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浅草/蔵前/浅草橋/押上
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「舟和」は、浅草に本店を構える和菓子屋です。
明治35年(1902年)から120年以上続く老舗で、創業者の小林和助氏の思いと歴史が詰まっています。
今では多くの和菓子店で販売されている「芋ようかん」は、舟和で考案されたもの。
舟和の創業者小林和助氏が、当時高価だった「煉ようかん」の代わりに庶民でも食べられるようにさつまいも使ったのが始まりだそうです。
甘すぎず、さつまいも本来の味を楽しめる「芋ようかん」は、お土産としても喜ばれることでしょう。
また、当時子供のおやつとして親しまれていた「みつ豆」を喫茶店で提供し始めたのも舟和が先駆け。
フルーツを盛り付けたみつ豆を提供した「みつ豆ホール」は、流行に敏感な浅草の人々の間で話題となりました。
平成に入ると、雷門と中店通りにも店舗を出店。
浅草の観光名所として欠かせない場所となりました。
また、2010年代には自由が丘、高田馬場、雷門に「ふなわかふぇ」もオープン。
舟和が発祥の「みつ豆」や「芋ようかん」をはじめとしたメニューから、ケーキやアイスクリームなどの洋菓子も取り揃え、気軽に老舗の味を楽しめます。
喫茶店としても大人気の舟和ですが、お土産としても大人気。
大切な人にプレゼントしたら喜ばれること間違いなしです!
舟和といえば定番の「芋ようかん」や「あんこ玉」ですが、実はその他にも隠れた名品がたくさんあるんです。
今回は舟和 浅草本店に伺い、定番から隠れた人気和菓子まで実際に食べてみた感想をご紹介します。
遠方でなかなか浅草まで行けないという方は、 公式オンラインショップ でも購入が可能です。
定番の「芋ようかん」や「あんこ玉」をはじめとした商品を購入できます。
お友達へのプレゼントや、ご自宅で楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
浅草には、舟和の直営店が複数ありますが、今回は「舟和 浅草本店」へのアクセスをご紹介します。
東京メトロ銀座線「浅草駅」一番出口を降りて、観音通り沿いを直進します。
20mほど歩くと仲見世通りが見えてくるので、蕎麦屋の角を右折します。
さらに30mほど歩くと、横断歩道を渡った左側に「舟和 浅草本店」が見えてきます。
格子柄の外観が目印です。
「舟和 浅草本店」は1階には販売店、2,3階は喫茶店があります。
1階の販売店では舟和の和菓子をお土産として販売しており、豊富なラインナップから購入可能です。
「あんこ玉」をはじめとした生菓子は、ショーケースに並んでいます。
その他にもカントリーマアムとコラボレーションした商品や、さつまいもを使用した焼き菓子「黄金色の芋金貨」などの焼き菓子も。
日持ちする商品も豊富なので、旅行のお土産としても最適です。
今回は土曜日に伺ったこともあり、店内にはお土産を購入する観光客の方が何人かいらっしゃいました。
中には、遠方の知り合いから「舟和で和菓子を買ってきて」と頼まれたというお客様もいて、老若男女問わず多くの方から愛されているということがうかがえました。
店員さんも気さくで親切なので、お土産選びに迷った際には相談に乗ってもらえます。
浅草土産を購入する際は、ぜひご利用ください!
2,3階の喫茶店は、初めてみつ豆を提供した「みつ豆ホール」発祥の地としても有名です。
清潔感がありながら、レトロな雰囲気は老舗ならではの魅力があります。
店内には、観光に来ているカップルや一人客の方が何名かいらっしゃいました。
喫茶店メニューは、抹茶と和菓子の組み合わせを楽しめる「甘味セット」が人気。
人気の「芋ようかん」や「あんこ玉」を抹茶と一緒に楽しめます。
「選べる甘味セット」830円(税込)では、人気の「あんみつ」や「クリームあんみつ」から好きな甘味を選べます。
今回、筆者は「芋ようかん」を焼いてバターを合わせた「焼芋ようかんセット」900円(税込)を頂きました。
上品な甘さの芋ようかんは、焼き目をつけることで香ばしく香ります。
バターの芳醇なコクとも相性抜群です。
本格的な抹茶もいただけるなんて贅沢ですね。
歴史と伝統を感じられる「舟和 浅草本店」。
老舗の空気感を感じながら絶品の和菓子を楽しんでください。
店舗では、VISA・Masterのクレジットカード、Suicaなどの電子マネー、PayPay・LINE PayなどのQRコード決済が利用できます。
「舟和」の定番から隠れた名品まで、喜ばれること間違いなしのおすすめメニューをご紹介します。
舟和の創業者が考案した「芋ようかん」は、100年以上に渡って愛される定番の味です。
舟和の芋ようかんは着色料・保存料・香料を一切使っていないため賞味期限が短い一方、素材本来の味を楽しめます。
さつまいもと砂糖と食塩のみを使ったシンプルな製法により、さつまいもをそのまま食べているかのような素朴な味わいになっています。
そのまま食べでも美味しい芋ようかんですが、「焼いもようかん」もおすすめ。
オーブントースターでようかんを焼いた後、フライパンにバターを引き焼目をつけます。
バターの芳醇な香りと香ばしい香りが加わり絶品です。
緑茶だけでなく、紅茶に合わせても美味しくいただけます。
