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飲んで食べて大満足!高知のご当地グルメ13選




酒豪が多いことで知られる高知県には、海産物を中心に絶品グルメがたくさんあります。
定番と言えるかつおのタタキに、珍しいうつぼ料理、四万十の恵み天然うなぎや屋台餃子などバラエティ豊か。

観光資源にも恵まれている高知県で、たっぷり遊んでご当地グルメを堪能するなんて最高ですよね!

本記事では高知県のご当地グルメを取り上げ、おすすめのお店を厳選してお届けします。
高知旅行や観光の際の参考にしていただけたら幸いです。

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【目次】飲んで食べて大満足!高知のご当地グルメ13選

 

1. かつおのタタキ(高知全域)

2. 皿鉢料理(土佐市&高知全域)

3. 屋台餃子(高知市)

4. アイスクリン(高知市)

5. うつぼ料理(土佐市・南国市)

6. ごめんケンカ軍鶏(高知市・南国市)

7. 味噌カツラーメン(高知市&南国市他)

8. 須崎鍋焼きラーメン(須崎市)

9. 日高村オムライス(高岡郡日高村)

10. 中日そば(香南市)

11. 香南ニラ塩焼きそば(香南市)

12. 室戸キンメ丼

13. 四万十うなぎ

 

 

1. かつおのタタキ(高知全域)

 

鰹のタタキ

 

全国的に知名度が高い、高知県の鰹のタタキ。

その旬は、3月~4月のさっぱりとした上り鰹(初鰹)と、10月頃の脂ののった下り鰹(戻り鰹)の2度あります。

鰹のタタキ以外に、お刺身、酒盗などが美味しいのは本場ならでは。

 

タタキというと、皮目を焼いた料理のことを言うと思っている方が多いかもしれませんが、その昔、塩やタレなどが高価だった頃に、漁師の家庭ではお母さんたちが、手に塩やタレをすりこんでたたいて味を浸み込ませたのが名前の由来。

 

鰹のタタキ

 

高知では豪快に藁焼きで作る鰹のタタキが有名ですが、これには諸説あり、

慶長6年に土佐藩主となった山内一豊が食中毒を恐れて生食を禁止したため、漁師達も鰹も焼いて食べるように。

たくさん焼いた中に中が生な物があり食べると美味しかったので、表面だけ焼いて殺菌効果のあるニンニクを添えて食べるようになったのだそう。

 

高知を訪れたなら、ちょっと値は張りますが、冷凍物ではなく生から焼いた鰹のタタキを食べてみてください。

高知ならではの食べ方は、ポン酢ではなくて塩とスライスしたニンニク。

一切れにつきニンニクスライス2、3枚は欲しいところです。

 

ちょっと鮮度が落ちた鰹は、塩ではとてもじゃないけど食べられない!という高知県民。

地元の人が集まるお店に行けば間違いないですね。

 

やいろ亭

 

 

旅行者にとって一度は行ってみたいのが、有名なひろめ市場。

かつおのタタキを提供するお店の中でも、地元の人にも旅行者にも人気が高いのが「やいろ亭」です。

 

人気の秘密は、その日の鰹のコンディションを正直に教えてくれること。

店頭には「今日の鰹は地物やけんどあんまり脂がないねえ」とか「今日の鰹は船の氷がよう効いちゅう、鮮度バツグン!」などの貼り紙があります。

基本的には生の鰹を焼いていますが、入荷が無い場合は冷凍ものになり100円割引になります。

 

「かつおのタタキ5切れ塩(1,300円)タレ(1,400円)6切れ塩(1,560円)タレ(1,680円)」。

1枚が分厚いので食べ応えがあります。

薬味は、わさび、シソ、すだち、ニンニクスライスがついているのでお好みでどうぞ。

 

やいろ亭の店舗情報

 

 

住所 :高知県高知市帯屋町2-3-1ひろめ市場内

マップ: Googleマップ

アクセス :土佐電鉄大橋通駅から徒歩3分ひろめ市場内

電話番号 :088-871-3434

定休日 :無休

営業時間 :

月~土祝前日11:30~22:00
日祝日10:30~21:30

予約サイト・口コミ・クーポン :  ホットペッパーグルメ

 

 

2. 皿鉢料理(土佐市&高知全域)

 

 

