のディップや、ピリ辛野菜のペースト、人参のヨーグルト和えなど、トルコのパンのエキメッキにつけて食べると、前菜から食べ過ぎてしまいそうな美味しさです。
トルコ料理は初めてで、どれを頼んでよいかわからない方にはコース料理がおすすめ。
人気の「Aコース」は、サラダ、メゼ、エキメッキ、メイン料理、チャイがついたスタンダードなコース。
1人で訪れたけれど、色々と食べてみたいという方には、メゼと肉料理を日替わりで少しずつ盛り合わせた「シェフにおまかせプレート」がおすすめです。
苦手な食材は店主に伝えるとちゃんと対応してくれるので、安心してトルコ料理にチャレンジしてみてください。
住所 : 東京都杉並区阿佐谷北2-13-2 パサージュ阿佐谷 2F
マップ : Googleマップ
アクセス : 阿佐ヶ谷駅北口から徒歩1分
電話番号 : 03-3310-4666
定休日 : 月曜日
営業時間 : 17:30~24:00(L.O.23:00)
予算 : 6,000~8,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
元町・中華街駅 1番出口山下公園口から徒歩3分、「トルコ地中海料理 ゼイティン」。
カジュアルで明るく清潔感があり、カフェのような雰囲気なので、一人でも入りやすく安心です。
店名のゼイティンはオリーブという意味。
オリーブの実、そしてオリーブオイルはトルコ料理をはじめとした地中海料理には欠かせない食材の1つです。
「ゼイティン」では、トルコ人シェフが種類豊富なトルコ料理をリーズナブルに提供。
味の良さはもちろん、盛り付けにセンスがありキレイなので、テンションが上がること間違いなしです。
トルコ料理を代表するケバブは、シェフの得意料理。
串焼きのシシケバブの他、ドネルケバブやトルコのスパイシーなハンバーグなどスパイスが香る肉料理が自慢です。
オープンキッチンで注文が入ってから調理するので、焼いてる時からスパイシーな香りが楽しめます。
気軽にトルコ料理を楽しみたければ、まずはランチタイムがおすすめ。
トルコのハンバーグ「キョフテプレート」や「ビーフドネルケバブプレート」などがリーズナブルに10種類以上用意されています。
住所 : 神奈川県横浜市中区山下町25-16 ニューポートビル 2F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 045-264-8097
定休日 : 日曜日
営業時間 : 11:30~14:00/17:30~21:00(L.O.20:00)
予算 : [昼] 1,000~2,000円 [夜] 4,000~5,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
2024年6月に、大阪のおしゃれエリア、北堀江に誕生した「メッゼ堀江 トルコカフェ&レストラン」。
大阪には意外にトルコ料理店が少なく、あまり特徴的なお店もなかったのですが、こちらのお店はすでにグルメからの注目を集める存在になっています。
5つ星ホテル出身というトルコ人シェフが手掛けるのは、イスラム法に則って認められたハラールな食材のみを使用した料理の数々。
ベジタリアンやグルテンフリーに対応したメニューもあり、全体的にヘルシーな料理が多めです。
明るく開放的な店内は、ウッディにまとめられておしゃれな雰囲気。
カウンター席もあるので、一人ランチやディナーも安心です。
お店の雰囲気や味が好みに合うかを確かめたければ、まずはランチから。
ランチメニューは6種類。
人気は「日替わりランチ」900円(税込)で、日替わりメイン料理に、スープ、ライス、サラダが付いています。
写真はトルコハンバーグの「キョフテランチ」1,350円(税込)で、こちらもスープ、ライス、サラダ付き。
店内で炭火焼で仕上げるので、焼き立てで風味もあり、美味しいと評判です。
夜にはトルコ料理を代表する自慢のケバブをどうぞ。
カウンターから調理する様子が見えるので、ライブ感も楽しめます。
おすすめは、色々なケバブが味わえる「ミックスケバブ」4,200円(税込)。
コフテ、アダナケバブ、チキンケバブ、ラムのシシケバブの4種類で、2~3名でシェアできるボリュームです。
他にも、本場そのもののトルコ料理がたくさん用意されているので、ぜひ足を運んでみてください。
美味しいお料理に、フレンドリーで気持ちの良い接客、リピーターが増えつつあるので、今後に注目したいお店です。
住所 : 大阪府大阪市西区北堀江1-9-14 Pan1914ビル 2F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 06-6543-1233
定休日 : 水曜日
営業時間 :
予算 : [昼] 1,000~2,000円 [夜] 4,000~5,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 分煙(テラス席は喫煙可)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ ホットペッパーグルメ
トルコ料理をおすすめスープからスイーツまでご紹介しました。
まだトルコ料理は日本人に馴染みがなく、味の想像が出来るものもあれば、予想もつかないものもあったのではないでしょうか。
お気付きのように、トルコ料理は羊肉を良く使います。
羊肉の匂いが苦手という方も、一度はトルコの羊肉料理を試してみてください。
たっぷり使う野菜の旨味や香辛料などで、案外匂いが気にならず美味しくいただけると思います。
本記事を見て、トルコ料理に興味を持っていただけたら嬉しいです。
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最終更新日 : 2024/09/27
公開日 : 2019/04/11