群馬に来たら食べておきたい絶品グルメ12選！

【目次】群馬に来たら食べておきたい絶品グルメ12選！

 

1. おっきりこみ

2. こんにゃく料理

3. 水沢うどん

4. 焼きまんじゅう

5. 高崎パスタ

6. 太田焼きそば

7. ソースカツ丼

8. 峠の釜めし

9. 上州御用鳥めし

10. みそパン

11. ガトーフェスタハラダの生ケーキ

12. 元祖湯の花まんじゅう

 

 

1. おっきりこみ

 

 

群馬県、並びに埼玉県秩父市の名物である「おっきりこみ」。

名前の由来は、麺を「切っては入れ、切っては入れ」でどんどん食べることからで、熱の通りやすい幅広の平打ち麺と一緒に季節の野菜や根菜を煮込んでいただく郷土料理です。

 

使用される具材はしいたけ、にんじん、だいこん、ゴボウ、さといも、長ネギ、油揚げなど。

たっぷり入った具材の旨味や出汁が幅広の麺にじっくり染みこんでいて、「おふくろの味」として親しまれているのも納得な美味しさです。

 

 

醤油が普及するまでは味噌ベースが基本でしたが、現在では醤油ベースのつゆでいただくおっきりこみが増えています。

生麺からそのまま煮込むためつゆには軽くとろみがついていて、特に寒い季節は体の底から温まりますよ。

 

似たような郷土料理には山梨の「ほうとう」が挙げられますが、おっきりこみにはかぼちゃやさつまいもといった甘い根菜が入っていないのが特徴です。

 

おっきりこみの歴史は12世紀まで遡り、群馬県では「無形の文化財」として登録されているほか、日本農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれています。

野菜王国かつ小麦の産地として有名な群馬ならではの美味しいものをぎゅっと詰め込んだ、群馬に来たら一度は食べておきたいご当地グルメです。

 

おっきりこみのふる里

 

 

美味しいおっきりこみが食べたい時には「おっきりこみのふる里」へ是非どうぞ。

 

醤油ベースのおっきりこみから、青唐辛子が入ったピリッと辛い味噌ベースのおっきりこみ、鶏肉がたっぷりはいった鶏肉おっきりこみなどの3種類を楽しめます。

テレビに何度も登場したことがあり、現在は初代の味を受け継いだ三代目の方が美味しいおっきりこみを振る舞ってくれますよ。

 

古民家風のどこかほっとする店内は、また足を運びたくなる居心地の良さ。

冬には薪ストーブが炊かれて、薪が燃える穏やかな音と香りの中で食事をいただけます。

 

 

おすすめのメニューは、おっきりこみともちもちのきびめし、お新香のセット。

 

うどんと一緒にご飯を？と思うかもしれませんが、もちもちのきびめしはそれだけでも美味しく、セットメニューに一緒についてくる小鉢のおかずや青唐辛子味噌と一緒にいただくと、おっきりこみと一緒でもすんなりと食べられます。

 

きびめしは大盛り無料なので、がっつり食べたい方は大盛りがおすすめです。

 

 

 

2. こんにゃく料理

 

 

独特の食感とヘルシーさが魅力なこんにゃくは、鍋物や汁物の具材だけでなく、ダイエットのお供としても人気ですよね。

近年ではこんにゃく（しらたき）を使ったパスタやラーメンが、日本国内だけでなく海外でも親しまれるようになりました。

 

そんなこんにゃくを日本国内で1番生産しているのは群馬県。

こんにゃく芋が育つのに適した土地であったり、芋を粉にするのにぴったりな水車の技術が発達していたり、様々な要素が組み合わさって、今では全国の90％以上のこんにゃく芋が群馬で収穫されています。

 

 

ちなみにこんにゃくが低カロリーで、ダイエットに向いている理由はそのほとんどが水でできているため。

群馬県では利根川の美味しい水を使うことで、より美味しくて質の良いこんにゃくができるんです。

 

県内にはこんにゃくができる様子を見ることができる工場や、15種類以上のこんにゃく料理が食べられるバイキングを楽しめる「こんにゃくパーク」があります。

これまでのこんにゃくの価値観を変えてくれる美味しいメニューや商品が揃っていますので、群馬に足を運んだ時に試してみてください。

 