直径40cm~50cmほどの大皿一杯に刺身や寿司をはじめ、揚げ物、酢の物、煮物、デザートまでをどーんと盛り合わせた皿鉢料理。

有田焼や九谷焼のような鮮やかな柄がついた大皿が使われます。

 

起源には諸説ありますが、男女問わず酒豪揃いの高知では、宴席や法事の席で女性が何度も台所に立つことなく、一緒になってお酒を酌み交わすことができるために誕生したと言われています。

 

皿鉢料理

 

細かいルールはないものの、1つの皿には刺身の盛り合わせ、2つめの皿には寿司の盛り合わせ、3つめの皿には組み物と言われる揚げ物や煮物が盛られるのが一般的。

見た目にも鮮やかで、郷土料理が盛り込まれた皿鉢料理は写真映え抜群。

機会があれば食べてみたい料理ですね。

 

酔鯨亭

 

 

皿鉢料理は基本的に大人数向けの宴会料理なので、少人数では食べるチャンスはなかなかありません。

せっかく高知を訪れたなら、皿鉢料理を食べてみたいという要望に応えてくれるのが「酔鯨亭」です。

 

「ミニ皿鉢料理2人前(税込6,600円)」10品が大皿に盛り込まれています。

3~4人前のミニ皿鉢料理は税込9,900円、4~6人前は一般的なサイズとなり税込14,300円で、どちらも要予約です。

 

また、酔鯨亭はその名の通り鯨料理が専門で、刺身いあ竜田揚げなど様々な珍しい鯨料理が味わえるので合わせてどうぞ。

 

酔鯨亭の店舗情報

 

 

住所 :高知県高知市南はりまや町1-17-25

マップ: Googleマップ

アクセス :市電土佐電鉄 はりまや橋駅 徒歩1分

電話番号 :050-3462-0692

定休日 :月曜日(日・祝の昼は休み)

営業時間 :11:30~14:00 17:00~22:00

公式URL :酔鯨亭

予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ ホットペッパーグルメ

 

 

3. 屋台餃子(高知市)

 

屋台餃子

 

今でこそ数は減りましたが、屋台文化が息づいている高知県。

飲みの〆にラーメンと共に好んで食べられてきたのがちょっと小ぶりの餃子です。

 

高知は日本一のニラと生姜の産地。

餃子の具には欠かせないニラと、風味の良い生姜があれば最強の餃子が誕生するのは必然です。

 

屋台の餃子の特徴は、普通の餃子の半分ほどの薄い皮で、独特な揚げ焼きなので、ちょっと冷めてもパリパリサクサク。

ニラ、生姜、ニンニク、キャベツに豚肉と野菜多めの餃子は評判を呼び、屋台餃子と呼ばれるようになり、いつしか高知名物になりました。

 

現在は屋台だけでなく、居酒屋、ラーメン屋、専門店などで屋台餃子を味わうことができます。

 

屋台安兵衛

 

 

屋台餃子の元祖と言われる「屋台安兵衛」は、高知市の繁華街からちょっと離れた川沿いで昭和45年に創業しました。

最初は5〜6席の小さな屋台でしたが、評判が評判を呼び、今では50席ほどの大きな屋台になりました。

 

創業当時と変わらず毎日屋台を組み立てて、ブルーシートを張って提灯を灯したら準備完了。

行列ができていても、回転が早くキャパがあるので、少し待てば大丈夫です。

 

 

メニューは餃子、ラーメン、おでんのみ。

 

「屋台餃子1人前7個(500円)」。

小ぶりの餃子はサクサクしていて、いくつでも食べられそうな美味しさです。

平日なら朝3時まで、土曜日は朝4時まで営業しているので、〆ラーメンと〆餃子にいかがでしょうか。

 

屋台安兵衛の店舗情報

 

 

住所 :高知県高知市廿代4-19

マップ: Googleマップ

アクセス :土佐電鉄高知橋駅から徒歩4分 高知パレスホテルすぐそば

電話番号 :088-882-3287

定休日 :日曜日

営業時間 :

月~金、祝日、祝前日: 19:00~翌3:00
土19:00~翌4:00

公式URL :  屋台安兵衛

予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ

 

 

4. アイスクリン(高知市)

 

アイスクリン

 

卵と砂糖、脱脂粉乳で作るアイスクリン。

乳脂肪分は0.9%であっさりとしていて、食感はシャーベットのよう。

 

明治の初めに横浜で日本で最初のアイスクリームが販売された時に、アイスクリンと呼ばれていたそうで、後に物資不足の中で脱脂粉乳が使われるようになり、全国にアイスクリンが広まりました。

