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山梨
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山梨のグルメと聞いて、まっさきに思い浮かぶのが、この「ほうとう」でしょう。
山梨県のほぼ全域で、このメニューを掲げたお店を目にしますが、他県ではほとんど見かけることがありません。
そのため、山梨名物"ほうとう"の味恋しさに、わざわざ山梨を訪れる人も少なくないかもしれません。
ほうとうは平べったくて太い麺と、かぼちゃをメインにした具材を味噌で煮込んだ郷土料理です。
アツアツの土鍋に入って提供され、ほっこりとした具材の食感と、濃厚な味噌の風味がたまらなく食欲をそそります。
基本的な具材はかぼちゃやキノコなど野菜中心ですが、観光客向けのお店では、熊肉やスッポンなど高級食材がトッピングされていることもあります。
ほうとうの起源としては、郷土の英雄・武田信玄が自らの「宝刀」で調理したことがはじまりという説があります。
とても興味深い説ですが、実際には稲作に適さない土地柄ゆえに考えられた料理で、信玄が登場するずっと以前から存在していました。
県民の愛着が深いソウルフード・ほうとうは、山梨に行ったらどうしても食べたくなる逸品です。
山梨県内には、ほうとうの名店がたくさんあります。
地元の人におすすめのお店を聞いても、答えが様々。
結局どのお店も魅力たっぷりで、おすすめということになります。
そんな数ある名店の中で、ほうとうビギナーの人にもぜひ立ち寄ってもらいたいお店が、「ほうとう不動・東恋路店」です。
ほうとう不動・東恋路店は、その外観がとてもユニークです。
雲のような、かまくらのような白いドーム型の建物がひときわ目を引き、はじめて見た人は何かのテーマパークと勘違いするかもしれません。
店内も洞窟のような独特の雰囲気がありますが、いたってシンプルな内装なので、落ち着いて食事を楽しめます。
気になるほうとうのメニュ―は、直球勝負の「不動ほうとう」一品のみ!
地元の野菜を中心としたシンプルな具材ですが、素材の旨味が溶け込んだ濃厚な味噌味は絶品です。
筆者もお気に入りのお店で、この絶妙な味わいを求めて何度も足を運んでいます。
住所 : 山梨県南都留郡富士河口湖町船津2458
マップ: Googleマップ
アクセス :
富士急行・河口湖駅より車で8分
中央道・河口湖ICより3分
電話番号 : 0555-72-8511
定休日 : 年中無休
営業時間 : 11:00~20:00
予算 : 1,000〜2,000円
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
※ほうとうの関連記事: 現地で味わいたい山梨名物「ほうとう」のおすすめ10選!人気店から隠れた名店まで♪
B級グルメグランプリで優勝したことから、一躍知名度を高めた甲府周辺の郷土料理です。
鶏の砂肝、ハツ、レバー、キンカン(生まれる前の卵)を、甘辛くて濃厚な醤油ダレで煮詰めて作ります。
牛や豚のモツで作られる一般的な「もつ煮」とは異なり、汁気はありません。
少量のタレを強火で煮込んで作るために、汁はとろみのある濃い味付けとなります。
コリコリした砂肝、柔らかいレバー、キンカンのプチプとした食感がたまらない一品です。
鳥もつ煮の発祥はそれほど古いものではなく、戦後まもない昭和25年頃のことです。
使い道がなく廃棄していた鳥の内臓部分を再利用できないか、地元の肉屋がそば屋に相談したことがはじまりとされています。
試行錯誤して完成した「もつ煮」は評判となり、やがて他の店にも広がっていきました。
平成22年(2010年)に開催された「B1グランプリ」で優勝し、全国的に知られるようになったことは周知の通りです。
今では甲府を中心に、山梨県内の飲食店や居酒屋での定番メニューとして広く食べることができます。
甲府鳥もつ煮の歴史は、この店からはじまりました。
大正2年(1913年)開業の老舗そば屋であり、昭和25年に鳥もつ煮を考案、一躍甲府のご当地グルメに発展させたお店です。
