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富山
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富山の有名な方言に、「新鮮」を意味する「きときと」という言葉があります。
空港の名前や地元の海鮮市場でも使用され、現地を観光していると見聞きする機会が多いでしょう。
富山県の特産品代表といえば、いうまでもなく富山湾から水揚げされる豊富な海産物です。
そんな海産物の宝庫である富山湾は、沿岸部から水深1000mと急に深くなっていることが特徴。
立山連峰など3,000m級の山々から、沿岸部までの高低差は4,000m以上と世界でも類もみない地形構造です。
海底には「藍瓶」と呼ばれる海底谷が複雑に入り組んでおり、ベニズワイガニやシロエビの恰好の住処となっています。
富山湾は暖流と寒流、そして表層域にある塩分の低い「沿岸表層水」が3層になっており、様々な種類の魚が暮らす環境です。
日本海に生息している800種類の魚介類のうち、およそ500種類が富山湾にいると言われています。
漁場から港までの距離が近く、鮮度を保ったまま運ぶことが可能なことが「天然のいけす」と呼ばれる所以です。
富山湾で獲れる海の幸は、現地でしか食べられないものも含めて絶品尽くし!
ここからは、現地でぜひ味わっていほしい代表的な海の恵みをご紹介します。
富山湾を代表する海産物といえば、まず「ホタルイカ」が挙げられます。
ホタルイカは日本海側の海で広く水揚げされています。
富山県では滑川市を中心とした富山湾岸が主な漁獲域で、地元では春の風物詩として有名です。
ホタルイカは深海に生息する小型のイカで、初夏の頃に産卵のため海面近くまで浮上してきます。
触手に発光器が付いていおり、海面を青白い光で彩る光景は幻想的です。
そんな景観「ホタルイカ群遊海面」は、「特別天然記念物」として保護の対象になっているほど。
また、富山湾のホタルイカは他の地域よりも1~2cmほど大きい傾向があり、定置網漁のため傷が少ないこともあって市場でも高く評価されています。
ホタルイカ漁のシーズンは毎年3~5月下旬位で、4月頃が一番の旬。
この時期は全国的に流通していますが、やはり地元で食べるホタルイカの味は格別です。
一番おいしい食べ方は、新鮮なホタルイカを湯通しして、酢ミソやショウガ醤油で和える方法です。
プリプリした食感と独特の旨味が口いっぱいに広がります。
他にも佃煮や沖漬け、足だけを刺身にした「龍宮そうめん」など、どんな食べ方でも絶品の味を楽しめます。
ホタルイカのすべてを体験するのなら、聖地・滑川に行ってみましょう。
「 道の駅・ウェーブパークなめりかわ 」に併設されている「ほたるいかミュージアム」は、ホタルイカについての展示が充実しており、総合的に学ぶことができます。
シーズンには、生きたホタルイカに触れられるタッチプールを楽しむことができますよ。
また、実際の漁船に乗りこんでホタルイカ漁を見学できるコースも期間限定で企画されています。
そんなミュージアムの2階にある「パノラマレストラン 光彩」では、シーズン中にホタルイカづくしの料理を満喫することができます。
看板料理の「蛍烏賊御膳」2,400円(税込)は、珍しいホタルイカの天ぷらや刺身、酢の物や沖漬まで食べられる大満足のメニューです。
目の前に広がる富山湾の眺望を楽しみながら、絶品のホタルイカ・フルコースを味わってみましょう。
住所 : 富山県滑川市中川原410 ほたるいかミュージアム内
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 076-476-1370
定休日 : 不定休、年末年始、1月最終月曜日から3日間
営業時間 : 11:00~18:00
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ホタルイカと並び、富山湾の特産品として知られているのが「シロエビ」です。
サクラエビと同じように深海に棲む小型のエビで、日本沿岸にしか生息していない固有種でもあります。
日本近海に広く分布していますが、漁が成り立つほど大量に漁獲されるのは富山湾だけ。