 

現在は、沖縄県、高知県では根強く残っているものの、他の地域では見かけることも少なくなり、倉敷の美観地区などで販売されている程度。

逆に高知県ではあちこちで販売されているので、高知県出身者が他府県で見かけないことに驚いたという話もあるあるだと言います。

 

アイスクリンには、バナナ味、イチゴ味、メロン味の他、ソーダや柚子、塩味などがありますが、一般的なのはバナナ味。

暑い高知の夏に、さっぱりとしたアイスクリンは欠かせないおやつです。

 

1x1=1アイスクリン

 

 

面白い店名は、伝統1番、味1番、信用1番という意味で、地元ではイチカケルイチの名で知られています。

高知のあちこちで見るパラソルの下のアイスクリン屋台ですが、こちらは店舗になっています。

 

はりまや橋から10分、住宅街にある昔ながらの小さな工房兼店舗は、家族連れや仕事中のビジネスマンも食べに来るという人気店。

 

コーンアイスは、2段重ねで150円、3段重ねで200円、4段重ねで250円ととってもリーズナブル。

定番は、昔ながらのバナナ風味の白ですが、他にイチゴ、抹茶、ソーダ、チョコレート、コーヒー、メロン、みかん、あずきなどがあります。

 

写真映えを狙って、色の組み合わせをあれこれ考えるのも楽しいですね。

 

1x1=1アイスクリンの店舗情報

 

 

住所 :高知県高知市南はりまや町2-3-12

マップ: Googleマップ

アクセス :はりまや橋から徒歩10分

電話番号 :088-882-4852

定休日 :水曜日

営業時間 :9:00~18:00

公式URL :  1x1=1アイスクリン

 

 

5. うつぼ料理(土佐市・南国市)

 

 

うつぼは世界に約200種類生息していますが、高知県で獲れるのは約20種類。

その鋭い歯で好物のタコやエビ、カニをバリバリと食べる獰猛さから、海のギャングと呼ばれています。

 

日本近海ではどこでも生息していますが、食べるのは高知県と長崎の五島列島や、和歌山県の一部というちょっと珍しい魚です。

 

高知県民のうつぼ好きは筋金入りで、その消費量は高知県の漁獲量の2~3倍だとか。

つまり、全国で獲れたうつぼが高知県へ運ばれてくるというわけです。

 

 

うつぼの身は柔らかく上質な鶏肉のようだと言われ、皮下のゼラチン質の部分は濃厚な旨みがあります。

 

うつぼのタタキや、刺身、ゼラチン質を利用した煮こごり、唐揚げなど料理方法はバラエティー豊か。

ただし、小骨や複雑な大小の骨があり、特別な技術がないと捌くことはできません。

 

捌くのが難しいと言えばハモを思いつきますが、うつぼの難しさはハモどころではなく、ベテラン職人でも20分ほどかかると言います。

高知県を訪れたらぜひとも味わっておきたいですね。

 

土佐料理たたき亭

 

 

高知駅から徒歩5分、賑やかな居酒屋さんやひろめ市場も楽しいけれど、ちょっと落ち着いた雰囲気の中でうつぼ料理を味わいたい方なら、土佐料理たたき亭がおすすめです。

 

「うつぼ刺身・うつぼタタキ(各1,500円)」。

コリっとした食感と、甘みがあるお刺身やタタキは、新鮮だからこそ味わえる一品。

うつぼの唐揚げ、うつぼの煮こごり、うつぼの酢の物、うつぼの卵とじなど、色々と取り揃えています。

 

たたき亭の名前の通り、「かつおのタタキ塩・タレ(各1,500円)は絶品なので、合わせて楽しんでください。

 

土佐料理たたき亭の店舗情報

 

 

住所 :高知県高知市はりまや町3-1-12 ロックビル 1F

マップ: Googleマップ

アクセス :はりまや橋を北へ徒歩5分

電話番号 :050-5868-9174

定休日 :月曜日

営業時間 :17:00 ~ 23:00 日曜は11:00~営業

公式URL :  土佐料理たたき亭

予約サイト・口コミ・クーポン :  楽天ぐるなび

 

 

6. ごめんケンカ軍鶏(高知市・南国市)

 

 

ごめんと言っても謝っているのではなく、南国市の土佐くろしお鉄道の御免駅からとった名前です。

 