今では本店(国母店・甲府駅前店)のほか、10店舗近い暖簾分け店舗が存在します。
看板メニューの鳥もつ煮は、新鮮な鳥の部位(砂肝・ハツ・レバー・キンカン)を、砂糖と醤油だけで味付けしたシンプルなもの。
元祖の味を求めて、県外からも多くのファンが詰めかける絶品メニューとなっています。
注文をとった後に作り始めるので、15分程度の時間がかかります。
単品のほか、そばとライスがセットになった「鳥もつ煮定食」や、そば食べ放題の「そば定食(鳥もつ煮付)」もおすすめです。
住所 : 山梨県甲府市国母7-5-12
マップ: Googleマップ
アクセス :中央道・甲府昭和ICより5分
電話番号 : 055-222-0910
定休日 : 水曜日
営業時間 :
【月火木金】11:30〜15:00/17:00〜20:00
【土・日】11:00〜15:00/17:00〜20:00
予算 :1,000〜2,000円
予約サイト・口コミ・クーポン : ホットペッパーグルメ
「吉田のうどん」は、富士吉田市周辺で食べられているご当地うどんです。
地元で長く根付いてきた郷土料理であり、町おこしの一環として作られた「B級グルメ」ではありません。
住民にとても愛される存在であり、今でも結婚式や正月など「ハレの日」には欠かせない存在となっています。
吉田のうどんはコシが強く硬めの麺が特徴です。
この硬さこそ吉田のうどんの魅力であり、支持される理由でもあります。
ねじれ麺の姿になっていることが多く、提供しているほとんどのお店では自家製の麺を使用しています。
トッピングする具材は、キャベツと馬肉がオーソドックス。
どちらも富士吉田周辺の特産品であり、硬めの麺との相性は抜群です。
吉田のうどんは、昭和のはじめ頃に誕生したといわれています。
当時の富士吉田周辺は織物産業が盛んな地域で、女性織工が昼食で手を休めないようにと、地域の男性がつくり始めたことが由来となっています。
腹持ちの良いうどんを作るため、力任せに練ったうどんは、コシが強くて食べ応えがありました。
このうどんが他地域から買付にくる業者の間でも評判となったため、うどん専門で商売を始める人が増えていったのです。
富士吉田市周辺でしか食べるとができないうどんですが、最近では認知度が急上昇し、他県から訪れる人も増加傾向にあります。
市内には提供するお店が60軒ほど存在し、看板を掲げていない民家も含めて店構えの様々です。
値段も1杯500円でおつりがくる価格帯が中心で、とてもリーズナブルに楽しめます。
すべてを手作業で行う、本格的な手打ちうどんを楽しめるお店です。
数ある吉田のうどん店のなかでも、全工程手作業のお店は当店を含む数軒しかありません。
麺はコシが強くて食べ応え充分です。
「肉うどん」500は、具材に柔らかく煮込んだ国産馬肉を使用しており、茹でキャベツとの具材の相性が抜群。
おつゆは地元産の味噌と醤油をブレンドしています。
わかめや油揚げ、卵などすべてのトッピングがのった「くれちうどん」も600円と、お財布にやさしい価格設定です。
昔ながらの吉田うどんが楽しめる、地元の人にも大人気のお店です。
住所 : 山梨県富士吉田市上暮地1-18-22
マップ: Googleマップ
アクセス : 富士急大月線・寿駅より徒歩3分
電話番号 : 0555-24-3461
定休日 : 火曜日
営業時間 : 10:00~14:00(麺がなくなり次第終了)
予算 : 〜1,000円
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
※合わせて読みたい: 富士吉田の絶品グルメ「吉田のうどん」!富士山観光と合わせて立ち寄りたい吉田うどんの名店10選
ほうとうをはじめ、山梨には小麦粉を使った伝統料理が豊富にあります。
「おつけだんご」もまた小麦粉を原料としており、すいとんとほうとうの中間点のような存在です。
味噌汁の中に、旬の野菜と水で溶いた小麦粉を入れた料理で、大月市を代表する郷土料理となっています。
古くから伝わる家庭料理で、大月で養蚕が盛んだった頃の農家で広く食べられてきました。
名前の由来は、「おみおつけ」と団子を合わせたという説や、大月を「おつけ」ともじったという説など諸説あり、はっきりしません。