こんにゃくパーク

 

 

土から掘り出されたばかりの大きなこんにゃく芋が、工場の中で粉になり、ぷるぷるのこんにゃくへ生まれ変わる様子を見ることができるこんにゃくパークは、群馬県に来たら一度は体験しておきたい場所の一つです。

 

パークの近くには世界遺産の富岡製糸場があるため、そちらの観光と合わせて楽しむのもおすすめです。

 

 

お目当てにしている方も多い無料のこんにゃくバイキングは、こんにゃくで出来ているとは思えないほどハイクオリティ、かつダイエット中の方には嬉しい低カロリーな料理が並んでいます。

デザートも、こんにゃくを使ってできたゼリーや葛切りをいただけます。

 

一般的なメニューはおでんや玉こんにゃく、刺身こんにゃく、こんにゃくラーメンなど。

こちらでしか味わえないメニューはこんにゃくのレバ刺し風や、こんにゃく麺で出来たやきそば、から揚げや天ぷらもあります。

 

バイキングを楽しんだ後は、こんにゃくやゼリーの詰め放題や、群馬県ならではの下仁田ネギをリーズナブルに購入できる販売所はいかがでしょうか。

こちらではバイキングで美味しかった商品や、かなりお得なハネ出しこんにゃく、こんにゃくパーク限定商品などをゲットできます。

 

 

また、入口の売店では「こんにゃくと豆乳」を使った新感覚のアイスクリームも販売しています。

さっぱりとした風味で、あまり甘くないアイスが好きな方はハマること間違いなしなお味です。

 

 

 

3. 水沢うどん

 

 

讃岐うどん、稲庭うどんと並んで日本三大うどんの一つとされているのが「水沢うどん」です。

名前の由来は、水澤寺にて参拝客向けに提供されたうどんが始まりであるとされており、その歴史は400年以上にもなるのだそう。

 

所々が透き通った美しい麺は、つるっとした喉ごしの良さと、噛み応えのあるコシが特徴。

その食感と喉ごしを味わうため、ざるうどんでいただくのが一般的です。

 

冷たいうどんのみのお店が多いので、温かいうどんの方がいいという方は、しっかりお店のメニューをリサーチしていくと良いでしょう。

冷水できりっと冷やしたうどんには負けますが、釜揚げうどんでもそのもちもち感と喉ごしは失われておらず、美味しくいただけます。

 

水澤寺の周りには「水沢うどん街道」と呼ばれる、水沢うどんを楽しめる名店がずらりと並ぶ場所があります。

醤油つゆやごまつゆなどお店によってつけ汁が違うので、自分が1番好みのつゆを探してみるのも楽しいですよ。

 

田丸屋（たまるや）

 

 

水沢うどんの発祥元といえばこちらの「田丸屋 」が有名です。

天正10年から営業し続けている本店はどっしりとし佇まいで、まるで高級旅館のような雰囲気があります。

 

落ち着いた和の空間で、歴史あるうどんをゆっくりと楽しめます。

他のお店にはなかなかない釜揚げうどんもいただけるので、温かい水沢うどんが食べたい方にもおすすめです。

 

 

メニューのおすすめはシンプルなもりうどん。

つゆは胡麻つゆと醤油つゆの2種類から選ぶことができますが、初めて来店する方は「2色つゆ」1,000円がおすすめです。

 

また、さくっと揚がった天ぷらもうどんと一緒に頼みたい逸品。

口の中で舞茸がとろけていく舞茸の天ぷらや、風味豊かな桜エビの天ぷら、いろいろな野菜が入ったかき揚げなど、どれを選んでも美味しいです。

 

出汁がしっかり効いた、ふっくら熱々の卵焼きもおすすめですよ。

 

 

 

4. 焼きまんじゅう

 

 

ふっくらと蒸しあげたおまんじゅうに砂糖や水飴が入った自家製の味噌ダレをつけて焼き上げた、シンプルながら奥の深いご当地グルメ「焼きまんじゅう」。

ほんのり甘いふかふかもちもちの生地と、香ばしく焦げ目がついた味噌だれの組み合わせはおやつにも食事にもぴったりで、群馬県民のソウルフードなのも納得の味わいです。

 