富山湾の海底谷・藍瓶に群泳しており、体長は6cm程度の大きさです。
水揚げ直後は透明感のあるピンク色をしていることから「富山県の宝石」とも呼ばれます。
しかし、浜に着く頃には文字通り白く変色して「シロエビ」となるそうです。
また、シロエビは栄養価も抜群。
殻ごと食べた場合のカルシウム摂取量は、ほかのエビ類の30倍近くもあるといわれています。
コレステロール値を下げるEPAやDHAも豊富に含んでおり、疲労回復だけでなく糖尿病や高脂血症の予防にも効果がありますよ。
シロエビの漁は4月から11月と長い期間行われており、春先から初夏の時期に旬を迎えます。
刺身としても絶品ですが、寿司ダネやかき揚げにしてもおいしいですよ。
ハンバーガーやせんべいにも利用され、富山県民にとても愛される食材です。
冷凍技術が発達したことで全国的に流通しつつありますが、新鮮なシロエビは富山でしか味わうことができません。
「白えび亭」は、富山駅構内にあるシロエビ料理専門店です。
かなりの人気店で、ピークタイムは多くのお客さんで賑わっています。
駅の中にある店舗なので、観光や出張で訪れた際に利用しやすいのも嬉しいポイントですね。
このお店の看板料理は、「白えび天丼」1,290円(税込)。
衣や味付けは控えめなので、シロエビ本来の味を充分に楽しめます。
富山県産のコシヒカリにはタラの芽と赤カブがトッピングされ、シロエビ出汁のお吸い物も付いてきます。
備え付けの昆布生姜も秘かに人気で、丼に足して食べると美味しいですよ。
白えび亭は、天ぷらだけでなく刺身も絶品です。
手間暇かけて手剥されたシロエビは、上品な甘さがあるので少量の醤油で十分美味しくいただけます。
天丼以外では、約90匹を使用した「白えび刺身」1,590円(税込)や「白えび刺身丼」2,600円(税込)が人気のメニュー。
これでも物足りない人には、贅沢に200匹分を使用した「白えび刺身丼スペシャル」4,800円(税込)がおすすめです。
住所 : 富山県富山市明輪町1-220 JR富山駅 1F(きときと市場「とやマルシェ」内)
マップ : Googleマップ
アクセス : JR富山駅南口より1分
電話番号 : 076-433-0355
定休日 : 元旦
営業時間 : 11:00~14:00/16:00~20:00 ※土日祝は通し営業
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : 電子マネー可(交通系IC)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ホタルイカ、シロエビと並んで「富山のさかな・BIG3」に数えられるのがブリです。
日本近海に広く生息し、食卓でも馴染みが深い魚ですが、富山湾で採れるブリは最高品質とされています。
特に冬の時期に氷見港で水揚げされる「寒ブリ」は全国的にも有名で、脂がのった身の美味しさは格別です。
ブリは出世魚のひとつで、イナダやハマチ、ワラサなど大きさによって名前が変わります。
富山では、小型の個体はコズクラやフクラギと呼ばれ、体長80cmを超えた個体がブリとなります。
地元の料理店で「フクラギの刺身」等のメニューを目にすることがありますが、これもブリ料理です。
縁起の良い魚として重宝され、富山県民の食生活には欠かせない食材となっています。
ブリは、刺身や「ぶり大根」のほか、鍋料理やしゃぶしゃぶとしても食されています。
また、地元特産の「富山鮨」のネタとしても味わってみたいものです。
「氷見きときと寿し 氷見本店」は、ブリをはじめ、富山湾・氷見港で水揚げされた魚介を満喫できる回転寿司です。
ネタも豊富で新鮮なうえに、リーズナブルな価格で富山湾の味覚を楽しめます。
季節や企画によっても変わってきますが、冬の時期はやっぱりブリ。
定番の「ぶり三種」や「ぶりとろ」各418円、「ぶり塩炙り」242円(各税込)などメニューも豊富です。
季節によって限定メニューも提供されるため、いつ訪れても新しい美味しさを発見できるでしょう。
贅沢で美味しいお寿司が食べられると、観光客だけでなく地元の人からの人気もあるお店です。
平日限定のランチメニューは、ちらしや御膳が1,059円(税込)~というお手頃価格。
