京都のおすすめカフェ25選！インスタ映えするおしゃれスイーツや隠れ家的な古民家カフェも

【目次】京都のおすすめカフェ25選！インスタ映えするおしゃれスイーツや隠れ家的な古民家カフェも

 

＜京都市東部（東山・祇園）のおすすめカフェ＞

ひとこえ

% ARABICA Kyoto Higashiyama

フランソア喫茶室

ぎをん 小森

Walden Woods Kyoto

＜京都市中心部（烏丸・烏丸御池）のおすすめカフェ＞

マリベル 京都本店

うめぞの カフェ＆ギャラリー 

MACCHA HOUSE 抹茶館 京都河原町店 

からふね屋珈琲店 三条本店

cafe marble 仏光寺店

＜京都市北部（叡山沿線・出町柳・二条）のおすすめカフェ＞

アカツキコーヒー

茂庵

＜京都市南部（京都駅・伏見）のおすすめカフェ＞

マールブランシュ カフェ

Kaikado Café

グランジュール

OGAWA COFFEE 京都駅店

GOOD TIME COFFEE

伏見夢百衆

cafe 33

＜京都市北西部（大文字山・衣笠）のおすすめカフェ＞

ことばのはおと

Cafe1001

金閣寺不動釜茶所 

＜京都市西部（嵐山・桂・太秦）のおすすめカフェ＞

喫茶ロサ・バリエ 

スマート珈琲店 太秦店

eX cafe 京都嵐山本店 （イクスカフェ）

 

 

＜京都市東部（東山・祇園）のおすすめカフェ＞

 

清水寺のある東山や、八坂神社のある祇園は、京都を代表する有名な観光地です。

ここでは、インスタ映え必至のおしゃれなカフェを取り上げるので、観光中の休憩タイムにぜひ活用してください。

 

ひとこえ

 

 

地下鉄清水五条駅より徒歩7分の場所にある「ひとこえ」は、高瀬川を目の前にして建っているカフェ。

 

中はレトロな雰囲気で、1階の高瀬川沿いの大きな窓が開いていると開放感があります。

 

さらには、春になると高瀬川沿いの桜を見ることができ、思わずため息が漏れるほど素敵な空間が広がります。

2階にはお座敷の席もあり大人数での利用も可能ですし、ゆっくりと過ごすことができますよ。

 

 

こちらでは、軽食から京懐石、そしてわらび餅などの甘味を楽しむことができます。

わらび餅は自家製というこだわりっぷりで、抹茶と一緒に食べれば最高です。

 

また、八つ橋付きの珈琲など京都らしい甘味が。

場所は閑静な住宅地の中にあり、鴨川沿いのお店とはまた違った京都の静かな時間を堪能することができる穴場的カフェです。

 

 

% ARABICA Kyoto Higashiyama

 

 

京都市東部は、清水寺や八坂神社があるエリア。

 

また、京都の繁華街である、祇園や河原町もこのエリアに含まれます。

繁華街であることからカフェの数もこのエリアが最も多く、ひと休みに困ることはないでしょう。

 

そんな京都市東部にある筆者おすすめのカフェの1つが「% ARABICA Kyoto Higashiyama」です。

 

こちらのお店の良さは、世界チャンピオンになったこともあるバリスタが入れてくれるラテを清水寺の近くで楽しめること。

テイクアウトもできるので、こちらのドリンクを片手に清水寺の周辺を散策するのがおすすめです。

 

 

京都市営バス「清水道」のすぐ近くにあるこちらのお店は、東山の古風な街並みの中にあります。

モダンな外観ですが、京都の風景の中でも決して悪目立ちしていない素敵な店構えは心を惹かれることでしょう。

 

開放的な店内で、ラテを入れてくれる様子を目の前で見ることができます。

メインのメニューは「カフェラテ」550円（税込）で、このお店のカフェラテは筆者が京都で1番好きなカフェラテと言っても過言ではありません。

 

シロップを入れずとも、エスプレッソとミルクの優しい甘さが前面にでてきて、本当に美味しいんです。

京都屈指の人気カフェであるこちら、時間帯によっては少し並ぶこともあるかもしれませんがおすすめですよ。

 

 

フランソア喫茶室

 

 

京都にお店はたくさんあるのに、筆者がついつい立ち寄ってしまうのがこちらの「フランソア喫茶室」です。

 

何度も立ち寄りたくなるということはどういうことか…

 

そう、居心地が抜群に良い。

アクセスの良さ、居心地の良さ、雰囲気の良さと3拍子そろった京都の名カフェと言っても差し支えないでしょう。

 

 

阪急電鉄京都線の河原町駅から出ればすぐそこという便利なところにあります。

店構えからして非常にクールで、「ほんとに21世紀？」と疑いたくなるほどドッシリとした趣があります。

 