ただ、冷めてしまうと生地から水分が失われて硬くなってしまうため、基本は焼きたてを店頭でいただくのがベスト。

調理が前提となりますが、自宅で出来立ての焼きまんじゅうを食べられるお土産セットも販売されています。

 

 

ちなみに「焼きまんじゅう」のまんじゅうは中身が入っていないものがスタンダードなのですが、お店によってはあんこが入ったものもあり、こちらは群馬県民の中では賛否両論。

邪道と言われることもあるのですが、使われているあんこは味噌ダレの風味を消さない程度の控えめな甘さなので、ぱくぱく食べられます。

 

また、毎年1月11日には伊勢崎市で「焼きまんじゅう祭り」が開催されます。

直径55cmにもなる大きな巨大まんじゅうに願い文字を書き込み、炭火でじっくり焼いて参拝した方たちでいただく伝統的なお祭りです。

 

伊勢崎市以外からやってくる方も多く、巨大な焼きまんじゅうもすぐに売り切れてしまうことが多いので、食べたい場合はちょっと早めに足を運ぶのがおすすめですよ。

 

原嶋屋総本家

 

 

今では群馬県民のソウルフードになっている焼きまんじゅうのルーツは、「原嶋屋総本家」と言われています。

店内には囲炉裏があったり壺があったりと、創業100年以上の歴史を感じさせるものがあります。

 

メニューは焼きまんじゅう（1串180円）のみと非常にシンプル。

あんこは入っておらず、ふかふかもちもちのおまんじゅうに秘伝の味噌ダレを重ね塗りしたスタンダードな焼きまんじゅうです。

 

 

特に注文したまんじゅうが目の前で香ばしく焼かれ、ハケでじっくりタレを塗られていくシーンは必見。

出来立てあつあつのものをいただくと、端っこの部分のちょっぴり焦げた味噌ダレがまた絶品です。

3時のおやつとして食べられることが多いので、温かいお茶とも良く合いますよ。

 

また、素まんじゅうと味噌ダレの販売されているため、出来立てを食べることができない方は家で調理していただくのもおすすめです。

 

ただ、焼きまんじゅうが食べれるお店の中でもかなりの人気店ということもあり、土日はイートインスペースが解放されていません。

 

土日は焼きまんじゅうも串に刺されてではなく、外して提供されるため、串にかぶりついて食べたいという方は平日の来店が必須です。

 

 

 

5. 高崎パスタ

 

 

群馬のご当地グルメはいろいろありますが、高崎パスタも外せない名物です。

 

高崎市まるごとが「パスタの街」として有名で、街のいたるところに絶品パスタをいただけるお店があります。

そうした背景もあり、全国的にもイタリア料理店が多い街として知られています。

 

 

そんな高崎パスタはどこのお店でどんなメニューを頼もうか迷ってしまうほど種類豊富。

地元素材にこだわったスタンダードなパスタも、お店の個性を楽しめるオリジナルパスタもどれを選んでも美味しいのがまた魅力的です。

特にボリュームのあるメニューに力が入れられていて、大盛りの看板を掲げているお店も多いです。

 

また、高崎の美味しいパスタを決める「キングオブパスタ」というコンテストも年に1度開催されています。

こちらは高崎市内の有名パスタ店がほぼ参加し、来場者は1万人以上になることもある超人気イベントです。

 

シャンゴ 問屋町本店

 

 

美味しい高崎パスタが食べたいという時には、群馬県内に本店も含めて9店舗を構える、群馬の人気パスタ店こと「シャンゴ」はいかがでしょうか。

高崎市でいただけるパスタのトップを決める「キングオブパスタ」では2回の優勝経験があり、優勝を逃した時でも必ず上位に入っている実力派のお店です。

 

「高崎パスタ」の元祖であり、火付け役でもあるのがシャンゴ。

創業から50年以上と、高崎市のイタリアンレストランの中でも1番の老舗です。

 

現在のオーナーさんは2代目で、初代から変わらない味はもちろん新しい高崎パスタを次々に開発しています。

 

 