カジュアルなスタイルで、本格的な海鮮料理を満喫しましょう。
住所 : 富山県氷見市上泉65
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0766-91-5114
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:00~21:00
予算 : [昼] 1,000~2,000円 [夜] 3,000円~4,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 分煙(喫煙スペース有)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
富山のご当地グルメは、富山湾の海産物だけではありません。
豊かな自然と厳しい環境に育まれた絶品食材がたくさんあります。
ここでは、その中からおすすめの名物グルメをたっぷりご紹介します。
富山の名物B級グルメとして、すっかり定着したご当地ラーメン「富山ブラック」。
その名前の通り、真っ黒なスープが特徴です。
富山ブラックは、汗をかく肉体労働者の塩分補給として塩辛い味付けにされたのがはじまりと言われています。
その味わいがクセになると、インターネットなどのメディアを通して全国に広がりました。
スープは濃い口の醤油をベースにしており、富山県民の間でも好き嫌いが分かれるそうです。
店によって特徴は異なりますが、麺は太めのストレートが中心で、トッピングのメンマとブラックペッパーが塩辛さを助長します。
人気は今も衰えることなく、現在では元祖・大喜(西町大喜)のほか、高岡市近辺の複数のお店で提供されています。
全国的にも認知度が高まり、カップ麺も登場するようになりました。
しかし、本場で食べる富山ブラックの味わいはやはり格別です。
創業昭和22年の「西町大喜」は、富山ブラックを世に送り出したとされるお店です。
こちらでは創業以来「中華そば」の名称で、並盛 850円(税込)〜提供されています。
スープの味付けは他店よりも濃いめで塩辛く、太くて噛み応えのあるストレート麺が特徴です。
「ライスは自分で持ち込むもの」というコンセプトによりライスの提供がありませんでしたが、今ではお店でもライスを注文できるようになりました。
強烈な味わいで、これぞ元祖「富山ブラック」といったところ。
あまりに塩辛い味付けは苦手というに方は比較的優しい味付けの「 めん八 」や「 ダルマヤラーメン 」が、ガツンと来る塩辛さも適度に感じたいという方には「 らーめん誠や 」がおすすめです。
創業以来富山市民に愛されてきたお店でしたが、2000年頃には一度閉店していました。
その後他業者が屋号を買い取って復興し、今では富山市内を中心に複数の店舗を構えています。
富山に訪れた際は、70年以上の歴史を持つ老舗の味を満喫してみましょう。
住所 : 富山県富山市太田口通り1-1−7
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 076-423-3001
定休日 : 水曜日(祝日の場合は翌日休業)
営業時間 : 11:00~20:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
富山の伝統的な郷土料理として知られる「ますのすし」。
「ます寿司」や「鱒寿司」などお店によって表記は異なりますが、全て同じものを指します。
笹の葉に包まれたホール状が基本の押し寿司で、富山の駅弁として全国的に知られるようになりました。
木製のわっぱの底に笹の葉を敷き、酢で味付けしたサクラマスを並べ、酢飯を押しながら詰めて作ります。
酢飯の押し加減やマスの柔らかさ、並べ方などは製造元によって異なるので、食べ比べしてみるのも面白いですよ。
「ますのすし」の歴史は古く、江戸時代の享保年間にまで遡ります。
富山藩士で料理人だった吉村新八が、藩主・前田利興に鮎寿司を献上したことがはじまりとされています。
この味を気に入った利興が、越中の名産として将軍・徳川吉宗に献上したところ絶賛されたそうです。
今では富山の特産品として、駅の構内やデパート、SAなど至るところで販売されています。
「ますのすし本舗 源」は、江戸時代から続く老舗中の老舗です。