そして、その趣は外観だけに留まらず、店内に入ればまるで中世のヨーロッパにタイムスリップしたかのよう。

照明や置物の1つ1つのセンスが良く、店内を眺めるだけでも楽しめます。

 

「珈琲」700円（税込）の味はコクが深めで、お店の雰囲気も相まってゆったりと飲みたい味。

いちいち心をくすぐってくる堪らないカフェ、それが「フランソア喫茶室」なんです。

 

 

ぎをん 小森

 

 

抹茶と和菓子でほっとひといき、そんな京都グルメの王道ルートを制覇できるお店がこちらの「ぎをん 小森」です。

 

京町屋の保存地区、 "新橋通り" にある「ぎをん 小森」は、べんがら格子にかわら屋根といった、風情のある佇まい。

情緒たっぷりの老舗で美味しい甘味をいただけるとあって、土日には店前に行列が伸びることがほとんどなので、さっと入店したい場合は平日が狙い目です。

 

店内には、中庭を臨む1階の座敷席に、2階には日当たりの良い広間もあって、団体での来店にもおすすめですよ。

 

 

お店の看板メニューは、ころっとした見た目が可愛らしい「わらびもち」です。

きな粉がかかった「わらびもち」1,300円か、抹茶をまぶした「抹茶わらびもち」1,400円（各税込）の2種類から選べます。

 

厳選したわらび粉100%を使い、毎朝丁寧に練ってつくりあげるわらびもちは、口に入れると自然と溶けていくような繊細な口当たり。

おもち自体の風味と食感を味わうためにまずはそのまま、その後黒蜜をたっぷりとかけていただくのがおすすめですよ。

 

 

そんな和菓子と合わせたい抹茶にもこだわりが…！

明治初期から続く老舗茶屋「柳桜園」から、綾の森という銘柄だけを使っていて、石臼でじっくりと挽いた抹茶の美味しさを体験できるんです。

 

「抹茶のみ」900円でお好きな和スイーツと組み合わせるもよし、「わらびもちと抹茶」1,800円（各税込）でお得に楽しむもよし。

京都らしい思い出を作るのにおすすめのお店です。

 

 

Walden Woods Kyoto

 

 

おしゃれなカフェが集まる京都でも、特にインスタ映えポイントの高いお店として名前が挙がるのが「Walden Woods Kyoto」です。

大正時代の洋館をリノベーションしたこちらのお店は、店内がホワイト一色に統一されており、観光客や地元京都の方から "白いカフェ" と呼ばれて親しまれています。

 

朝の9時から18時まで営業しているこちらのカフェ。

朝にコーヒーを楽しんでから京都観光にお出かけしたり、京都散策を楽しんでホテル戻る前に一息…と、おしゃれなだけでなく利便性も高いお店です。

 

 

店内利用の場合は、1階のカウンターでオーダーしたものを2階に持ち込んで楽しむスタイルです。

2階はまた1階と雰囲気が異なって、真ん中に植えられた木や、ランタンが灯る幻想的な空間がおしゃれさんの心をくすぐります。

 

テーブルはなく、ベンチに腰掛けて自由に空間を使う形となっていて、この白いベンチを背景にインスタ映えばっちりの写真を撮るお客さんの姿がよく見られますよ。

 

 

ヴィンテージのロースター使って自家焙煎したコーヒー豆を使った1杯など、こだわりのドリンクは京都散策のひとやすみにぴったりです。

中には京都らしい「抹茶ラテ」650円（税込）といったメニューもあって、おしゃれなラテアートも一緒に楽しめますよ。

 

話題のインスタ映えスポットでカフェタイムを堪能するなら、ぜひチェックしておきたい場所です。

 

 

 

＜京都市中心部（烏丸・烏丸御池）のおすすめカフェ＞

 

ここからは、多くのお店や施設がある京都市中心部（烏丸・烏丸御池）のおすすめカフェをご紹介します。

 

四条通りは、平安京の地形の名残がある京都市の主要な通りの1つ。

ここ一帯には、多くの商業施設や博物館、カフェなどが所狭しと並んでいます。

 

今回は数多くの中から厳選して、思わず写真をたくさん撮りたくなるおしゃれカフェをピックアップしました。

 

マリベル 京都本店

 

 

ニューヨークのSOHO地区に本店を構える、セレブ御用達チョコレートショップ「マリベル」。

実は日本におけるマリベルのカフェは京都本店のみとなっていて、お店の随所にこだわりが感じられます。

 

三条の町屋が立ち並ぶ道で、ブルーの可愛い扉が目印。

細い通路の奥には町屋を改装して作られたお店があります。

 