味付けは特に決まりがなく、醤油や味噌、塩やカレー味などバラエティに富んでいます。
平成19年には、町おこしの一環として「大月市おつけだんごの会」が発足し、市内各地の飲食店で味わえるようになりました。
大月駅のすぐ目の前にある古民家風のお店で、大月や山梨県の郷土料理が楽しめます。
自慢のおつけだんごは、地元大月産の味噌と麹味噌を掛け合わせた味噌汁に、大根やニンジン、ごぼう、サトイモなど具材がたっぷりと入ったヘルシーなメニューです。
まろやかな味噌の風味に、歯ごたえ充分の団子が、絶妙な味わいを醸し出しています。
ボリュームもたっぷりで、おつけだんごの魅力を充分に満喫できる逸品です。
住所 : 山梨県大月市大月1-2-7
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR中央線・大月駅下車すぐ
中央道・大月ICより10分
電話番号 : 0554-22-1080
定休日 : 木曜日
営業時間 :
【月〜金】11:30~14:30/17:00〜21:00
【土・日】11:30~21:00
予算 : 〜1,000円
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
霊峰・富士の麓に位置する忍野村は、名水の里として知られています。
富士山の伏流水が湧く景勝地・忍野八海をはじめ、水自慢の観光スポットが多い魅力的な街です。
また、美味しいそばを作るには、綺麗な水は欠かせません。
忍野村では、国内屈指の名水を使用した、絶品のそばが特産となっています。
忍野村内には、そばが美味しいお店がたくさんあります。
お店で注文して食べるそばもおすすめですが、忍野では製麺所で「試食」を味わうというユニークな体験をしてみましょう。
忍野八海の入口周辺には、試食のできる製麺所が複数存在します。
麺を購入することが前提となりますが、茹でたてのそば(うどんもあり)をたっぷり楽しむことができます。
試食のできる製麺所でイチオシなのが、「おしの製麺所」です。
鍋でたっぷり茹でたそばとうどんを、お腹いっぱい試食することができます。
温かいそば、冷たいそば、そしてうどんと、それぞれ軽く1人前以上のボリュームがあります。
遠慮しないでそばを食べ続けると、3~4人前は軽く食べる計算になります。
筆者も何度か足を運んでいますが、とても満腹になります。
お土産の麺は、そば、うどん、冷や麦の3種類で、1箱530円です。
試食をしなければ、1人前多く入れてもらえます。
住所 : 山梨県南都留郡忍野村忍草891
マップ: Googleマップ
アクセス : 富士急バス・土橋バス停下車5分
電話番号 : 0555-84-7381
営業時間:10:00〜16:00
予算 : 〜1,000円
山梨土産の定番といったら、信玄餅が真っ先に思いつきますよね。
きなこをまぶした餅に、黒蜜を混ぜて食べるもので、こぼさないで食べるのは意外と難しいです。
信玄餅の名前は、もちろん郷土の英雄・武田信玄に因んでいます。
一説によると、信玄公が考えた軍用食がもとになったともいわれていますが、はっきりしたことはわかりません。
現在、笛吹市の「桔梗屋」と北杜市の「金精軒」の2社が、製造・販売しています。
お土産などで目にする機会が多い信玄餅です。
風呂敷に、武田家の家紋・「武田菱」のデザインが施されています。
昭和43年(1968年)に信玄餅の販売を開始しました。
同社の商品として、信玄餅のアイスクリームや生プリン等も販売されており、こちらも人気商品となっています。
桔梗屋の製造工場に隣接した信玄餅のテーマパークで、信玄餅好きにはたまらないスポットです。
工場見学や製造体験のほか、信玄餅や信玄餅アイスなどの商品を格安価格で購入することができます。
何といっても一番人気なのが、「信玄餅詰め放題」。
1回220円で袋に詰め放題なので、絶対的お得感があります。
住所 : 山梨県笛吹市一宮町坪井1928
マップ: Googleマップ
アクセス : 中央道・一宮御坂ICより3分
電話番号 : 0553-47-3700
営業時間 : 9:00~16:30