明治41年(1908年)に富山駅の駅弁として販売を開始し、「ますのすし」を全国区に広めた実績を持ちます。
駅弁のパッケージは、著名な画家・佐川一政画伯によるものです。
こちらの「ますのすし」は、みずみずしい酢飯とマス本来の甘みによるあっさりとした味わいが特徴です。
定番の「ますのすし一重」1,700円(税込)をはじめ、「ますのすし2重」3,300円(税込)や「特選ますのすし」2,100円(税込)などバラエティも豊富。
100年近い歴史のある伝統の味を、ぜひ味わってみましょう。
傷まないようにと冷やしたくなりますが、ご飯が固くなって味が落ちてしまうので常温での保管が理想です。
住所 : 富山県富山市上袋632
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 076-429-3100
定休日 : 元旦
営業時間 : 9:00~18:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
※ますのすしの関連記事: 富山名物の「鱒寿司」ってなに?特徴や食べ方、おすすめの鱒寿司屋さんを紹介
「氷見うどん」は氷見市周辺に伝わる郷土料理で、強いコシとのど越しの良さが特徴です。
そのおいしさから、讃岐うどん(香川)、稲庭うどん(秋田)とともに「日本三大うどん」に数えられることも。
石川県・輪島のそうめんをルーツに持ち、宝暦元年(1791年)に「 高岡屋 」が輪島製法を取り入れて作ったのがはじまりとされています。
門外不出の手延べ製法は、通常の手打ち製法の何十倍もの手間がかかります。
製造の難しさから一時は流通量が激減し、幻のうどんと称されたこともあるそうです。
今では元祖「高岡屋」のほか市内の数店舗で販売されており、気軽に食べられる存在となっています。
温かくしても、冷たくしても美味しいうどんです。
「海鮮料理おがわ」は氷見駅近くにある海鮮料理店です。
寒ブリや白エビなど地魚の料理も絶品で、うどんと一緒に氷見の味覚をたっぷりと味わうことができます。
ランチには「白えび天付氷見うどん」1,500円や地魚の刺身と天ぷらが付いた「おまかせ氷見うどん」2,500円(各税込)が特におすすめです。
冬期(12〜2月)限定の「寒ブリセット」はとても豪華で、寒ブリの刺身と白エビの天ぷら、氷見うどんが付いてきます。
テレビでも紹介されたことがあり、地元でも愛される名店です。
住所 : 富山県氷見市伊勢大町2-7-51
マップ : Googleマップ
アクセス : JR氷見駅より徒歩4分
電話番号 : 0766-74-0084
定休日 : 不定休
営業時間 : 7:00~16:00
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
※氷見うどんの関連記事: 地元民おすすめ!富山でおいしい氷見うどんの販売店と飲食店を紹介
富山では、日本一大きな西瓜「入善ジャンボ西瓜」が栽培されています。
北東部の入善町で作られる西瓜は、一般的な西瓜のイメージとは程遠いものです。
まず、形は球体ではなくラグビーボールのような楕円形をしています。
通常の西瓜が重さ7~9kgなのに対し、入善西瓜は平均17~19kg、大きなものは30kgを超えることもあるそうです。
大振りなわりに糖度は高く、さっぱりとした甘みがたまりません。
ここまで大きな西瓜を作っている地域は、全国的に見ても入善町だけ。
100年以上の歴史がありますが、栽培するのに大変な手間と労力がかかる作物です。
連作被害を防ぐために実がなった畑は10年間も使用できなくなるそうで、1玉1玉がとても愛情を込めて育てられています。
こうして収穫された「入善ジャンボ西瓜」は、傷防止のため藁に縛り付けられて出荷されます。
出荷時期は7月中旬から8月上旬頃が中心で、1年の中でも夏のわずかな期間しかお目にかかれません。
平均して1玉8,000~15,000円前後とかなり高額ですが、お世話になっている方へのギフトとしても重宝するでしょう。
「入善ジャンボ西瓜」を食べてみたいけれどあまりにも高額で躊躇してしまうという方は、ソフトクリームで味わってみましょう。