お店の名物はボリューム満点の「シャンゴ風パスタ」。

自家製の太麺の上に揚げたてのとんかつを乗せて、その上にデミグラス仕立てのミートソースと粉チーズをたっぷりかけた逸品です。

 

たっぷり具材が入っているのに基本のお値段はなんと1,000円以下と、コスパの良さも魅力的。

サイズはS・M・L・LLの4種類から選べますが、Sサイズでもしっかり量があるので最初はSかMがおすすめです。

 

 

※高崎 パスタの関連記事：  高崎のおすすめパスタ8選！キングオブパスタの優勝店からデートや女子会にぴったりのお店まで

 

 

6. 太田焼きそば

 

 

もちもちの太麺とちょっと濃いめのジャンクな味付けがクセになる美味しさの「太田焼きそば」。

静岡県富士宮市の「富士宮焼きそば」、秋田県横手市の「横手焼きそば」と並ぶ日本の三大焼きそばの一つです。

 

具材はキャベツのみとシンプルな場合が多いですが、群馬県産の小麦を使った麺はそれだけでも美味しいです。

お店独自のソースは色が黒に近いものが多く、一見するとかなり味が濃いように見えますが、そうでもありません。

 

 

太麺なので麺にソースが絡みすぎず丁度良い味付けになっていて、炒められて甘くなったキャベツも良い箸休めになってくれます。

お店によっては色々とトッピングができる場合もあり、特に目玉焼きやから揚げがおすすめです。

 

ちなみに富士宮市、横手市、太田市の三つの市は「三国同麺」として協定を結び、全国に焼きそばの美味しさを伝える働きかけを行っています。

どの市の焼きそばもそれぞれ違った魅力があるため、機会がありましたら食べ比べもいかがでしょうか。

 

岩崎屋（いわさきや）

 

 

太田焼きそばを代表するもちもちの太麺と、限りなく黒に近いソース、キャベツのみという具材が特徴的な「岩崎屋」。

たっぷりのラードで炒められた焼きそばにはジャンクでクセになる美味しさがあり、地元の方だけでなく、観光に来る方からも愛される太田焼きそばの名店です。

 

太田市は昔から工業が盛んな街だったため、働きに来る人々が多く、その中でも太田焼きそばはラーメンのようにすぐ伸びず、さっと食べることができて美味しいことから人気になりました。

 

太田焼きそばの具材やソースの味わいがお店全体で統一されていないのは、各地から来る人々に合わせた多様性があるため。

 

 

「岩崎屋」のメニューは小サイズ250円から始まり、特に名はないの上サイズ2,500円（各税込）までと個性的。

どんどんサイズを大きくしていったところ、つける名前が思い浮かばなかったことからこちらの名前になったのだとか。

 

小サイズでもしっかり一人前はあるため、お腹の空き具合を見ながら注文してください。

 

 

また、太田焼きそばだけでなく、焼きまんじゅうも食べることができるお店なので、群馬県のグルメを同時に味わいたい方にもおすすめ。

夏にはかき氷、冬にはおでんも販売しており、そちらも美味しいです。

 

 

 

7. ソースカツ丼

 

 

「カツ丼」と聞くと、玉ねぎを甘くなるまで炒めて出汁で煮込み、カツと一緒にふんわりと卵とじにしたものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実は群馬県や山梨県、福井県などの一部の地域では、カツ丼＝卵とじではなく、ウスターソースやデミグラスソースをかけたものが一般的です。

 

群馬のご当地グルメとしてよく知られている「ソースカツ丼」は、さっくり揚げたカツをお店特製のソースにさっとくぐらせたもの。

基本的にはキャベツはなく、ソースカツとご飯のみのかなりシンプルな丼ものですが、その味わいはご当地グルメの一つとして数えられているのも納得な美味しさです。

 

ヒレカツを使う場合が多いですが、お店によってはロースかつを使うところもあります。

 

 

さっぱり系の甘辛いソースがたっぷりしみ込んでいるにもかかわらず、衣はさくさく。

中に入った豚肉もジューシーで、口いっぱいに肉の旨味が広がりますよ。

 

ふっくらと炊かれたお米と一緒にいただくと、あっという間に食べ終わってしまう魅惑のグルメです。

 

