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2006年8月27日、京都府京都市左京区にオープンしたうどん屋です。
店主の山元さんは、元Vリーガーのバレーボール選手。
所属していた企業のクラブチームが活動中止になったことをきっかけに、自分で商売をすることを決め、うどん修行を始めました。
満を持してオープンしたのが、山元麺蔵です。
山元麺蔵のうどんは次第に有名になり、いまや平日も人の絶えない京都府きっての大人気店となっています。
大人気店の山元麺蔵。
以前は入店まで長い行列待ちが出来ていましたが、2018年7月から独自の整理券制度を導入したことで、よりスムーズな入店が可能となりました。
以下では、整理券を取ってから入店するまでの流れと、整理券を取らずに一巡目の客としてお店に入店するポイントを説明します。
山元麺蔵は席の予約ができませんので、これらのポイントをしっかりと抑えてお店に向かいましょう。
整理券配布から入店では、以下の流れになっています。
お店の前には「整理券を貰うための列」と「集合時間になったひとの入店待機列」と、ふたつの列ができることもあります。
間違った列に並んでしまわないように、自分の並んでいる列がどの列なのか確認しましょう。
整理券の受け取りから集合までの時間は、早ければ20分、長い時には3時間になるようです。
開店の1時間以上前にお店に到着し、1巡目のグループを狙うこともできます。
開店は11時なので、10時を到着の目安にするのが良いでしょう。
土日祝日など訪れる人の多い場合には、さらに早い時間帯に最初に店内に入ることのできる人数が埋まることがあります。
筆者は平日の開店50分前(10:10分頃)にお店に到着して、1巡目で入ることができました。
スタッフが人数と名前を確認のうえ、開店準備中の店内に案内してくれます。
開店前は店内の半分のスペースが待ち席として使用されており、座ってゆっくりと開店を待つことができました。
うどんのコシを楽しめる冷たいざるうどん、お出汁で身も心も温まる温かいうどん。
メニュー数が豊富な山元麺蔵ですが、そのなかでも特に食べていただきたい、おすすめのメニューをご紹介します。
こちらは山元麺蔵の名物「土ゴボウ天」と、うどんの味わいとコシが楽しめる冷たいうどん「天ざるうどん」が両方食べられる人気のセットは、初めての訪問ならまず抑えたいメニュー。
ゴボウ天は名物なだけあって、これまでに食べたことのない美味しさでした。
薄く削がれたゴボウに、パリパリの薄衣が心地よい食感を生み出します。
ゴボウの甘みと香ばしい風味がとてもよく感じられる天ぷらです。
山元麺蔵のうどんは、何よりモチモチとした食感が大きな特徴。
一本一本が太くて長く、コシもあるものの、硬すぎず喉ごしのいいうどんです。
追加料金で「大盛り」のオプションもありますが、普通盛りでも大人の男性がお腹いっぱいになる程たっぷりの麺が盛られています。
麺が長くて食べにくいときは、こちらの麺カッターで1〜2本ずつ切って食べてくださいね。
麺のコシ楽しめる「ざるうどん」以外に、カレーうどんも人気があります。
山元麺蔵では、温かいおうどんの「京カレーうどん」と、冷たい麺でいただく「京カレーのつけ麺」の2タイプのカレーうどんがあります。
今回は、つけ麺を頼んでみました。
カレーはスパイスの効いた少し辛めのもので、辛さ調節が可能です。
「京カレー」と銘打っているだけあって、和風の出汁が効いた仕上がりになっています。
驚いたのは、カレーの中に揚げ餅が入っていたことでした。
スパイシーなカレーと甘さのある揚げ餅は、甘さと辛さのバランスが堪らなく美味しい組み合わせです。
店内のカウンター・テーブルには、七味、一味、山椒、柚子胡椒の4種類の薬味が備え付けてあります。
京都・清水「七味家本舗」の七味、一味、山椒はお出汁に、柚子胡椒はお出汁と天ぷらに使ってください。
名物「土ゴボウの天婦羅」をはじめ、トッピングメニューが数多く用意されているのもまた、山元麺蔵の魅力のひとつです。
隠れた人気者の「揚げ餅」は甘くてサクサク、とろりと伸びる揚げ餅はそのままでも、お出汁に入れても楽しめる一品です。
お腹に余裕がある方は、サイドメニューの「小さな天丼」もおすすめです。
今回は「ちょっと小さな鶏ささみ天丼」を頼んでみました。
ささみはとても柔らかく仕上がっています。
「小さな天丼」のポイントは、白米の中に隠された卵黄にあります。
天婦羅を単体で味わうのはもちろんのこと、卵黄の混ざったご飯と一緒に頬張ると至福の味わいになります。
山元麺蔵では、半生の麺と冷凍のお出汁がパックで入った「かけうどん」、冷凍のお出汁、炊き込みご飯の3つを持ち帰ることができます。
「かけうどん」に関しては、配送用の3食入りセットがあります。
3食入りセットは箱なしが1,890円、箱入りが2,140円で販売されており、遠方の方へのお土産にも最適です。
山元麺蔵の人気の理由は、うどんや天ぷらの美味しさだけではありません。
スタッフの接客の心地よさ、ホスピタリティの高さも群を抜いて素晴らしいものがあります。
まず、お客さんの整理。
開店前から訪れる客に対して、いやな顔ひとつせず笑顔でお店の中へと案内してくれます。
開店後にはスタッフの一人が店先へ出て、整理券をもらいに来る人々を案内をします。
外国の方には英語で対応されていました。
店内でも、店員さんの笑顔や受け答えの丁寧さがとても印象的です。
うどんを食べている最中には、店主の山元さんが「お味いかがですか?」と客の一人一人に聞いてまわっていて驚きました。
食後のサービスには一口サイズの杏仁豆腐も。
退店時には、またも店主の山元さんがお礼を言いに前に出てきてくださいました。
うどん屋さんのみならず、街の飲食店でここまでホスピタリティに溢れた接客は見たことがありません。
山元麺蔵は、うどんや天ぷらだけでも大満足の味わいですが、接客もピカイチとあって、京都府内外から愛されるうどん屋になっています。
住所 : 京都府京都市左京区岡崎南御所町34
マップ: Googleマップ
アクセス :
京都市営地下鉄東西線「東山」駅(1番出口)より徒歩11分
京都市営地下鉄東西線 「蹴上」駅 徒歩15分
電話番号 :075-751-0677
定休日 :
木曜・第4水曜(※祝日の場合は翌日が定休)
臨時休業あり(HPの「店長ブログ」でお知らせ)
営業時間 :
[月・火・金・土・日・祝]
11:00~18:00(L.O.)
[水]
11:00~14:30(L.O.)
予算 : 1,000円~1,999円
禁煙・喫煙 : 禁煙
公式URL : 山元麺蔵
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公開日 : 2019/05/15