店内はペルシャ絨毯が敷かれ、アンティークな雰囲気でとてもおしゃれ。

配置されている家具から食器までこだわりが感じられ、カフェやデートなどで利用するのもおすすめです。

 

 

カフェで人気のメニューは、「マリベルオリジナルチョコレートタルト」1,430円（税込）です。

マリベル自慢のダークチョコレートの美味しさを、そのまま味わえる逸品となっています。

 

お好みでチェリーソースと一緒にいただくと、甘酸っぱくつぶっとしたチェリーと、ほろ苦くまったりと濃厚なチョコの味がさらに引き立ちますよ。

 

その他にもチョコレートたっぷりのジェラートなど、チョコ好きにはたまらないスイーツが多数用意されています。

 

もちろん、マリベル本店ということもあって、チョコレートの滑らかさやおいしさはどのメニューでも楽しむことができますよ。

ホットチョコレートも用意されているので、ホッと一息つきたい時にもぴったりです。

 

 

また、こちらのお店では、チョコレートを販売している店舗がカフェに隣接しています。

 

マリベルのチョコはアートなガナッシュが特徴的で、ガナッシュ1粒1粒にストーリーを感じることができます。

京都旅行のお土産やプレゼントにもぴったりのチョコレートです。

 

 

うめぞの カフェ＆ギャラリー 

 

 

京都市営地下鉄四条駅、阪急京都線烏丸駅から約7分ほどの場所にある「うめぞの カフェアンドギャラリー」。

ギャラリーが併設されているおしゃれな雰囲気のカフェです。

 

京町家がベースになっているお店は全体的に木の温もりが感じられ、ゆっくりとした時間が流れています。

みたらし団子やわらび餅など、京都らしい和風のスイーツが楽しむことができますよ。

 

 

場所は大通りから路地を入った場所にあるので非常に静かです。

店内奥にはインスタ映え間違いなしの小さな庭があり、四季を感じることもできます。

 

秋には紅葉した葉を見ながらおいしいスイーツを食べることも可能。

スイーツを食べたあとは、併設されているギャラリーに展示されている作品を鑑賞するのも良いかもしれません。

 

 

中でもおすすめなのが、 京都産の宇治抹茶をたっぷり使った「抹茶のホットケーキ」1,050円（税込）です。

 

普通ホットケーキといえばフォークとナイフで食べますねよ。

しかし、うめぞののホットケーキはお箸で食べることができるんです。

 

生地はもちもちしているのですが、びっくりするくらいお箸が簡単にはいってしまいます。

抹茶風味で甘さは抑えめで、添えられたこしあんと黒糖バターとの相性が抜群。

 

ボリュームもそれなりにあるので、男性の方でも満足して食べることができるのではないでしょうか。

 

 

MACCHA HOUSE  抹茶館 京都河原町店 

 

 

京都市河原町の大通りに面した場所にある「マッチャ ハウス 抹茶館」。

四条の大通りに面した場所にお店が構えられています。

 

名前の通り抹茶を使用したメニューが多いカフェで、いつも長蛇の列ができるほどの人気ぶり。

 

入ってすぐの1階のレジ付近には、茶器や茶葉などがディスプレイされていてとてもおしゃれです。

店内はシンプルで落ち着いた雰囲気となっていますよ。

 

席数が若干少なめなので回転率が良くないのが少し残念ですが、時間のある時にはおすすめしたいカフェです。

 

 

一押しのスイーツは「宇治抹茶のティラミス」800円（税込）です。

ティラミスといえば、口に入れたとたんふわっととろける食感が特徴的なスイーツですよね。

 

こちらのお店では、京都宇治のお茶の老舗「森半（もりはん）」の抹茶をこれでもかというくらい使用しています。

その他、抹茶づくしのパフェなど抹茶好きにはたまらないカフェです。

 

抹茶以外にも、ほうじ茶風味のスイーツも用意されていますよ。

 

 

からふね屋珈琲店 三条本店

 

 

1972年創業、老舗珈琲店のからふね屋。

お店にはパフェの食品サンプルが並んでいるのでそれを見るだけでも楽しいですよ。

 

席数は100席と広めですが、いつも人気なので待ち時間が発生する場合も少なくありません。

ソファーの席があるため、中に入ればゆっくりと過ごすことができますよ。

 

 

「からふね屋珈琲店 三条本店」では常に150種類以上のパフェが用意されています。

チョコレートや和風、ベジタブルなど、王道のパフェからちょっと他では食べれないような変わり種まで様々です。

 

パフェ以外にもパスタやサンドイッチ、オムライスなどランチセットも充実しているので、甘いものが苦手な人も安心して利用することができます。

 

 

しかし、なんといってもこのお店の目玉はインスタ映え間違いなしの巨大パフェ！

 

