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和歌山
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和歌山のご当地ラーメンは、一般的には「和歌山ラーメン」として知られていますが、地元和歌山では「中華そば」と呼ばれています。
その特徴は、豚骨醤油スープにあり。
まず鍋いっぱいの醤油で豚骨を煮込み、味を浸み込ませてから取り出して、この豚骨を炊き込んでスープを作るという独特の製法です。
この製法を最初に始めたのが「丸高」だったため、現在でもその流れを汲んだ店舗は、店名に「丸」の字を使っています。
和歌山のラーメン屋さんに入ると、ほとんどのお店でセルフのお水の横にゆで卵と早寿司(はやずし)が置いてあります。
初めての方は「これは?」と思いますよね。
和歌山名物の1つに、塩漬けの魚(主に鯖)とご飯を握り寿司のような状態にしてから寝かせて発酵させて作る「なれ寿司」があります。
かなり癖が強く、匂いも独特なので好みがはっきり分かれるところ。
これに対して、お酢を使ってすぐにできる鯖寿司を「早寿司」と呼んでいます。
濃いめの味付けの和歌山ラーメンと、このさっぱりとした鯖寿司の愛称は抜群。
ラーメンが到着するまで、まずは1つ食べてみてください。
食べた早寿司はお会計時に自己申告するのが和歌山流です。
和歌山市の繁華街アロチにある「丸高」は、和歌山ラーメンの主流である醤油ベースの豚骨醤油スープを考案した老舗店。
朝3時まで営業しているので、飲んだ帰りの〆の一杯にと多くの人が訪れる人気店です。
1番人気は看板メニューでもある「中華そば」600円。
見た目はこってりトロっとしていますが、味は醤油の引き立つすっきりとした仕上がり。
これぞ和歌山ラーメンという王道の味を試してみたい方は、まず丸高へ行けば間違いありません。
住所 :和歌山県和歌山市友田町2-50
マップ: Googleマップ
アクセス :和歌山駅から徒歩8分
電話番号 :073-432-3313
定休日 :日曜日
営業時間 :17:30~翌3:00
予約サイト・口コミ・クーポン : ホットペッパーグルメ
和歌山ラーメンについては、こちらの記事で詳しくご紹介しているので合わせてご覧ください。
→ 早寿司と一緒に食べるのが和歌山流。和歌山人気ラーメン21選!
「めはり寿司」とは、和歌山県と三重県にまたがる熊野地方や、奈良県吉野郡の辺りに伝わる郷土料理です。
もともとは、山仕事や農作業に行くための大きめのおにぎりで、高菜の塩漬けで麦飯を包んだものでした。
今は酢飯や五目御飯が包んであり、大きさも昔よりは小さく食べやすくなっています。
食べる時に大きな口を開けたはずみに目を見開いてしまうほど大きかったので、「めはり」という名が付けれらたと言います。
創業昭和37年の老舗「総本家めはりや」のめはり寿司は、作り置きをせず、注文を受けてから一つずつ手作りしています。
単品は「めはり寿司」4個600円。
めはり寿司の中には刻んだ高菜漬けの茎やかつお節、じゃこなどが入っています
おすすめは「めはり定食」1,400円で、めはり寿司4個、山芋とろろ、めざし、豚汁が付いています。
他にも、おでんや串カツ、唐揚げや焼き魚の定食もあるので、和歌山の食堂の味を楽しんでください。
住所 :和歌山県和歌山市太田2-14-9 1F
マップ: Googleマップ
アクセス :JR和歌山駅 徒歩6分
電話番号 :050-3460-7308
定休日 :月曜日 ※祝日の場合は営業
営業時間 :
【火~金 】
11:00~15:00
17:00~23:00(L.O.22:30)
【土・祝日】
11:00~23:00(L.O.22:30)
予約サイト・口コミ・クーポン: ホットペッパーグルメ
古式捕鯨発祥の地として400年の歴史を誇る、和歌山県東牟禮郡太地町。
昔から日本人に親しまれてきた鯨肉は牛肉や鶏肉よりも安価だったこともあり、学校給食のメニューにも使われていたほどポピュラーなものでした。
ところが、欧米諸国からの反捕鯨の風が強まり、ついに1988年に商業捕鯨が停止。
以降、鯨肉は貴重な物となり、一般的に目にすることも少なくなってしまいました。
くじらの町・太地町では、国際捕鯨委員会の管轄外のゴンドウクジラを捕獲枠の中で捕鯨し続け、また政府が調査捕鯨で捕獲した鯨肉を入荷し、鯨肉の街の名を絶やさないように努力したのです。
2019年7月1日、太地町にとっては悲願であった商業捕鯨が31年ぶりに再開したのです!