こちらは、風呂敷に植物柄のデザインが施されています。
昭和47年(1972年)に信玄餅を販売開始しているので、桔梗屋の方が先行していますが、信玄餅の商標権はこちらにあります。
明治35年開業と、歴史のある和菓子店です。
情緒あふれる甲州街道・台ヶ原宿にある本店です。
旅籠を改装した外観はとても風情があります。
賞味期限30分のレアな信玄餅・「水信玄餅」は、この店舗で買うことができます。
住所 : 山梨県北杜市白州町台ケ原2211
マップ: Googleマップ
アクセス :中央道・須玉ICより15分
電話番号 : 0551-35-2246
定休日 : 木曜日
営業時間 : 9:00~17:00
初めて聞いた人も多いと思いますが、山梨県南部・富士川町の十谷集落にのみ伝わる郷土料理です。
小麦粉を捏ねて一口大に切り、農具の「箕(みの)」のような形にしたもので、箕あるいは耳に似ていることから名付けられました。
煮干しで出汁をとり、かぼちゃやサトイモなどの野菜とともに味噌で煮込んで食べます。
ほうとうやすいとん、先にご紹介した「大月おつけだんご」と同じく、山梨の粉食料理のひとつでに数えられます。
主に正月や祭りなどで作られる料理ですが、最近では町おこしの一環として注目されつつあります。
富士川町・鰍沢にある、ふるさと体験施設です。
名前の由来は、「つくって、たべて、かんじてほしい」とのコンセプトから名付けられました。
この施設ではみみ作り体験ができるほか、食堂・みみの里では、地元の食材をふんだんに使った「みみ御膳」を味わうことができます。
住所 : 山梨県南巨摩郡富士川町十谷2294-7
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR身延線・鰍沢駅よりバスで5分
東名高速・清水ICより90分
電話番号 : 0556-20-2020
定休日 : 木曜日
営業時間 : 11:00~16:00
予算 : 1,000〜2,000円
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ゆば(湯葉)は、豆乳を加熱した際に表面にできる被膜のことです。
昔から精進料理のひとつとして知られ、京都や奈良、日光など古くからの門前町が特産地として有名です。
もともとは中国から伝来したもので、僧侶が肉食を禁じられていた時代の貴重な栄養源として重宝されてきました。
身延山もまた日蓮宗の総本山・久遠寺が存在する地です。
身延のゆばは、日蓮上人が身延山在山中、弟子が師の栄養源として作ったものだといわれています。
淡白で上品な味わいが特徴で栄養も満点。
700年近い歴史をもつ身延のゆばを味わってみましょう。
身延産ゆばの製造・販売を行っている観光施設です。
各種ゆば製品を購入できるほか、ゆばの製造体験をすることもできます。
施設内にある食事処・清流では、身延ゆばの魅力を最大限に活かしたゆば料理が食べられます。
ゆばの刺身、田楽、ゆばご飯に豆乳鍋と、ゆばフルコースを楽しめる「清流セット」はおすすめです。
住所 : 山梨県南巨摩郡身延町相又425-1
マップ: Googleマップ
アクセス :東名高速・清水ICより80分
電話番号 : 0556-62-6161
定休日 : 火曜日 年末年始
営業時間 :
ゆばの館(特産品販売)9:30~18:00
食事処・清流 11:00~18:00
予算 : 1,000〜2,000円
公式URL : ゆばの里
山梨は桃のおいしいところです。
国内生産量の1/3を生産しており、全国第1位を誇ります。
山梨県は雨が少なく、日本一日照時間が長い県です。
さらに寒暖差が大きく、水はけがよい土壌に恵まれていることから、桃の栽培に最も適した場所といわれています。
桃のシーズンは、6月下旬からはじまり、9月中旬に終了します。
その間、早生種の「ちよひめ」から晩生種の「川中島白桃」まで、6~8種類の品種が栽培されます。
県内全域で栽培されていますが、主な産地は甲州市(塩山エリア)、笛吹市(春日井居・一宮・御坂エリア)です。
桃は水分と糖質が豊富で、旬を迎える夏の時期の水分・塩分補給には最適な果物と言えるでしょう。
桃は鮮度が一番!