1番大きいル・レーブは、お値段なんと55,000円（税込）です。

量的には20名〜25名向けとなっています。

 

写真のパフェは「ジャンボパフェ」12,000円（税込）で、8名〜10名向け。

大きなパフェはあらかじめ予約が必要となりますが、友達の誕生日パーティーとして注文するのも良いかもしれませんね。

 

 

cafe marble 仏光寺店

 

 

烏丸駅から徒歩3分の「cafe marble 仏光寺店」は、素朴で温かみのあるカフェランチが人気のお店。

野菜をたっぷりと使った手作りキッシュが名物で、ヘルシーかつほっこりとしたお昼ごはんを楽しめますよ。

 

築120年越えの古民家を改装したこちらのカフェは、元々デザイン事務所からスタートしたこともあって、センスが光るおしゃれな内装が特徴です。

店内には坪庭や土間など、古民家ならではの味のある空間が残されていて、落ち着いた空気が広がっています。

 

 

ランチに人気の「キッシュプレート」1,550円（税込）は、主役のキッシュと一緒にグリーンサラダとにんじんサラダ、スープが盛り付けられた、彩り豊かなメニュー。

 

キッシュにはごろごろと季節の野菜やチーズが入っていて、見た目以上にさらに満足感を感じられます。

サクサクと軽い生地からはほんのりバターの香りがして、老若男女に愛される優しい味わいです。

 

ランチのキッシュプレートはドリンク付きと、コスパの面でも嬉しいですね。

 

 

ランチのデザートにおすすめしたいのが、キッシュと並んでお店が推しているタルトです。

しっとりとした生地に食べごろフルーツを乗せたタルトは、毎日キッチンで丁寧に焼き上げています。

 

「季節のフレッシュフルーツタルト」650円や、「ナッツの焼きタルト」550円（各税込）など、ひと工夫が効いたスイーツは大人のおやつにぴったりです。

 

 

 

＜京都市北部（叡山沿線・出町柳・二条）のおすすめカフェ＞

 

最近では、上京区出町柳駅周辺にある「出町桝形商店街」の中に、新しく「出町座」という複合施設もできました。

邦画洋画問わず様々な映画が放映され、近辺にはカフェが多く集まっています。

 

出町座を堪能した後に、カフェ巡りや女子会で活用してみてください。

 

アカツキコーヒー

 

 

茶山・京都芸術大学駅から徒歩8分の「アカツキコーヒー」。

夫婦で営まれているお店で、内装にもコーヒーにもお2人のこだわりとセンスの良さが感じられます。

 

京都市北部に来たときには立ち寄って欲しいカフェです。

先述したラーメン激戦区一乗寺のど真ん中にあり、イギリスのガーディアン社に「世界で最も美しい本屋10選」に選ばれた「恵文社」からも歩いて5分ほどのところ。

 

ラーメンを食べて本屋を物色した後に、コーヒーを飲んでひと休みなんていう使い方はいかがでしょうか。

筆者の自宅から近いのもあってしばしば訪れるのですが、いつ行っても大満足して帰ることが出来る素晴らしいカフェです。

 

 

東大路通りという、比較的大きな道沿いにあるこちらのお店。

シンプルですが何処か心を惹きつける外装で、何の前情報無しに訪れても思わず入ってみたくなる雰囲気があります。

 

白と水色を基調としつつも落ち着いた色味のおしゃれな店内は、ゆったりコーヒーを楽しむのにぴったり。

店主のこだわりのヘリンボーン床が良い味を出しています。

 

 

コーヒーに関しても、メニューによってミル（コーヒー豆を挽く機械）を使い分けるこだわりぶりで非常に美味しいです。

筆者がよく飲むのはブレンドコーヒーとカフェラテですが、どちらも自信を持っておすすめできます。

 

また、ケーキや焼き菓子のメニューもあって、こちらもとても美味。

疲れた体を優しく癒してくれます。

 

午前中に訪れると、日差しが優しく店内に降り注ぐのですが、これがまたインスタ映え抜群♪

目で見て素敵、舌で味わって美味しいと文句無しの穴場カフェです。

 

 

茂庵

 

 

「茂庵」は、吉田山の山頂にひっそりと佇むカフェ。

京都のおすすめ古民家カフェとして、数多くの雑誌に取り上げられているため、名前を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。

 

元々は大正時代に作られた茶苑を利用しており、建物自体は国の有形文化財にも指定されています。

カフェとして使用されているのは旧点心席という部分で、当時の面影をそのまま残す贅沢空間で、美味しい飲み物と軽食をいただくことができるんです。

 

 

浄土寺バス停、または銀閣寺道バス停から歩いて徒歩15分ほど、山を登り切った先にあります。

山頂付近とはいえ吉田山は低く、道も歩きやすく整備されているのでご安心くださいね。

 