志多美屋本店（したみやほんてん）

 

 

美味しいソースカツ丼が食べたいという時には、ソースカツ丼発祥のお店「志多美屋本店」へ是非どうぞ。

創業は1926年と、もう少し（2020年現在）で100年を迎える老舗です。

 

 

お店の名物であるソースカツ丼は、きめ細やかなパン粉をつけてさくっと揚げられたヒレカツに、さっぱりとした酸味と甘みのある特製ソースがしみ込んだもの。

その美味しさは県外から食べにくる方も多い魅惑の一杯です。

 

メニューは通常のソースカツ丼以外にも、1日15食限定の「厚切りソースカツ丼」1,290円やカツが8個乗せられた「メガ盛りソースカツ丼」1,390円（各税込）があります。

 

特に15食限定の厚切りソースカツ丼は、通常メニューのヒレカツの1,5倍ほどの厚みがあります。

そのため、揚げるのに少々お時間がかかりますが、美味しさとボリューム、そして満足感は1,5倍以上味わえます。

 

 

 

8. 峠の釜めし

 

 

観光や旅行で長時間電車に揺られているときのお供といえば、やっぱり駅弁ですよね。

冷めても美味しい色とりどりのおかずは、電車内の暇な時間を忘れさせてくれるワクワク感があります。

どこかに行くときは、必ずその駅のご当地駅弁を食べるという方も多いのではないでしょうか。

 

そんな中でも「日本随一の人気駅弁」として名高い群馬の有名な駅弁が「峠の釜めし」。

益子焼の器の中で炊いたご飯は醤油味の出汁で炊かれており、そのまま食べても美味しいです。

 

 

上には9種類のおかずがぎっしり乗せられていて、箸休めとして香物もついてくる満足感たっぷりの逸品。

 

ちなみに益子焼の器は、家に持って帰ってそこで一合分のご飯を炊くこともできるんです。

そうとはいえ、器自体にそこそこ重量がありますので、不要な場合はおぎのやの店舗に持ち込めば引き取ってもらえますよ。

 

峠の釜めし本舗 おぎのや 本店

 

 

駅弁として食べるのが目的な「峠の釜めし」は冷めても美味しいですが、こちらの「峠の釜めし本舗 おぎのや 本店」では炊き立て熱々のものをいただけます。

メニューは釜めしの他にも、そばやうどんといった主食から、本店限定のこだわりみそ汁や自家製かき揚げなどの彩度メニューも豊富です。

 

 

釜めしの上に乗せられているおかずは味が良くしみ込んだ鶏肉、しいたけ、タケノコ、ささがきゴボウ、ウズラの卵、紅ショウガ、グリーンピース、栗、アンズの9種類。

釜めしをイメージした容器には、わさび漬けや小梅漬けなどの香物が5種類ついています。

本店では熱いお茶もサービスでいただけるので、熱いうちにお店で食べてみてくださいね。

 

また、デザートメニューには1200年前の伝説がある「碓氷峠の力餅」も用意されている点にも注目。

こちらは滑らかなこしあんでつきたてのお餅を包んだ甘さ控えめの和菓子で、碓氷峠のふもとにある創業200年以上の「玉屋」のものになります。

 

釜めしと一緒に1つ頼むという方も多い、隠れた人気メニューです。

 

 

 

9. 上州御用鳥めし

 

 

「峠の釜めし」と並ぶ、群馬で人気の弁当がこちらの「上州御用鳥めし」。

上州（群馬県）では大きなイベントや行事があると、必ずこちらのお弁当を食べるという方も多いんです。

 

一粒一粒がしっかり立った美味しいご飯と、柔らかな肉質の国産ひな鳥、そして半世紀以上受け継がれている秘伝のタレの組み合わせは、地元群馬で40年以上愛され続けているのも納得のお味。

群馬県優良物産品にも選ばれた、実力のある美味しい焼き鳥丼です。

 

基本的にはお持ち帰り専用店舗が多いですが、下記で紹介する本店を含めた11店舗では出来立ての鳥めしをいただけます。

 