宇奈月温泉駅の目の前にある「レストプラザ柏や」では、とってもレアな「入善ジャンボすいかソフトクリーム」400円(税込)が堪能できます。
ジャンボ西瓜の果汁を8時間近く煮詰めてシロップ状にし、バニラアイスと掛け合わせたスイーツ。
あっさりした甘みが爽やかで、幸せが口いっぱいに広がります。
住所 : 富山県黒部市宇奈月温泉372
マップ : Googleマップ
アクセス : 富山地方鉄道宇奈月温泉駅すぐ
電話番号 : 0765-62-1607
定休日 : 5~11月は無休、12~4月は不定休
営業時間 : 土産処 9:30~17:30/食事処 10:50~15:30
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「たら汁」は新潟県との県境・朝日町のローカル色が濃い郷土料理です。
周辺の海域で獲れたスケトウダラをぶつ切りにし、味噌で煮込んだものを指します。
濃厚でまろやかな味わいが特徴で、特に冬の時期に食べると体の芯から温まる一品。
ワイルドでありながら、どこか懐かしい家庭の味です。
朝日町の境・宮崎海岸は、海岸に翡翠の原石が打ち上げられることから、通称「ヒスイ海岸」とも呼ばれています。
その海岸沿いを走る国道8号線は別名「たら汁街道」とも言われ、「たら汁」を提供しているお店が多く立ち並ぶエリアです。
「たら汁」の名店として、真っ先に名前の挙がるお店がドライブイン「栄食堂」です。
たら汁街道沿いにあり、トラックの運転手や地元の人にとても人気があります。
店内に大きなショーケースがあり、食べたい料理を直接取り出して温めてもらうスタイルです。
このお店の「たら汁」880円(税込)は、タラが一匹まるごとアルミ鍋に入って出てきます。
魚臭さは全くなく、肝の濃厚な旨味が詰まったクセになる味わい。
ほかほかのご飯も一緒に注文するのがおすすめです。
この味を求めて遠路はるばる訪ねてくる人が多いのも頷けます。
住所 : 富山県下新川郡朝日町境647-1
マップ : Googleマップ
アクセス
: あいの風とやま鉄道越中宮崎駅より徒歩20分
北陸自動車道・朝日ICより10分
電話番号 : 0765-83-3355
定休日 : 隔週月曜日
営業時間 : 8:00~19:00
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席喫煙可
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
富山県第2の都市・高岡市は、全国でトップクラスのコロッケの消費量を誇ります。
コロッケ愛が高じ、町おこしの一環として始まったのが「高岡コロッケ」です。
「夢は揚げたて味な町」をキャッチフレーズに、市内各地で工夫を凝らしたコロッケが製造・販売されています。
素材を何にするなど明確な定義は何もなく、高岡市で作られるコロッケは全て「高岡コロッケ」です。
長さ14cmもある「大仏コロッケ」からズワイガニや白エビが入った変わりダネまで、いろいろなコロッケを食べ歩きしてみるのも楽しいですよ。
「天狗乃肉 大手町店」はごく普通のお肉屋さんですが、このお店のコロッケは高岡でNo.1の人気を誇ります。
1個あたり100円(税込)という安い価格で、注文してから揚げられたアツアツな状態を食べることができます。
具の北海道産ジャガイモが甘みたっぷりで、カリッと揚げた衣もサクサクしており、このコロッケが人気なことも頷けます。
お店は高岡大仏や古城公園の近くにあり、観光がてら小腹満たしにもちょうど良いですね。
住所 : 富山県高岡市大手町4-16
マップ : Googleマップ
アクセス : JR高岡駅より徒歩10分
電話番号 : 0766-25-4129
定休日 : 月曜日
営業時間 : 9:00~18:00 ※揚げ物は17:45まで
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
富山は「富山ブラック」をはじめとするカラーラーメンの宝庫。
「カラーラーメンによる地域おこし」という目標のもと、高岡の「グリーンラーメン」や入善町の「レッド&ブラウンラーメン」などが開発されました。
そんな中、県西部にある小矢部市で誕生したのは「おやべホワイトラーメン」!