木々や「茂庵」以外には何も見当たらないような場所にあるのも、日常から隔離された感覚を強く感じさせる理由の一つです。

 

 

「茂庵」では、ぜんざいやケーキ、コーヒーなどカフェメニューのほか、アルコールと軽いおつまみも用意しています。

木漏れ日の中で過ごすカフェタイムも、夕暮れ時のほろ酔い時間も、歴史ある古民家で味わうとこれまた格別です。

 

グアテマラ・ブルーレイクの華やかな香りが活きた「コーヒー」1,100円（税込）は、お茶請けの小さなお菓子がついてくるのが嬉しいところ。

セットのキャラメルナッツにはきな粉がかけられていたりと、メニューの至る所に京都らしい和の要素が散りばめられています。

 

 

 

＜京都市南部（京都駅・伏見）のおすすめカフェ＞

 

京都駅の中はとても綺麗で、駅自体も有名な観光スポットになっています。

 

また、京都市南部の中でも、下条区から伏見区の間に位置する「伏見稲荷大社」は、有名な千本鳥居を見に連日多くの観光客で賑わいを見せています。

伏見稲荷大社全体で合わせると約1万基も鳥居があるとされており、自然豊かで新鮮な空気を感じられる場所です。

 

京都駅に到着してホテルにチェックインした後の余り時間や、伏見稲荷大社のお写んぽ旅にもぜひご利用ください。

 

マールブランシュ カフェ

 

 

JR京都駅、および近鉄京都駅から徒歩すぐ近鉄名店街みやこみち内にある「マールブランシュカフェ」。

 

京都駅と直結しているため、雨の日でも濡れることなくカフェに行くことができます。

店舗もそれなりに広く、ナチュラルな木のやわらかい雰囲気のカフェです。

 

北山に本店を構えるマールブランシュは、京都らしいお濃茶を使用したお菓子「茶の菓」が有名です。

抹茶のラングドシャにホワイトチョコレートが挟まっていて、絶妙なバランスの甘さでお土産にもぴったりですよ。

 

 

こちらのカフェでは、そんなお土産以外にも、生ケーキやプリンといったスイーツを楽しめるんです。

スペシャリテとして人気が高いのが「モンブラン」649円（税込）で、和菓子のような繊細なビジュアルが、どことなく京都らしさを感じさせます。

 

ケーキの中には蒸した栗とまったり濃厚なマロンペーストが仕込んであって、芳醇な栗の香りが鼻を抜けていきますよ。

 

 

マールブランシュのケーキは可愛いデザインのケーキが多く、中には季節限定のものも。

見ているだけで癒されるケーキを、おいしいお茶と一緒に楽しむことができます。

 

 

Kaikado  Ca fé

 

 

明治8年創業と日本で一番の歴史を持つ手作り茶筒のお店、「開化堂」が手がけるおしゃれカフェが、こちらの「Kaikado Café」です。

京都市電の事務所を改装し、新しさと古さのどちらの良さも持ち合わせた店内は、親しく大切な人々を迎える応接間をコンセプトに造られています。

 

お店は2階建てになっており、1階には木の温もりを感じるおしゃれなカフェスペースが、2階には茶筒などが並ぶ販売エリアが広がっています。

カフェで一息ついたら、そのまま京都旅行のお土産を購入できるのがポイントです。

 

 

カフェでは、開化堂の5代目が惚れ込んだ中川ワニ珈琲の豆を使用しています。

「Kaikado Café」のために作られたオリジナルブレンドを、ホットはハンドドリップで、アイスとカフェオレは水出しで丁寧に抽出。

 

おすすめは、そんなコーヒーと名物スイーツを一緒にいただける「Kaikadoチーズケーキ」1,950円（税込）です。

茶筒の形をイメージした丸いチーズケーキは、ムースのように滑らな舌触りとスッキリとした甘さが、京都散策で疲れた体に染み渡ります。

 

 

インスタ映えも花丸なのが、レトロで可愛い「お菓子缶セット」2名 7,000円（税込）です。

 

伝統的な開化堂のお菓子缶の中に、京都の人気店「HANAKAGO」のプティフールや「伴善良房」の干菓子、中目黒の「Groovy Nuts」のソルティナッツが入った夢のようなセット。

飲み物はコーヒーのほか、ロンドンや台湾から取り寄せたこだわりの紅茶や、水出しの山椒緑茶など、様々な種類から2杯を選べます。

 

和と洋がコラボした、ちょっぴり贅沢なお茶会を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

グランジュール

 

 

近代的なつくりになっている京都駅。

中央口から出ると、鉄に覆われた高い天井を思わず眺めてしまいます。

 