既に若者の食文化からは離れ、シーシェパードの活動でイメージダウンしてしまった鯨肉。
今後この再開により、鯨肉がもっと身近になるのか否か、今後の動向が気になる所です。
「くじら家」は、太地のくじら料理店で真っ先に名前があがるほどの有名店です。
鯨の竜田揚げ、鯨ステーキ、鯨カツカレー、鯨うどん、鯨刺身などの一品料理から、はりはり鍋(要予約)まで豊富なメニューはくじら専門店ならでは。
ランチタイムには、様々な部位が入った鯨の刺身に、大和煮、鯨ベーコン、鯨串カツ、鯨味噌漬け、鯨竜田揚げ、そして鯨の舌(さえずり)のお吸い物が全部いただける、「くじら家ランチ」3,980円(税込み)がおすすめです。
住所 : 和歌山県東牟婁郡太地町太地2902-115
マップ: Googleマップ
アクセス :JR紀勢本線 太地駅 バス5分
電話番号 :0735-59-2173
定休日 :木曜日
営業時間 :10:00~15:00
公式URL : くじら家
和歌山県勝浦漁港は、生マグロの水揚げ量が日本一で、まぐろの街として知られています。
水揚げされるのは主に本マグロ(黒マグロ)、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロの4種類。
マグロはいったん冷凍すると水っぽくなり、味も弾力も落ちてしまいます。
勝浦でいただけるのは、もちろん生マグロ。
食感はモチっとしていて、旨みが濃いのが特徴です。
勝浦には、揚がったばかりの生マグロを様々な料理方法で食べさせてくれるお店がいくつもあります。
勝浦漁港から歩いて約3分。
「竹原」はカウンターのみの小さなお店ですが、ランチタイムには行列ができるほどの人気店です。
ほとんどの人のお目当ては、「名物まぐろ定食」1,650円(税込)。
まぐろのタタキ、まぐろの刺身、ご飯、お味噌汁がついていて、このお値段はかなりリーズナブルです。
まぐろのお刺身は、下駄の歯造りと呼ばれるブツ切りで赤身と中トロ部分が楽しめます。
他にも心臓、尾びれ、胃袋など珍しい内臓部分の一品料理もあり(入荷によりメニューが異なります)まぐろ好きにはたまらないですね。
住所 :和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字築地4-23
マップ: Googleマップ
アクセス :JR勝浦駅を東口からアーケードを港の方へ徒歩3分
電話番号 :0735-52-1134
定休日 :不定休
営業時間 :
11:00~14:00
17:00~21:00
その漁獲量の少なさから幻の魚と呼ばれ、高級魚として知られる「クエ」。
和歌山県沿岸の沖合では、体長1m以上もの大きなクエが生息しています。
唐揚げやお刺身、鍋など様々な料理法に合い、淡白なのに旨味が強く、脂がのっているクエは、グルメの間ではフグよりも美味しいと人気があります。
10月になると、天然のクエが水揚げされる和歌山県日高町。
近年、養殖技術の発達により、1年を通じて美味しいクエが食べられるようになったとはいえ、やはり天然は別格です。
日高町の天然クエの鍋は、2018年度日本全国鍋グランプリで金賞を受賞したほどの実力派。
このコンテストには、全国から62種類もの鍋料理が参加しましたが、来場者による投票で1位を獲得したのが日高町の天然クエ鍋でした。
こちらは白浜町の名店「風車」です。
養殖物は絶対に出さないと明言する店主。
1番人気のメニューは、「天然本くえ鍋フルコース」1人前1,6500円(税込)です。
刺身、唐揚げ、塩焼き、あら煮、くえ鍋、雑炊、小鉢、デザートというボリュームで、天然クエでこのお値段はかなりお値打ち。
個室もあるため、ゆったりとした雰囲気の中で食べたい方は早めに予約しておきましょう。
漁獲量が少なく、料金に変動の可能性もあるので、予約の際に値段の確認もしてください。
住所: 和歌山県西牟婁郡白浜町2319-6