もちろん、冷めても鳥めしの美味しさは変わりませんが、焼きたて熱々のものを食べられるのは群馬県の店舗ならではの特権ですよ。

 

登利平（とりへい） 本店

 

 

「登利平 本店」は県外のお店と違い、食事や宴会がメインの店舗です。

メニューは上州御用鳥めしのほかにも、ソースカツ丼やうな重、親子丼、豚丼などの丼ものがあります。

 

鶏肉の様々な部位をつかった焼き鳥や水炊き、サラダなどの一品料理も豊富です。

 

 

ちなみに上州御用鳥めしは、鶏肉が1種類の「竹重」800円と、モモ肉とムネ肉の両方が入った「松重」900円（各税込）があります。

おすすめなのはあっさりながら旨味が詰まったムネ肉と、コクのあるモモ肉の両方が楽しめる松重です。

 

一品料理で人気なのは、じっくり炊いた鶏スープと、ほろほろの鶏肉、しいたけやきのこなどの入った「水炊きスープ」600円（税込）。

焼きたての鳥めしと一緒に、鳥の旨味たっぷりのスープもいかがでしょうか。

 

 

 

10. みそパン

 

 

群馬県沼田市発祥の名物グルメかつ、群馬県民のソウルフードの一つであるみそパン。

 

上で紹介させていただいた「焼きまんじゅう」と似ていますが、おまんじゅうとパンではまた違った味わいを楽しめるのがポイントです。

群馬県のパン屋さんやコンビニでは大抵お店にみそパンが並んでいて、おやつ感覚で気軽に買い求めることができます。

 

おまんじゅうに味噌ダレが合うように、パンと味噌ダレも相性抜群。

みそパン専用のふわっと柔らかなパンの中には、甘じょっぱさがクセになる味噌ダレが塗られています。

 

シンプルな砂糖+味噌タレからゴマが入ったものやクルミが入ったものなど、中に塗られているタレにも色々な味わいがあるので食べ比べもおすすめです。

 

また、冷めても美味しくいただけるのもみそパンの特徴。

焼きまんじゅうは冷めると硬くなって味が落ちてしまいますので、出来立ての焼きまんじゅうを食べる暇がないという場合には、こちらのみそパンを是非試してみてください。

 

そのまま食べても良いですが、電子レンジで温めていただくと出来立ての味が蘇りますよ。

 

フリアン 郊外1号店

 

 

群馬県で初めてみそパンを開発した「フリアン」のみそパンは、群馬に来たら一度は食べたい元祖の味です。

あまじょっぱいみそパンは、焼きまんじゅうよりもしっとり感が強めなので、もしかしたらこちらの方が食べやすい人もいるかもしれません。

 

みそパンに使われているパンは、ふわふわもちもちなソフトフランス。

パンだけを食べてみると、小麦の良い香りが口いっぱいに広がります。

 

ジャムパンやあんバター、ピーナッツクリームサンドや、クロワッサンなどの調理パンも豊富に用意されていて、そちらも美味しいです。

 

 

 

 

 

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また、スタンダードなみそパンのほかにも間にバターを挟んだみそバターパンがあります。

 

味噌とバターの相性は、ラーメンやパスタにもあるように相性抜群。

焼きまんじゅうとみそパンはちょっと味が濃いかな、と思ったらみそバターパンがおすすめです。

 

フリアンのみそパンは有名で、前日に電話をしておかないと売り切れてしまっているときもあります。

特に土日は多くの方がお店を訪れますので、早めにお店に行くか、先に予約をするのがベストです。

 

 

 

11. ガトーフェスタハラダの生ケーキ

 

 

北は北海道、南は九州まで全国各地にその支店があるガトーフェスタハラダ。

バターのふくよかな香りがただよう上品な甘さの定番商品「グーテ・デ・ロワ」は、百貨店やお土産店などで必ず見かけることができますよね。

実はその本店があるのが群馬県高崎市なんです。

 

パスタやうどん、まんじゅうなどの小麦を使った名物が多い群馬では、もちろんパンを使ったグルメもたくさんあります。

中でも、フランスパンは小麦粉・塩・水・イースト以外の余計な材料は使わず、小麦の味と香りをそのまま楽しむものとして有名なパン。

そのため、ガトーフェスタハラダのラスクは、まさに群馬県ならではの名産品なんです。

 