そんな京都駅と直結しているホテルグランヴィア京都のロビーラウンジカフェ「グランジュール」。

 

大きな窓ガラスからは光が十分に入り、カフェの店内は明るく天井も高いので、とても開放感があります。

窓際からは、京都駅中央改札付近の様子を眺めることができるんです。

 

床は絨毯でふかふか、椅子も大きめでゆっくりと過ごすことができますよ。

 

 

こちらでは、スタンダードにスイーツ1カットと飲み物が一緒になった「ケーキセット」2,050円（税込）を。

食べ応えたっぷりの大きなケーキです。

 

飲物はおかわり自由でブレンドコーヒー、ブレンド紅茶、エスプレッソの3点から選択が可能になっています。

 

ホテルのラウンジということもあり雰囲気は抜群で、優雅なカフェタイムを楽しむことができますよ。

 

また、駅からすぐそばの場所にあるので、人と待ち合わせるときの利用もおすすめです。

 

 

OGAWA COFFEE 京都駅店

 

 

京都市営地下鉄「京都駅」のコンコース内にある「OGAWA COFFEE 京都駅店」。

こちらは京都が誇る有名店「小川珈琲」の直営店で、手軽に本格的なコーヒーが楽しめるとても良いカフェです。

 

本店は同じく京都の西京極というところにあるので、気になる方はチェックしてみてください。

日本のみならず、世界でも活躍するバリスタを擁する「小川珈琲」は、単なるチェーン店と呼ぶのは少し憚られるほどですね。

 

もしあなたが旅行や観光で京都にやって来て、催促で美味しいコーヒーを飲める場所を探しているならここで決まり♪

 

 

場所が京都駅内にあるという抜群のアクセスは嬉しいポイント。

到着したときでも、京都から帰るときでも時間についてアレコレ考えずに休憩できるのはかなり魅力的ではないでしょうか。

 

コーヒーはブレンドのみならず、日替わりで少し珍しい豆も楽しめるが嬉しいところ。

サンドウィッチなどのフードメニューもあり、朝7:00から営業しているので、夜行バスなどで早い時間に到着した方にとってはありがたいカフェですね。

 

 

GOOD TIME COFFEE

 

 

古民家カフェでゆっくりとした時を過ごすなら、おすすめしたいのが「GOOD TIME COFFEE」。

西本願寺の裏手に位置しているので、観光のついでに足を延ばすのにはぴったりのお店ではないでしょうか。

 

また、「京都水族館」からも歩いて行ける距離にあるので、訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。

周辺には京都らしい落ち着いた街並みが「生きた」状態で残っており、散歩するだけでも楽しい素敵な場所です。

 

こちらのお店は「itonowa」というアトリエや雑貨屋がいくつか出店している施設の内の1つで、いわば顔的な存在。

デザインオフィスが運営するコーヒースタンド（立ち飲みやテイクアウトがメインのお店）ではありますが、座って飲むスペースもしっかり確保されています。

 

 

古民家をリノベーションしてつくられた店舗は、落ち着く「和」のテイストとキャッチーな「可愛さ」が同居する何とも心をくすぐる空間となっています。

靴を脱いで小上がりの席に座れば、まるで家に帰ったような安心感。

 

コーヒーは店員さんが1杯ずつ丁寧に入れてくれ、その時に店内に漂う香りがたまりません。

味はコクが深めで有りながらもスッキリした雑味の無い味で、途中で飽きることなくスーッと飲むことができます。

 

 

また、ここでチェックしてほしいのが縁側で、中庭を眺めながらコーヒーを楽しむことが出来るのが魅力的。

 

昼下がりに陽光が降り注ぐ庭を眺めながらひと休みするのはなんとも幸せな時間。

猛烈に「ここに住みたい…」という気持ちが込み上げてくることでしょう。

 

それほどに魅力的なカフェなんです。

 

 

伏見夢百衆

 

 

京都と水といえばが綺麗なことで有名です。

 

その綺麗な水を使用して生まれた月桂冠のお酒。

お酒と水は切っても切れない関係で、水が綺麗な場所でなければおいしいお酒は生まれません。

 

実は「伏見夢百衆」は月桂冠が経営しているカフェ。

大正時代に建てられた建物で、歴史のあるレトロなつくりのカフェになっています。

 

 

すぐそばに寺田屋があったり、酒蔵見学を行うことも可能で観光にもおすすめの場所です。

カフェのメニューには京都のおいしい水で淹れる水出し珈琲や、伏見の清酒の利き酒セットなどちょっと大人なメニューが並びます。

 

スイーツも酒蔵ならではのラインナップ。

吟醸酒カステラや酒まんじゅう、清酒アイスクリームなどが用意されていますよ。

 

 