マップ: Googleマップ
アクセス :JR紀勢本線 白浜駅 バス16分、明光バス まぶ湯停留所 徒歩2分
電話番号 :0739-42-4498
定休日 :火曜日・水曜日
営業時間 :17:00-21:00
公式URL: 風車
和歌山県湯浅湾は美味しい魚の宝庫。
湯浅漁港では、1年を通じて多くのしらすが水揚げされ、特に10月~12月には脂がのって身が締まった極上のしらすが獲れるのです。
ちなみに、しらすとはカタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシなどの2~3cmほどの稚魚のことを言います。
釜揚げしらすのしらす丼が有名な湯浅ですが、生しらすを提供しているお店もあります。
朝獲れたばかりの生しらすは半透明でキラキラ、苦みや臭みは全くなく、トロリとした食感と甘味が特徴です。
せっかく獲れる新鮮なしらすを町おこしにできないかと提案したのが、かどや食堂のご主人でした。
かどやの「釜揚げしらす丼」720円、「生しらす丼」1,100円(各税込)はオリジナルのタレでいただきます。
湯浅の名産である醤油をベースに、有田みかんのはちみつ、紀州梅の梅干しを一緒に炊いて作ったコクと甘味があり、すっきりしたタレはしらすの味を引き立ててくれます。
新鮮なお刺身としらすご飯のセットや、しらす丼とうどんのセットなどのセットメニューも人気です。
住所 :和歌山県有田郡湯浅町湯浅1109-1
マップ: Googleマップ
アクセス :JR湯浅駅からすぐ
電話番号 :0737-62-2667
定休日 :月に一回不定休、年末年始
営業時間 :
水・日 11:00~14:00(L.O.14:00)
月・火・木~土・祝日11:00~14:00/17:00~21:00(L.O.20:00)
公式URL : かどや食堂
和歌山市民で知らない人はいないと言われるほど、地元の人に親しまれ続けているのが、老舗のお茶屋さん「玉林園」直営のグリーンコーナーです。
昭和42年に登場した「てんかけラーメン」は、和歌山市民のソウルフードと呼ばれるほどの人気で、秘密のケンミンSHOWでも取り上げられました。
鶏ガラベースのスープに、自家製のストレート中細麺、そこにたっぷりの天かすとワカメと紅生姜がトッピングされています。
食後には、昭和33年から販売されている、抹茶のソフトクリームを食べるのはお約束。
明るくて入りやすい雰囲気でリーズナブルなので、家族連れや学生さんにも人気があります。
グリーンコーナーは、和歌山市と岩出市のイオンやイズミヤの中など8店舗あります。
自宅でも食べたい、遠方だけど食べてみたいという方は、便利な通販を利用して自宅で再現してみてください。
和歌山県はフルーツ王国。
全国生産量1位の梅や温州ミカンをはじめ、様々な柑橘類、柿、イチジクなど美味しい果物がたくさん採れます。
県内の飲食店経営者や有志が集まり、これらの果物を使った新しい和歌山名物を作ろうと考えました。
そして考案されたのが「わかやまポンチ」です。
2009年に「全国わかやまポンチ協会」なるものが発足し、わかやまポンチの定義を決めました。
この3つの条件をすべてを満たし、なおかつ「わかやまポンチ協会」に登録された店で生産、製造または提供されたもののみ「わかやまポンチ」と名乗ることができます。
和歌山1の人気観光スポット「白浜アドベンチャーワールド」では、こんな可愛い和歌山ポンチが!
梅の甘露煮、温州ミカン、はっさく、イチゴなどが入り、可愛いパンダの白玉団子がポイントです。
発足から10年が過ぎ、現在では県内で和歌山ポンチを提供するお店はかなり増えています。
カフェやレストランだけではなく、大型ホテルから民宿、休暇村、回転寿司屋や中華料理店でも、各店工夫を凝らしています。
和歌山愛に溢れた和歌山ポンチ、和歌山旅行中に見かけたらぜひ食べてみてください!