本館ではラスクの他にも、一部店舗と工場限定でしか食べることのできないガトーフェスタハラダの生ケーキや焼き菓子を販売しています。

特に生ケーキはふわふわしっとりなスポンジや、まったり滑らかな生クリームなどどれも絶品ですので、売り切れていなかった場合はぜひ試してみてください。

 

2013年に出来た本社工場では、無料の工場見学も楽しむことができますよ。

 

ちなみに、こちらではラスクに使われている特製のフランスパンを買うこともできてしまいます。

厳選された小麦が使われたフランスパンは外はかりっと中はもちもちで、そのまま食べても絶品です。

 

ガトーフェスタ ハラダ 本館シャトー・デュ・ボヌール（GATEAU FESTA HARADA）

 

 

ローマ神殿のような外観が特徴的で、「ラスク神殿」と呼ばれることもある「ガトーフェスタ ハラダ 本館シャトー・デュ・ボヌール 」。

近くによると砂糖とバターの甘くて幸せになれる香りが漂ってきて、思わずハラダのラスクを食べたくなります。

 

 

群馬の工場限定商品は、甘さ控えめのラスクにレーズンクリームを挟んだ「グーテ・デ・レーヌ」。

レーズンの甘酸っぱさと、滑らかなクリームの組み合わせでより贅沢感を増した一品で、自分用にもお土産にもおすすめです。

 

工場見学は個人で申し込むことができ、入場するとラスクやハラダのシールをもらえます。

商品化していないラスクの試食もできる、無料とは思えない内容の工場見学ですよ。

 

※20人以上の団体の場合は予約が必要です。

 

 

 

12. 元祖湯の花まんじゅう

 

 

ふっくらしっとりに蒸しあげられた皮と、滑らかなこしあんを使った温泉饅頭は、今では日本全国の温泉街で見ることができますよね。

そんな温泉饅頭の発祥が、群馬県の「伊香保温泉」にある勝月堂です。

 

勝月堂は創業100年以上にもなる、超老舗の和菓子屋さん。

過去には天皇陛下が湯の花まんじゅうを大量に購入されたこともあり、全国各地で焦げ茶色の皮の温泉饅頭が多いのはそちらにあやかってのことだそうです。

 

 

生地には黒糖が使われてこげ茶色をしており、これは伊香保温泉の名湯「黄金の湯」の湯質をイメージしたもの。

茶褐色の湯には鉄分がたっぷり含まれていて、体をぽかぽかに温めてくれるだけでなく健康にもいい温泉なんです。

 

ちなみに勝月堂の湯の花まんじゅうはこしあんオンリーですが、伊香保温泉にある和菓子屋では粒あんの湯の花まんじゅうも販売されています。

さらに、一口で湯の花まんじゅうといってもお店によって皮と餡のバランスが異なっていて、しっかり個性があります。

 

手のひらにすっぽり収まってしまう程度の小ぶりなサイズなので、湯の花まんじゅうの有名店で食べ比べをするのもおすすめです。

 

勝月堂

 

 

伊香保の長い石段を登る途中にあるのが「勝月堂」。

販売しているのは湯の花まんじゅうのみで、まんじゅうが蒸しあがる早朝にはお店の外にあふれるほどお客さんが並んでいます。

 

熱が取れたおまんじゅうも美味しいですが、やっぱり蒸したては格別なお味。

せっかく伊香保温泉に来たなら、出来たばかりのおまんじゅうを食べてみてください。

 

 

また、店頭の目立つところには書いていないのですが、1個からのバラ売りも可能です。

包装紙はなく、木皿に盛って提供してくれるので、その場でぱくりといただけます。

蒸したては皮だけでなく中のあんこもあつあつなので、火傷にご注意ください。

 

保存料は一切使用していないため、賞味期限はあまり長くはありません。

最長でも2日ほどなので、元祖湯の花まんじゅうを美味しいままいただくためにも早めに食べるのがおすすめです。

 

 

 

群馬県のご当地グルメをご紹介しました。

群馬でしか味わえない絶品グルメを探しているときの参考にしてください。

 

 

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