おやべホワイトラーメンを名乗るためには下記3つの条件をクリアする必要があります。
またトッピングの肉みそが隠し味で、豚骨スープに混ぜ合わせるとオリジナリティ溢れる特製スープに変身するのも特徴の一つです。
凄いネーミングですが、「道の駅・メルヘンおやべ」にあるフードコートです。
小矢部産の肉や野菜、卵などを使用した60種類以上のメニューがずらりと並びます。
気になる「おやべホワイトラーメン」900円(税込)は、小矢部特産品の玉子やブランド豚・メルヘンポークのチャーシューを使用。
食事のあとにショッピングを楽しめるのも、道の駅ならではの魅力です。
住所 : 富山県小矢部市桜町1535-1 道の駅・メルヘンおやべ内
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0766-68-3811
定休日 : 元旦
営業時間 : 10:00~17:00(L.O.16:45)※第1・第3月曜は15:00(L.O.14:45)まで
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席喫煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
氷見はご当地グルメの宝庫で、既にご紹介した「寒ブリ」や「氷見うどん」と並ぶ名物が「氷見カレー」。
「氷見カレー」が注目されはじめたのは最近のことで、2008年に放送されたテレビ番組がきっかけです。
タレントのギャル曽根さんが47都道府県のご当地レトルトカレーを制覇した際に、一番気に入ったカレーが「氷見牛カレー」だったことからはじまりました。
「氷見カレー」を名乗るための定義は、「氷見産の煮干しを使用すること」1点のみ!
つまり、具材の内容は自由で氷見牛をトッピングする必要もなく、カレーライスではなくうどんでもパスタでもOKということです。
「洋食屋HALO 番屋街店」は、昭和46年(1971年)創業の老舗「洋食屋HALO」の分店です。
本店は氷見駅のすぐ近くの場所にありますが、番屋街店は氷見の味覚を楽しめる名店が揃った「道の駅・ひみ番屋街」にあります。
取り扱っている氷見カレーの種類が豊富で、何を食べたらよいのか迷ってしまうほどです。
一番のおすすめは、「彩り野菜カレー」980円(税込)。
煮干しの出汁とデミグラスソースが絶妙なルーと、ゴロゴロ入った野菜の相性が抜群です。
ランチメニューも人気なので、お昼ご飯はぜひこちらのお店に足を運んでみてくださいね。
住所 : 富山県氷見市北大町25-5 ひみ番屋街
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0766-72-2286
定休日 : 元旦
営業時間 : 10:00〜18:00(L.O. 17:00)
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「大門素麺」は、砺波市の大門地区に伝わるご当地グルメ。
その形状がとてもユニークで、一般的な素麺のように棒状ではなく丸まげ状になっています。
昔は素麺を俵で出荷しており、折れにくくするための工夫でこのような形状になったそうです。
形状から「島田素麺」や「丸髷素麺」といった別名称もあります。
「大門素麺」のルーツは、「氷見うどん」と同様、手延べの輪島素麺にあります。
江戸幕末の嘉永元年(1848年)、大門の行商人が能登の蛸島で出会い、その製造法を故郷で広めたことがはじまりと言われています。
製造作業は真冬の寒い時期ほぼ手作業で行われますが、現在では生産者の減少に伴い製造量も激減してしまいました。
「大門素麵」はコシの強さと歯ざわりの良さが魅力の一つ。
食通の間では有名な名物グルメを、この機会にぜひ味わっていただきたい名物グルメです。
「農家レストラン大門」は、明治30年に建てられた砺波地方特有の家屋「アズマダチ」を改修したレストランです。
素麺をはじめ、「ゆべす」「よごし」「いとこ煮」などの郷土料理が盛りだくさんで、ボリュームもたっぷりです。
大門素麺は「素麺(単品)」750円(税込)のほか、「素麵定食」1,150円(税込)で堪能できます。
大門素麺と一緒に砺波伝承料理を満喫したいのなら、御膳料理がおすすめ。
多少値は張りますが、大門素麺や砺波でしか食べることができない貴重なグルメを楽しめます。
夜の部は要予約のため、事前に確認しておきましょう。
住所 : 富山県砺波市大門165
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0763-33-0088
定休日 : 12/31~1/3
営業時間 : 11:00~14:00/17:00~22:00 ※夜の部は完全予約制
予算 : 2,000~3,000円
キャッシュレス決済 : 電子マネー可
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
豊かな海の幸、そして名水にも恵まれた富山は、最高のグルメが期待できる場所です。
富山を旅行する時には、ぜひ本記事を参考にして美味しい食事を楽しんでください。
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最終更新日 : 2024/06/18
公開日 : 2020/01/22