できればもぎたての新鮮な桃を食べたいものです。
山梨には桃狩りが楽しめる果樹園がたくさんありますが、食べ放題コースのある「加々美果樹園」は特におすすめです。
60分の時間指定内で、園内にある桃が好きなだけ食べることができます。
料金は大人1,300円と格安で、500円プラスすればプラムも食べ放題になります。
時期によって異なる品種を栽培しているため、シーズン中は様々な桃の味覚を楽しめます。
住所 : 山梨県甲州市塩山中萩原2779
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR中央線・塩山駅より車で5分
中央道・勝沼ICより8分
電話番号 : 0553-32-2918(要予約)
営業時間 : 6月下旬~9月下旬
予算 : 11歳以上1,500円(60分)、4~10歳1,000円(60分)
公式URL : 加々美果樹園
桃とともに山梨を代表する果物・ぶどう。
国内全体の1/4の生産量があり、こちらも全国第1位を誇ります。
桃栽培と同様に、山梨の風土はぶどう栽培に適しており、今では30種類以上の品種が栽培されています。
山梨でのぶどう栽培の歴史は古く、遥か平安時代末期にまで遡ります。
勝沼周辺で発見された白ブドウ種・「甲州」が日本最古の栽培品種といわれ、今でも1300年の時を超え栽培され続けています。
酸味が強くて皮が厚いため、生食よりも加工されることが多い品種です。
実はこの甲州こそ、日本を代表する絶品ワイン・「甲州ワイン」の原料となっているのです。
甲州ワインは、フルーティーな香りに、軽やかで上品な味わいが特徴です。
国内だけでなく海外でも高い評価を受け、国際ワインコンテストで金賞を受賞するまでになりました。
甲州市の勝沼地区は、国内でも屈指のぶどうの産地で、ワインの製造も盛んです。
国内生産量の1/4に匹敵するシェアを占め、地区全体には30社以上のワイナリーが存在します。
「シャトー勝沼」は、明治10年(1877年)、西南戦争があった年に創業した老舗ワイナリーです。
ぶどうの自社畑を所有し、手作りで地元勝沼産のワインを製造するスタイルは、130年以上経った今でも変わりません。
製造工場だけでなく、ワイン直売店、レストラン、パン工房まで併設する、とても充実した施設です。
無料で見学できるワイナリーツアーは、少人数であれば予約不要で参加することが可能です。
スタッフの方の案内付きで、製造工程をじっくりと見学することができます。
圧巻なのがワインショップで、40種類以上のワインが販売されており、試飲することもできます。
お腹が空いたら本格的フレンチで豪華に食事を楽しめる、年間40万人以上が訪れる人気観光スポットです。
住所 : 山梨県甲州市勝沼町菱山4729
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR中央線・勝沼ぶどう郷駅より徒歩15分
中央道・勝沼ICより5分
電話番号 : 0553-44-0073
営業時間 : 9:00~17:00
公式URL : シャトー勝沼
ワインビーフってどんなものだか想像できないかもしれません。
「甲州ワインビーフ」は、甲斐市にある小林牧場が手掛ける牛肉のことです。
小林牧場は、甲斐市北部の標高1,000mの高地にあり、澄んだ水と良質の空気に恵まれた環境下で、約1,300頭の牛を飼育しています。
この牛たちの餌として、ワイン製造時にできるぶどうの皮や種の搾りかす(ワイン粕)を与え、肥育された牛肉がワインビーフです。
ワインの効果によって肉質が柔らかくなるだけでなく、ポリフェノールの影響により美容と健康にも良いとされています。
甲州ワインビーフはきめ細やかな赤身が特徴で、ほのかな甘みがあり、噛むほどにおいしくなる芳醇な旨味があります。
地元では霜降り肉の高級和牛と比べても、柔らかくてい美味しいと評判です。
小林牧場の直売店で販売しているほか、県内にある複数のレストランで味わうことができます。
「ぶどうの丘」は、先ほどご紹介したシャトー勝沼の近くにある、ワインのテーマパークです。
360℃をぶどう畑に囲まれた小高い丘の上に位置し、ホテル、ワインカーヴ、レストラン、日帰り温泉を備えた複合施設となっています。
特筆すべきは、地下にあるワインカーヴ(貯蔵庫)です。
甲州市推奨の約200銘柄・約2万本のワインを一堂に揃えており、試飲容器タートヴァンですべてのワインを試飲することができます。
施設内にある「展望ワインレストラン」は、抜群の眺望が自慢のレストランです。
昼間は甲府盆地から南アルプスの峰々まで見渡すことが可能で、夜間はまばゆいばかりの夜景を楽しむことができます。
料理は勝沼ワインを最高の気分で味わえる絶品料理となっており、こちらで甲州ワインビーフも提供しています。
甲州ワインビーフステーキ(サーロイン200g フィレ160g)のほか、ワインビーフと地元産ポークと合わせたハンバーグなど、おすすめ料理が目白押しです。
住所 : 山梨県甲州市勝沼町菱山5093(ぶどうの丘内)
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR中央線・勝沼ぶどう郷駅より徒歩15分
中央線・勝沼ICより10分
電話番号 : 0553-44-2111