南国市で飼育した軍鶏を「ごめんケンカ軍鶏」とブランド化したもので、全国的にも非常に珍しい100%純血種のシャモ。

闘鶏として飼われていた事もあるほど気性が荒く、成長が遅く飼育が難しいので、ほとんど飼育されなくなっていました。

 

他県では飼育しやすいように交配をさせた軍鶏が多い中、南国市では純血にこだわり大切に育てています。

 

ごめんケンカ軍鶏の食べ方は様々ですが、冬のおすすめは「軍鶏鍋」です。

坂本龍馬が好んでいたとして知られる軍鶏鍋は、出汁と醤油で作った割り下にニンニクを入れて煮込んだとされています。

 

コクのある濃い出汁がとれる軍鶏は鍋にすると、より一層美味しさが引き立ちます。

柔らかくて上品な旨みがある胸肉と、弾力があり濃厚な味のモモ肉に、たっぷり入ったゴボウや大根、ニンジンなどの根菜類が良く合います。

 

軍鶏伝

 

 

南国市の企業組合  ごめん軍鶏研究会   が運営する店「軍鶏伝」は、旅行者にも大人気のひろめ市場内にあります。

軍鶏鍋、軍鶏すき焼きから、軍鶏ラーメンに軍鶏ステーキ、軍鶏唐揚げ、軍鶏天ぷらなど、一品料理がずらり。

 

「シャモすき焼き(1人前1,300円~)」

「シャモ鍋(1人前1,200円~)」

 

坂本龍馬好きならば、龍馬がこよなく愛したと言われる軍鶏鍋を地元でつつくのが王道でしょう。

コラーゲンたっぷり、コクと旨みが鶏の比ではなく、交配させた軍鶏の比でもないという、純血種100%の美味しさを存分に味わってください。

 

軍鶏伝の店舗情報

 

 

住所 :高知県高知市帯屋町2-3-1 ひろめ市場 内

マップ: Googleマップ

アクセス :JR高知駅より車で5分

電話番号 :088-855-5815

定休日 :月曜日

営業時間 :

日曜日:10:00~22:00
火曜日~土曜日(祝日含):11:30~22:00

予約サイト・口コミ・クーポン :  楽天ぐるなび

 

 

7. 味噌カツラーメン(高知市&南国市他)

 

味噌カツラーメン

 

味噌ラーメンにトンカツのトッピングという見るからにボリュームがあり、カロリーも高そうな味噌カツラーメン。

 

高知県でチェーン展開をする「ラーメン豚太郎(とんたろう)」が、前身の食堂だった頃に、人気のトンカツをラーメンに入れたのが始まり。

豚太郎がチェーン展開するにつれて県内に広く知られるようになり、現在は高知県のご当地ラーメンとして、あちこちのお店で提供されるようになりました。

 

味噌カツと言えば名古屋のご当地グルメを思いつきますが、高知では味噌カツラーメンのこと。

お店によって、一口カツだったり、一枚ものだったり、トッピングなども様々です。

 

多くの店の味噌カツラーメンにはニンニクが入っているので、味もかなりがっつりしているのが特徴です。

 

ラーメン自由軒

 

 

味噌カツラーメンの人気店として名前が挙がるのは、発祥の店と言われる「ラーメン豚太郎」と、こちらの「ラーメン自由軒」。

ラーメン自由軒は、高知県内に4店舗を展開しており、本店は山あいにあり旅行者には行きにくいので、高知市内の大津店をご紹介します。

 

「味噌カツラーメン(850円)」。

見た目ほど濃厚ではない甘みがある味噌スープに、やや柔らかめの中太麺。

 

サクサクのカツがスープに浸ることで、脂がスープにまわってコクがでるので味の変化が楽しめます。

煮卵とコーンとチャーシューは、デフォルトで入っているので、具沢山でがっつり。

 

お腹に余裕があれば、高知のラーメン屋さんではよくあるセルフのおでんと一緒にどうぞ。

 

ラーメン自由軒本店の店舗情報

 

 

住所 :高知県高岡郡越知町野老山丁2882

マップ: Googleマップ

電話番号 :088-866-5798

定休日 :月曜日・第2火曜

営業時間 :11:00~21:30(L.O.21:00)

公式URL :  ラーメン自由軒

 

 

8. 須崎鍋焼きラーメン(須崎市)

 

 