特におすすめなのが「清酒アイスクリーム」700円（税込）。

バニラアイスの上に清酒をかけて味わう大人の贅沢なスイーツになっています。

 

日本酒好きの方、そして古民家カフェ好きの方にはぜひ一度訪れてほしいカフェです。

 

 

cafe 33

 

 

ホテル「ハイアットリージェンシー京都」の1階にあるカフェ「cafe 33」。

京都国立博物館や、三十三間堂がすぐそばにある趣のある場所です。

 

店内はかなり開放感があり、窓際の席からは枯山水の庭を眺めることができます。

ハイアットの1階、天井は和風の素敵なデザインで時間帯によって照明の明るさが変更されるので、朝昼晩で雰囲気が変わっていくのを楽しめます。

 

ホテルの中のお店ということもあり、ゆっくりと過ごすことができますよ。

 

 

おすすめは、濃厚クリーミーなチーズの美味しさが広がる「ニューヨークチーズケーキ」1,000円（税込）です。

ミックスベリーのコンポートとホイップクリームが添えられていて、お好みでソースのようにつけて食べるのがおすすめ。

 

ホテル併設のカフェならではの高級感とサービスの質の高さに、きっと満足できることでしょう。

 

 

 

＜京都市北西部（大文字山・衣笠）のおすすめカフェ＞

 

この地域は有名な観光名所がたくさんあります。

金閣寺に龍安寺、そして仁和寺と、京都が誇る世界遺産を巡るコースは観光の王道ルートです。

 

そんな京都市北西部を歩く合間に訪れたい、おすすめのカフェをご紹介します。

 

ことばのはおと

 

 

町屋の建物を利用して作られたブックカフェの「ことばのはおと」。

 

店内にはたくさんの古書が並んでいます。

本好きや古民家好きな方には一度訪れてほしいカフェです。

 

ブックカフェということもあって、店内は非常に静かでゆっくりとした時間を過ごすことができます。

人の大きな話し声が苦手という方にもおすすめですよ。

 

 

こちらでぜひ食べてほしいのは、「にゃんこパフェ」。

猫好きも納得の可愛さで、さらにボリュームもあってお腹も心も満たしてくれます。

 

猫の顔のアイスの下にはフルーツが盛られていて、季節によって違うフルーツに代わります。

 

ちなみにこちらのにゃんこパフェは、1日限定20個で、1組2個までの制限がかかっています…！

これだけかわいくておいしいパフェは、数量限定なのも納得できますよね。

 

 

パフェ以外にも甘い飲み物やコスパのいいプレートごはんも用意されているので、食事もカフェも両方楽しむことが可能です。

畳に上がって1人でゆっくりと本を読みながら過ごせば、1日があっという間に過ぎてしまうかもしれません。

 

 

Cafe1001

 

 

京都市バスの「千本中立売」というバス停から歩いていける距離のこちらのお店。

大通りから少し入ったところにあるので、初見の方は少し見つけるのに難儀するかもしれません。

 

行く前に下調べしてから行けば、スムーズにカフェまでたどり着けることでしょう。

 

こちらのお店はカフェブックでもしばしば取り上げられており、京都のカフェ好きの間では有名です。

 

訪れたときにまず我々の心をグッと掴んでくれるのは、その外観。

元々は西陣織の工房だった町屋をリノベーションして作られているそうで、京都らしさがムンムンと漂っております。

 

 

内装もやや暗めで、木を基調とした店内は居心地抜群です。

とても静かな空間で、気を抜けば随分と長居してまうこと必至ですよ。

 

そして、こちらのカフェは "チョコミントの聖地" と呼ばれるほど、チョコミントメニューが豊富。

噂を聞きつけた全国各地のチョコミン党の方々が、京都観光の足でここ「カフェイチマルマルイチ」に訪れます。

 

見た目にも美しい「チョコミントパフェ」1,400円（税込）が有名なので、訪れた際にはぜひご賞味あれ。

 

 

金閣寺不動釜茶所  

 

 

こちらのお店「金閣寺不動釜茶所（ふどうがまちゃどころ）」は、名前の通り「金閣寺」の敷地内にあるお店です。

「ようこそ金閣寺へ」と言わんばかりの立地で観光しながら立ち寄るには絶好のお店ですね。

 

名物は淹れたての抹茶で、京都らしい風情のある空間でほっとするひと時を過ごすのにぴったりですよ。

 

 

このお店の魅力は、なんといっても庭園を眺めながらお茶を楽しめるところです。

誇張ではなく、人間の五感をフルに使って京都を堪能できるお店となっています。

 

席は屋外とお座敷がありますが、筆者としては是非とも屋外にて全身で京都を感じていただくのがおすすめ。

これだけ楽しめるのに、500円（税込）というリーズナブルな値段で抹茶とお茶菓子がいただけるのは素晴らしいコスパですよね。

 