通販でも扱っているので、興味のある方はどうぞ。
和歌山は、県外の方にはあまり知られていませんが、実は新生姜の生産高が全国2位!
特産品を使って、産地ブランドを立ち上げようと、JAわかやまの職員を中心に開発に携わり、2年の歳月をかけて完成したのが「和歌山ジンジャーエール」です。
和歌山の新生姜を丸しぼりし、そのシロップと炭酸を合わせ、ピリッとした美味しさと、シュワシュワとした喉越しが特徴です。
すっきりした飲み心地と、刺激的な生姜本来の味が癖になると評判です。
みかんの産地と言うと、関西人なら和歌山と即答できそうですが、全国的なイメージとしては愛媛の方が強いかもしれませんね。
実は、和歌山県はみかんの生産量は全国1位。
中でも有田地方は昔からみかん栽培が盛んで、400年以上の歴史を誇る「有田みかん」は全国シェアの9%を占めています。
降水量が少ない、水はけが良く太陽の光が多く当たる急斜面で栽培、海からの温かな潮風によって気候が温暖。
そんな好条件に恵まれた有田のみかんはぎゅっと濃縮した甘味が最大の特徴です。
和歌山を旅行するとあちこちでみかける「みかん」の文字。
もちろん、お土産もみかん推し。
機会があれば、ぜひ有田みかんを食べてみてください。
極早生、早生、中生、晩生の順に出荷されますが、有田みかんの中でも人気は10月下旬から12月頃が旬の早生みかんです。
美味しいみかんジュースも和歌山の特産品の1つです。
有田市が独自に設けている、みかんとみかんジュースの認定制度「有田クオリティ」に認定されている、伊藤農園のみかんジュース。
TV番組「ガイアの夜明け」で「世界が絶賛ニッポンこだわりの食」として紹介された伊藤農園では、素材そのままの味を届けたいと無添加にこだわっています。
クセや苦みが入らないようにと、外皮や薄皮が極力入らない工夫がなされたオリジナルの搾汁機を使用。
そのため、1本180mlのみかんジュースに8個ものみかんが必要という効率の悪さですが、味とクオリティのためには労力も材料も惜しまないというスタイルを貫いています。
愛媛のポンジュースほどの知名度はないですが、実はとっても美味しい和歌山のみかんジュースを試してみてください。
和歌山県は梅の収穫量がダントツで国内1位、国内収穫量の6割以上を占めています。
梅の里として知られる、日高郡みなべ町で誕生した「南高梅」は梅の最高級品種と言われています。
そんな梅の美味しさを若い人や子供にももっと食べて貰おう、県外の人にも知ってもらおうと誕生したのが、ご当地バーガー「梅まるごとバーガー」です。
鳥取で行われるご当地バーガーの祭典・バーガーフェスタにおいて、2014年、2015年と連続グランプリを獲得し、殿堂入りを果たしています。
まるごと入っている南高梅は風味を残したまま、塩分を通常の1/3まで抑え、子供やお年寄りにも食べやすいようにアレンジ。
紀州うめどりのムネ肉のチキンカツには、特製梅ピクルスの入ったタルタルソースがたっぷり。
人気パン店のカワ特製の八穀バンズは柔らかくて香ばしく、栄養価の高いバンズです。
このまるごと紀州梅バーガーが食べられるのは、「パン工房KAWA」の店舗です。
有田郡湯浅町の本店をはじめ、和歌山県内に10店舗、大阪府内と奈良県に7店舗あります。
住所 :和歌山県有田郡湯浅町湯浅1935-1
マップ: Googleマップ
アクセス :JR紀勢本線(きのくに線) (新宮~和歌山) / 湯浅駅 徒歩11分
電話番号 :0737-63-6394
定休日 :火曜日
営業時間 :9:00〜20:00
公式URL : パン工房KAWA
海の幸に恵まれ、温暖な気候から梅やフルーツ類が豊富な和歌山には、美味しい物がいっぱいあります。
魅力的な観光スポットや温泉もたくさんあるので、和歌山県に行ったことがないという方は、ぜひ次の旅行の候補に入れてくださいね。
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最終更新日 : 2024/03/11
公開日 : 2019/07/31