戦後まもなく開業した谷口食堂が考案したと言われる鍋焼きラーメン。

ラーメンを出前する時に冷めないようにホーロー鍋に入れたのが始まりなのだそう。

 

谷口食堂は昭和55年に閉店しましたが、その味が忘れられないという人の声が多く、ならば須崎の名物としてその味を残したいと立ち上がったのが須崎商工会議所を中心にした有志たちでした。

 

2002年に  鍋焼きラーメンプロジェクトX   が発足。

谷口食堂の味を知る地元飲食店の店主たちにより、谷口食堂のレシピにオリジナリティを加えて完成させたのが「須崎鍋焼きラーメン」です。

活動に賛同した高知出身の故やなせたかしさんによる、イメージキャラクター「なべラーマン」も誕生しています。

 

須崎鍋焼きラーメンの定義は7つ。

 

  • スープは親鳥の鶏ガラで醤油ベース。
  • 麺は細麺ストレートで少し硬めに。
  • 具は親鳥の肉、ネギ、生卵、ちくわ(すまき)など。
  • 器は土鍋、ホーロー鍋、鉄鍋であること。
  • たくわんが提供されること。
  • スープが沸騰した状態で提供されること。
  • おもてなしの心をこめること。

 

現在須崎市内ではラーメン屋、居酒屋、小料理屋、喫茶店まで約30店舗で鍋焼きラーメンを味わうことができます。

共通ののぼりが目印なので、ぜひ試してみてください。

 

橋本食堂

 

 

須崎鍋焼きラーメンを代表する「橋本食堂」は行列ができる人気店です。

食堂といってもメニューは鍋焼きラーメンと白ご飯とビールのみ。

 

「なべ焼きラーメン 並(580円)大(680円)特大(800円)」。

時間がたってものびにくいコシのある細めのストレート麺は特注で、コクがある鶏ガラ醤油スープに良く合います。

 

噛めば噛むほど旨味が出てくる鶏肉にチクワ、ネギ、そして生卵のトッピング。

後半に生卵を崩してマイルドにして、白ご飯を投入しておじや風にするのがおすすめです。

 

お昼のみの営業なので、混み合うので可能ならば時間をずらして行きましょう。

 

橋本食堂の店舗情報

 

 

住所 :高知県須崎市横町4-19

マップ: Googleマップ

アクセス :JR土讃線「土佐新荘」駅から徒歩10分

電話番号 :0889-42-2201

定休日 :日曜・祝日

営業時間 :11:00~15:00

予約サイト・口コミ・クーポン :  楽天ぐるなび

 

 

9. 日高村オムライス(高岡郡日高村)

 

 

日高村特産のシュガートマトを使った町おこしで生まれたのが「日高オムライス」です。

糖度が7.0以上もあるシュガートマトは甘さと酸味のバランスが絶妙。

 

寒暖の差が激しく、甘味の強いトマトが育つ環境に恵まれている日高村で栽培されるシュガートマトは、高級トマトとして関西をはじめ、東京にも出荷されています。

日高村では、2014年からシュガートマトを使うというルールのもとにオムライスを名物として提供する取り組みをスタートさせています。

毎年、日高村オムライス街道と銘打ったイベントが開催され、洋食店やカフェの他、中華料理店なども参加し、多彩なオムライスが提供されています。

 

参加店舗やイベント情報については、  日高村オムライス街道   の公式サイトからチェックしてください。

 

レストラン高知

 

 

国道33号線沿いのドライブイン「レストラン高知」。

日高村オムライス街道の参加店の中でも抜群の知名度を誇ります。

その理由は、2015年にカゴメが開催した日本一のオムライスを決めるというイベント「オムライススタジアム」で準グランプリを受賞したため。

 

「南国土佐のオムライス(980円、サラダとスープ付きは1,380円)」。

生姜とゆずの風味が爽やかな鰹のフリットやトマト、ベビーリーフなどがトッピングされた色鮮やかなオムライスが石鍋に入って提供されます。

 

シュガートマトのピューレを使ったライスのおこげが香ばしく、最後まで飽きることなく楽しめます。

 

レストラン高知の店舗情報

 

 

住所 :高知県高岡郡日高村岩目地713

マップ: Googleマップ

アクセス :国道33号線沿い

電話番号 :0889-24-5739

定休日 :無休 元旦のみ

営業時間 :9:00~21:30(L.O.21:00)

 

 

10. 中日そば(香南市)

 