営業時間 :
【月〜金】11:30~15:00/17:00~21:00
【土日祝】11:30〜15:30/17:00〜21:00
予算 : 【昼】2,000〜3,000円【夜】3,000〜4,000円
禁煙・喫煙 :全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
凝ったネーミングですが、このグルメのご当地は、とってもわかりやすいネーミングの中央市。
この地の特産・完熟トマトと、やはり特産のフジザクラポークを使用した焼きそばです。
もっと具体的に表現すれば、ミートソースをかけた焼きそばというイメージです。
2007年に中央市の商工会青年部が、町おこしの一環として「再現」しました。
再現したというのは、今から50年ほど前にこのメニューの原型が存在したからです。
1970年頃、山梨県下のレストランなどで「ミート焼きそば」なるメニューが提供されていました。
ミートソースをソーズ焼きそばの上にのせるという、意表ついた料理でしたが、当時大変な人気メニューでした。
しかし、時代の経過とともに衰退し、姿を消してしまったのです。
平成18年(2006年)、山梨県中央部にあった町村(玉穂町・田富町・豊富町)が合併し、「中央市」が発足しました。
この新しい市のアピールポイントとして注目されたのが、市の特産物であるトマト。
このトマトと、かつて人気があったミート焼きそば、そして市のブランド豚・フジザクラポークをコラボして誕生したのが、「トマト焼きそば」です。
ミート焼きそばを知る世代が、青春時代に味わった味、そしてトマトの甘酸っぱさを青春に例えて、「青春トマト焼きそば」と命名されました。
現在市内の19店舗で提供されています。
50年以上のキャリアを持つシェフが手掛ける、本格四川を味わえるお店です。
このお店で提供する「青春トマト焼きそば」は、中国料理らしくオイスターソースで味付けした変わり種。
中華・イタリアンの味覚の融合と、トマトの甘酸っぱさがたまらない一品に仕上がっています。
住所 : 山梨県中央市西花輪3525-8
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR身延線 ・東花輪駅 徒歩10分
中央道・甲府南ICより15分
電話番号 : 055-273-3874
定休日 : 水曜日
営業時間 :
【月火木〜土】11:00~14:30/17:00〜21:00
【日】11:00~14:30/17:00〜20:30
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
山梨県北部・長野県との県境に近い北杜市は、全国でも屈指の高原リゾート地として知られています。
八ヶ岳、南アルプスの峰々を望む風光明媚な土地柄、多くの観光客を魅了しています。
観光牧場も多く存在し、新鮮でおいしいと評判のソフトクリームが食べられることでも有名です。
清里は、一定の年齢以上の人には懐かしい響きのあるエリアです。
30年以上前のバブル景気の頃、オシャレな街として一躍脚光を浴び、大ブームを巻き起こしました。
今では往時の繁栄からやや落ち着いてしまいましたが、洋風の美しい街並みと美しい景観、そしてグルメは健在です。
街内では、濃厚でやみつきになるソフトクリームの名店がたくさんあります。
清里のシンボル・清泉寮は、キリスト教団体・キープ協会によって運営されている観光研修施設です。
昭和13年に「清里開拓の父」・ポール・ラッシュ博士によって建設されました。
東京ドーム51個分という広大な敷地内に宿泊施設やレストラン、キャンプ場など多くの設備が設置され、多くの観光客で賑わいます。
「清泉寮ソフトクリーム」は、そんな清泉寮の名前をひときわ有名にしている一品です。
清泉寮ソフトクリームは、新鮮なジャージー牛乳を使用しており、濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。
多い時で一日4000食以上も売れる人気商品で、休日や繁忙期には行列ができるほど。
昭和51年に初めて登場しましたが、当時の価格250円はとても高価なものでした。
しかし、その濃厚なおいしさが口コミで広がり、瞬く間に清泉寮の名物デザートとなったのです。
現在の価格は409円、清泉寮ジャージハットで食べることができます。
住所 : 山梨県北杜市高根町清里3545(清泉寮内)
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR小海線・清里駅より車で5分
中央道・長坂ICより10分
電話番号 : 0551-48-4888
営業時間 :
【月〜金】9:00~17:00
【土日祝】9:00〜18:00(季節により異なる)
山梨のご当地グルメをご紹介してきましたが、いくつご存じだったでしょうか。
はじめて名前を聞いたものもあったかもしれません。
お伝えしたように、山梨には美味しいグルメがたくさんあります。
もし山梨を訪れる機会があったら、ぜひ楽しんでみてください。
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最終更新日 : 2024/02/22
公開日 : 2020/01/22