 

 

＜京都市西部（嵐山・桂・太秦）のおすすめカフェ＞

 

ここからは、金閣寺下・京都市西部（嵐山・桂・太秦の三角ゾーン）のおすすめのカフェをご紹介します。

 

外国人観光客にも大人気の「嵐山」は、緑豊かな竹林の道が魅力。

女子旅をしている方やカップルの方は、人力車に乗っておすすめコースを巡ってもらうのもおすすめです。

 

喫茶ロサ・バリエ 

 

 

こちらの「ロサ・バリエ」というお店、関西のローカル番組のみならず、様々なテレビ番組や雑誌などでも度々取り上げられています。

 

本記事を読んでくれている方の中にも、もしかしたら名前を聞いたことがあるという方もいらっしゃうかもしれませんね。

芸能人のファンも非常に多いカフェだそうで、高橋克典さんや生田斗真さん、更には高倉健さんなど錚々たる方々が訪れたのだそう。

 

数多くあるカフェの中で「ロサ・バリエ」が芸能人までもの多くの人を魅了するのは、個性的で素敵なマスターの人柄も一役買っているのかもしれません。

 

 

気取った感じのない、素朴な外観はまさに「古き良き喫茶店」といった感じ。

個人的には表の看板がお気に入りのポイントで、街の中心部では見られないタイプのこの看板にグッときます。

 

メニューもバリエーションに富んでいて、コーヒーはもちろん、レモンスカッシュやミックスジュースも楽しめます。

フードメニューも「ハヤシライス」700円（税込）や「オムカレー」800円（税込）など軽食を中心に充実しているので、お腹が空いている方にもおすすめです。

 

 

スマート珈琲店 太秦店

 

 

「スマート珈琲店 太秦店」は京都の珈琲屋さんの名店とも言えるお店の一つで、雑誌などでは常連。

カフェ好きの方なら知らない人は少ないかもしれません。

 

「スマート珈琲店」は京都市内に何店舗かあるのですが、駅からのアクセスの良さと使いやすさを考慮してこちらの店舗をピックアップしました。

本店は「本能寺」の程近くにあるので、そちらも訪れてみるのがおすすめです。

 

 

入り口近くに置いてある、大きな赤いミルが目印のこちらのカフェ。

綺麗でゆったりとした店内は、肩ひじを張らずに寛ぐことが出来て非常に快適です。

 

コーヒーをはじめ、ホットケーキやフレンチトーストも美味しくて人気があるメニューなので、立ち寄る機会があれば食べたいところですね。

 

朝の8時から営業しているのも、観光する際にはありがたいポイント。

こちらのお店でモーニングを食べて、エネルギーを蓄えてから京都観光に繰り出すといった使い方もできますよ。

 

 

eX cafe 京都嵐山本店 （イクスカフェ）

 

 

嵐山駅から徒歩1分、「eX cafe 京都嵐山本店」は、昭和初期のお屋敷をリノベーションした人気カフェ。

邸宅の敷地には広々とした日本庭園があり、お庭を眺めながら、京都らしい和スイーツやお抹茶が楽しめます。

 

店内には京都出身の壁画絵師・木村英輝氏が手掛けたアートな襖絵や北欧アンティーク家具が置かれ、写真映えスポットがたくさん。

 

テーブル席、ソファ席、お座敷があり、特等席はやはりお庭が見える席。

予約はできないので、どうしてもという場合は、お店に一番乗りするか、空きが出るのを待つかになります。

 

 

こちらは人気の「ほくほくお団子セット」1,650円（税込）。

白串団子とよもぎ団子を自分で七輪で炙るスタイルで、焼き立てのほくほくを特製みたらしダレやあずきをつけていただきます。

 

ほんのり甘くふわふわ食感のお団子とお抹茶は最高の組み合わせです。

 

 

和パフェとドリンクのセットも人気。

 

「天龍寺パフェセット」1,650円（税込）は、有機抹茶アイス、有機ほうじ茶アイスと抹茶わらび餅、季節の甘味、白玉入り。

有機抹茶アイスは、安政5年創業の老舗「播磨園製茶」の特選茶葉を贅沢に使用した、イクスカフェオリジナル。

 

香りが濃く風味がある有機抹茶アイスは本当に美味しいと評判です。

 

映えがメインのお店のお味はちょっと、なんていう話を覆すのがイクスカフェ。

雰囲気も味も良いゆったり空間で、甘味と一緒に、和なひとやすみ時間を楽しみましょう。

 

 

 

実はまだまだ紹介したいカフェがあるのですが、それはまた別の機会に。

今回ご紹介した京都のカフェが、皆さんの旅や毎日の役に立つよう願っています。

 

 

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