 

JR高知駅から土讃線と土佐黒潮鉄道ごめんなはり線を乗り継いでいく、香南市赤岡町。

昭和30年頃にこの地で誕生したのが「中日そば」です。

中華麺をうどんの出汁で食べることから、中華と日本で中日と名付けられたと言います。

 

誕生の経緯には諸説あり、お好み焼屋さんでうどんの注文があり、焼きそばに使う中華麺をうどん出汁に入れたのが始まりという説や、ラーメンを作るのに、当時鶏ガラなどが入手できず、うどん出汁に中華麺を入れてラーメンのような物を作ったのが始まりという説など。

 

この珍しい中日そばの保存や普及活動を行っている「香南ちゅうにち同盟」は、平成23年に結成されました。

現在加盟店は8店舗で、各店舗ごとに少しずつ具材や味の特徴がある中日そばをいただくことができます。

 

とさを食堂

 

 

香南ちゅうにち同盟の代表を務めているのが、とさを食堂の店主。

香南の特産品やお惣菜を扱うスーパーの奥に、とさを食堂があるという地元密着型のお店です。

 

「ちりめんちゅうにち(600円)」。

地元の特産品であるちりめんを釜揚げする時のゆで汁を出汁に使った優しい味です。

 

トッピングには、ネギ、とろろ昆布、すまき、地元では天ぷらと呼ばれるさつま揚げにたっぷりのちりめんじゃこと具沢山。

香南特産のニラと鶏肉で作る香南餃子も人気メニューなので、合わせてどうぞ。

 

とさを食堂の店舗情報

 

 

住所 :高知県香南市赤岡町476-4

マップ: Googleマップ

アクセス :土佐くろしお鉄道ごめんなはり線あかおか駅より徒歩5分

電話番号 :0887-54-3235

定休日 :不定休

営業時間 :8:00~20:00

公式URL :  とさを食堂

予約サイト・口コミ・クーポン :  楽天ぐるなび

 

 

11. 香南ニラ塩焼きそば(香南市)

 

 

ニラの産地として知られる香南市のご当地グルメ、香南ニラ塩焼きそば。

 

香南市のニラは葉肉が厚くて柔らかく糖度が高く甘みがあるのが特徴です。

春から初夏には露地物、それ以外の季節はハウス栽培を行い、出荷量は日本一。

 

ニラが主役の焼きそばは、ニラの甘味を最大限に引き出すためにソースではなく塩ダレを使います。

二ラのシャキッとした食感を失わないように、調理の最後にさっと加えて炒める程度に仕上げます。

香南市内の鉄板焼き屋店、焼肉店、中華料理店、カフェや寿司店など12店舗で提供しています。

 

廣末屋

 

 

「廣末屋」は、地元密着型のお好み焼き屋さん。

香南名物のニラ塩焼きそばの美味しい店として知られ、県外からもファンが訪れる人気店です。

 

「ニラ塩焼きそば(700円)」。

豚バラ肉を炒め、そこにイカゲソ、人参、玉ねぎ、ニラの茎を入れて炒めて麺を投入。

専用の塩だれをかけて味付けをします。

 

そこへ、麺の3倍はある大量のニラを入れて炒めます。

海苔、揚げ玉、糸唐辛子をトッピングして完成です。

 

甘みがあってジューシーなニラは、新鮮な朝獲れならでは。

途中でレモンを絞ると、酸味がより一層ニラの甘味を引き立ててくれます。

 

廣末屋では、先ほどご紹介した中日そばも味わうことができます。

 

廣末屋の店舗情報

 

 

住所 :高知県香南市夜須町上夜須182-1

マップ: Googleマップ

アクセス :香南市バス 夜須線 備後 徒歩1分

電話番号 :0887-54-3226

定休日 :無休

営業時間 :8:00~22:00(L.O.21:30)

 

 

12. 室戸キンメ丼

 

 

金目鯛の水揚げ量西日本1を誇る室戸市。

室戸は水深が深い漁場が近くにあるので、深夜に出航して朝に港に戻った新鮮な金目鯛が出回ります。

 

そんな金目鯛をもっと知ってもらおうと、2012年に10店舗が参加して開発したのが「室戸キンメ丼」です。

 

  • 室戸沖で獲れた金目鯛を使う事。
  • ご飯に室戸産の金目鯛の照り焼きと、地魚の刺身をのせる事。
  • 各店独自の金目鯛の出汁をつける事。
  • 金目鯛のアラでとった汁物をつける事。