お芋好きな方や定番の味を楽しみたい方には、一度は食べていただきたい名品です。
価格:864円(税込)
内容量:5個
一粒丸ごとあんこでできた「あんこ玉」も大人気。
あんこをひとつひとつ寒天で包んだ、見た目も華やかな和菓子です。
甘さ控えめのあんこを寒天で包んでおり、一口噛むとプチっと弾けます。
小豆、白いんげん、抹茶、苺、みかん、珈琲の6種があるので、食べ比べも楽しめますよ。
「あんこ玉」の中からいくつかご紹介します。
舟和の定番の味を最大限楽しめるシンプルな小豆味。
甘すぎない上品な小豆本来の味わいが引き立っています。
甘酸っぱい華やかな香りが広がる苺味。
苺ジャムのような甘くて果実味のある味わいです。
和菓子としては珍しい珈琲味もぜひ試して頂きたい逸品です。
一口頂くとコーヒーの香りが口いっぱいに広がり、あんこの甘さと溶け合います。
様々な味が楽しめる「あんこ玉」と、小豆味だけが入った「あんこ玉(黒のみ)」の2種類があるので、好みに合わせて選べます。
舟和定番のお土産を購入したい方は、芋ようかんとあんこ玉6個)がセットになった「詰合せ〈芋ようかん3本・あんこ玉(6色)6個〉」1,036円(税込)がおすすめです。
価格:777円(税込)
内容量:9個
寒天や甘煮杏を加えた現在の「みつ豆」を初めて作ったのが舟和です。
和菓子好きの人なら一度は食べてみたいですよね。
店舗では、「小倉あんみつ」486円(税込)として販売されています。
オンラインショップでは「ギフト小倉あんみつ 6個入」2,462円(税込)が販売されています。
ギフト用のあんみつは、あんこや甘煮杏は別添えになっています。
自分でトッピングを乗せて、黒みつをかけましょう。
甘煮杏は酸味が強く、あんこの甘さを際立てます。
寒天は小さめで、そのほかの具材や黒みつと相性抜群です。
さっぱりしたお菓子が好きな方や、果物のジューシー感を楽しみたい方にはおすすめ。
みつ豆発祥の「舟和」伝統の味をぜひ味わってください。
価格:2,462円(税込)
内容量:6個
小麦でん粉を発酵して作る「久寿もち」は、縁起物としても有名です。
「久寿もち 2枚入り」は真空パックで販売されており、自分で好きな大きさにカットして頂きます。
プルプルとした食感が楽しく、黒みつときな粉との相性は最高。
ほんのり塩味のあるきな粉は、コクのある黒みつの甘さを引き立てます。
袋には「発酵食品特有の香りと酸味があります」と記載がありますが、筆者は酸味はそこまで気になりませんでした。
もちもちとした食感と、あっさりとした風味はいくらでも食べれそうな美味しさ。
食べる分だけ切る必要があるので、家族とご自宅で食べる予定の方には特におすすめです。
価格:540円(税込)
内容量:2枚
レモンの形がかわいい「すぐれもん」。
レモンの果汁と果肉を贅沢に使用した舟和オリジナル商品です。
店舗ではバラで販売もしており、1個 194円(税込)で購入できます。
レモンそっくりな黄色の生地の中には、レモン果汁と果肉がたっぷり練り込まれてた白餡が入っています。
一口いただくと、なめらかな白餡の上品な甘味と、爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
レモンの果汁と果肉がたっぷり入っているため、レモンの香りがしっかり感じられる逸品です。
フルーティーで爽やかな和菓子が食べたい方には特におすすめ。
日持ちも16~19日と長く、一つ一つ個包装されているので職場や学校で配るのにもぴったりです。
見た目も味も一級の「すぐれもん」。
お土産としてプレゼントしたら喜ばれること間違いなしです。
価格:1,555円(税込)
内容量:8個
舟和の和菓子は、創業者の小林和助氏が芋問屋だったことからさつまいもを使った和菓子が多いです。
「おいもパイ」もその一つ。
こちらは、パイ生地の中にさつまいもを使った餡が詰められています。
一口いただくと、白餡ベースの餡にたっぷり練り込まれたさつまいもの香りが漂います。
パイ生地にはバターがたっぷり使われているので、芳醇なコクが感じられますよ。
和菓子といえば緑茶と合わせるのが一般的ですが、こちらは紅茶やコーヒーと合わせても美味しそうです。
さつまいもを使ったお菓子にこだわりがある舟和ならではの「おいもパイ」。
お芋好きな方には喜ばれることでしょう。
実店舗ではバラでの購入も可能なので、おやつにもおすすめ。
日持ちも17~20日と長く一つ一つ個包装されているので、職場や学校へのお土産としてぜひチェックしてみてください。
価格:1,209円(税込)
内容量:8個
住所 : 東京都台東区浅草1-22-10
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3272-7160
定休日 : 無休
営業時間 : 10:30~19:00 ※土日祝は19:30まで
予算 : 1,000~2,000円
禁煙・喫煙 : 禁煙
キャッシュレス決済 :
公式サイト : 舟和
名物「芋ようかん」や「あんこ玉」など創業時から変わらない味を販売し、今でも多くの人々に愛されている「舟和」。
浅草に行かれる際は、ぜひ老舗の味を堪能してみてくださいね。
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最終更新日 : 2022/09/15
公開日 : 2022/03/16