 

そして、他の具材も高知県産にこだわることが推奨されています。

 

室戸キンメ丼はどのお店で食べても一律の1,700円。

提供店は室戸市観光協会のサイトからチェックしてください。

 

ちなみに、金目鯛は梅雨から初夏の産卵前の時期が身が肥えていて美味しいと言われています。

 

料亭花月

 

室戸キンメ丼の提供店の中で一番人気は「料亭花月」です。

大正14年創業の雰囲気のある料亭でいただく室戸キンメ丼の味は本格的。

 

ご紹介した定義の中に、金目鯛の照り焼きと地魚の刺身をのせることがありますが、この地魚の刺身はコストの面もあって、金目鯛ではなくてもOKとされています。

料亭花月では金目鯛のお刺身と決まっているので、金目鯛好きなら行くしかありません。

 

「室戸キンメ丼(1,700円)」。

おすすめの食べ方は、まずお刺身を醤油につけていただいて、最後に金目鯛の出汁をかけて出汁茶漬けとして〆にするという食べ方。

 

どんぶりに醤油をかけるのではなく、お刺身を醤油につけるのは、最後の出汁茶漬けが醤油味にならないためだそう。

出汁汁はおかわりできるので、〆の〆にスープだけいただくのも良いですね。

 

金目鯛料理だけではなく、各種鯨料理のメニューも豊富なので、室戸の味を楽しみたい方におすすめ。

ランチは前日までの予約必須です。

 

料亭花月の店舗情報

 

 

住所 :高知県室戸市室津2586

マップ: Googleマップ

アクセス :ごめんなはり線 奈半利駅 よりバスで35分

電話番号 :0887-22-0115

定休日 :不定休(日曜の夜・祝日の夜は休み)

営業時間 :11:00〜14:00(LO13:30)、17:00〜22:00(LO21:30)

公式URL :  料亭花月

予約サイト・口コミ・クーポン :  楽天ぐるなび

 

 

13. 四万十うなぎ

 

四万十うなぎ

 

日本最後の清流と言われる四万十川。

筒状の仕掛けの中に餌を入れて浅瀬に置くというコロバシ漁で獲る天然うなぎは、国内うなぎの最高級に位置付けられています。

 

年々漁獲量が減っているので、いつまで四万十川の天然うなぎを食べられるのかちょっと心配になるところ。

天然うなぎは養殖物に比べると、身も皮も分厚いのが特徴です。

 

四万十川のうなぎは、関西風に腹開きで蒸さずに焼くスタイル。

元々歯ごたえがあり味がしっかりしている四万十川の天然物を、より一層美味しく食べる事ができるのが関西風の焼き方だと言われています。

 

四万十屋

 

 

四万十川の下流に位置する「四万十屋」は、1階は四万十の土産物を販売、2階のお座敷で四万十の幸を味わえるお店です。

 

昭和42年創業、漫画「美味しんぼ」にも登場した老舗店。

広いお座敷なので、お子様連れにピッタリ、縁側のテラス席からは四万十川の景色が楽しめます。

 

「天然うなぎ重(4,470円)」。

数量限定なので、あればラッキーという逸品です。

 

「うなぎの蒲焼定食 天然(4,690円 養殖3,570円)」。

身が薄く引き締まっていて歯ごたえがある天然ものと、肉厚で柔らかい養殖を食べ比べてみるのも良いでしょう。

 

他にも、川エビの唐揚げや、天然あゆの塩焼き、あおさ海苔の天ぷらなど、四万十川の川の幸もあるのでぜひどうぞ。

 

四万十屋の店舗情報

 

 

住所 :高知県四万十市山路2494-1

マップ: Googleマップ

アクセス :土佐くろしお鉄道中村駅から西南交通バス足摺岬行きで10分
甲ケ峰下車徒歩すぐ

電話番号 :0880-36-2828

定休日 :無休(12/31~1/2を除く)

営業時間 :10:00~16:00

公式URL :  四万十屋

予約サイト・口コミ・クーポン :  楽天ぐるなび

 

 

高知の美味しい物、いくつご存知でしたでしょうか。

 

奇をてらったようなご当地グルメではなく、美味しい海産物や地元の野菜をふんだんに使った料理などが多く、どれも美味しそうですよね。

高地旅行の際にはぜひ色々と味わってみてください。

 

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